JP3341526B2 - 自動車用シートスライド装置 - Google Patents
自動車用シートスライド装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用シートスライ
ド装置、特にその後部構造に関する。
ド装置、特にその後部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用シートスライド装置とし
ては、例えば図5及び図6(実開平05−62323号
公報参照)に示すような例がある。即ち、自動車用シー
トスライド装置1は、「車体」としてのフロアパネル3
のトンネル部4に配設されたナット(図示省略)に螺合
されるボルト5により貫通穴6を介して固設されたベー
スブラケット7と、後端部9が該ベースブラケット7の
上面部11に配設された貫通穴(図示省略)に係合され
るリベット12により固設され且つ前端部が「車体」と
してのセカンドクロスメンバにボルト(何れも図示省
略)により固設されて前後に長尺状をなす略U字状の固
定側レール13と、該固定側レール13に前後摺動自在
に装着され且つ逆略T字状の可動側レール(図示省略)
と、前記ベースブラケット7を後部より覆うようにして
前記ベースブラケット7の縦壁部17及び開口部19に
夫々係合される第1爪21及び第2爪23により支持さ
れてなる合成樹脂材のレッグカバー25とよりなる。該
レッグカバー25の段部27は、前記固定側レール13
の下面部29より若干下側の位置になって、可動側レー
ルの摺動を可能にするよう形成されてなる。
ては、例えば図5及び図6(実開平05−62323号
公報参照)に示すような例がある。即ち、自動車用シー
トスライド装置1は、「車体」としてのフロアパネル3
のトンネル部4に配設されたナット(図示省略)に螺合
されるボルト5により貫通穴6を介して固設されたベー
スブラケット7と、後端部9が該ベースブラケット7の
上面部11に配設された貫通穴(図示省略)に係合され
るリベット12により固設され且つ前端部が「車体」と
してのセカンドクロスメンバにボルト(何れも図示省
略)により固設されて前後に長尺状をなす略U字状の固
定側レール13と、該固定側レール13に前後摺動自在
に装着され且つ逆略T字状の可動側レール(図示省略)
と、前記ベースブラケット7を後部より覆うようにして
前記ベースブラケット7の縦壁部17及び開口部19に
夫々係合される第1爪21及び第2爪23により支持さ
れてなる合成樹脂材のレッグカバー25とよりなる。該
レッグカバー25の段部27は、前記固定側レール13
の下面部29より若干下側の位置になって、可動側レー
ルの摺動を可能にするよう形成されてなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、前記従来
の自動車用シートスライド装置1では、前記固定側レー
ル13が下面部29,側面部31,頂部33そして係合
部35より折曲げられて形成されて、その後端部9が前
記固定側レール13の切断面であるので、該後端部9が
レッグカバー25より露出されていることにより、前記
固定側レール13の後端部9に後席(図示省略)に着座
した乗員の皮靴などが触れると、この皮靴が前記固定側
レール13の切断面によって傷が付くおそれがある。
の自動車用シートスライド装置1では、前記固定側レー
ル13が下面部29,側面部31,頂部33そして係合
部35より折曲げられて形成されて、その後端部9が前
記固定側レール13の切断面であるので、該後端部9が
レッグカバー25より露出されていることにより、前記
固定側レール13の後端部9に後席(図示省略)に着座
した乗員の皮靴などが触れると、この皮靴が前記固定側
レール13の切断面によって傷が付くおそれがある。
【0004】また、前記レッグカバー25で前記固定側
レール13の後端部9を覆うように延長部を形成する
と、該レッグカバー25が前記ベースブラケット7のみ
への係合では、延長部が自由端となって、所謂片持ち梁
となり、支持が不確かになるおそれがある。前記レッグ
カバー25の支持が不確かになると、前記可動側レール
が移動する時に前記レッグカバー25に干渉する恐れが
あるので、かかる不具合を生じさせないために、作業工
程が増え、原価高騰の一原因になるおそれがある。
レール13の後端部9を覆うように延長部を形成する
と、該レッグカバー25が前記ベースブラケット7のみ
への係合では、延長部が自由端となって、所謂片持ち梁
となり、支持が不確かになるおそれがある。前記レッグ
カバー25の支持が不確かになると、前記可動側レール
が移動する時に前記レッグカバー25に干渉する恐れが
あるので、かかる不具合を生じさせないために、作業工
程が増え、原価高騰の一原因になるおそれがある。
【0005】そこで、本発明は、以上のような点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、前記固定
側レールの後端部を覆う手段を、レッグカバーの取付精
度を維持しつつ簡易な取付けを可能にした自動車用シー
トスライド装置を提供するものである。
てなされたもので、その目的とするところは、前記固定
側レールの後端部を覆う手段を、レッグカバーの取付精
度を維持しつつ簡易な取付けを可能にした自動車用シー
トスライド装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の自動
車用シートスライド装置としては、車体に固設されたベ
ースブラケットと、該ベースブラケットに固設されて前
後に長尺状をなす略U字状の固定側レールと、該固定側
レールに前後摺動自在に装着され且つ逆略T字状の可動
側レールと、前記ベースブラケット及び固定側レールを
後部より覆うようにして夫々に支持されてなる合成樹脂
材のレッグカバーとを有し、前記レッグカバーは、前記
固定側レールの後端部及び前記ベースブラケットを覆う
と共に前記可動側レールの立設部の通過可能な切欠き部
を有するよう形成されてなるカバー本体と、前記固定側
レールに固設されたブラケット片及び前記固定側レール
間の第1隙間に挿入されて該ブラケット片に係止される
よう前記カバー本体より突設された第1爪と、前記ベー
スブラケットに支持されるよう前記カバー本体より突設
された第2爪とよりなることを特徴とする。
車用シートスライド装置としては、車体に固設されたベ
ースブラケットと、該ベースブラケットに固設されて前
後に長尺状をなす略U字状の固定側レールと、該固定側
レールに前後摺動自在に装着され且つ逆略T字状の可動
側レールと、前記ベースブラケット及び固定側レールを
後部より覆うようにして夫々に支持されてなる合成樹脂
材のレッグカバーとを有し、前記レッグカバーは、前記
固定側レールの後端部及び前記ベースブラケットを覆う
と共に前記可動側レールの立設部の通過可能な切欠き部
を有するよう形成されてなるカバー本体と、前記固定側
レールに固設されたブラケット片及び前記固定側レール
間の第1隙間に挿入されて該ブラケット片に係止される
よう前記カバー本体より突設された第1爪と、前記ベー
スブラケットに支持されるよう前記カバー本体より突設
された第2爪とよりなることを特徴とする。
【0007】請求項2の自動車用シートスライド装置と
しては、請求項1記載の前記ブラケット片を、前記固定
側レールの下面に中央部が固設され、自由端部が前記第
1爪の上下移動を阻止し得るよう前記固定側レールの側
面の頂部に向けて曲折されてなることを特徴としてい
る。請求項3の自動車用シートスライド装置としては、
請求項1記載の前記ブラケット片を、前記固定側レール
の下面に中央部が固設され、自由端部が前記第1爪の上
下移動を阻止し得るよう前記固定側レールの頂部を越え
て前記固定側レールの内側まで延在されてなることを特
徴としている。
しては、請求項1記載の前記ブラケット片を、前記固定
側レールの下面に中央部が固設され、自由端部が前記第
1爪の上下移動を阻止し得るよう前記固定側レールの側
面の頂部に向けて曲折されてなることを特徴としてい
る。請求項3の自動車用シートスライド装置としては、
請求項1記載の前記ブラケット片を、前記固定側レール
の下面に中央部が固設され、自由端部が前記第1爪の上
下移動を阻止し得るよう前記固定側レールの頂部を越え
て前記固定側レールの内側まで延在されてなることを特
徴としている。
【0008】請求項4の自動車用シートスライド装置と
しては、請求項1,請求項2何れか記載の前記第1爪
を、前記ブラケット片の内面及び前記固定側レールの側
面間の第1隙間に挿入されて係止されてなることを特徴
としている。請求項5の自動車用シートスライド装置と
しては、請求項1,請求項3何れか記載の前記第1爪
を、前記ブラケット片の自由端部の下面及び前記固定側
レールの頂部間の第1隙間に挿入されて係止されてなる
ことを特徴としている。
しては、請求項1,請求項2何れか記載の前記第1爪
を、前記ブラケット片の内面及び前記固定側レールの側
面間の第1隙間に挿入されて係止されてなることを特徴
としている。請求項5の自動車用シートスライド装置と
しては、請求項1,請求項3何れか記載の前記第1爪
を、前記ブラケット片の自由端部の下面及び前記固定側
レールの頂部間の第1隙間に挿入されて係止されてなる
ことを特徴としている。
【0009】請求項6の自動車用シートスライド装置と
しては、請求項1乃至請求項5何れか記載の前記第2爪
を、前記固定側レールの下面及び前記ベースブラケット
の上面部の間の第2隙間に挿入されるよう前記カバー本
体より突設されてなることを特徴としている。請求項7
の自動車用シートスライド装置としては、請求項1乃至
請求項5何れか記載の前記第2爪を、前記ベースブラケ
ットの後端面に形成された開口部に挿入されるよう前記
カバー本体より突設されてなることを特徴としている。
しては、請求項1乃至請求項5何れか記載の前記第2爪
を、前記固定側レールの下面及び前記ベースブラケット
の上面部の間の第2隙間に挿入されるよう前記カバー本
体より突設されてなることを特徴としている。請求項7
の自動車用シートスライド装置としては、請求項1乃至
請求項5何れか記載の前記第2爪を、前記ベースブラケ
ットの後端面に形成された開口部に挿入されるよう前記
カバー本体より突設されてなることを特徴としている。
【0010】
【作 用】請求項1によれば、前記固定側レールの後端
部及び前記ベースブラケットを覆うと共に前記可動側レ
ールの立設部の通過可能な切欠き部を有する前記レッグ
カバーのカバー本体が、前記固定側レールに固設された
ブラケット片及び前記固定側レール間の第1隙間に挿入
されて該ブラケット片に係止されるよう前記カバー本体
より突設された第1爪と、前記ベースブラケットに支持
されるよう前記カバー本体より突設された第2爪とで、
確実に支持されるので、前記レッグカバーの取付精度を
維持しつつ簡易な取付を可能にできる。
部及び前記ベースブラケットを覆うと共に前記可動側レ
ールの立設部の通過可能な切欠き部を有する前記レッグ
カバーのカバー本体が、前記固定側レールに固設された
ブラケット片及び前記固定側レール間の第1隙間に挿入
されて該ブラケット片に係止されるよう前記カバー本体
より突設された第1爪と、前記ベースブラケットに支持
されるよう前記カバー本体より突設された第2爪とで、
確実に支持されるので、前記レッグカバーの取付精度を
維持しつつ簡易な取付を可能にできる。
【0011】請求項2によれば、前記ブラケット片が、
その中央部が前記固定側レールの下面に確実に固設さ
れ、その自由端部が前記固定側レールの側面の頂部に向
けて曲折されてなることで、前記レッグカバーの第1爪
の上下移動を阻止し得、該レッグカバーの取付精度が保
たれることになる。請求項3によれば、前記ブラケット
片が、その中央部が前記固定側レールの下面に確実に固
設され、その自由端部が前記固定側レールの頂部を越え
て前記固定側レールの内側まで延在されてなることで、
前記レッグカバーの第1爪の上下移動を阻止し得、該レ
ッグカバーの取付精度が保たれることになる。
その中央部が前記固定側レールの下面に確実に固設さ
れ、その自由端部が前記固定側レールの側面の頂部に向
けて曲折されてなることで、前記レッグカバーの第1爪
の上下移動を阻止し得、該レッグカバーの取付精度が保
たれることになる。請求項3によれば、前記ブラケット
片が、その中央部が前記固定側レールの下面に確実に固
設され、その自由端部が前記固定側レールの頂部を越え
て前記固定側レールの内側まで延在されてなることで、
前記レッグカバーの第1爪の上下移動を阻止し得、該レ
ッグカバーの取付精度が保たれることになる。
【0012】請求項4によれば、前記レッグカバーの第
1爪が、前記ブラケット片の内面及び前記固定側レール
の側面間の第1隙間に挿入することで係止されるので、
前記カバー本体の組付け後の剛性が向上し、ワンタッチ
取付が可能であるから、組付け作業が簡易に行われる。
請求項5によれば、前記レッグカバーの第1爪が、前記
ブラケット片の自由端部の下面及び前記固定側レールの
頂部間の第1隙間に挿入することで係止されるので、前
記カバー本体の組付け後の剛性が向上し、ワンタッチ取
付が可能であるから、組付け作業が簡易に行われる。
1爪が、前記ブラケット片の内面及び前記固定側レール
の側面間の第1隙間に挿入することで係止されるので、
前記カバー本体の組付け後の剛性が向上し、ワンタッチ
取付が可能であるから、組付け作業が簡易に行われる。
請求項5によれば、前記レッグカバーの第1爪が、前記
ブラケット片の自由端部の下面及び前記固定側レールの
頂部間の第1隙間に挿入することで係止されるので、前
記カバー本体の組付け後の剛性が向上し、ワンタッチ取
付が可能であるから、組付け作業が簡易に行われる。
【0013】請求項6によれば、前記レッグカバーの第
2爪を、前記固定側レールの下面及び前記ベースブラケ
ットの上面部の間の第2隙間に挿入することで係止され
るので、前記カバー本体の組付け後の剛性が向上し、ワ
ンタッチ取付が可能であるから、組付け作業が簡易に行
われる。請求項7によれば、前記レッグカバーの第2爪
を、前記ベースブラケットの後端面に形成された開口部
に挿入することで係止されるので、前記カバー本体の組
付け後の剛性が向上し、ワンタッチ取付が可能であるか
ら、組付け作業が簡易に行われる。
2爪を、前記固定側レールの下面及び前記ベースブラケ
ットの上面部の間の第2隙間に挿入することで係止され
るので、前記カバー本体の組付け後の剛性が向上し、ワ
ンタッチ取付が可能であるから、組付け作業が簡易に行
われる。請求項7によれば、前記レッグカバーの第2爪
を、前記ベースブラケットの後端面に形成された開口部
に挿入することで係止されるので、前記カバー本体の組
付け後の剛性が向上し、ワンタッチ取付が可能であるか
ら、組付け作業が簡易に行われる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面と共に説明す
る。図1乃至図3を用いて、本発明の一実施例に係る自
動車用シートスライド装置を説明する。図5及び図6に
示す従来例の自動車用シートスライド装置と同一構造
は、同一符号を付して説明する。
る。図1乃至図3を用いて、本発明の一実施例に係る自
動車用シートスライド装置を説明する。図5及び図6に
示す従来例の自動車用シートスライド装置と同一構造
は、同一符号を付して説明する。
【0015】図中、自動車用シートスライド装置51
は、「車体」としてのフロアパネル3のトンネル部4に
配設されたナット8に螺合されるボルト5により貫通穴
6を介して固設されたベースブラケット53と、後端部
9が該ベースブラケット53の上面部11に配設された
貫通穴(図示省略)に螺合されるリベット12により固
設され且つ前端部が「車体」としてのセカンドクロスメ
ンバにボルト(何れも図示省略)により固設されて前後
に長尺状をなす略U字状の固定側レール55と、該固定
側レール55に前後摺動自在に装着され且つ逆略T字状
の可動側レール57と、前記ベースブラケット53及び
前記固定側レール55の後端部9を後部より覆うように
して夫々に支持されてなる合成樹脂材のレッグカバー5
9とよりなる。
は、「車体」としてのフロアパネル3のトンネル部4に
配設されたナット8に螺合されるボルト5により貫通穴
6を介して固設されたベースブラケット53と、後端部
9が該ベースブラケット53の上面部11に配設された
貫通穴(図示省略)に螺合されるリベット12により固
設され且つ前端部が「車体」としてのセカンドクロスメ
ンバにボルト(何れも図示省略)により固設されて前後
に長尺状をなす略U字状の固定側レール55と、該固定
側レール55に前後摺動自在に装着され且つ逆略T字状
の可動側レール57と、前記ベースブラケット53及び
前記固定側レール55の後端部9を後部より覆うように
して夫々に支持されてなる合成樹脂材のレッグカバー5
9とよりなる。
【0016】前記固定側レール55は、下面61及び側
面63より断面略U字状をなすと共に該側面63の頂部
65より内側に形成された係合部67とよりなる。前記
可動側レール57は、座席(図示省略)に固設され且つ
シートベルトアンカブラケット69をリベット70によ
り支持してなる立設部71と、該立設部71の下側中途
から二股状に形成され且つ前記固定側レール55の下面
61及び側面63に摺動自在に係合されてなる摺動部7
3とよりなる。
面63より断面略U字状をなすと共に該側面63の頂部
65より内側に形成された係合部67とよりなる。前記
可動側レール57は、座席(図示省略)に固設され且つ
シートベルトアンカブラケット69をリベット70によ
り支持してなる立設部71と、該立設部71の下側中途
から二股状に形成され且つ前記固定側レール55の下面
61及び側面63に摺動自在に係合されてなる摺動部7
3とよりなる。
【0017】前記固定側レール55及び前記可動側レー
ル57の間には、ボールベアリング75と、ころ77と
が介在され、駆動装置79による前記可動側レール57
の摺動をスムースにする。前記レッグカバー59は、カ
バー本体81と、第1爪83と、第2爪85とより一体
に成形されてなる。
ル57の間には、ボールベアリング75と、ころ77と
が介在され、駆動装置79による前記可動側レール57
の摺動をスムースにする。前記レッグカバー59は、カ
バー本体81と、第1爪83と、第2爪85とより一体
に成形されてなる。
【0018】前記カバー本体81は、前記固定側レール
55の後端部9を覆う後端面87と、前記固定側レール
55の後部を覆うレール覆い部89と、前記ベースブラ
ケット53及びボルト5を覆う覆い部91とよりなる。
前記後端面87には、図2に示すように前記可動側レー
ル57の摺動部73が後退可能で、前記固定側レール5
5の後端部9の側面63を覆うような切欠き93が形成
されている。
55の後端部9を覆う後端面87と、前記固定側レール
55の後部を覆うレール覆い部89と、前記ベースブラ
ケット53及びボルト5を覆う覆い部91とよりなる。
前記後端面87には、図2に示すように前記可動側レー
ル57の摺動部73が後退可能で、前記固定側レール5
5の後端部9の側面63を覆うような切欠き93が形成
されている。
【0019】前記レール覆い部89の上端部には、前記
可動側レール57の立設部71の通過可能な切欠き部9
5が形成されてなる。前記第1爪83は、固定側レール
55に固設されたブラケット片97の内面98及び前記
固定側レール55の側面63間の第1隙間99に挿入さ
れて該ブラケット片97に係止されるよう前記カバー本
体81より突設されてなる。
可動側レール57の立設部71の通過可能な切欠き部9
5が形成されてなる。前記第1爪83は、固定側レール
55に固設されたブラケット片97の内面98及び前記
固定側レール55の側面63間の第1隙間99に挿入さ
れて該ブラケット片97に係止されるよう前記カバー本
体81より突設されてなる。
【0020】前記第2爪85は、前記固定側レール55
の下面61及び前記ベースブラケット53の上面部11
の間の第2隙間101に挿入されるよう前記カバー本体
81より突設されてなる。前記ブラケット片97は、前
記固定側レール55の下面61に中央部103が固設さ
れ、自由端部105が前記第1爪83の上下移動を阻止
し得るよう前記固定側レール55の側面63の頂部65
に向けて曲折されてなる。
の下面61及び前記ベースブラケット53の上面部11
の間の第2隙間101に挿入されるよう前記カバー本体
81より突設されてなる。前記ブラケット片97は、前
記固定側レール55の下面61に中央部103が固設さ
れ、自由端部105が前記第1爪83の上下移動を阻止
し得るよう前記固定側レール55の側面63の頂部65
に向けて曲折されてなる。
【0021】本実施例の自動車用シートスライド装置5
1によれば、前記固定側レール55の後端部9及び前記
ベースブラケット53を覆うと共に前記可動側レール5
7の立設部71の通過可能な切欠き部95を有する前記
レッグカバー59のカバー本体81が、前記固定側レー
ル55に固設されたブラケット片97及び前記固定側レ
ール55間の第1隙間99に挿入されて該ブラケット片
97に係止されるよう前記カバー本体81より突設され
た第1爪83と、前記ベースブラケット53に支持され
るよう前記カバー本体81より突設された第2爪85と
で、確実に支持されるので、前記レッグカバー59の取
付精度を維持しつつ簡易な取付を可能にできる。
1によれば、前記固定側レール55の後端部9及び前記
ベースブラケット53を覆うと共に前記可動側レール5
7の立設部71の通過可能な切欠き部95を有する前記
レッグカバー59のカバー本体81が、前記固定側レー
ル55に固設されたブラケット片97及び前記固定側レ
ール55間の第1隙間99に挿入されて該ブラケット片
97に係止されるよう前記カバー本体81より突設され
た第1爪83と、前記ベースブラケット53に支持され
るよう前記カバー本体81より突設された第2爪85と
で、確実に支持されるので、前記レッグカバー59の取
付精度を維持しつつ簡易な取付を可能にできる。
【0022】また、前記ブラケット片97が、その中央
部103が前記固定側レール55の下面61に確実に固
設され、その自由端部105が前記固定側レール55の
側面63の頂部65に向けて曲折されてなることで、前
記レッグカバー59の第1爪83の上下移動を阻止し
得、該レッグカバー59の取付精度が保たれることにな
る。
部103が前記固定側レール55の下面61に確実に固
設され、その自由端部105が前記固定側レール55の
側面63の頂部65に向けて曲折されてなることで、前
記レッグカバー59の第1爪83の上下移動を阻止し
得、該レッグカバー59の取付精度が保たれることにな
る。
【0023】更に、前記レッグカバー59の第1爪83
が、前記ブラケット片97の内面98及び前記固定側レ
ール55の側面63間の第1隙間99に挿入することで
係止されるので、前記カバー本体81の組付け後の剛性
が向上し、ワンタッチ取付が可能であるから、組付け作
業が簡易に行われる。更に、前記レッグカバー59の第
2爪85を、前記固定側レール55の下面61及び前記
ベースブラケット53の上面部11の間の第2隙間10
1に挿入することで係止されるので、前記カバー本体8
1の組付け後の剛性が向上し、ワンタッチ取付が可能で
あるから、組付け作業が簡易に行われる。
が、前記ブラケット片97の内面98及び前記固定側レ
ール55の側面63間の第1隙間99に挿入することで
係止されるので、前記カバー本体81の組付け後の剛性
が向上し、ワンタッチ取付が可能であるから、組付け作
業が簡易に行われる。更に、前記レッグカバー59の第
2爪85を、前記固定側レール55の下面61及び前記
ベースブラケット53の上面部11の間の第2隙間10
1に挿入することで係止されるので、前記カバー本体8
1の組付け後の剛性が向上し、ワンタッチ取付が可能で
あるから、組付け作業が簡易に行われる。
【0024】図4を用いて、本発明の他の実施例に係る
自動車用シートスライド装置を説明する。前記実施例と
主に異なる点は、第1爪及び第2爪の支持手段である。
前記実施例及び従来例の自動車用シートスライド装置と
同一構造は、同一符号を付して説明する。ブラケット片
111は、前記固定側レール55の下面61に中央部1
03(図2参照)が固設され、自由端部113が後述す
る第1爪115の上下移動を阻止し得るよう前記固定側
レール55の頂部65を越えて前記固定側レール55の
内側に形成された係合部67まで延在されてなる。
自動車用シートスライド装置を説明する。前記実施例と
主に異なる点は、第1爪及び第2爪の支持手段である。
前記実施例及び従来例の自動車用シートスライド装置と
同一構造は、同一符号を付して説明する。ブラケット片
111は、前記固定側レール55の下面61に中央部1
03(図2参照)が固設され、自由端部113が後述す
る第1爪115の上下移動を阻止し得るよう前記固定側
レール55の頂部65を越えて前記固定側レール55の
内側に形成された係合部67まで延在されてなる。
【0025】前記第1爪115は、前記ブラケット片1
11の自由端部113の下面117及び前記固定側レー
ル55の頂部65間の第1隙間119に挿入されて係止
されてなる。第2爪121は、前記ベースブラケット5
3の後端面123に形成された方形の開口部125に挿
入されるよう、前記レッグカバー59の前記カバー本体
81の前記固定側レール55の後端部9を覆う後端面8
7より前側に向けて断面十字状に突設されてなる。
11の自由端部113の下面117及び前記固定側レー
ル55の頂部65間の第1隙間119に挿入されて係止
されてなる。第2爪121は、前記ベースブラケット5
3の後端面123に形成された方形の開口部125に挿
入されるよう、前記レッグカバー59の前記カバー本体
81の前記固定側レール55の後端部9を覆う後端面8
7より前側に向けて断面十字状に突設されてなる。
【0026】本実施例によれば、前記ブラケット片11
1が、その中央部103(図2参照)が前記固定側レー
ル55の下面61に確実に固設され、その自由端部11
3が前記固定側レール55の頂部65を越えて前記固定
側レール55の内側に形成された係合部67まで延在さ
れてなることで、前記レッグカバー59の第1爪115
の上下移動を阻止し得、該レッグカバー59の取付精度
が保たれることになる。
1が、その中央部103(図2参照)が前記固定側レー
ル55の下面61に確実に固設され、その自由端部11
3が前記固定側レール55の頂部65を越えて前記固定
側レール55の内側に形成された係合部67まで延在さ
れてなることで、前記レッグカバー59の第1爪115
の上下移動を阻止し得、該レッグカバー59の取付精度
が保たれることになる。
【0027】また、前記レッグカバー59の第1爪11
5が、前記ブラケット片111の自由端部113の下面
117及び前記固定側レール55の頂部65間の第1隙
間119に挿入することで係止されるので、前記カバー
本体81の組付け後の剛性が向上し、ワンタッチ取付が
可能であるから、組付け作業が簡易に行われる。更に、
前記レッグカバー59の第2爪121を、前記ベースブ
ラケット53の後端面87に形成された開口部125に
挿入することで係止されるので、前記カバー本体81の
組付け後の剛性が向上し、ワンタッチ取付が可能である
から、組付け作業が簡易に行われる。
5が、前記ブラケット片111の自由端部113の下面
117及び前記固定側レール55の頂部65間の第1隙
間119に挿入することで係止されるので、前記カバー
本体81の組付け後の剛性が向上し、ワンタッチ取付が
可能であるから、組付け作業が簡易に行われる。更に、
前記レッグカバー59の第2爪121を、前記ベースブ
ラケット53の後端面87に形成された開口部125に
挿入することで係止されるので、前記カバー本体81の
組付け後の剛性が向上し、ワンタッチ取付が可能である
から、組付け作業が簡易に行われる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1の自動
車用シートスライド装置としては、車体に固設されたベ
ースブラケットと、該ベースブラケットに固設されて前
後に長尺状をなす略U字状の固定側レールと、該固定側
レールに前後摺動自在に装着され且つ逆略T字状の可動
側レールと、前記ベースブラケット及び固定側レールを
後部より覆うようにして夫々に支持されてなる合成樹脂
材のレッグカバーとを有し、前記レッグカバーは、前記
固定側レールの後端部及び前記ベースブラケットを覆う
と共に前記可動側レールの立設部の通過可能な切欠き部
を有するよう形成されてなるカバー本体と、前記固定側
レールに固設されたブラケット片及び前記固定側レール
間の第1隙間に挿入されて該ブラケット片に係止される
よう前記カバー本体より突設された第1爪と、前記ベー
スブラケットに支持されるよう前記カバー本体より突設
された第2爪とよりなることを特徴とするので、前記固
定側レールの後端部及び前記ベースブラケットを覆うと
共に前記可動側レールの立設部の通過可能な切欠き部を
有する前記レッグカバーのカバー本体が、前記固定側レ
ールに固設されたブラケット片及び前記固定側レール間
の第1隙間に挿入されて該ブラケット片に係止されるよ
う前記カバー本体より突設された第1爪と、前記ベース
ブラケットに支持されるよう前記カバー本体より突設さ
れた第2爪とで、確実に支持され、前記レッグカバーの
取付精度を維持しつつ簡易な取付を可能にできる。
車用シートスライド装置としては、車体に固設されたベ
ースブラケットと、該ベースブラケットに固設されて前
後に長尺状をなす略U字状の固定側レールと、該固定側
レールに前後摺動自在に装着され且つ逆略T字状の可動
側レールと、前記ベースブラケット及び固定側レールを
後部より覆うようにして夫々に支持されてなる合成樹脂
材のレッグカバーとを有し、前記レッグカバーは、前記
固定側レールの後端部及び前記ベースブラケットを覆う
と共に前記可動側レールの立設部の通過可能な切欠き部
を有するよう形成されてなるカバー本体と、前記固定側
レールに固設されたブラケット片及び前記固定側レール
間の第1隙間に挿入されて該ブラケット片に係止される
よう前記カバー本体より突設された第1爪と、前記ベー
スブラケットに支持されるよう前記カバー本体より突設
された第2爪とよりなることを特徴とするので、前記固
定側レールの後端部及び前記ベースブラケットを覆うと
共に前記可動側レールの立設部の通過可能な切欠き部を
有する前記レッグカバーのカバー本体が、前記固定側レ
ールに固設されたブラケット片及び前記固定側レール間
の第1隙間に挿入されて該ブラケット片に係止されるよ
う前記カバー本体より突設された第1爪と、前記ベース
ブラケットに支持されるよう前記カバー本体より突設さ
れた第2爪とで、確実に支持され、前記レッグカバーの
取付精度を維持しつつ簡易な取付を可能にできる。
【0029】請求項2の自動車用シートスライド装置と
しては、請求項1記載の前記ブラケット片を、前記固定
側レールの下面に中央部が固設され、自由端部が前記第
1爪の上下移動を阻止し得るよう前記固定側レールの側
面の頂部に向けて曲折されてなることを特徴としている
ので、前記ブラケット片が、その中央部が前記固定側レ
ールの下面に確実に固設され、その自由端部が前記固定
側レールの側面の頂部に向けて曲折されてなり、前記レ
ッグカバーの第1爪の上下移動を阻止し得、該レッグカ
バーの取付精度が保たれることになる。
しては、請求項1記載の前記ブラケット片を、前記固定
側レールの下面に中央部が固設され、自由端部が前記第
1爪の上下移動を阻止し得るよう前記固定側レールの側
面の頂部に向けて曲折されてなることを特徴としている
ので、前記ブラケット片が、その中央部が前記固定側レ
ールの下面に確実に固設され、その自由端部が前記固定
側レールの側面の頂部に向けて曲折されてなり、前記レ
ッグカバーの第1爪の上下移動を阻止し得、該レッグカ
バーの取付精度が保たれることになる。
【0030】請求項3の自動車用シートスライド装置と
しては、請求項1記載の前記ブラケット片を、前記固定
側レールの下面に中央部が固設され、自由端部が前記第
1爪の上下移動を阻止し得るよう前記固定側レールの頂
部を越えて前記固定側レールの内側まで延在されてなる
ことを特徴としているので、前記ブラケット片が、その
中央部が前記固定側レールの下面に確実に固設され、そ
の自由端部が前記固定側レールの頂部を越えて前記固定
側レールの内側まで延在されてなり、前記レッグカバー
の第1爪の上下移動を阻止し得、該レッグカバーの取付
精度が保たれることになる。
しては、請求項1記載の前記ブラケット片を、前記固定
側レールの下面に中央部が固設され、自由端部が前記第
1爪の上下移動を阻止し得るよう前記固定側レールの頂
部を越えて前記固定側レールの内側まで延在されてなる
ことを特徴としているので、前記ブラケット片が、その
中央部が前記固定側レールの下面に確実に固設され、そ
の自由端部が前記固定側レールの頂部を越えて前記固定
側レールの内側まで延在されてなり、前記レッグカバー
の第1爪の上下移動を阻止し得、該レッグカバーの取付
精度が保たれることになる。
【0031】請求項4の自動車用シートスライド装置と
しては、請求項1,請求項2何れか記載の前記第1爪
を、前記ブラケット片の内面及び前記固定側レールの側
面間の第1隙間に挿入されて係止されてなることを特徴
としているので、前記レッグカバーの第1爪が、前記ブ
ラケット片の内面及び前記固定側レールの側面間の第1
隙間に挿入することで係止され、前記カバー本体の組付
け後の剛性が向上し、ワンタッチ取付が可能であるか
ら、組付け作業が簡易に行われる。
しては、請求項1,請求項2何れか記載の前記第1爪
を、前記ブラケット片の内面及び前記固定側レールの側
面間の第1隙間に挿入されて係止されてなることを特徴
としているので、前記レッグカバーの第1爪が、前記ブ
ラケット片の内面及び前記固定側レールの側面間の第1
隙間に挿入することで係止され、前記カバー本体の組付
け後の剛性が向上し、ワンタッチ取付が可能であるか
ら、組付け作業が簡易に行われる。
【0032】請求項5の自動車用シートスライド装置と
しては、請求項1,請求項3何れか記載の前記第1爪
を、前記ブラケット片の自由端部の下面及び前記固定側
レールの頂部間の第1隙間に挿入されて係止されてなる
ことを特徴としているので、前記レッグカバーの第1爪
が、前記ブラケット片の自由端部の下面及び前記固定側
レールの頂部間の第1隙間に挿入することで係止され、
前記カバー本体の組付け後の剛性が向上し、ワンタッチ
取付が可能であるから、組付け作業が簡易に行われる。
しては、請求項1,請求項3何れか記載の前記第1爪
を、前記ブラケット片の自由端部の下面及び前記固定側
レールの頂部間の第1隙間に挿入されて係止されてなる
ことを特徴としているので、前記レッグカバーの第1爪
が、前記ブラケット片の自由端部の下面及び前記固定側
レールの頂部間の第1隙間に挿入することで係止され、
前記カバー本体の組付け後の剛性が向上し、ワンタッチ
取付が可能であるから、組付け作業が簡易に行われる。
【0033】請求項6の自動車用シートスライド装置と
しては、請求項1乃至請求項5何れか記載の前記第2爪
を、前記固定側レールの下面及び前記ベースブラケット
の上面部の間の第2隙間に挿入されるよう前記カバー本
体より突設されてなることを特徴としているので、前記
レッグカバーの第2爪を、前記固定側レールの下面及び
前記ベースブラケットの上面部の間の第2隙間に挿入す
ることで係止され、前記カバー本体の組付け後の剛性が
向上し、ワンタッチ取付が可能であるから、組付け作業
が簡易に行われる。
しては、請求項1乃至請求項5何れか記載の前記第2爪
を、前記固定側レールの下面及び前記ベースブラケット
の上面部の間の第2隙間に挿入されるよう前記カバー本
体より突設されてなることを特徴としているので、前記
レッグカバーの第2爪を、前記固定側レールの下面及び
前記ベースブラケットの上面部の間の第2隙間に挿入す
ることで係止され、前記カバー本体の組付け後の剛性が
向上し、ワンタッチ取付が可能であるから、組付け作業
が簡易に行われる。
【0034】請求項7の自動車用シートスライド装置と
しては、請求項1乃至請求項5何れか記載の前記第2爪
を、前記ベースブラケットの後端面に形成された開口部
に挿入されるよう前記カバー本体より突設されてなるこ
とを特徴としているので、前記レッグカバーの第2爪
を、前記ベースブラケットの後端面に形成された開口部
に挿入することで係止され、前記カバー本体の組付け後
の剛性が向上し、ワンタッチ取付が可能であるから、組
付け作業が簡易に行われる。
しては、請求項1乃至請求項5何れか記載の前記第2爪
を、前記ベースブラケットの後端面に形成された開口部
に挿入されるよう前記カバー本体より突設されてなるこ
とを特徴としているので、前記レッグカバーの第2爪
を、前記ベースブラケットの後端面に形成された開口部
に挿入することで係止され、前記カバー本体の組付け後
の剛性が向上し、ワンタッチ取付が可能であるから、組
付け作業が簡易に行われる。
【図1】本発明の一実施例にかかる自動車用シートスラ
イド装置の斜視説明図である。
イド装置の斜視説明図である。
【図2】図1の矢視Aに係る説明図である。
【図3】図1の分解斜視説明図である。
【図4】本発明の他の実施例にかかる自動車用シートス
ライド装置の図3相当斜視説明図である。
ライド装置の図3相当斜視説明図である。
【図5】従来例の自動車用シートスライド装置の図3相
当斜視説明図である。
当斜視説明図である。
【図6】図5の組立後の図1相当斜視説明図である。
3 「車体」としてのフロアパネル 9 固定側レールの後端部 11 ベースブラケットの上面部 51 自動車用シートスライド装置 53 ベースブラケット 55 固定側レール 57 可動側レール 59 レッグカバー 61 固定側レールの下面 63 固定側レールの側面 65 側面の頂部 67 固定側レールの係合部 71 可動側レールの立設部 73 可動側レールの摺動部 81 レッグカバーのカバー本体 83 レッグカバーの第1爪 85 レッグカバーの第2爪 87 ベースブラケットの後端面 95 レッグカバーの切欠き部 97 ブラケット片 98 ブラケット片の内面 99 ブラケット片の内面及び固定側レールの側面間の
第1隙間 101 固定側レールの下面及び前記ベースブラケット
の上面部の間の第2隙間 103 ブラケット片の中央部 105 ブラケット片の自由端部 111 ブラケット片 113 ブラケット片の自由端部 115 レッグカバーの第1爪 117 ブラケット片の自由端部の下面 119 ブラケット片の自由端部の下面及び固定側レー
ルの頂部間の第1隙間 121 レッグカバーの第2爪 125 開口部
第1隙間 101 固定側レールの下面及び前記ベースブラケット
の上面部の間の第2隙間 103 ブラケット片の中央部 105 ブラケット片の自由端部 111 ブラケット片 113 ブラケット片の自由端部 115 レッグカバーの第1爪 117 ブラケット片の自由端部の下面 119 ブラケット片の自由端部の下面及び固定側レー
ルの頂部間の第1隙間 121 レッグカバーの第2爪 125 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/06
Claims (7)
- 【請求項1】 車体に固設されたベースブラケットと、
該ベースブラケットに固設されて前後に長尺状をなす略
U字状の固定側レールと、該固定側レールに前後摺動自
在に装着され且つ逆略T字状の可動側レールと、前記ベ
ースブラケット及び固定側レールを後部より覆うように
して夫々に支持されてなる合成樹脂材のレッグカバーと
を有する自動車用シートスライド装置において、 前記レッグカバーは、前記固定側レールの後端部及び前
記ベースブラケットを覆うと共に前記可動側レールの立
設部の通過可能な切欠き部を有するよう形成されてなる
カバー本体と、前記固定側レールに固設されたブラケッ
ト片及び前記固定側レール間の第1隙間に挿入されて該
ブラケット片に係止されるよう前記カバー本体より突設
された第1爪と、前記ベースブラケットに支持されるよ
う前記カバー本体より突設された第2爪とよりなること
を特徴とする自動車用シートスライド装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の自動車用シートスライド
装置であって、 前記ブラケット片は、前記固定側レールの下面に中央部
が固設され、自由端部が前記第1爪の上下移動を阻止し
得るよう前記固定側レールの側面の項部に向けて曲折さ
れてなることを特徴とする自動車用シートスライド装
置。 - 【請求項3】 請求項1記載の自動車用シートスライド
装置であって、 前記ブラケット片は、前記固定側レールの下面に中央部
が固設され、自由端部が前記第1爪の上下移動を阻止し
得るよう前記固定側レールの頂部を越えて前記固定側レ
ールの内側まで延在されてなることを特徴とする自動車
用シートスライド装置。 - 【請求項4】 請求項1,請求項2何れか記載の自動車
用シートスライド装置であって、 前記第1爪は、前記ブラケット片の内面及び前記固定側
レールの側面間の第1隙間に挿入されて係止されてなる
ことを特徴とする自動車用シートスライド装置。 - 【請求項5】 請求項1,請求項3何れか記載の自動車
用シートスライド装置であって、 前記第1爪は、前記ブラケット片の自由端部の下面及び
前記固定側レールの頂部間の第1隙間に挿入されて係止
されてなることを特徴とする自動車用シートスライド装
置。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項5何れか記載の自動
車用シートスライド装置であって、 前記第2爪は、前記固定側レールの下面及び前記ベース
ブラケットの上面部の間の第2隙間に挿入されるよう前
記カバー本体より突設されてなることを特徴とする自動
車用シートスライド装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項5何れか記載の自動
車用シートスライド装置であって、 前記第2爪は、前記ベースブラケットの後端面に形成さ
れた開口部に挿入されるよう前記カバー本体より突設さ
れてなることを特徴とする自動車用シートスライド装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08898295A JP3341526B2 (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 自動車用シートスライド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08898295A JP3341526B2 (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 自動車用シートスライド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08282343A JPH08282343A (ja) | 1996-10-29 |
JP3341526B2 true JP3341526B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=13958013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08898295A Expired - Fee Related JP3341526B2 (ja) | 1995-04-14 | 1995-04-14 | 自動車用シートスライド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3341526B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3656872B2 (ja) * | 1997-06-06 | 2005-06-08 | スズキ株式会社 | レールカバーの取付構造 |
JP3476677B2 (ja) * | 1998-05-29 | 2003-12-10 | ジョンソン コントロールズ オートモーティブ システムズ株式会社 | スライドロアレールのカバー取付構造 |
-
1995
- 1995-04-14 JP JP08898295A patent/JP3341526B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08282343A (ja) | 1996-10-29 |
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Legal Events
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