JPH051454Y2 - - Google Patents

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JPH051454Y2
JPH051454Y2 JP1986151548U JP15154886U JPH051454Y2 JP H051454 Y2 JPH051454 Y2 JP H051454Y2 JP 1986151548 U JP1986151548 U JP 1986151548U JP 15154886 U JP15154886 U JP 15154886U JP H051454 Y2 JPH051454 Y2 JP H051454Y2
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JP
Japan
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lid
retainer
finisher
roof
groove
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JP1986151548U
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JPS6358026U (ja
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両用着脱式屋根のリツド構造に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、車室の換気性能の向上や乗員の開放感
の向上のため、車両のルーフパネルに開口を設
け、この開口を着脱可能なリツドで閉塞した開閉
式屋根構造を採用する車両があるが、この開閉式
屋根構造の一種として、山海堂発行「自動車工学
全書13巻乗用車の車体」に示されるような所謂T
バールーフを採用したものがある。これは第2図
に示すように、車体1のルーフパネル2に、該ル
ーフパネル2の中央部を前後方向で連結するTバ
ー3を残して左右両側に開口部4を設け、この開
口部4を着脱可能なリツド5によつて閉塞すると
共に、リツド5の外側部に配設したロツク部6に
よつて車体1に固定する構造となつていた。
このタイプにおいて、リツド5の外側部では第
3図に示すように、ガラス製のリツド本体7の下
面周縁部にリツドリテーナ8を接着剤9により固
定すると共に、このリツドリテーナ8に立設した
ボルト10にロツク部6のフイニツシヤ11を取
付け、このフイニツシヤ11の外側斜面12にウ
エザストリツプ13を嵌込み保持するリテーナ1
4をビス15固定すると共に、リテーナ14の上
端部をリツド本体7の上方に廻し込み、その内側
にドリツプ部16を形成した構造となつていた。
尚、符号17は上記ウエザストリツプ13に弾接
して車室をシールするサイドドアのウインドウパ
ネルである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述のリツド構造ではフイニツ
シヤ11の外側斜面12にリテーナ14を固定
し、その上方にドリツプ部16を形成した構造と
なつていたので、リテーナ14の取付部位とドリ
ツプ部16とが直接つながつてしまい、ドリツプ
部16内の雨水がリテーナ14の取付部位を通つ
て車室内に染み出すおそれがあつた。
そこで本考案の技術的課題は、ドリツプ内の雨
水等がフイニツシヤとリテーナとの取付部位を通
つて車室内に浸入するのを防止する点にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点を解決するために、ルーフ
パネルに開口部を形成し、この開口部を着脱可能
なリツドにより閉塞してなる車両用着脱式屋根に
おいて、リツド本体とその外側部裏面に配設され
たフイニツシヤとでリツド外側縁に沿つて溝部を
形成する一方、フイニツシヤに取付けられるウエ
ザストリツプ保持用のリテーナには上記溝部に挿
入される突起部を設けたことを手段としている。
〔作用〕
上述の手段によれば、フイニツシヤにリテーナ
を取付けた場合、リテーナに形成した突起部が溝
部に挿入されてドリツプ部とリテーナの取付部位
との間で仕切壁をつくるので、ドリツプ部内の雨
水はこの仕切壁によつてリテーナの取付部側への
流水が遮られることとなり、車室内への浸入が確
実に防止されることになる。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて本考案の実施例を詳
細に説明する。
第1図に示す本考案のリツド構造において、リ
ツド本体20は鋼板製のリツドアウタパネル21
aと、その外側部裏面に配設されヘミング加工に
よつて結合されるリツドインナパネル21bとで
構成される。そして、リツドインナパネル21b
には前後方向に沿つて数箇所に下方へ突出するボ
ルト23が立設されており、このボルト23にリ
ツド本体20の外側部下面に配設されたロツク部
のフイニツシヤ24が固定されている。このフイ
ニツシヤ24は、上記リツドインナパネル21b
との取付面25の外側方に、リツド本体20の外
側に沿つて延びるリテーナ27をビス28固定す
るための外側斜面29を形成してあるが、この外
側斜面29と上記取付面25との間において、リ
ツド本体20のヘミング部22との間でリツドの
前後方向に延びる溝部30を形成している。ま
た、上記リテーナ27はウエザストリツプ26の
基部31をコ字状の嵌合部32で上下両側から保
持すると共に、上記溝部30に入り込む突起部3
3と、嵌合部32の上側からヘミング部22の外
側に延びるドリツプ片34とを一体に形成してお
り、このドリツプ片34の内側にドリツプ部35
を形成している。尚、符号36はサイドドア閉時
にウエザストリツプ26に弾接するウインドウパ
ネルである。
上述のような構成において、本実施例ではリテ
ーナ27の取付けに際し、予め溝部30に接着剤
37を充填しておき、この接着剤37中にリテー
ナ27の突起部33を押し込み、フイニツシヤ2
4の外側斜面29にリテーナ27の嵌合部32の
底面を当接した後ビス28によつて固定する。こ
のようなリテーナ27の取付けでは、リテーナ2
7を作業者が支えながらビス28で締めていく
が、溝部30へ突起部33を挿入させることによ
つてビス挿入孔等の位置合わせが容易になると共
に、ブチラート等の接着剤37により仮止効果に
よつてリテーナ27が保持されるため作業が容易
となる。また、上記リツド構造では突起部33が
ドリツプ部35とリテーナ取付部位との間で仕切
壁として作用するので、ドリツプ部35内の雨水
等は突起部33に遮られてリテーナ27の取付部
位側に回り込むといつたことがなく車室内への雨
水の浸入が確実に防止される。更に上記実施例の
リツド構造では、リテーナ27の突起部33はリ
ツド本体20のヘミング部22によつて外側から
隠れる構造となつているので、外から突起部33
が見えて見映えが損なわれるといつたことがな
い。また、ヘミング部22は接着剤37によつて
空気から遮断されているので、該加工部の発錆が
防止され、別途塗料などを施す必要がない。
尚、上記実施例では突起部33はリテーナ27
と一体成形されているため加工が容易であるが、
必ずしも一体でなくてよく、溶接などによつて別
途設けてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係るリツド構造
によれば、リツド本体とフイニツシヤとの間に溝
部を形成し、この溝部に入り込む突起部をリテー
ナに形成したから、リテーナ取付時の位置決めが
容易になると供に、ドリツプ部の雨水等が突起部
によつて遮水されるため、車室内に雨水等が侵入
するといつた事態を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るリツド構造の一実施例を
示す断面図、第2図は車両用着脱式屋根の一種で
あるTバールーフを示す斜視図、第3図はTバー
ルーフの従来のリツド構造を示す第2図中−
線断面図である。 2……ルーフパネル、4……開口部、5……リ
ツド、20……リツド本体、24……フイニツシ
ヤ、27……リテーナ、30……溝部、33……
突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ルーフパネルに開口部を形成し、この開口部を
    着脱可能なリツドにより閉塞してなる車両用着脱
    式屋根において、リツド本体とその外側部裏面に
    配設されたフイニツシヤとでリツド外側縁に沿つ
    て溝部を形成する一方、フイニツシヤに取付けら
    れるウエザストリツプ保持用のリテーナには上記
    溝部に挿入される突起部を設けたことを特徴とす
    る車両用着脱式屋根のリツド構造。
JP1986151548U 1986-10-03 1986-10-03 Expired - Lifetime JPH051454Y2 (ja)

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JP1986151548U JPH051454Y2 (ja) 1986-10-03 1986-10-03

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JP1986151548U JPH051454Y2 (ja) 1986-10-03 1986-10-03

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Publication Number Publication Date
JPS6358026U JPS6358026U (ja) 1988-04-18
JPH051454Y2 true JPH051454Y2 (ja) 1993-01-14

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