JP2501813Y2 - 自動車の前部構造 - Google Patents

自動車の前部構造

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JP2501813Y2
JP2501813Y2 JP1989109898U JP10989889U JP2501813Y2 JP 2501813 Y2 JP2501813 Y2 JP 2501813Y2 JP 1989109898 U JP1989109898 U JP 1989109898U JP 10989889 U JP10989889 U JP 10989889U JP 2501813 Y2 JP2501813 Y2 JP 2501813Y2
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rib
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front hood
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敏活 中津川
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Suzuki Motor Co Ltd
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Suzuki Motor Co Ltd
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、自動車の前部構造に関する。
b.従来の技術 自動車のフロントガラス下部にはカウルトップパネル
が設けられ、その前部がエンジンルームになっている。
エンジンルームを覆うフロントフードパネルはカウルト
ップパネル側に設けられたシール材によってその隙間が
遮蔽されている(実開昭63−13385号公報、実公昭55−4
4685号公報)。
c.考案が解決しようとする課題 このような自動車の前部構造によると、エンジンルー
ムを広げるため、カウルトップパネルの突出幅を小さく
すると、フロントフードパネルとカウルトップパネルと
の重複部分が狭くなり、シール材の取付箇所が制限され
る。
本考案は上記課題を解決し、エンジンルームを広くす
ることができると共にエンジンルームに対する防水構造
を充分に保つことができる自動車の前部構造を提供する
ことを目的とする。
d.課題を解決するための手段 本考案は上記課題を解決するために、フロントフード
パネルとカウルトップパネルの重複部分が狭い構造の自
動車であって、上記カウルトップパネルの上面に留め具
を介してカウルトップガーニッシュを装着し、このカウ
ルトップガーニッシュにフロントフードパネルの後端部
内面に当接するフロントフードシール材を装着した自動
車の前部構造において、上記カウルトップガーニッシュ
の先端に車幅方向のドレン用リブを立設するとともに、
このドレン用リブの後方にドレン用リブと略平行にシー
ル材取付用リブを突設し、このシール材取付用リブの一
部を切り欠き、この切欠部から上記留め具を用いて、上
記カウルトップガーニッシュを上記カウルトップパネル
の上面に締結し、上記シール材取付用リブに上記フロン
トフードパネルに当接するフロントフードシール材を装
着し、上記ドレン用リブの端部にエンジンルームの電装
品の位置を避けて雨水等を排出する排出口としての切欠
部を設けたことにある。
e.作用 フロントフードの下面に当接するフロントフードシー
ル材によってエンジンルーム内に雨水等が直接浸入する
ことが阻止される。シール材取付用リブの外側に溜まっ
た雨水等はシール材取付用リブに沿って流れ、エンジン
ルーム内へ直接流入することが阻止される。そして、留
め具を設けた切欠部からシール材取付用リブを通過した
雨水はドレン用リブに沿って両側に流れ、ドレン用リブ
の切欠部からエンジンルーム内の電装品の位置から外れ
た場所あるいはエンジンルーム外に排出される。
f.実施例 以下本考案の一実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。
第1図ないし第4図はフロントフードパネルとカウル
トップパネルの重複部分が狭い構造の自動車の前部構造
を示したもの、1は自動車に設けられたフロントウィン
ドガラスで、その下端部側にカウルトップパネル2とカ
ウルアッパパネル3とで閉曲面を形成している。
4はカウルトップパネル2の上面に留め具としてのク
リップ5を介して留められたカウルトップガーニッシュ
であり、これは後端をフロントウィンドガラス1の表面
下端部に延設したものである。
このカウルトップガーニッシュ4には先端部上面に車
幅方向のシール材取付用リブ6とドレン用リブ7が略平
行に一体成形されている。このドレン用リブ7はカウル
トップガーニッシュ4の先端を上方に立ち上げて形成さ
れており、このドレン用リブ7の後方にシール材取付用
リブ6が略平行に立設されて、シール材取付用リブ6と
ドレン用リブ7との間を雨樋としている。
カウルトップガーニッシュ4にはシール材取付用リブ
6の一部を切欠いた切欠部8が、複数個所、設けられて
おり、この切欠部8に形成された取付穴9から留め具と
してのクリップ5を挿入してカウルトップパネル2に留
めることで、カウルトップガーニッシュ4が固定されて
いる。
上記ドレン用リブ7にはエンジンルームの電装品の位
置からはずれた位置に切欠部10が形成されており、この
切欠部10を雨水等の排出口にしている。
シール材取付用リブ6にはフロントフードパネル11後
端部下面に当接してシールするフロントフードシール材
12が装着されている。
上記構成によると、エンジンルーム内の熱気はフロン
トフードシール材12および両リブ6,7によって外部に直
接排出されることはない。
一方、雨水等はシール材取付用リブ6、およびフロン
トフードシール材12によってフロントフードパネル11と
の隙間からエンジンルーム内に流入することはない。ま
た、シール材取付用リブ6の切欠部8からシール材取付
用リブ6とドレン用リブ7との間に流入した雨水はドレ
ン用リブ7に沿って車体両側に流れ、エンジンルーム内
の電装品の位置を避けて設けられた切欠部10からエンジ
ンルーム内または外部に排出される。
g.考案の効果 以上述べたように本考案による自動車の前部構造によ
れば、フロントフードパネルとカウルトップパネルの重
複部分が狭い構造の自動車であって、上記カウルトップ
パネルの上面に留め具を介してカウルトップガーニッシ
ュを装着し、このカウルトップガーニッシュにフロント
フードパネルの後端部内面に当接するフロントフードシ
ール材を装着した自動車の前部構造において、上記カウ
ルトップガーニッシュの先端に車幅方向のドレン用リブ
を立設するとともに、このドレン用リブの後方にドレン
用リブと略平行にシール材取付用リブを突設し、このシ
ール材取付用リブの一部を切り欠き、この切欠部から上
記留め具を用いて、上記カウルトップガーニッシュを上
記カウルトップパネルの上面に締結し、上記シール材取
付用リブに上記フロントフードパネルに当接するフロン
トフードシール材を装着し、上記ドレン用リブの端部に
エンジンルームの電装品の位置を避けて雨水等を排出す
る排出口としての切欠部を設けたので、フロントフード
パネルとフロントフードシール材との間隙から雨水等が
エンジンルーム内に流入することを阻止することができ
る。
また、シール材取付用リブの切欠部からシール材取付
用リブとドレン用リブとの間に流入した雨水は、シール
材取付用リブとドレン用リブとの間を雨樋として車体両
側に流れ、エンジンルーム内の電装品の位置を避けて設
けられた切欠部からエンジンルーム内または外部に排出
されるので、雨水等がエンジンルーム内の電装品にかか
る不具合を防止することができる。雨樋作用をするシー
ル材取付用リブにフロントフードシール材を装着してい
るので、フロントフードシール材取付用リブをわざわざ
設ける必要がないことから、構造が簡単である。
さらに、カウルトップガーニッシュをカウルトップパ
ネルに留める留め具の取付個所にフロントフードシール
材を装着したので、カウルトップガーニッシュの長さを
短縮できることから、カウルトップパネルの先端部を短
くすることができる。よって、フロントフードパネルと
カウルトップパネルの重複部分が狭い構造の自動車に適
用することにより、エンジンルームを広くすることがで
きるとともにエンジンルームに対する防水構造を充分に
保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例による自動車の
前部構造を示し、第1図は第4図のA−A線断面図、第
2図は第4図のB−B線断面図、第3図はカウルトップ
ガーニッシュパネルを示す斜視図、第4図は車体を示す
斜視図である。 1……フロントウィンドガラス、2……カウルトップパ
ネル、4……カウルトップガーニッシュ、5……クリッ
プ、6……シール材取付用リブ、7……ドレン用リブ、
8,10……切欠部、11……フロントフード、12……フロン
トフードシール材。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントフードパネルとカウルトップパネ
    ルの重複部分が狭い構造の自動車であって、上記カウル
    トップパネルの上面に留め具を介してカウルトップガー
    ニッシュを装着し、このカウルトップガーニッシュにフ
    ロントフードパネルの後端部内面に当接するフロントフ
    ードシール材を装着した自動車の前部構造において、上
    記カウルトップガーニッシュの先端に車幅方向のドレン
    用リブを立設するとともに、このドレン用リブの後方に
    ドレン用リブと略平行にシール材取付用リブを突設し、
    このシール材取付用リブの一部を切り欠き、この切欠部
    から上記留め具を用いて、上記カウルトップガーニッシ
    ュを上記カウルトップパネルの上面に締結し、上記シー
    ル材取付用リブに上記フロントフードパネルに当接する
    フロントフードシール材を装着し、上記ドレン用リブの
    端部にエンジンルームの電装品の位置を避けて雨水等を
    排出する排出口としての切欠部を設けたことを特徴とす
    る自動車の前部構造。
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