JPH0748445Y2 - リヤバンパ仮保持部の構造 - Google Patents

リヤバンパ仮保持部の構造

Info

Publication number
JPH0748445Y2
JPH0748445Y2 JP1989004033U JP403389U JPH0748445Y2 JP H0748445 Y2 JPH0748445 Y2 JP H0748445Y2 JP 1989004033 U JP1989004033 U JP 1989004033U JP 403389 U JP403389 U JP 403389U JP H0748445 Y2 JPH0748445 Y2 JP H0748445Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temporary holding
rear bumper
mounting plate
striker
lower back
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989004033U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0296278U (ja
Inventor
信介 堀
章男 曽根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP1989004033U priority Critical patent/JPH0748445Y2/ja
Publication of JPH0296278U publication Critical patent/JPH0296278U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0748445Y2 publication Critical patent/JPH0748445Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はバックドアを備えた自動車のリヤバンパ仮保持
部の構造に関するものである。
(従来の技術) 実開昭63−100348号公報には、リヤバンパの車体への取
付作業を円滑に進めるため、車体のパネルにバンパ仮保
持用の孔を穿ち、この孔を利用して仮留め具でリヤバン
パを車体に仮保持した後に、本固定する技術が開示され
ている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来例によると、バンパ仮保持用の孔と仮留め具と
の間に隙間が生ずるため、雨水が隙間より内部に入り、
これが車室内に侵入する。このため前記隙間をシールす
る作業が必要であり、工数が増えコストアップを招くと
いう問題があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記問題を解決すると共に、リヤバンパの組付
作業性が良いリヤバンパ仮保持部の構造を提供するた
め、ロアバックパネルの上縁の車幅方向略中央に位置す
る部位の背面にストライカ取付板を取付け、このストラ
イカ取付板にバックドアストライカを固定すると共に、
ロアバックパネルとストライカ取付板とでボックス断面
が形成される自動車において、ロアバックパネルのスト
ライカ取付板が取付けられる部分にリヤバンパを仮保持
するための仮保持孔を設ける一方、ストライカ取付板に
車室外に連通する水受け部を設け、かつリヤバンパの前
記仮保持孔に対応する位置に仮保持用突子を設けたこと
を特徴とする。
(作用) 本考案によれば、次のような作用が営まれる。
仮保持孔やバックドアストライカの上方の開放口か
ら雨水が侵入しても、その背面に位置するストライカ取
付板によって前記雨水が車室内に侵入することを阻止で
き、この雨水はストライカ取付板の水受け部に導かれ、
次いで車室外に排出される。換言すれば、バックドアス
トライカの上方の開放口からの雨水の侵入に備えて形成
された雨水排出構造をそのまま利用して、仮保持孔から
侵入した雨水を外部に排出することができる。
ロアバックパネルの車幅方向の略中央に仮保持孔が
設けられ、リヤバンパの前記仮保持孔に対応する位置、
すなわちリヤバンパの車幅方向の略中央位置に仮保持用
突子が設けられているので、リヤバンパのロアバックパ
ネルに対する仮保持作業を、バランスよく1箇所の係合
だけで作業性よく行なうことができる。
仮保持孔はロアバックパネルの上縁近傍に設けら
れ、仮保持用突子はリヤバンパの前記仮保持孔に対応す
る位置に設けられているため、作業者は斜め上から前記
仮保持孔と仮保持用突子を同時に見ながら組付け作業を
行なうことができるので、この点からもリヤバンパの仮
保持作業を能率良く行なうことができる。
(実施例) 本考案の実施例を第1図及び第2図に基き説明する。
図面において、1はロアバックパネル、2はロアバック
インナパネル、3はボデーロアバックパネル、4はバッ
クドア、5はリヤバンパ、6はバックドアストライカ、
7はロック機構である。前記ストライカ6を固定するた
めのストライカ取付板8はロアバックパネル1の上縁の
車幅方向中央に位置する部位の背面に取付けられてい
る。
前記ストライカ取付板8は補強板部8aと取付座部8bとか
らなり補強板部8aの後側下縁8cはロアバックパネル1
に、前側上縁8dはロアバックインナパネル2に夫々スポ
ット溶接され、取付座部8bの後縁フランジ部8eはロアバ
ックパネル1とロアバックインナパネル2との接合フラ
ンジ部に、前側底部8fは前記補強板部8aに夫々スポット
溶接されている。本実施例ではストライカ取付板8を2
部材で構成しているが、これを1部材で構成することが
できる。ストライカ取付板8はロアバックパネル1との
間でボックス断面を形成し、ストライカ支持部の剛性、
強度を向上させている。
前記補強板部8aの後側下縁8cとロアバックパネル1との
接合部において、ロアバックパネル1に左右1対の排水
用ビード9を設け、上部空間Pと下部空間Qとを連通し
ている。又前記補強板部8aの両側に立壁10aを設け、水
受け部10を構成している。前記取付座部8bには、ストラ
イカ6を取付けるためのナット11が溶着されている。な
お、この取付座部8bの上方位置において、ロアバックイ
ンナパネル2の頂面にストライカ6を収容するための開
口12が形成されている。
ロアバックパネル1のストライカ取付板8が取付けられ
る部分には、リヤバンパ5を仮保持するための仮保持孔
13が設けられている。この仮保持孔13はリヤバンパ5に
設けられた仮保持用突子14に係合し、リヤバンパ5を仮
保持し、その後に行われるリヤバンパ5の本固定作業を
円滑に行わせることができる。
なお、前記下部空間Qはロアバックパネル1とボデーロ
アパネル3との間に形成されるが、この空間Qはロアバ
ックパネル1に設けた左右1対の排水用ビード15によっ
て、車室外と連通している。
かくして上記構成によれば、仮保持孔13とリヤバンパ5
の仮保持用突子14との隙間から雨水が前記上部空間Pに
侵入しても、その背面に位置するストライカ取付板8に
よって車室内に侵入することが阻止され、前記雨水は前
記水受け部10、排水用ビード9に導かれて、前記下部空
間Qに入り、次いで前記排水用ビード15を通って車室外
に排出される。このような雨水の排出系路を第1図にS
で示している。なお、第2図において16はリヤバンパ5
を本固定するためのナットである。
(考案の効果) 本考案によれば、バックドアストライカの上方の開放口
からの雨水の侵入に備えて形成された雨水排出構造をそ
のまま利用して、バンパ仮保持用の孔から侵入した雨水
を外部に排出することができ、構造簡単でありながら特
別のシール手段が不要なリヤバンパ仮保持部の構造を提
供することができる。又本考案によれば、リヤバンパの
ロアバックパネルに対する仮保持作業を、バランスよ
く、1箇所の係合だけでよく、係合箇所の目視が容易な
状態で行なうことができるので、作業性の向上を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図はその一
部切欠斜視図である。 1……ロアバックパネル 5……リヤバンパ 6……バックストライカ 8……ストライカ取付板 10……水受け部 13……仮保持孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロアバックパネルの上縁の車幅方向略中央
    に位置する部位の背面にストライカ取付板を取付け、こ
    のストライカ取付板にバックドアストライカを固定する
    と共に、ロアバックパネルとストライカ取付板とでボッ
    クス断面が形成される自動車において、ロアバックパネ
    ルのストライカ取付板が取付けられる部分にリヤバンパ
    を仮保持するための仮保持孔を設ける一方、ストライカ
    取付板に車室外に連通する水受け部を設け、かつリヤバ
    ンパの前記仮保持孔に対応する位置に仮保持用突子を設
    けたことを特徴とするリヤバンパ仮保持部の構造。
JP1989004033U 1989-01-17 1989-01-17 リヤバンパ仮保持部の構造 Expired - Lifetime JPH0748445Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989004033U JPH0748445Y2 (ja) 1989-01-17 1989-01-17 リヤバンパ仮保持部の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989004033U JPH0748445Y2 (ja) 1989-01-17 1989-01-17 リヤバンパ仮保持部の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0296278U JPH0296278U (ja) 1990-07-31
JPH0748445Y2 true JPH0748445Y2 (ja) 1995-11-08

Family

ID=31206187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989004033U Expired - Lifetime JPH0748445Y2 (ja) 1989-01-17 1989-01-17 リヤバンパ仮保持部の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0748445Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2549766Y2 (ja) * 1991-01-29 1997-09-30 ダイハツ工業株式会社 自動車の車体構造
JP4596319B2 (ja) * 2005-03-31 2010-12-08 スズキ株式会社 車体後部構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6282282U (ja) * 1985-11-13 1987-05-26
JPH0452120Y2 (ja) * 1986-12-22 1992-12-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0296278U (ja) 1990-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2514965B2 (ja) 自動車の車体前部構造
JP2000229581A (ja) サスペンション取付部構造
JPH0748445Y2 (ja) リヤバンパ仮保持部の構造
JP2003118371A (ja) 車両のドアサッシュ構造
JPH06278468A (ja) トランクリッド構造
JPH10329755A (ja) 車両フロントエンドモジュール構造
JP3223627B2 (ja) 自動車のバックドアの補強構造
JP3170816B2 (ja) 自動車用ドア構造
JP3052529B2 (ja) ドアアウトサイドハンドルの取付構造
JPH0748426Y2 (ja) 車両のシートベルトアンカ取付構造
JPH0352613Y2 (ja)
JPH0542692Y2 (ja)
JPS6340369Y2 (ja)
JPH06171553A (ja) 車体フロアのリアサスペンション取付部構造
JP2501584Y2 (ja) 車体クォ―タ部構造
JPH0453325Y2 (ja)
JPH049270Y2 (ja)
JPS6344301Y2 (ja)
JPH06329047A (ja) 自動車のサスペンション取付部構造
JPH0431862Y2 (ja)
JP2522203Y2 (ja) 自動車のスポイラ取付構造
JPH04228380A (ja) 車両の組立方法
JP3288194B2 (ja) 車両のフェンダ内部への異物侵入防止構造
JP3815124B2 (ja) チャイルドアンカー構造
JPH0214499Y2 (ja)