JP2592934Y2 - 車両用フロントリッドのシール構造 - Google Patents

車両用フロントリッドのシール構造

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JP2592934Y2
JP2592934Y2 JP1992077096U JP7709692U JP2592934Y2 JP 2592934 Y2 JP2592934 Y2 JP 2592934Y2 JP 1992077096 U JP1992077096 U JP 1992077096U JP 7709692 U JP7709692 U JP 7709692U JP 2592934 Y2 JP2592934 Y2 JP 2592934Y2
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lid
front lid
seal
corner panel
vehicles
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JP1992077096U
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JPH0642546U (ja
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哲郎 佐伯
正己 武田
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UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両用フロントリッド
のシール構造に関し、特に、フロントリッド内側への水
等の浸入を防止するシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、キャブオーバ型トラック等の車両
において、フロントリッドが設けられているものがある
(実開平3−84283号公報参照)。このフロントリ
ッドは、キャブ前面に配置され、車体表面部材としての
フロントパネルのエンドフィニッシャ側にヒンジを介し
て開閉自在に取り付けられている。
【0003】ところで、従来、図3〜図5に示すよう
に、エンドフィニッシャ1とフロントコーナパネル2と
の境部にコーナシール3を介装すると共に、エンドフィ
ニッシャ1とフロントリッド4との境部及び該フロント
リッド4とフロントコーナパネル2との境部に位置する
コーナプレート5を設け、図4に示すように、フロント
ピラー6からの水がフロントリッド4内側に浸入するの
を防止するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、かかる構成で
は、上述のように、コーナシール3とは別体のコーナプ
レート5を設ける必要があるため、部品数の増大、組立
工数の増大を来すという問題点がある。本考案は如上の
ような従来の問題に鑑み、シール部材の改良を図って、
フロントリッド内側に浸入するのを防止し、かつ構成の
簡略化を図ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本考案は、キ
ャブ前面に配置された車両用フロントリッドを開閉自在
に取り付けた車体のエンドフィニッシャと、前記フロン
トリッド及びフロントコーナパネルとの境部にシール部
材を介装し、該シール部材に、前記フロントコーナパネ
ルの内側において垂下するリップ部を形成した。
【0006】
【作用】かかる構成において、例えば、フロントピラー
等を伝わって流下する水等は、エンドフィニッシャ内面
に沿ってシール部材後面に至り、ここからリップ部を経
てフロントコーナパネルの内側に落下し、フロントリッ
ド内へは至らない。
【0007】
【実施例】以下、添付された図面を参照して本考案を詳
述する。図1は車両用フロントリッド4の取付部の構造
を示しており、キャブ前面に配置されたフロントリッド
4を開閉自在に取り付けた車体のエンドフィニッシャ1
と、前記フロントリッド4及びフロントコーナパネル2
との境部には、シール部材としてのリッドシール7が介
装されている。
【0008】このリッドシール7は、図2に示すよう
に、中空部7Bを有すると共に、後面の下端部から後方
に延びた後上方に折曲された片部7Cを備えている。
又、リッドシール7の下面には、フロントコーナパネル
2の内側において垂下するリップ部7Aが突出形成され
ている。尚、図1において、6はフロントピラー、8は
フロントウインドウェザーストリップである。
【0009】かかる構成において、フロントピラー6を
伝わって流下する水等は、図2に示すように、エンドフ
ィニッシャ1内面に沿ってリッドシール7後面に至り、
ここからリップ部7Aを経てフロントコーナパネル2の
内側に落下し、フロントリッド4内へは至らない。従っ
て、かかる構成によると、リッドシール7を設けるのみ
で、水等のフロントリッド4内への浸入を防止できるた
め、別体のコーナプレートを設ける必要がなく、部品数
の低減、組立工数の低減を図ることができる。
【0010】尚、本考案は実施例の構成に限定されるも
のではなく、実用新案登録請求の範囲に基づいて種々の
変更が可能である。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、キャブ前
面に配置された車両用フロントリッドを開閉自在に取り
付けた車体のエンドフィニッシャと、前記フロントリッ
ド及びフロントコーナパネルとの境部にシール部材を介
装し、該シール部材に、前記フロントコーナパネルの内
側において垂下するリップ部を形成したから、フロント
リッド内に水滴が落下するのを確実に防止することがで
き、しかも、部品数の低減、組立工数の低減を図ること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る車両用フロントリッドのシール
構造の一実施例を示す正面図
【図2】 図1中C−C矢視断面図
【図3】 従来のシール構造の一実施例を示す正面図
【図4】 図1中A−A矢視断面図
【図5】 図1中B−B矢視断面図
【符号の説明】
1 エンドフィニッシャ 2 フロントコーナパネル 4 車両用フロントリッド 7 リッドシール 7A リップ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 25/10 B60R 13/06

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャブ前面に配置された車両用フロント
    リッドを開閉自在に取り付けた車体のエンドフィニッシ
    ャと、前記フロントリッド及びフロントコーナパネルと
    の境部にシール部材を介装し、該シール部材に、前記フ
    ロントコーナパネルの内側において垂下するリップ部を
    形成したことを特徴とする車両用フロントリッドのシー
    ル構造。
JP1992077096U 1992-11-09 1992-11-09 車両用フロントリッドのシール構造 Expired - Lifetime JP2592934Y2 (ja)

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JPH0642546U JPH0642546U (ja) 1994-06-07
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