JP3045442B2 - キャビンのドアパネル取付装置 - Google Patents

キャビンのドアパネル取付装置

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JP3045442B2
JP3045442B2 JP5281344A JP28134493A JP3045442B2 JP 3045442 B2 JP3045442 B2 JP 3045442B2 JP 5281344 A JP5281344 A JP 5281344A JP 28134493 A JP28134493 A JP 28134493A JP 3045442 B2 JP3045442 B2 JP 3045442B2
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panel
door panel
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光彦 遠部
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Kubota Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J5/00Doors
    • B60J5/04Doors arranged at the vehicle sides
    • B60J5/0486Special type
    • B60J5/0487Special type simplified doors related to cabins of, e.g. golf carts, tractors, jeeps, cranes, forklifts, etc.

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Hinges (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ等に搭載され
るキャビンのドアパネル取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラクタに搭載されるキャビンにあって
は、キャビンフレームの左右側面側の前後方向中間部に
中間支柱が備えられ、この中間支柱の前方には乗降口を
閉塞するドアパネルが、後方には後部窓を閉塞するサイ
ドガラスが設けられている。図7に示すように、前記中
間支柱41の左右方向外面側には、前部及び後部に凹部
42,43が形成されていて、中央部が突出部44とさ
れている。そして、前部側の凹部42の底部には、ドア
パネル45の後縁部がシール材46を介して接当され、
後部側の凹部43の底部には、サイドパネル47の後縁
部がシール材48を介して接当されており、突出部44
にはドアパネル45を取付けるためのヒンジ49が取付
固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、ドアパネル45と、サイドパネル47と、中間支
柱41との外面を略面一状とするために、中間支柱41
の前後に凹部42,43を形成しているのであるが、中
央部が突出部44とされ、この突出部44にヒンジ49
を取付固定しているので、ドアパネル45後縁とサイド
パネル47前縁との間隔をつめてドアパネル45とサイ
ドパネル47とが一体感のある外観のキャビンにしよう
とする場合、突出部44が邪魔物となって、キャビン側
面を一体感のあるデザインに形成することができないと
云う問題がある。
【0004】また、突出部44があるために、中間支柱
41の左右幅Dが厚くなり、キャビン室内の中間支柱4
1後方側から斜め前方外部を見た場合の視界性を阻害す
ると云う問題がある。そこで、本発明は前記問題点に鑑
みて、ドアパネルとサイドパネルとの間隔をつめて、キ
ャビン側面を一体感のあるデザインとすることができる
とともに、視界性の良いキャビンのドアパネル取付装置
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が、前記目的を達
成するために講じた第1の技術的手段は、キャビンフレ
ームの側面側の前後方向中間部に中間支柱7を備え、こ
の中間支柱7の前方側に乗降口を閉塞するドアパネル1
0を、後方側に後部窓を閉塞するサイドパネル11を設
け、ドアパネル10の後縁側とサイドパネル11の前縁
側とを中間支柱7の外面にシール材12,13を介して
接当させると共に、ドアパネル10をヒンジ16を介し
て中間支柱7に取付けたキャビンにおいて、前記中間支
柱7の左右方向外面7aを平坦面に形成すると共に、ヒ
ンジ16サイドパネル11を貫通して中間支柱7に取
付けられている点にある。
【0006】また、第2の技術的手段は、キャビンフレ
ームの側面側の前後方向中間部に中間支柱7を備え、こ
の中間支柱7の前方側に乗降口を閉塞するドアパネル1
0を、後方側に後部窓を閉塞するサイドパネル11を設
け、ドアパネル10の後縁側とサイドパネル11の前縁
側とを中間支柱7の外面にシール材12,13を介して
接当させると共に、ドアパネル10をヒンジ16を介し
て中間支柱7に取付けたキャビンにおいて、前記中間支
柱7の左右方向外面7aを平坦面に形成すると共に、サ
イドパネル11の前縁側にヒンジ16に対応する切欠部
34を形成した点にある。
【0007】
【作用】中間支柱7の左右方向外面7aを平坦面に形成
し、且つ、ヒンジ16サイドパネル11を貫通して
間支柱7に取付けられるか、或いはサイドパネル11の
前縁側にヒンジ16に対応する切欠部34を形成するこ
とで、ドアパネル10とサイドパネル11との間隔をつ
めることができ、キャビン側面が一体感のあるデザイン
となり、また、中間支柱7の左右幅が薄くなり、キャビ
ン室内の中間支柱7後方側から斜め前方外部を見た場合
の視界性が向上する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図5は第1実施例を示し、図4におい
て、1はトラクタの車体で、エンジン2,ミッションケ
ース3等を直結して構成され、その後部にはキャビン4
が搭載されている。このキャビン4は、前支柱5と後支
柱6とそれらの間の中間支柱7とを左右両側に有し、上
部に、左右前支柱5上端間、左右後支柱6上端間、前後
支柱5,6上端間を夫々連結する上部枠8が設けられて
なるキャビンフレームを骨格として有する。
【0009】上部枠8にはルーフ9が設けられ、左右の
前支柱5と左右の中間支柱7との間は乗降口とされ、こ
の左右の乗降口はそれぞれ透明ガラスにより形成された
ドアパネル10で閉塞されている。また、左右の中間支
柱7と左右の後支柱6との間は後部窓とされ、この左右
の後部窓はそれぞれ透明ガラスにより形成されたサイド
パネル11で閉塞されている。前記ドアパネル10及び
サイドパネル11の外周縁には全周に亘ってシール材1
2,13が嵌合固定されている。また、ドアパネル10
の後縁部上部には、上部側と下部側とにそれぞれ挿通孔
14が形成され、サイドパネル11の前縁部には、上部
側と下部側とにそれぞれ上下一対の貫通孔15が形成さ
れている。
【0010】図1乃至図3に示すように、中間支柱7の
左右方向外面7aは平坦面に形成されており、この外面
7aの前部に、ドアパネル10の後縁部上部とサイドパ
ネル11の前縁部とが間隔をつめた状態で、シール材1
2,13を介して接当されている。中間支柱7の左右方
向外方には、上部側と下部側とにそれぞれヒンジ16が
配置されている。このヒンジ16は、上下一対の支持部
17と、この上下支持部17間に基部18aが上下方向
の枢軸19を介して回動自在に支持された回動片18と
を備えてなる。
【0011】上下各支持部17にはナット部20が突設
され、このナット部20はサイドパネル11の前縁部の
貫通孔15に、該パネル11の外面からブッシュ21を
介して挿通されて中間支柱7の外面7a後部に接当さ
れ、各ナット部20のネジ孔には中間支柱7を室内側か
ら左右方向外方に向けて貫通するボルト22が螺合され
ており、これによってヒンジ16はサイドパネル11の
外面側に重ねられて中間支柱7に取付固定されている。
回動片18の左右方向内面側にもナット部23が突設さ
れ、このナット部23はドアパネル10の後縁部上部の
挿通孔14に、該パネル10の外面から断面コ字形のブ
ッシュ24を介して挿通されてドアパネル10の内面側
に配置した当板25に接当され、ナット部23のネジ孔
には当板25を室内側から貫通するネジ26が螺合され
ており、これによってドアパネル10がヒンジ16の枢
軸19の軸心廻りに回動自在に取付けられている。
【0012】図5に示すように、左右前支柱5間にはフ
ロントガラス27が設けられ、上部枠8の前部にはブラ
ケット28が前方突出状に固定され、このブラケット2
8に作業灯29のステー30がボルト31・ナット32
によって取付固定されている。また、ルーフ9の前部壁
9aは作業灯29のステー30とブラケット28上の介
在体33との間に挟み込まれて固定されている。図6は
第2実施例を示し、サイドパネル11の前縁側上下にヒ
ンジ16に対応する切欠部34を形成したしたものであ
り、これによって、ドアパネル10の後縁部上部と、サ
イドパネル11の前縁部の上下ヒンジ16間との間隔を
つめることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、キャビンフレームの側
面側の前後方向中間部に中間支柱7を備え、この中間支
柱7の前方側に乗降口を閉塞するドアパネル10を、後
方側に後部窓を閉塞するサイドパネル11を設け、ドア
パネル10の後縁側とサイドパネル11の前縁側とを中
間支柱7の外面にシール材12,13を介して接当させ
ると共に、ドアパネル10をヒンジ16を介して中間支
柱7に取付けたキャビンにおいて、中間支柱7の左右方
向外面7aを平坦面に形成し、且つ、ヒンジ16サイ
ドパネル11を貫通して中間支柱7に取付けられるか、
或いはサイドパネル11の前縁側にヒンジ16に対応す
る切欠部34を形成することによって、ドアパネル10
の後縁側とサイドパネル11の前縁側との間隔をつめて
キャビンの側面を一体感のあるデザインとすることがで
きると共に、キャビン室内の中間支柱7後方側から斜め
前方外部を見た場合の視界性が向上し、しかも、ドアパ
ネル10の後縁側とサイドパネル11の前縁側との間隔
をつめることができるので、中間支柱7の外面7aを平
坦面に形成したものであっても、洗車時に高圧水がシー
ル材12,13の内面に直接当たって該シール材12,
13内面を傷めると共にキャビン室内に水が浸入するの
を防止することができると云う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るドアパネル取付部の平面断面
図である。
【図2】第1実施例に係るドアパネル取付部の側面図で
ある。
【図3】第1実施例に係るドアパネル取付部の背面断面
図である。
【図4】キャビンの側面図である。
【図5】作業灯取付部の側面断面図である。
【図6】第2実施例に係るドアパネル取付部の側面図で
ある。
【図7】従来例に係るドアパネル取付部の平面断面図で
ある。
【符号の説明】
7 中間支柱 10 ドアパネル 11 サイドパネル 12 シール材 13 シール材 16 ヒンジ 34 切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−287430(JP,A) 実開 平2−135314(JP,U) 実開 昭63−100319(JP,U) 実開 昭62−184024(JP,U) 実開 昭62−16512(JP,U) 実開 昭52−140531(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 5/00 B60J 5/04 B62D 49/00 E05D 3/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビンフレームの側面側の前後方向中
    間部に中間支柱(7)を備え、この中間支柱(7)の前
    方側に乗降口を閉塞するドアパネル(10)を、後方側
    に後部窓を閉塞するサイドパネル(11)を設け、ドア
    パネル(10)の後縁側とサイドパネル(11)の前縁
    側とを中間支柱(7)の外面にシール材(12),(1
    3)を介して接当させると共に、ドアパネル(10)を
    ヒンジ(16)を介して中間支柱(7)に取付けたキャ
    ビンにおいて、 前記中間支柱(7)の左右方向外面(7a)を平坦面に
    形成すると共に、ヒンジ(16)サイドパネル(1
    1)を貫通して中間支柱(7)に取付けられていること
    を特徴とするキャビンのドアパネル取付装置。
  2. 【請求項2】 キャビンフレームの側面側の前後方向中
    間部に中間支柱(7)を備え、この中間支柱(7)の前
    方側に乗降口を閉塞するドアパネル(10)を、後方側
    に後部窓を閉塞するサイドパネル(11)を設け、ドア
    パネル(10)の後縁側とサイドパネル(11)の前縁
    側とを中間支柱(7の外面にシール材(12,(1
    3)を介して接当させると共に、ドアパネル(10)を
    ヒンジ(16)を介して中間支柱(7)に取付けたキャ
    ビンにおいて、 前記中間支柱(7)の左右方向外面(7a)を平坦面に
    形成すると共に、サイドパネル(11)の前縁側にヒン
    ジ(16)に対応する切欠部(34)を形成したことを
    特徴とするキャビンのドア取付装置。
JP5281344A 1993-11-10 1993-11-10 キャビンのドアパネル取付装置 Expired - Lifetime JP3045442B2 (ja)

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JPH07132734A JPH07132734A (ja) 1995-05-23
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