JPH05310040A - キャビン装置 - Google Patents

キャビン装置

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JPH05310040A
JPH05310040A JP4117831A JP11783192A JPH05310040A JP H05310040 A JPH05310040 A JP H05310040A JP 4117831 A JP4117831 A JP 4117831A JP 11783192 A JP11783192 A JP 11783192A JP H05310040 A JPH05310040 A JP H05310040A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabin
entrance
getting
exit
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP4117831A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Miyamaru
範之 宮丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP4117831A priority Critical patent/JPH05310040A/ja
Publication of JPH05310040A publication Critical patent/JPH05310040A/ja
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャビンの乗降口周縁と乗降ドアとの間のシ
ール性を向上させる。 【構成】 車体に搭載されるキャビンの側部に、乗降ド
アによって開閉自在に閉塞される乗降口を形成し、前記
乗降ドアの内面の周縁部に、キャビンの乗降口周縁に外
方側から接当する中空状のウェザストリップ17を設けた
キャビン装置において、前記ウェザストリップ17の、乗
降口周縁のウェザストリップ接当部分の溶接ビード等の
凹凸が在る部分に対応する部位に、ウェザストリップ接
当部分への押付力を部分的に高くするための弾性補強部
材20を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ等の車輌に搭
載されるキャビン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トラクタ等の車体に搭載されるキャビン
には、左右両側部に、乗降ドアによって開閉自在に閉塞
される乗降口が形成されている。前記乗降ドアの前後一
側は、ヒンジによってキャビン本体に上下方向の軸心廻
り回動自在に枢支され、乗降ドアの前後他側は、ドアロ
ックによって旋錠されるようになっている。また、乗降
ドアの内面の周縁部には、キャビンの乗降口周縁に接当
する中空状のウェザストリップが設けられていて、該ウ
ェザストリップが乗降ドアに押圧されてキャビンの乗降
口周縁に押付けられることで、乗降ドアと乗降口周縁と
の間がシールされるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、図11に示すように、キャビンの乗降口周縁のウ
ェザストリップ41が接当する部分42に、溶接ビード43が
在ると、該ウェザストリップ41では吸収しきれず隙間44
が生じることが多く、そのため、前記隙間44からキャビ
ン室内に水が侵入するという問題がある。また、溶接ビ
ードに限らず、キャビンの乗降口周縁に波打ち(凹凸)
が在る場合でも同様のことがいえる。
【0004】そこで、本発明は前記問題点に鑑みて、ウ
ェザストリップが接当する部分に溶接ビード或いは波打
ち等がある場合であっても、乗降ドアと乗降口との間を
良好にシールすることができるキャビン装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、車体1 に搭載されるキ
ャビン4 の側部に、乗降ドア15によって開閉自在に閉塞
される乗降口13を形成し、前記乗降ドア15の内面の周縁
部に、キャビン4 の乗降口13周縁に外側方から接当する
中空状のウェザストリップ17を設けたキャビン装置にお
いて、前記ウェザストリップ17内の所要部位に、キャビ
ン4 の乗降口13周縁への押付力を部分的に高くするため
の弾性補強部材20を設けた点にある。
【0006】
【作用】ウェザストリップ17内の所要部位に弾性補強部
材20を設けると、該部位の剛性が高くなり、キャビン4
の乗降口13周縁への押付力が強くなる。したがって、キ
ャビン4 の乗降口13周縁のウェザストリップ17が接当す
る部分に、溶接ビード21或いは波打ちによる凹凸が在る
場合、該溶接ビード21等に対応する部分に前記弾性補強
部材20を設けることで、ウェザストリップ17が溶接ビー
ド21の在る部分では強く押付けられて、ウェザストリッ
プ17がキャビン4 の乗降口13周縁に良好に密着し、シー
ル性が向上する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図4において、1はトラクタ車体で、前部のエン
ジン2 、後部のミッションケース3 等を直結して主構成
され、車体1 の後部上には、一体形キャビン4 が搭載さ
れている。キャビン4 は、骨格体をなすキャビンフレー
ム5 を有し、このキャビンフレーム5 は、左右一対の前
支柱6 と、左右一対の後支柱7 と、前後支柱6,7 間に設
けられた左右一対の中間支柱8 と、これら支柱6,7,8 の
上端部に固着された前方開放状の平面視コ字形の上部枠
材9 と、前支柱6 の上端部間を連結する前上部枠材10等
とを備えて成る。
【0008】前記左右中間支柱8 の下端部はキャビンフ
レーム5 の上下中途部に位置し、図3に示すように、各
中間支柱8 の下端から前下方に向けて傾斜状の斜枠材11
が設けられ、該斜枠材11の下端は、キャビン4 の床板の
前側側縁部12の後端に連結され、該前側側縁部12の前端
は前支柱6 の下端部に連結されていて、前支柱6 と中間
支柱8 との間が開口状とされ、キャビン4 の前部左右両
側に乗降口13が設けられている。そして、前支柱6 、中
間支柱8 、上部枠材9 、斜枠材11及び床板の前側側縁部
12は相互に溶着されており、キャビン4 の乗降口13周縁
は平坦で面一状とされたウェザストリップ接当面14とさ
れている。
【0009】左右各乗降口13は乗降ドア15によって開閉
自在に閉塞される。乗降ドア15は、後端部が上下一対の
ヒンジ16を介して中間支柱8 に、上下方向の軸心廻り回
動自在に枢支連結され前端部の上下中途部がドアロック
を介して前支柱6 に旋錠されるようになっている。ま
た、乗降ドア15の内面の周縁部には、周縁に沿って全周
に亘る中空状のウェザストリップ17が設けられ、図6に
示すように、ウェザストリップ17は、その内周側に形成
された乗降ドア15内面の膨らみ部18にクリップ19を介し
て取付固定されている。
【0010】また、ウェザストリップ17は、ゴム製チュ
ーブ状のウェザストリップ素材をコーナー部で相互に接
着することで環状に形成されている。図1及び図2に示
すように、このウェザストリップ17内には、弾性補強部
材20が設けられる。この弾性補強部材20はゴム製(或い
は樹脂製) の丸パイプから成り、ウェザストリップ素材
をコーナー部分で接着する前に、チューブ状ウェザスト
リップ素材に挿入される。(この際、弾性補強部材20の
一部をウェザストリップ17内面に接着するのが好まし
い)また、弾性補強部材20は、例えば、図に示すよう
に、ウェザストリップ17の前上部のコーナー部分に設け
られ、該部分の剛性が高められている。
【0011】これは、図5に示すように、前支柱6 上端
部と上部枠材9 の前端部とが溶着されているため、乗降
口13周縁のウェザストリップ接当面14の前上部に溶接ビ
ード21が在り、この溶接ビード21が在る部分にウェザス
トリップ17を強く押付けて、図7に示すように、ウェザ
ストリップ17を溶接ビード21の在る部分でもウェザスト
リップ接当面14に密着させ得るようにするために、前記
弾性補強部材20を設けるのである。したがって、弾性補
強部材20を設ける場所は、図示に限られることはなく、
ウェザストリップ接当面14の、溶接ビードの在る部分或
いは凹凸の在る部分に対応する所に設けられる。
【0012】前記キャビンフレーム5 の左右後支柱7 間
はリヤガラス22で閉塞されている。図8及び図9に示す
ように、このリヤガラス22の上端側には左右一対のブラ
ケット23が設けられ、このブラケット23は上部枠材9 の
後部に固着された平面視コ字形の取付金具24に枢支ピン
25を介して左右方向の軸心廻り回動自在に取付けられて
いる。ブラケット23はリヤガラス22の外側に配置される
と共に、ボルト26が溶接されており、このボルト26はリ
ヤガラス22を貫通し、ナット27が螺合されている。
【0013】ブラケット23のボルト26の側方には挿通孔
28が形成されると共に該挿通孔28に対応してリヤガラス
22にも挿通孔32が形成され、これら挿通孔28,32 には、
リヤガラス22の内側からワイパーモータ29の駆動軸30が
挿通され、駆動軸30にはワイパーアーム31が取付けられ
ている。また、ワイパーモータ29は前記ブラケット23に
溶接されたボルト26に固定される。なお、ワイパーモー
タ29等を取付けない場合には、前記挿通孔28,32 には、
頭付ボルトを挿通し、該ボルトにナットを螺合させてお
く。
【0014】図10に示すように、エンジン2 等を覆う
ボンネット39内には支持フレーム33が設けられ、この支
持フレーム33の上下中間部には、インタークーラ34が取
付けられ、このインタークーラ34の下方にはクーラ用コ
ンデンサ35が取付けられている。また、これら、インタ
ークーラ34及びコンデンサ35の前方にはこれらを覆うよ
うに防塵ネット36が配置され、この防塵ネット36の上端
側には左右一対の取付孔37が形成されていて、防塵ネッ
ト36は該取付孔37を介して、支持フレーム33に固着した
L字形フック38に引掛けることで取付けられている。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、ウェザストリップ17内
の所要部位に、キャビン4 の乗降口13周縁への押付力を
部分的に高くするための弾性補強部材20を設けたので、
キャビン4 の乗降口13周縁のウェザストリップ17が接当
する部分に、溶接ビード21等が在っても、該溶接ビード
21が在る部分へのウェザストリップ17の押付力を強くす
ることができ、したがって、溶接ビード21があってもウ
ェザストリップ17を乗降口13周縁のウェザストリップ接
当部に良好に密着させることができ、シール性が向上す
る。また、ウェザストリップ自体の剛性を高くして、キ
ャビンの乗降口周縁への押付力を全体的に高くすると、
ウェザストリップの反発力が全体的に大となり、ドアロ
ックから遠く離れた所で、ウェザストリップの反発力
で、乗降ドアが押されて反り返り、外観不良を生じる
が、本発明では、ウェザストリップの必要個所の剛性を
高めるので、このようなこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の側面図である。
【図2】図1A−A線矢視断面図である。
【図3】要部の斜視図である。
【図4】キャビンの側面図である。
【図5】キャビンフレーム上部の側面図である。
【図6】図4B−B線矢視断面図である。
【図7】図5C−C線矢視断面図である。
【図8】リヤガラス取付部分の斜視図である。
【図9】リヤガラス取付部分の側面断面図である。
【図10】インタクーラ及びクーラ用コンデンサの取付
部分の分解斜視図である。
【図11】従来の問題点を説明するための断面概略図で
ある。
【符号の説明】
1 トラクタ車体 4 キャビン 13 乗降口 14 ウェザストリップ接当面 15 乗降ドア 17 ウェザストリップ 20 弾性補強部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体(1) に搭載されるキャビン(4) の側
    部に、乗降ドア(15)によって開閉自在に閉塞される乗降
    口(13)を形成し、前記乗降ドア(15)の内面の周縁部に、
    キャビン(4) の乗降口(13)周縁に外側方から接当する中
    空状のウェザストリップ(17)を設けたキャビン装置にお
    いて、 前記ウェザストリップ(17)内の所要部位に、キャビン
    (4) の乗降口(13)周縁への押付力を部分的に高くするた
    めの弾性補強部材(20)を設けたことを特徴とするキャビ
    ン装置。
JP4117831A 1992-05-12 1992-05-12 キャビン装置 Pending JPH05310040A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4117831A JPH05310040A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 キャビン装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4117831A JPH05310040A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 キャビン装置

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JPH05310040A true JPH05310040A (ja) 1993-11-22

Family

ID=14721334

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JP4117831A Pending JPH05310040A (ja) 1992-05-12 1992-05-12 キャビン装置

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JP (1) JPH05310040A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6536834B2 (en) * 2000-09-28 2003-03-25 Nishikawa Rubber Co., Ltd. Door weather strip with seal lips attached thereto
JP2008062889A (ja) * 2006-09-11 2008-03-21 Mitsubishi Motors Corp スライドドア構造
JP2022028356A (ja) * 2020-08-03 2022-02-16 株式会社クボタ 窓安定化機構

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11919371B2 (en) 2020-08-03 2024-03-05 Kubota Corporation Window stabilization mechanism

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