JPH06211048A - キャビンのドア構造 - Google Patents

キャビンのドア構造

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JPH06211048A
JPH06211048A JP525093A JP525093A JPH06211048A JP H06211048 A JPH06211048 A JP H06211048A JP 525093 A JP525093 A JP 525093A JP 525093 A JP525093 A JP 525093A JP H06211048 A JPH06211048 A JP H06211048A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
door frame
glass
door glass
cabin
Prior art date
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Pending
Application number
JP525093A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsushi Fukawatase
克志 深渡瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP525093A priority Critical patent/JPH06211048A/ja
Publication of JPH06211048A publication Critical patent/JPH06211048A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ドア枠2にドアガラス3を取り付け、ドア枠
2の前後一側を前支柱4又は中支柱5に枢支具6を介し
て縦軸廻り回動自在に支持し、外周縁とドア受け部10
との間にウェザーストリップ7を設ける。前記枢支具6
をドア枠2及び前・中支柱4、5の外側面より内側に配
置し、ドア枠2の内周の外側面側にドアガラス取り付け
凹部8を形成し、この取り付け凹部6にドアガラス3を
取り付けてその外側面をドア枠2の外側面と略連続した
面にする。 【効果】 枢支具6は雨水にさらされて錆びるというこ
とがなく、ドア枠2とドアガラス3との境目に突起部が
なくかつ枢支具6もキャビンの外側面に突出していない
ので、ゴミの付着が少なくかつ見栄えも良好にできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ、バックホー
等のキャビンに利用可能なドア構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、トラクタのキャビンのドア構造
は、図4に示すように、板金で形成されたドア枠2にド
アガラス3を取り付け、ドア枠2の前後一側を中支柱5
(又は前支柱4)に枢支具6を介して縦軸廻り回動自在
に支持し、外周縁にウェザーストリップ7を設けて構成
されている。
【0003】前記枢支具6は蝶番で形成され、その左右
羽片はドア枠2の外側面と中支柱5の外側面とにそれぞ
れ固定されており、ドア枠2の外側面とドアガラス3の
外側面とは面一になっているが、両者はH型ゴム9で連
結されていて、このH型ゴム9が外側面から突出してい
るので両者は連続した面となっていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、枢
支具6はキャビンの外側面にあるので錆易く、また、枢
支具6及びH型ゴム9でキャビンの外側面に凹凸を形成
しているので、ゴミが付着し易いと共に見栄えも良くな
い。本発明は、枢支具6をキャビンの外側面より内側に
配置し、ドア枠2の内周に形成した取り付け凹部8にド
アガラス3を取り付けてその外側面をドア枠2の外側面
と略連続した面にすることにより、前記従来技術の問題
点を解決できるようにしたキャビンのドア構造を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための具体的手段は、ドア枠2にドアガラス3を取り
付け、ドア枠2の前後一側を前支柱4又は中支柱5に枢
支具6を介して縦軸廻り回動自在に支持し、外周縁とド
ア受け部10との間にウェザーストリップ7を設けたキ
ャビンのドア構造において、前記枢支具6をドア枠2及
び前・中支柱4、5の外側面より内側に配置し、ドア枠
2の内周の外側面側にドアガラス取り付け凹部8を形成
し、この取り付け凹部8にドアガラス3を取り付けてそ
の外側面をドア枠2の外側面と略連続した面にしている
ことである。
【0006】
【作用】ドア11を開閉可能にしている枢支具6はドア
枠2及び前・中支柱4、5の外側面より内側に位置し、
雨水にさらされることがなく、また、キャビンの外側か
ら見えることもない。ドア枠2の内周の外側面側には取
り付け凹部8が形成され、この取り付け凹部8にドアガ
ラス3が取り付けられており、ドアガラス3の外側面は
ドア枠2の外側面と略連続した面になっていて、その間
に突起物はなく、ゴミの付着が少なくなっている。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2、3において、13はキャビン付きのトラク
タで、エンジン及びミッションケース等を直結して車体
14が形成され、ボンネット15の後側に操作パネル1
6及びハンドル17を配置し、後輪18をフェンダ19
で覆っている。
【0008】キャビン21は車体14の後部に搭載され
ており、車体14に直接組付けられたものと、操作パネ
ル16、ハンドル17及びフェンダ19等を装備して車
体14に着脱自在に装着されたものとがある。このキャ
ビン21は左右一対の前支柱4、中支柱5及び後支柱2
2と、全支柱4、5、22の上端を連結している天枠2
3と、この天枠23に取り付けられた屋根部材24とを
有する。
【0009】前記左右前支柱4間にはフロントガラス2
7が設けられ、前支柱4と中支柱5間にはドア11が開
閉自在に配置され、中支柱5と後支柱22間にはリヤサ
イドガラス25が嵌め込まれ、左右後支柱22間にはリ
ヤガラス26が開閉自在に設けられている。図1〜3に
おいて、ドア11はドア枠2にドアガラス3を取り付
け、ドア枠2の後側を中支柱5(又は前側を前支柱4)
に枢支具6を介して縦軸廻り回動自在に支持し、外周縁
にウェザーストリップ7を設けて構成されている。
【0010】前記前支柱4、中支柱5及び天枠23等に
は、ドア11の外周部に対向した凹状のドア受け部10
が形成され、ウェザーストリップ7はこのドア受け部1
0に当接して、両者間のシールをしている。ドア枠2は
パイプ材をローラで圧延加工したものであり、外側面は
前支柱4、中支柱5等の外側面と面一になっている。そ
の外周部は折り畳まれて2重のフランジ状に形成されて
取り付け部2Aとなっており、この取り付け部2Aにウ
ェザーストリップ7が嵌合して取り付けられている。
【0011】また、ドア枠2の内周部の外側面側は角形
に凹んで取り付け凹部8が形成されており、この取り付
け凹部8に接着材30を介してドアガラス3が固着され
ている。ドアガラス3のドア枠2とオーバラップする部
分には内面側に黒のマスキングが施されている。前記取
り付け凹部8の深さはドアガラス3の肉厚より若干大き
い寸法になっていて、接着剤30を介在させた状態で、
ドアガラス3の外側面はドア枠2の外側面と略連続した
面になっており、両者の間には従来技術のようなH形ゴ
ムは存在しない。
【0012】中支柱5は断面角形のパイプ材を使用して
も良いが、ここでは断面コ字形の溝形材をロール加工し
て外側面側にウェザーストリップ7が当接する階段状の
シール受け部31を形成しており、内側をカバー32で
閉鎖している。枢支具6は蝶番を変形した形状で、上下
複数個設けられ、その一方の羽片は中支柱5の溝内面に
固着され、他方の羽片はドア枠2に固着されており、こ
の他方の羽片は縦軸廻りに回動するので、中支柱5には
切欠33が形成されている。
【0013】前記中支柱5の外側面には接着剤34を介
してリヤサイドガラス25が固着され、このリヤサイド
ガラス25と前記ドアガラス3及びドア枠2の外側面と
は面一になっている。従って、中支柱5はドア11とリ
ヤサイドガラス25とで覆われ、外部から見えない構造
となっている。リヤガラス26は上部が天枠23又は後
支柱22に枢支されていて、下部を後方へ開閉自在にな
っており、ガスダンパ35によって開閉補助され、かつ
所要角度に保持できるようになっている。
【0014】前記キャビン21はウェザーストリップ7
の外側面側を除いてドア枠2、ドアガラス3、前後支柱
4、22、フロントガラス27、サイドリヤガラス25
及びリヤガラス26等は略面一状で、表面の凹凸が極め
て少なくなっており、キヤビン21表面にゴミが付着し
難く、付着しても洗浄が容易であり、斬新な意匠となっ
ている。
【0015】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、種々変形することができる。例えば、ウェザ
ーストリップ7は前支柱4及び中支柱5側に取り付けて
も良く、左右後支柱22の間隔を狭くして、中支柱5と
後支柱22との間のリヤサイドガラス25を外向き突出
状の円弧ガラスに形成しても良い。
【0016】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、枢支具6
をドア枠2及び前・中支柱4、5の外側面より内側に配
置し、ドア枠2の内周の外側面側にドアガラス取り付け
凹部8を形成し、この取り付け凹部8にドアガラス3を
取り付けてその外側面をドア枠2の外側面と略連続した
面にしているので、枢支具6は雨水にさらされて錆びる
ということがなく、ドア枠2とドアガラス3との境目に
突起部がなくかつ枢支具6もキャビンの外側面に突出し
ていないので、ゴミの付着が少なくかつ見栄えも良好に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面平面図である。
【図2】キャビンの断面平面図である。
【図3】キャビン付きトラクタの側面図である。
【図4】従来技術を示す断面平面図である。
【符号の説明】
2 ドア枠 3 ドアガラス 4 前支柱 5 中支柱 6 枢支具 7 ウェザーストリップ 8 取り付け凹部 10 ドア受け部 11 ドア 21 キャビン 25 リヤサイドガラス 27 フロントガラス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア枠(2)にドアガラス(3)を取り
    付け、ドア枠(2)の前後一側を前支柱(4)又は中支
    柱(5)に枢支具(6)を介して縦軸廻り回動自在に支
    持し、外周縁とドア受け部(10)との間にウェザース
    トリップ(7)を設けたキャビンのドア構造において、 前記枢支具(6)をドア枠(2)及び前・中支柱(4)
    (5)の外側面より内側に配置し、ドア枠(2)の内周
    の外側面側にドアガラス取り付け凹部(8)を形成し、
    この取り付け凹部(8)にドアガラス(3)を取り付け
    てその外側面をドア枠(2)の外側面と略連続した面に
    していることを特徴とするキャビンのドア構造。
JP525093A 1993-01-14 1993-01-14 キャビンのドア構造 Pending JPH06211048A (ja)

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JP525093A JPH06211048A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 キャビンのドア構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP525093A JPH06211048A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 キャビンのドア構造

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Publication Number Publication Date
JPH06211048A true JPH06211048A (ja) 1994-08-02

Family

ID=11605971

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP525093A Pending JPH06211048A (ja) 1993-01-14 1993-01-14 キャビンのドア構造

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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