JPH06262942A - キャビンのウインド構造 - Google Patents

キャビンのウインド構造

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JPH06262942A
JPH06262942A JP5097993A JP5097993A JPH06262942A JP H06262942 A JPH06262942 A JP H06262942A JP 5097993 A JP5097993 A JP 5097993A JP 5097993 A JP5097993 A JP 5097993A JP H06262942 A JPH06262942 A JP H06262942A
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JP
Japan
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door
door frame
strut
glass
glass sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP5097993A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsushi Fukawatase
克志 深渡瀬
Mitsuhiko Onbe
光彦 遠部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 前支柱10、中支柱11及び後支柱12を備
え、中支柱11に枢支具22を介して縦軸廻りに回動自
在にドア枠19を支持し、該ドア枠19にドアガラス2
0を設け、中支柱11と後支柱12との間にリヤサイド
ガラス17を設ける。前記ドア枠19の外側面にドアガ
ラス20を固着すると共に中支柱11の外側面にリヤサ
イドガラス17を固着してドアガラス20とリヤサイド
ガラス17とを略面一状に隣接させる。 【効果】 ドア枠の内周側を広く且つ中支柱の幅を狭く
でき視界を良好にすることが可能となり、しかも、中支
柱が外部から見えず外観的にも優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ、バックホー
等のキャビンに利用可能なウインド構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、トラクタのキャビンのウインド
構造としては、図6に示すように、左右一対の前支柱5
0、中支柱51及び後支柱52を備え、中支柱51に枢
支具53を介して縦軸廻りに回動自在にドア枠54を支
持し、該ドア枠54の内周部にH型ゴム55を介してド
アガラス56を取付け、中支柱51と後支柱52との間
にリヤサイドガラス57を固着したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、ド
ア枠54はその内周部にH型ゴム55の取り付け部を必
要としドア枠54の幅が広くなり、内周側が狭くなって
視界を悪くしていた。更に、中支柱51にガラス受け部
58を設けてリヤサイドガラス57を取付けていたの
で、中支柱51の幅が広く視界を悪くし、しかも、中支
柱51の一部が外部から見えることとなり、昨今の外観
も重視される作業機等のキャビンとしては外観を損ねる
という問題があった。
【0004】そこで、本発明は、ドアガラスをドア枠の
外側面に固着して視界を良好にすると共に、外観的にも
優れたキャビンのウインド構造を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は次の技術的手段を講じた。即ち、本発明の
特徴とするところは、前支柱、中支柱及び後支柱を備
え、中支柱に枢支具を介して縦軸廻りに回動自在にドア
枠を支持し、該ドア枠にドアガラスを設け、中支柱と後
支柱との間にリヤサイドガラスを設けたキャビンのウイ
ンド構造において、前記ドア枠の外側面にドアガラスを
固着すると共に中支柱の外側面にリヤサイドガラスを固
着してドアガラスとリヤサイドガラスとを略面一状に隣
接させている点にある。
【0006】
【作用】本発明において、ドアガラスはドア枠の外側面
に固着されており、ドア枠にはその内周部にドアガラス
取り付け用内周縁を設ける必要がなく、ドア枠の内周側
が広くなっていると共に、中支柱の外部に露出する部分
を無くして幅を狭くしているので視界が良好になり、し
かも、優れた外観を得られる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2において、1はキャビン付きのトラクタで、
エンジン及びミッションケース等を直結して車体2が形
成され、ボンネット3の後側に操作パネル4及びハンド
ル5を配置し、前輪6と後輪7を備え、後輪7をフェン
ダ8で覆っている。
【0008】キャビン9は車体2の後部に搭載されてお
り、車体2に直接組付けられたものと、操作パネル4、
ハンドル5及びフェンダ8等を装備して車体2に着脱自
在に装着されたものとがある。このキャビン9は左右一
対の前支柱10、中支柱11及び後支柱12と、全支柱
10、11、12の上端を連結している天枠13と、こ
の天枠13に取り付けられた屋根部材14とを有する。
なお、前支柱10と後支柱12は同一断面形状であり共
用されている。
【0009】前記左右前支柱10間には、図1に示すよ
うに、フロントガラス15が設けられ、前支柱10と中
支柱11間にはドア16が開閉自在に配置され、中支柱
11と後支柱12間にはリヤサイドガラス17が嵌め込
まれ、左右後支柱12間にはリヤガラス18が開閉自在
に設けられている。図1〜3において、ドア16はドア
枠19の外周縁にドアガラス20を取り付け、内側縁に
ウェザーストリップ21を設けて、ドア枠19の後側を
中支柱11に枢支具22を介して縦軸廻り回動自在に支
持して構成されている。
【0010】前記前支柱10、中支柱11及び天枠13
等には、ドア16の外周部に対向した凹状のドア受け部
23が形成され、ウェザーストリップ21はこのドア受
け部23に当接して、両者間のシールをしている。ドア
枠19の外側面は前支柱10の外側面より若干内側に位
置し、中支柱11の外側面と略面一であり、このドア枠
19の外側面に接着材24を介してドアガラス20が固
着されている。このドアガラス20の外側面は前支柱1
0の外側面と略面一であり、ドア枠19とオーバラップ
する部分の内面側には黒のマスキングが施されている。
【0011】中支柱11は断面角形のパイプ材を使用し
ても良いが、ここでは断面コ字形の溝形材をロール加工
して外側面側にウェザーストリップ21が当接する階段
状の前記ドア受け部23が形成され、内側をカバー25
で閉鎖している。前記枢支具22は蝶番を変形した形状
で、その一方の羽片26は中支柱11の溝内面に固着さ
れ、他方の羽片27はドア枠19に固着されており、こ
の他方の羽片27は縦軸廻りに回動するので、カバー2
5には切欠28が形成されている。また、この枢支具2
2は図3に示すように上下に2か所設けられその間の空
間を広くしている。なお、29は下フレームであり、そ
の内側には内装材30が設けられている。
【0012】前記中支柱11、天枠13及び下フレーム
29の外側面と、後フレーム12に設けられたガラス受
け部31とには接着剤32を介してリヤサイドガラス1
7が固着され、このリヤサイドガラス17と前記ドアガ
ラス20の外側面とは略面一になっている。従って、中
支柱11はドア16とリヤサイドガラス17とで覆わ
れ、外部から見えない構造となっている。
【0013】前記リヤガラス18は上部が天枠13又は
後支柱12に枢支されていて、下部を後方へ開閉自在に
なっており、ガスダンパ33によって開閉補助され、か
つ所要角度に保持できるようになっている。前記キャビ
ン9は前後支柱10、12、ドア16、フロントガラス
15、サイドリヤガラス17及びリヤガラス18は略面
一状で、表面の凹凸が極めて少なくなっており、キヤビ
ン9の表面にゴミが付着し難く、付着しても洗浄が容易
であり、斬新な意匠となっている。
【0014】なお、前記前輪6の内側には、図4、図5
に示すように、前輪6が固定される前車軸35を備えた
車軸ケース36が設けられ、この車軸ケース36はフロ
ントアクスル37の一端に設けられた縦軸(図示せず)
の軸心回りに回動自在に連結されている。この縦軸上方
の前記フロントアクスル37上部には、上方突出状の突
部38を有するベアリング押さえ39が固定されてい
る。この突部38の軸心は前記縦軸の軸心と同心状とさ
れ、突部38の上端にはこの軸心から半径方向に所定間
隔L離れた位置に軸心と平行な係合ピン40が突設され
ている。
【0015】また、前記車軸ケース36の上部には、ベ
アリング押さえ39の突部38を内嵌する前輪サポート
ケース41が固定され、この前輪サポートケース41の
上部にはカバー42が設けられている。このカバー42
のベアリング押さえ39側には、筒状のケース43を有
する角度検出手段44が設けられている。前記角度検出
手段44はケース43内部にポテンショメータ(図示せ
ず)を備えており、ポテンショメータのメータ軸45に
係合レバー46が固定されて前記係合ピン40に係合可
能とされている。また、ケース43の内部にはメータ軸
45を図5の矢印イで示す回転方向に付勢する渦巻きバ
ネ47が介装されている。したがって、係合レバー46
が常時係合ピン40に押圧係合しており、ハンドル5の
操作により前輪サポートケース41が突部38の軸心回
りに回動するとメータ軸45も回動してポテンショメー
タにより前輪6の切れ角が連続的に検出される。これよ
り、検出される前輪6の種々の切れ角に対応させて倍速
ターン機構やデフロック機構等を作動させて自動制御す
ることができる。なお、図4では、カバー42に角度検
出手段44を設け、ベアリング押さえ39に係合ピン4
0を設けているが、この逆として、カバー42に係合ピ
ンを設け、ベアリング押さえ39に角度検出手段を設け
てもよい。
【0016】本発明は前記実施例に限定されるものでは
なく、種々変形することができる。例えば、左右後支柱
12の間隔を狭くして、中支柱11と後支柱12との間
のリヤサイドガラス17を外向き突出状の円弧ガラスに
形成しても良い。
【0017】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、ドア枠の
外側面にドアガラスを固着すると共に中支柱の外側面に
リヤサイドガラスを固着してドアガラスとリヤサイドガ
ラスとを略面一状に隣接させているので、ドア枠の内周
側を広く且つ中支柱の幅を狭くでき視界を良好にするこ
とが可能となり、しかも、中支柱が外部から見えず外観
的にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す一部省略断面平面図であ
る。
【図2】キャビン付きトラクタの側面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】切れ角検出装置を示す概略斜視図である。
【図5】図4の要部断面図である。
【図6】従来例を示す断面平面図である。
【符号の説明】
9 キャビン 10 前支柱 11 中支柱 12 後支柱 17 リヤサイドガラス 19 ドア枠 20 ドアガラス 22 枢支具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前支柱(10)、中支柱(11)及び後
    支柱(12)を備え、中支柱(11)に枢支具(22)
    を介して縦軸廻りに回動自在にドア枠(19)を支持
    し、該ドア枠(19)にドアガラス(20)を設け、中
    支柱(11)と後支柱(12)との間にリヤサイドガラ
    ス(17)を設けたキャビンのウインド構造において、 前記ドア枠(19)の外側面にドアガラス(20)を固
    着すると共に中支柱(11)の外側面にリヤサイドガラ
    ス(17)を固着してドアガラス(20)とリヤサイド
    ガラス(17)とを略面一状に隣接させていることを特
    徴とするキャビンのウインド構造。
JP5097993A 1993-03-11 1993-03-11 キャビンのウインド構造 Pending JPH06262942A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5097993A JPH06262942A (ja) 1993-03-11 1993-03-11 キャビンのウインド構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP5097993A JPH06262942A (ja) 1993-03-11 1993-03-11 キャビンのウインド構造

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JPH06262942A true JPH06262942A (ja) 1994-09-20

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ID=12873931

Family Applications (1)

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JP5097993A Pending JPH06262942A (ja) 1993-03-11 1993-03-11 キャビンのウインド構造

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008290479A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Kasei Kogyo Kk 建設機械のウェザーストリップの構造
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JP2021094866A (ja) * 2019-12-13 2021-06-24 コベルコ建機株式会社 建設機械のドア

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