JP4300860B2 - 自動車用バックドアのシール構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用バックドアのシール構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車用バックドアのシール構造に関しては、下記特許文献1が知られている。
【0003】
同文献1に開示されているバックドアは、図5に示しているように、樹脂製のドア下半部と、板金製又は樹脂製のアウタパネルとが取付ネジ等により着脱可能に取付けられたもので、ドア下半部の下部には段部が形成されている。そして、車体部材の上部後方に設けられたシール部材であるウェザストリップがドア下半部の段部に当接されるようになっている。
【0004】
このように段部を設ける構造とされているのは、ドア下半部とアウタパネルとが取付ネジ等で取付けられるが故にこの部分にウェザストリップを当接してシールすることができず、取付ネジ等のある部分より上方の段部にウェザストリップを当接せざるを得ないのがその理由である。そのためには、ウェザストリップを装着する車体部材の高さを上方へ伸ばす必要があるが、その結果、荷室開口が狭くなってしまう、という問題がある。
【0005】
また、従来より一般的に用いられている板金製のバックドアにおいては、その下端部はアウタパネル下端部をインナパネル下端部内側に折返す、所謂、へミング加工がなされているが、この場合においても、へミング部はスポット接合やシーラ塗布等が行われるため、ウェザストリップが当接してシール性が確保できる平坦部が得られないので、へミング部より上方に平坦面を有する段部を設け、その段部でウェザストリップを当接するようにしている。そのためには、特許文献1と同様、ウェザストリップを装着する車体部材の高さを上方へ伸ばす必要があり、その結果、荷室開口が狭くなってしまう。なお、これは開口下部だけに限らず、開口の左右、及び上部においても同様であり、開口面内方に向かう車体部材の突出量が大きくなるので、上下左右において全体的に荷室開口が狭くなってしまう、という問題である。
【0006】
【特許文献1】
実開昭62−127026号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上より、本発明は、車両後端面において車体側部材によって形成された荷室開口を、バックドアと車体側部材に装着されたシール部材とによってシールする構造において、荷室開口を広くすることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に関わる第一の構成は、車体の後端面において上下左右のリヤエンドパネルによって形成された開口を開閉蓋する、インナパネルとアウタパネルとで構成されたバックドアが、閉時に、リヤエンドパネルに装着されたシール部材に当接して開口をシールする自動車用バックドアのシール構造において、インナパネルとアウタパネルの端部にはそれぞれ、インナパネル合せ部とアウタパネル合せ部とが設けられ、インナパネル合せ部とアウタパネル合せ部とは接着層を介して接合され、上記シール部材は、上記バックドアの閉時に上記インナパネル合せ部の車室内側に位置するように、上記リヤエンドパネルの後面部側に後方側に向かって装着され、上記インナパネル合せ部の車室内側面部が上記シール部材と当接する平坦状のシール面部とされているものである。
【0009】
第一の構成によれば、インナパネル合せ部とアウタパネル合せ部とは接着層を介して接合されるため、インナパネル合せ部の車室内側の面部は、ネジ、スポット溶接痕、あるいはシーラ等の凹凸部の無い、平坦な表面を形成することが出来、これにより、別途、シール部材を当接するための部位を開口面内方側に設ける必要が無い。そしてこれに伴って、リヤエンドパネルを開口面内方に向かって余分に突出させる必要が無いため、荷室開口面積を広くすることができる。
【0010】
また、シール部材がリヤエンドパネルの後面部側において後方側に向かって装着されるので、バックドア閉時において、上記バックドアのインナパネルの下端部にシール面部が形成されていても該シール面部と当接可能となり、それに伴ってリヤエンドパネルの開口面内方へ向かう高さを低くでき、結果、荷室開口を広くすることができる。
【0011】
本発明に関わる第二の構成は、インナパネルとアウタパネルとが樹脂製とされているものである。
【0012】
第二の構成によれば、インナパネルとアウタパネルとが樹脂製とされているため、軽量であるとともに接着剤による接着性が良く、ネジ止めが不要となる。即ち、ネジ止め等、機械的締結がなされた場合は、締結部には窪みが発生して平坦な面が確保できないが、接着剤の利用できる樹脂製のインナパネル、アウタパネルでは平坦な面が確保できる。従って、上記インナパネル合せ部とアウタパネル合せ部、及びインナパネル合せ部の車室内側の面も平坦なものとすることができる。これにより、別途、シール部材と当接する部位であるシール面部を開口面内方側に設けたり、リヤエンドパネルを開口面内方に向かって余分に突出させる必要が無いため、荷室開口を広くすることができる。
【0013】
本発明に関わる第の構成は、アウタパネル合せ部の最端部は、インナパネル合せ部の最端部を覆うように車両前方に向かって屈曲される屈曲部が形成されているものである。
【0014】
の構成によれば、アウタパネル合せ部の最端部は、インナパネル合せ部の最端部を覆うように車両前方に向かう屈曲部が形成されているため、接着剤のはみ出しや垂れによって合せ部車室内側の面であるシール面部の平坦性が損なわれるのを回避できるとともに、合せ部最端部の見栄えの向上や、インナパネルとアウタパネルとの位置決めが容易にできる効果も奏する。
【0015】
【発明の効果】
以上から、本発明は、車両後端面において車体側部材によって形成された荷室開口を、バックドアと車体側部材に装着されたシール部材とによってシールする構造において、荷室開口を広くすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4に基づいて説明する。
【0017】
図1は、本発明に係る車両の後部斜視図を表す図である。
【0018】
図1において、車両1は、ルーフパネル3と、ルーフパネル3の後部から左右のリヤホイールWRの方向に向かって垂下するフェンダパネル7、9と、バックドア13と、バックドア13の下方に配設されたリヤバンパ5とを備えている。
【0019】
また、ルーフパネル3の後端部には車幅方向に延びるルーフリヤエンドパネル11、左側フェンダパネル7と右側フェンダパネル9の後端部には、夫々、車両上下方向に延びるフェンダリヤエンドパネルインナ8、12が設けられ、更にフェンダリヤエンドパネルインナ8の下端部とフェンダリヤエンドパネルインナ12の下端部とを連結するロアリヤエンドパネル19が車幅方向に配設され、これら、ルーフリヤエンドパネル11、フェンダリヤエンドパネルインナ8、フェンダリヤエンドパネルインナ12、及びロアリヤエンドパネル19とによって荷室開口Kが形成されている。
【0020】
さらに、バックドア13は、ドアガラスGとバックドアボデー21とから構成され、バックドアボデー21の左右にはフェンダパネル7、9の後部に夫々、リヤコンビランプ15、17が設けられているとともに、バックドアボデー21の下部を受け入れるようにリヤバンパ5には凹部5aが形成されている。
【0021】
以上のような実施形態を有する車両の後部構造において、バックドア13と、開口Kを形成する各リヤエンドパネル11、8、12、及び19とはシール部材であるウェザストリップ(図1では不図示)によってシールされて、水、風、音等の侵入を防止している。
【0022】
図2は、本発明に係るシール部材であるウェザストリップの断面構造の一実施形態を示すものである。
【0023】
図2において、ウェザストリップ25は、ゴム製部材であると共に、中空部25aをシール部25b内に有し、シール部25bとは反対側には3つの溝部25c、25d、25eが形成されている。詳しくは、溝部25cはリップ部25fと保持部25gとによって形成され、溝部25dは保持部25gと保持部25hとによって形成され、溝部25eは保持部25hとリップ部25iとによって形成されている。また、溝部25dは、リヤエンドパネルに装着、保持するための溝であるため、他の溝部25c、25eよりも深い溝が形成されている。
【0024】
次にバックドアとシール部材のシール構造について説明する。図3、及び図4は夫々、図1におけるA−A断面図、及び同B−B断面図である。なお、これら図3、図4の説明において、ウェザストリップ25の上記詳細部の符号は省略するので、図2を参照されたい。
【0025】
図3において、バックドアボデー21は、アウタパネル31とインナパネル33とから構成され、バックドア13の閉時に車体側に設けられたストライカSと係合可能なラッチ部材Lが備えられている。
【0026】
本実施の形態(図4も含む)においては、バックドアボデー21は、アウタパネル31、インナパネル33共に樹脂製とされるが、発明の主旨からは必ずしもこれに限定されるものではなく、共にアルミ合金製であっても良いし、あるいは樹脂製とアルミ合金製等の組合せであっても良い。
【0027】
アウタパネル31は、その下部に合せ部31aを有し、さらにその最下端部は前方に向かって略直角に屈曲した屈曲部31bが成形されている。
【0028】
一方、インナパネル33は、上方から垂下する略垂直面部33aと、略垂直面部33aから車両後下方に延びる延設面部33bが形成され、更に延設面部33bの端部には、アウタパネル31の合せ部31aと略平行な合せ部33cが設けられている。そして、合せ部33cの車室内側の面は、ウェザストリップ25が当接するシール面部33cSとされる。
【0029】
このようなバックドアボデー21は次のようにして組立てられる。まず、アウタパネル31の内面を上に向けた状態とし、合せ部31aに接着剤を所定幅、所定量塗布する。
【0030】
その後、インナパネル33の内面(車両後方側に向く面)を下向きにしてアウタパネル31の内面と対向させ、合せ部33cの端部をアウタパネル31の屈曲部31bで位置決めしつつ合せ部31a側に押し付ける。
【0031】
以上により、アウタパネル31の合せ部31aとインナパネル33の合せ部33cとは接着層40を介して接合される。
【0032】
なお、液状の接着剤を塗布する以外に、両面接着テープを合せ部31aと合せ部33c間に貼付けることにより接着層が設けられたものであっても良い。
【0033】
さて、このようにして組立てられたバックドアの下端部は、図2で説明したウェザストリップ25によってシールされる。
【0034】
さらに図3に基づいてウェザストリップ25の取付け構造、並びにバックドアのシール構造について説明を加える。
【0035】
ウェザストリップ25は、荷室開口Kの下部を形成するリヤエンドパネル19に装着されている。
【0036】
詳細には、リヤエンドパネル19は、フロント側パネル部材19Fと、リヤ側パネル部材19Rとから構成されており、フロント側パネル部材19Fは、下面部19Faと、下面部19Faから上前方に延びる傾斜部19Fbと、傾斜部19Fbから上方に伸びる縦面部19Fcと、縦面部19Fcの上部から上後方に向かって延びる上面部19Fdと、上面部19Fdからさらに後方側に延びる後方端面部19Feを有し、一方のリヤ側パネル部材19Rは、下面部19Raと、下面部19Raから上後方に延びる傾斜部19Rbと、傾斜部19Rbから上方に伸びる縦面部19Rcと、縦面部19Rcの上部から上前方に突出する突出面部19Rdと、突出面部19Rdから後方側に延びる後方端面部19Reを有している。
【0037】
そして、フロント側パネル部材19Fとリヤ側パネル部材19Rとは、その下部においては下面部19Faと下面部19Raとが溶接により接合され、且つ、リヤエンドパネル19として見た場合に後面部側に位置する後方端面部19Feと後方端面部19Reとが同じく溶接により接合されている。
【0038】
図2で示しているように、ウェザストリップ25は、深い溝部25dが形成されているので、後方端面部19Feと後方端面部19Reとは溝部25dに挿入される。結果、ウェザストリップ25は、後方端面部19Feと後方端面部19Reとを挟むようにして保持部25gと保持部25hとでリヤエンドパネル19の後面部側に後方側に向いた状態で装着、保持されることとなる。
【0039】
なお、フロント側パネル部材19Fを覆うようにトリム部材47が設けられ、トリム部材47の後端部47eは、ウェザストリップ25のリップ部25fと保持部25gとによって挟まれるように溝部25cに挿入されている。
【0040】
以上、図3について説明したが、この構造によれば、バックドア13の下部はインナパネル33とアウタパネル31とに夫々、合せ部33cと合せ部31aが設けられ、これら合せ部33c、31aは接着層を介して接合されているため、合せ部33cの車室内側の面は平坦面が確保できる。従って、ウェザストリップ25を合せ部33cの車室内側の面であるシール面部33cSに当接してシールすることが可能であり、別途、シール当接面を上方に形成すると共に、リヤエンドパネル19を開口面内方に向けて伸ばす必要がないので、荷室開口を広くすることができる。
【0041】
なお、本発明で言う「平坦」とは表面性状がマクロ的にうねりや凹凸がない状態を言い、自動車のドア部材において全体的に大きな曲率で湾曲しているだけの場合は「平坦」であるとする。
【0042】
続いて、図1におけるB−B断面、即ち、バックドアの左端部におけるシール構造を図4に基づいて説明する(なお、バックドアの右端部のシール構造は、基本的に左端部と対称構造であるので省略する)。
【0043】
図4において、アウタパネル31は、その中央部から左端部にかけて車両前方に向かうように緩やかに湾曲していると共に、左端部に合せ部31cを有し、さらにその最側端部は車両前方に向かって略直角に屈曲した屈曲部31dが成形されている。
【0044】
一方、インナパネル33は、車幅方向に延びる面部33a(図3における略垂直面部33aと実質的に同じ面部である)と、面部33aから車両後方に延びる後方延設面部33dが形成され、更に後方延設面部33bの端部には、アウタパネル31の合せ部31cと略平行になるように緩やかに湾曲した合せ部33eが設けられている。
【0045】
そして、合せ部31cと合せ部33eとは図3で説明したと同様な工程を経て接着層を介して接合されており、シール部材であるウェザストリップ25(図3のウェザストリップ25と連続的に形成されている)が当接する合せ部33eの車室内側の面部であるシール面部33eSは平坦な面として形成されている。
【0046】
バックドアボデー21の車両側方には、カバー15aと、ランプ16と、ランプ16を支持する支持部材15bとからなるリヤコンビランプ15が設けられている。
【0047】
支持部材15bの車室内側には、フェンダパネル7を構成するフェンダリヤエンドパネルインナ8と、アウタパネル10(図1参照)から連続的に後方に延びたフェンダリヤエンドパネルアウタ10aとが設けられ、これらフェンダリヤエンドパネルインナ8と、フェンダリヤエンドパネルアウタ10aとで荷室開口Kの側部が形成されている。
【0048】
そして、フェンダリヤエンドパネルインナ8の車室内側にはトリム45が設けられて、フェンダリヤエンドパネルインナ8を覆っている。
【0049】
フェンダリヤエンドパネルインナ8には車両後方に向かって延びる後方端面部8eが設けられ、フェンダリヤエンドパネルアウタ10aの後方部には、荷室開口Kの内方に向かって延びる延設面部10cと、延設面部10cの内側端から略直角に屈曲して車両後方に向かって延びる後方端面部10eとが形成され、後方端面部8eと後方端面部10eとは溶接により接合されている。
【0050】
また、ウェザストリップ25の溝部25dには後方端面部8eと後方端面部10eとが挿入され、これによりウェザストリップ25は保持部25g、25hによってフェンダリヤエンドパネルインナ8とフェンダリヤエンドパネルアウタ10aの後面部側に後方側に向かって装着、保持されている。
【0051】
なお、トリム部材45の後端部45eは、ウェザストリップ25のリップ部25fと保持部25gとによって挟まれるように溝部25cに挿入されている。
【0052】
以上、図4について説明したが、この構造によれば、バックドアの側部はインナパネル33とアウタパネル31とに夫々、合せ部33eと合せ部31cが設けられ、接着層を介して接合されているため、合せ部33eの車室内側の面は平坦面が確保できる。従って、ウェザストリップ25を合せ部33eの車室内側の面であるシール面部33eSに当接してシールすることが可能であり、別途、シール当接面を開口面内方側に形成すると共に、フェンダリヤエンドパネルアウタ10aの延設面部10cを開口面内方に向けて伸ばす必要がないので、荷室開口を広くすることができる。
【0053】
なお、特に図示、及び詳細な説明はしないが、例えば、バックドアが車両右側後端部においてドアヒンジに支持されて、バックドア左端側から開閉可能にされる構造の場合、ルーフリヤエンドパネルの後面部側にウェザストリップが設けられるとともに、バックドア上端部に合せ部が設けられて、上で説明したと同様なシール構造とすることができるので、荷室開口Kが広くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両の後部斜視図
【図2】シール部材の断面図
【図3】図1のA−A断面図
【図4】図1のB−B断面図
【図5】従来技術を示す図
【符号の説明】
8・・・フェンダリヤエンドパネルインナ
10a・・・フェンダリヤエンドパネルアウタ
11・・・ルーフリヤエンドパネル
13・・・バックドア
19・・・ロアリヤエンドパネル
21・・・バックドアボデー
25・・・シール部材(ウェザストリップ)
31・・・アウタパネル
33・・・インナパネル
31a、31c・・・アウタパネル合せ部
31b、31d・・・屈曲部
33c、33e・・・インナパネル合せ部
33cS、33eS・・・シール面部
40・・・接着層
K・・・開口

Claims (3)

  1. 車体の後端面において上下左右のリヤエンドパネルによって形成された開口を開閉蓋する、インナパネルとアウタパネルとで構成されたバックドアが、閉時に、上記リヤエンドパネルに装着されたシール部材に当接して上記開口をシールする自動車用バックドアのシール構造において、
    上記インナパネルとアウタパネルの端部にはそれぞれ、インナパネル合せ部とアウタパネル合せ部とが設けられ、該インナパネル合せ部とアウタパネル合せ部とは接着層を介して接合され、
    上記シール部材は、上記バックドアの閉時に上記インナパネル合せ部の車室内側に位置するように、上記リヤエンドパネルの後面部側に後方側に向かって装着され、
    上記インナパネル合せ部の車室内側面部が上記シール部材と当接する平坦状のシール面部とされていることを特徴とする、自動車用バックドアのシール構造。
  2. 請求項1において、上記インナパネルとアウタパネルとが樹脂製とされていることを特徴とする、自動車用バックドアのシール構造。
  3. 請求項1又は請求項において、
    上記アウタパネル合せ部の最端部は、上記インナパネル合せ部の最端部を覆うように車両前方に向かって屈曲される屈曲部が形成されていることを特徴とする、自動車用バックドアのシール構造。
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