JP5087592B2 - 車両用ドアの下部構造 - Google Patents

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    • B60J10/87Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors arranged on the opening panel with additional seals on the panel side

Description

本発明は、乗員が乗降するドア開口を開閉自在に覆う車両用ドアの下部構造に関する。
車両用ドアの下部構造として、ドア本体の下部及び車体間をシールする弾性シールと、ドア本体の下部に設けられるガーニッシュとを備えるものが知られている。
この種の車両用ドアの下部構造は、ドア本体に、弾性シールとガーニッシュとを個別に取付けるものであった。
このような、車両用ドアの下部構造として、ドア本体にガーニッシュをねじやファスナで取付けるものが知られている(例えば、特許文献1,2参照。)。
特許文献1の車両用ドアの下部構造は、ドア本体の側面及び下部をガーニッシュで覆い、このガーニッシュの側面上部をドア本体にファスナで取付け、ガーニッシュの下部をドア本体の下面に取付ねじで取付ける、若しくはブラケットを介して取付ねじで取付けるようにしたものである。
特許文献2の車両用ドアの下部構造は、ドア本体がアウタパネルとインナパネルとから構成され、インナパネルの開口及びアウタパネルの側面をガーニッシュで覆い、このガーニッシュの下部をインナパネルにファスナで固定したものである。
しかし、特許文献1の車両用ドアの下部構造では、ガーニッシュの下部をドア本体の下面に取付ねじで取付ける、若しくはブラケットを介して取付ねじで取付けるので、部品点数の増加を招くという課題があった。
また、特許文献2の車両用ドアの下部構造では、ガーニッシュの下部をインナパネルにファスナで固定するので、特許文献1の車両用ドアの下部構造と同様に、部品点数の増加を招くという課題があった。
実開平2−117945号公報 実公昭64−3687号公報
本発明は、締結部材やブラケットなどを別途用いることなく、ガーニッシュの下面をドア本体の下部に固定することができ、これによって、部品点数の低減を図ることができる車両用ドアの下部構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体のドア開口に開閉自在に取付けられるドア本体と、このドア本体の下部外方を覆うガーニッシュと、ドア本体の下端のフランジ部を挟持する保持部を有する弾性シールとを備えた車両用ドアの下部構造であって、ガーニッシュに弾性シールを接着して一体化するとともに、弾性シールの保持部でフランジ部を挟持することで、ドア本体に、弾性シールを介してガーニッシュを固定したことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、ガーニッシュに、ドア本体の外面に沿って延びる側面と、この側面の下端から車室内側に向かって延びる下面とを備え、ガーニッシュが、ドア本体の外面に設けた取付孔に挿入される取付部材で、側面をドア本体の外面に取付けられ、弾性シールが、下面の上方に接合されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、ドア本体が、アウタパネルとインナパネルとによって閉断面をなし、このインナパネルに閉断面に連通する開口部が設けられ、弾性シールが、開口部を覆うことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、インナパネルに、ドア本体の上下方向に延びる車室内面と、この車室内面から車室外側に曲げられ、開口部が設けられる傾斜面と、この傾斜面から下方に曲げられ、アウタパネルのアウタパネル側フランジとともにフランジ部が形成されるインナパネル側フランジとを備え、保持部に、ガーニッシュに接合される底面と、この底面の車室外側端部から上方に延びる外側壁と、底面の車室内側端部から上方に延びる内側壁とを備え、内側壁に、傾斜面よりも上方まで延びるとともに、車室内面に当接する第1のリップ部が設けられることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、弾性シールに、ドア開口に当接する車内外シール部を備えることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、内側壁に、フランジ部に向かって延びる第2のリップ部を備え、外側壁をフランジ部に当接させるとともに、第2のリップ部でフランジ部を外側壁に押圧することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、ガーニッシュに、外側壁に当接するリブが設けられ、ガーニッシュが、ドア本体の外面側に引き付けて取付けられることを特徴とする。
本発明は以下の効果を奏する。
請求項1に係る発明では、車体のドア開口に開閉自在に取付けられるドア本体と、このドア本体の下部外方を覆うガーニッシュと、ドア本体の下端のフランジ部を挟持する保持部を有する弾性シールと、を備える。ガーニッシュに弾性シールを接着して一体化するとともに、弾性シールの保持部でフランジ部を挟持することで、ドア本体に、弾性シールを介してガーニッシュを固定した。すなわち、ガーニッシュに接着された弾性シールによってドア本体の下端のフランジ部を挟持することで、ドア本体に、弾性シールを介してガーニッシュを固定したので、例えば、締結部材やブラケット等を別途用いることなくガーニッシュをドア本体の下端に支持(保持)することができる。この結果、部品点数の削減が可能となる。
請求項2に係る発明では、ガーニッシュに、ドア本体の外面に沿って延びる側面と、この側面の下端から車室内側に向かって延びる下面とを備える。ガーニッシュが、ドア本体の外面に設けた取付孔に挿入される取付部材で、側面をドア本体の外面に取付けられ、弾性シールが、下面の上方に接合されたので、取付部材によってガーニッシュの上下方向の移動が規制される。これにより、弾性シールがフランジ部から下方に抜けるのをガーニッシュの下面で抑制することができる。
請求項3に係る発明では、ドア本体が、アウタパネルとインナパネルとによって閉断面をなし、このインナパネルに閉断面に連通する開口部が設けられる。インナパネルに設けた開口部を弾性シールで覆うことができるので、ドア本体の外側の騒音が開口部を通じて閉断面内で反響することを抑制することができる。
請求項4に係る発明では、インナパネルに、ドア本体の上下方向に延びる車室内面と、この車室内面から車室外側に曲げられ、開口部が設けられる傾斜面と、この傾斜面から下方に曲げられ、アウタパネルのアウタパネル側フランジとともにフランジ部が形成されるインナパネル側フランジとを備える。
保持部に、ガーニッシュに接合される底面と、この底面の車室外側端部から上方に延びる外側壁と、底面の車室内側端部から上方に延びる内側壁とを備える。
内側壁に、傾斜面よりも上方まで延びるとともに、車室内面に当接する第1のリップ部が設けられたので、ガーニッシュに接合した弾性シールをフランジ部に組付けた後には、開口部を確実に覆うことができる。
請求項5に係る発明では、弾性シールに、ドア開口に当接する車内外シール部を備えたので、ドア本体とドア開口のシール性の向上を図ることができる。また、車内外シール部を別部材にて形成する場合に比べて部品点数の削減を図ることができる。
請求項6に係る発明では、内側壁に、フランジ部に向かって延びる第2のリップ部を備え、外側壁をフランジ部に当接させるとともに、第2のリップ部でフランジ部を外側壁に押圧するので、弾性シールの車幅方向の移動を規制できる。
請求項7に係る発明では、ガーニッシュは、外側壁に当接するリブが設けられ、ドア本体の外面側に引き付けて取付けられたので、弾性シールの車幅方向の移動をより効果的に規制できる。
本発明に係る車両用ドアの下部構造を採用した車両の側面図である。 図1の2−2線断面図である。 図2に示される車両用ドアの下部構造のガーニッシュの側面図である。 図2に示される車両用ドアの下部構造のガーニッシュの上部取付部の背面図である。 図2に示される車両用ドアの下部構造のガーニッシュの下部取付部の背面図である。 図2に示される車両用ドアの下部構造のガーニッシュに弾性シール及びクリップを取付けた状態の断面図である。 図2に示される車両用ドアの下部構造の組立手順の一例を示す説明図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1及び図2に示されたように、車両10は、車体11の側面に開閉自在に設けられ乗員が乗降する前ドア15と、車体11の側面に開閉自在に設けられ乗員が乗降する後ドア16とを備える。
本発明に係る車両用ドアの下部構造20は、前ドア15の下部構造であり、以下、「前ドア15」を「車両用ドア15」として説明する。なお、後ドア16は、前ドア15と同一の下部構造を有する。
車体11は、車両用ドア15を開閉自在に取付けるドア開口17と、このドア開口17のサイドシル18側に設けられ、車両用ドア15に当接させる車体側ウェザーストリップ19とを備える。
車両用ドア15は、車体11のドア開口17に開閉自在に取付けられるドア本体21と、このドア本体21の上部に設けられた窓枠22と、この窓枠22内に昇降自在に設けられた窓ガラス23と、ドア本体21の下部外方に設けられ、ドア本体21の下部を覆うガーニッシュ24と、ドア本体21の車室12側に設けられ、ドア本体21の内面を覆うドアライニング25と、ドア本体21の下部に設けられ、サイドシル18側に当接するドア側ウェザーストリップ26と、ガーニッシュ24の下面77の上方に接合され、ドア本体21の下端のフランジ部33を挟持する保持部51を有する弾性シール27とを備える。
ドア本体21は、アウタパネル31とインナパネル32とからなる。これらのアウタパネル31とインナパネル32とによって閉断面をなす。
アウタパネル31は、インナパネル側フランジ46とともにフランジ部33が形成されるアウタパネル側フランジ36を備える。アウタパネル31は、ドア本体21の外面に相当する。インナパネル32は、ドア本体21の内面に相当する。
インナパネル32は、車室12の上下方向に延ばした上部垂直面41と、この上部垂直面41から車幅外方に延ばしたフラット面42と、このフラット面42から斜め下方に曲線状に延長した湾曲面43と、この湾曲面43から下方に延ばすことで、ドア本体21の上下方向に延びる車室内面(下部垂直面)44と、この車室内面44から車幅外方(車室外側)且つ下方に向かって延びる傾斜面45と、この傾斜面45から下方に延ばされ、アウタパネル31のアウタパネル側フランジ36とともにフランジ部33が形成されるインナパネル側フランジ46と、傾斜面45に設けられ閉断面に連通する開口部47とからなる。
開口部47は、弾性シール27で覆われる。ドア側ウェザーストリップ26は、フラット面42の湾曲面43よりに設けられる。
弾性シール27は、ドア本体21の下端のフランジ部33を挟持する保持部51と、この保持部51の内側壁57に設けられるとともに、傾斜面45よりも上方まで延ばされ、車室内面(下部垂直面)44に当接する第1のリップ部52と、保持部51の内側壁57に設けられるとともに、フランジ部33に向かって延ばされ、フランジ部33を保持部51の外側壁56に押圧する第2のリップ部53と、内側壁57の中間から車室12内に延ばされ、ドア開口17に当接する車内外シール部(第3のリップ部)54とを備える。
第1のリップ部52は、インナパネル32の開口部47を覆う部分である。
保持部51は、ガーニッシュ24の下面77に接合(接着)される底面55と、この底面55の車幅外方(車室外側端部)から上方に延びる外側壁56と、底面55の車幅内方(車室内側端部)から上方に延びる内側壁57と、こられの底面55、外側壁56及び内側壁57の内部に、保持部51の形状を維持する心金58を備える。
保持部51の底面55とガーニッシュ24の下面77とが接着材(両面テープ等も含む)59で接着される。
図3〜図6に示されたように、ガーニッシュ24は、ドア本体21の外面に沿って延びる側面(本体部)71と、この側面71のドア本体21側に設けられ、複数の上の取付部材74(1個のみ示す)が横から挿入される複数の上部取付部72と、側面71のドア本体21側に設けられ、複数の下の取付部材75(1個のみ示す)が横から挿入される複数の下部取付部73と、側面71の下方に設けられ、弾性シール27の外側壁56に当接する複数のリブ76a〜76cと、側面71の下端から車体中心(車室内側)に向かって延びる下面(フランジ部)77とが設けられる。
ガーニッシュ24の上端且つドア本体21側に、ドア本体21に接着するとともに浮きを防止する両面テープ78が設けられる。上下の取付部材74,75は、同一の部材であり、具体的には、ガーニッシュ24を、ドア本体21の外面側に引き付けて取付けるクリップである。
上部取付部72は、上の取付部材(クリップ)74が横から挿入する上のスライド孔81が設けられ、下部取付部73は、同様に、下の取付部材(クリップ)75が横から挿入する下のスライド孔82が設けられる。
上下のスライド孔81,82は、同一形状の孔であり、先端に向けてテーパ状に開口した案内部81a,82aと、案内部81a,82aに連続的に且つ円形に設けられ、上下の取付部材74,75を係止する係止部81b,82bとが形成される。
すなわち、ガーニッシュ24は、ドア本体21の外面(アウタパネル31)に設けた複数の上下の取付孔83,84(1個のみ示す)に複数の上下の取付部材(クリップ)74,75が挿入され、上下の取付部材74,75でドア本体21の外面側に引き付けて側面71が取付けられるとともに、ガーニッシュ24の下面77の上方に弾性シール27が接合され、ドア本体21に、弾性シール27を介してガーニッシュ24の下面77が支持される。
図7(a)に示されたように、ガーニッシュ24に弾性シール27を矢印a1の如く接合(接着)する。詳細には、ガーニッシュ24の下面77に保持部51の底面55を接合する。このときに、保持部51の外側壁56をガーニッシュ24の複数のリブ76a〜76cに当接させる。
図7(b)に示されたように、弾性シール27を接着済みのガーニッシュ24を矢印a2の如くドア本体21にセットする。詳細には、ガーニッシュ24を傾け、弾性シール27の第1のリップ部52を傾斜面45に当て、第1のリップ部52を傾斜面45から車室内面(下部垂直面)44まで滑らせつつ、保持部51の外側壁56をドア本体21のフランジ部33にセットし、図6に示された取付部材(クリップ)74,75が取付孔83,84に臨む高さまで持ち上げる。
図7(c)に示されたように、弾性シール27を接着済みのガーニッシュ24を矢印a3の如くドア本体21に押圧し、図6に示された取付部材(クリップ)74,75を取付孔83,84に嵌合させ、ガーニッシュ24の取付けを完了させる。
第1のリップ部52は、車室内面(下部垂直面)44を押圧し、インナパネル32の開口部47を覆う。
車両用ドアの下部構造20では、図2に示されたように、車体11のドア開口17に開閉自在に取付けられるドア本体21と、このドア本体21の下部外方を覆うガーニッシュ24と、ドア本体21の下端のフランジ部33を挟持する保持部51を有する弾性シール27と、を備える。ガーニッシュ24に弾性シール27を接合し、ドア本体21に、弾性シール27を介してガーニッシュ24を支持した。
すなわち、ガーニッシュ24に接合された弾性シール27によってドア本体21の下端のフランジ部33を挟持することができるので、例えば、締結部材やブラケット等を別途用いることなくガーニッシュ24をドア本体21の下端に支持(保持)することができる。この結果、部品点数の削減が可能となる。
車両用ドアの下部構造20では、図2に示されたように、ガーニッシュ24に、ドア本体21の外面に沿って延びる側面71と、この側面71の下端から車室内側に向かって延びる下面77とを備える。
ガーニッシュ24が、図6に示されたように、ドア本体21の外面に設けた取付孔83,84に挿入される取付部材74,75で、側面71をドア本体21の外面に取付けられ、弾性シール27が、下面77の上方(内側)に接合されたので、取付部材74,75によってガーニッシュ24の上下方向の移動が規制される。これにより、弾性シール27がフランジ部33から下方に抜けるのをガーニッシュ24の下面77で抑制することができる。
ドア本体21は、図2に示されたように、アウタパネル31とインナパネル32とによって閉断面をなし、このインナパネル32に閉断面に連通する開口部47が設けられる。インナパネル32に設けた開口部47を弾性シール27で覆うことができるので、ドア本体21の外側の騒音が開口部47を通じて閉断面内で反響することを抑制することができる。
インナパネル32は、ドア本体21の上下方向に延びる車室内面(下部垂直面)44と、この車室内面44から車室外側に曲げられ、開口部47が設けられる傾斜面45と、この傾斜面45から下方に曲げられ、アウタパネル31のアウタパネル側フランジ36とともにフランジ部33が形成されるインナパネル側フランジ46とを備える。
保持部51は、ガーニッシュ24に接合される底面55と、この底面55の車室外側端部から上方に延びる外側壁56と、底面55の車室内側端部から上方に延びる内側壁57とを備える。
保持部51の内側壁57に、傾斜面45よりも上方まで延びるとともに、車室内面44に当接する第1のリップ部52が設けられたので、ガーニッシュ24に接合した弾性シール27をフランジ部33に組付けた後には、開口部47を確実に覆うことができる。
車両用ドアの下部構造20では、図2に示されたように、弾性シール27に、ドア開口17に当接する車内外シール部(第3のリップ部)54を備えたので、ドア本体21とドア開口17のシール性の向上を図ることができる。また、車内外シール部54を別部材にて形成する場合に比べて部品点数の削減を図ることができる。
車両用ドアの下部構造20では、内側壁57に、フランジ部33に向かって延びる第2のリップ部53を備え、外側壁56をフランジ部33に当接させるとともに、第2のリップ部53でフランジ部33を外側壁56に押圧するので、弾性シール27の車幅方向の移動を規制できる。
車両用ドアの下部構造20では、図6に示されたように、ガーニッシュ24は、外側壁56に当接するリブ76a〜76cが設けられ、ドア本体21の外面側に引き付けて取付けられたので、弾性シール27の車幅方向の移動をより効果的に規制できる。
尚、本発明に係る車両用ドアの下部構造は、図1に示すように、前ドア15について説明したが、これに限るものではなく、後ドア16やスライドなどのその他のドアに用いることを妨げるものではない。
また、本発明に係る車両用ドアの下部構造は、図2に示すように、傾斜面45は、下方に向かってドア本体21の外に延びる面であったが、これに限るものではなく、水平方向に延びる面又は上方に向かって外に延びる傾斜面であってもよい。
本発明に係る車両用ドアの下部構造は、セダンやワゴンなどの乗用車に採用するのに好適である。
10…車両、11…車体、12…車室、17…ドア開口、20…車両用ドアの下部構造、21…ドア本体、24…ガーニッシュ、27…弾性シール、31…アウタパネル、32…インナパネル、33…フランジ部、36…アウタパネル側フランジ、44…車室内面(下部垂直部)、45…傾斜面、46…インナパネル側フランジ、47…開口部、51…保持部、52…第1のリップ部、53…第2のリップ部、54…車内外シール部(第3のリップ部)、55…底面、56…外側壁、57…内側壁、71…側面、74,75…上下の取付部材(クリップ)、77…下面、83,84…上下の取付孔。

Claims (7)

  1. 車体のドア開口に開閉自在に取付けられるドア本体と、このドア本体の下部外方を覆うガーニッシュと、ドア本体の下端のフランジ部を挟持する保持部を有する弾性シールとを備えた車両用ドアの下部構造であって、
    前記ガーニッシュに前記弾性シールを接着して一体化するとともに、前記弾性シールの前記保持部で前記フランジ部を挟持することで、前記ドア本体に、前記弾性シールを介して前記ガーニッシュを固定した
    ことを特徴とする車両用ドアの下部構造。
  2. 前記ガーニッシュは、ドア本体の外面に沿って延びる側面と、この側面の下端から車室内側に向かって前記フランジ部よりも車室側まで延びる下面とを備え、
    前記ドア本体の外面に設けた取付孔に挿入される取付部材で、前記側面を前記ドア本体の外面に取付けられ、
    前記弾性シールは、前記保持部が前記下面の上部に接合されることを特徴とする請求項1記載の車両用ドアの下部構造。
  3. 前記ドア本体は、アウタパネルとインナパネルとによって閉断面をなし、このインナパネルに閉断面に連通する開口部が設けられ、
    前記弾性シールは、前記開口部を覆うことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用ドアの下部構造。
  4. 前記インナパネルは、ドア本体の上下方向に延びる車室内面と、この車室内面から車室外側に曲げられ、前記開口部が設けられる傾斜面と、この傾斜面から下方に曲げられ、前記アウタパネルのアウタパネル側フランジとともに前記フランジ部が形成されるインナパネル側フランジとを備え、
    前記保持部は、前記ガーニッシュに接合される底面と、この底面の車室外側端部から上方に延びる外側壁と、前記底面の車室内側端部から上方に延びる内側壁とを備え、前記内側壁は、前記傾斜面よりも上方まで延びるとともに、前記車室内面に当接する第1のリップ部が設けられることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の車両用ドアの下部構造。
  5. 前記弾性シールは、前記ドア開口に当接する車内外シール部を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車両用ドアの下部構造。
  6. 前記内側壁は、前記フランジ部に向かって延びる第2のリップ部を備え、
    前記外側壁を前記フランジ部に当接させるとともに、前記第2のリップ部で前記フランジ部を前記外側壁に押圧することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の車両用ドアの下部構造。
  7. 前記ガーニッシュは、前記外側壁に当接するリブが設けられ、前記ドア本体の外面側に引き付けて取付けられることを特徴とする請求項6記載の車両用ドアの下部構造。
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