JPH0511688Y2 - - Google Patents

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JPH0511688Y2
JPH0511688Y2 JP1987135300U JP13530087U JPH0511688Y2 JP H0511688 Y2 JPH0511688 Y2 JP H0511688Y2 JP 1987135300 U JP1987135300 U JP 1987135300U JP 13530087 U JP13530087 U JP 13530087U JP H0511688 Y2 JPH0511688 Y2 JP H0511688Y2
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door
door visor
visor
fixing member
mounting piece
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はドアバイザーの取付構造に関する。
(従来の技術) 従来より自動車のなかにはドア上縁部にドアバ
イザーを取付けて車内に差し込む日差しを部分的
にカツトし、乗車員の顔等に日差しがあたらない
ようにしたものがある。
斯かる自動車において、ドアバイザーをドア上
縁部に取付けるには、ドア上縁部に取付部材を固
定するとともにこの取付部材にドアバイザーをと
りベツト、ビス等にて固定するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで上述のようなドアバイザーの取付構造
にあつては、ドアバイザーはリベツト、ビス等に
より取付部材に固定されるため、ドアバイザー外
側面にはリベツト、ビス等の端部が露出し、従つ
てその外観性が悪化するという不具合があつた。
本考案は斯かる従来の事情に鑑み成されたもの
であり、その目的とする処は、外観性の悪化を招
くことのないドアバイザーの取付構造を提供する
にある。
(問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するため本考案は、自動車のド
ア上縁部に取付片を介して樹脂製のドアバイザー
を取付けるドアバイザーの取付構造において、前
記取付片を金属にて形成するとともに該取付片に
孔部を設け、該孔部に樹脂製の固定部材を車体側
から嵌合して固定部材の溶着面を外部に露出さ
せ、該固定部材の溶着面と前記ドアバイザーとを
超音波溶着するとともに前記取付片をドア上縁部
に固定して前記ドアバイザーを前記ドア上縁部に
取付けたことを特徴とする。
(作用) 取付片を固定する固定部材とドアバイザーとを
超音波溶着により固着するので、従来のようにリ
ベツト、ビス等の端部がドアバイザーの外側面の
露出することがなく、ドアバイザーの外観性の向
上を図ることができる。
(実施例) 以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
第1図は自動車の外観図を示し、自動車1のド
ア3,4の上縁部には樹脂製のドアバイザー5,
5が取付けられている。
第2図はこのドアバイザー5の一部平面図、第
3図は第2図の−線断面図を示し、図中、6
は金属製の取付片で、この取付片6の中央には孔
部6aを形成し、又、該取付片6の両側からは片
部6b,6cを垂下する。
前記取付片6の孔部6aには内側、即ち、車体
側から樹脂製の固定部材8を嵌合し、この固定部
材8の溶着面である上面8aを外部に露出させる
とともにドアバイザー5の内側面5aを当接さ
せ、この状態でこれら固定部材8の上面8aとド
アバイザー5の内側面5aとを超音波溶着する。
この溶着により固定部材8はドアバイザー5の内
側面5aに固定され、又、固定部材8とドアバイ
ザー5に挟まれて取付片6がドアバイザー5の内
側面5aに固定される。
次に取付片6の片部6b,6cをドア3,4の
上縁部に嵌合固定し、これによりドアバイザー5
を取付片6を介してドア3,4の上縁に固定す
る。
第4図はドアバイザー5の取り付けを更に詳細
に示した参考図で、図中、3a,4aはドア3,
4の上部窓枠(ドアサツシユ)、Dは前述したド
ア3,4の上縁部、9は車体側のルーフ、10は
ドアガラス、11はルーフ9側と上部窓枠3aと
の間に設けたゴム製のシール材、12は上部窓枠
3,4とドアガラス10との間に設けたゴム製の
シール材を示す。
そして前述と同様に取付片6に固定部材8を嵌
合するとともに固定部材8とドアバイザー5を超
音波溶接し、更に取付片6の片部6b,6cをド
ア3,4の上縁部に嵌合固定する。
以上において、固定部材8とドアバイザー6と
は超音波溶着により固着されるので、従来のよう
にリベツト、ビス等の端部がドアバイザー5の外
側面5bに露出することがなく、又ドアバイザー
5には変形、溶融もおこらず、ドアバイザーの外
観性の向上を図ることができる。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によれば、ドアバイザ
ーの外側面には何らの露出物がなく、又ドアバイ
ザーも変形、溶融しないので、ドアバイザーの外
観性の向上を図ることができる。
又、金属製の取付片に孔部を設け、該孔部に樹
脂製の固定部材を車体側から嵌合して固定部材の
溶着面を外部に露出させ、この露出した溶着面と
ドアバイザーとを溶着するので、溶着面とドアバ
イザーとの溶着を行いやすくなり、又、確実に溶
着できるようになる。更に取付片を金属としても
固定部材とドアバイザーは樹脂製どうしなので、
この固定部材とドアバイザーとの超音波溶着を容
易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の外観図、第2図はドアバイザ
ーの一部平面図、第3図は第2図の−線断面
図、第4図はドアバイザーの取付けを詳細に示す
参考図である。 尚、図面中、1は自動車、3,4はドア、5は
ドアバイザー、6は取付片、8は固定部材であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車のドア上縁部に取付片を介して樹脂製の
    ドアバイザーを取付けるドアバイザーの取付構造
    において、 前記取付片を金属にて形成するとともに該取付
    片に孔部を設け、該孔部に樹脂製の固定部材を車
    体側から嵌合して固定部材の溶着面を外部に露出
    させ、該固定部材の溶着面と前記ドアバイザーと
    を超音波溶着するとともに前記取付片をドア上縁
    部に固定して前記ドアバイザーを前記ドア上縁部
    に取付けたことを特徴とするドアバイザーの取付
    構造。
JP1987135300U 1987-09-04 1987-09-04 Expired - Lifetime JPH0511688Y2 (ja)

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JPS6440718U JPS6440718U (ja) 1989-03-10
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JP2587707Y2 (ja) * 1990-06-07 1998-12-24 株式会社ホンダアクセス ドアバイザー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6081024U (ja) * 1983-11-09 1985-06-05 有限会社杉本製作所 自動車用サイドバイザ−

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JPS6440718U (ja) 1989-03-10

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