JPH0228966Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0228966Y2
JPH0228966Y2 JP5162484U JP5162484U JPH0228966Y2 JP H0228966 Y2 JPH0228966 Y2 JP H0228966Y2 JP 5162484 U JP5162484 U JP 5162484U JP 5162484 U JP5162484 U JP 5162484U JP H0228966 Y2 JPH0228966 Y2 JP H0228966Y2
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JP
Japan
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frame
window glass
flange
edge
door
Prior art date
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Expired
Application number
JP5162484U
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English (en)
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JPS60163116U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のバツクドアに関し、特に、
中央部にウインドウガラス取付け開口部を有する
ドアであつて、そのドアの側枠部が一枚板の素材
をロール成形した閉断面形状のフレームによつて
形成されている自動車のバツクドアに係る。
〔従来技術〕
上記の自動車のバツクドアとしては、例えば、
実開昭58−118013号(実願昭57−15789号)に、
そのドア構造が開示されている。
このバツクドアの構造を第2図に示し、その図
面に基づき、その構造を簡単に説明する。
図において、符号1は、ルーフパネルRの後端
縁に沿うアツパフレームを示し、2は、リヤピラ
ーPに沿うサイドフレームを示している。
これらのフレーム1,2は、それぞれ一枚板を
素材としてロール成形されたもので、ほぼ「ロ」
字形の閉断面形状をなしている。
サイドフレーム2は、ウインドウガラス3の側
縁部に沿い、かつ一側面をウインドウガラス3の
内側面3aに対向させて配設され、その側面に
は、構造用接着剤4をもつてウインドウガラス3
が接着されている。
このウインドウガラス3の接着面が形成されて
いるフレーム側面部2aからドア外側方向に延び
るフレーム端縁は、他方のフレーム端縁に重ね合
わされるとともに、ドア内側方向に折り返されて
ヘミングフランジ50を形成している。
このヘミングフランジ50の端末には、一般
に、ボデーシーラ、ドリツプシーラなどの防水用
のシーラ材6がビード状に塗布され、その表面に
塗装が施されている。
ところで、このシーラ材6は、ビード状に盛り
付けた状態に塗布されるため、その表面に塗装が
施されても見栄えが悪く、特に、自動車のバツク
ドアにおいては、開放したときにバツクドアの裏
面側が人の目の高さ程の位置になり、このバツク
ドアの裏面側における前記シーラ材6の塗布部位
が人の目に触れやすいので、見栄えの向上を図る
必要があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の欠点に鑑みてなされたも
のであつて、バツクドアの裏面側の見栄え向上が
図ることのできるようにした自動車のバツクドア
を提供することを目的としている。
〔考案の構成〕
このような目的を達成するため、本考案は、前
述の如き自動車のバツクドアにおいて、 前記フレームは、ウインドウガラスの側縁部に
沿い、かつ一側面がウインドウガラスの内側面に
対向させて配設され、その一側面が、ウインドウ
ガラスを接着させる接着面とされており、この接
着面を形成しているフレーム側面部とほぼ同一面
上に延びる一方のフレーム端縁を被ヘミングフラ
ンジとなし、他方のフレーム端縁は、この被ヘミ
ングフランジに重ね合わせ、かつ前記接着面側に
折り返してヘミングフランジとなして、このヘミ
ングフランジの端末にシーラ材を塗布させるとと
もに、このシーラ材を塗布したヘミングフランジ
の端末を覆うようにその車外側にウインドウガラ
スを配設接着したものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第3図は、第1の実施例を示しており、サイド
フレーム2は、一枚板を素材としてロール成形さ
れたもので、ほぼ「ロ」字形の閉断面形状をなし
ている。
このサイドフレーム2は、ウインドウガラス3
の側縁部に沿い、かつ一側面がウインドウガラス
3の内側面3aに対向させて配設されていて、そ
の一側面にはウインドウガラス3がウレタンシー
ラあるいはチオコールシーラなどの構造用接着剤
4によつて接着されている。
このウインドウガラス3の接着面を形成してい
るフレーム側面部2aとほぼ同一面上に、ドア外
側方向に向けて延びている一方のフレーム端縁
は、被ヘミングフランジ7とされ、その被ヘミン
グフランジ7に重ね合わされた他方のフレーム端
縁は、前記接着面側に折り返されてヘミングフラ
ンジ5とされている。
このヘミングフランジ5の端末には、ボデーシ
ーラ、ドリツプシーラなどのシーラ材6がビード
状に塗布される。
これにより、バツクドアを開放したときであつ
ても、このバツクドアの裏面側における前記シー
ラ材6の塗布部位およびヘミングフランジ5など
が目に触れることは全くなく、見栄えを向上する
ことができる。
また、ウインドウガラス3を、シーラ材6を塗
布したヘミングフランジ5の端末およびヘミング
フランジ5全体を覆うようにして、これらの車外
側に配設接着する。
このヘミングフランジ5およびシーラ材6は、
その車外側のウインドウガラス3の側縁部の内側
面3aに形成された不透明被膜(不図示)および
モール8によつて覆い隠されるため、車外側から
の見栄えを損なうこともない。
第4図に示す第2の実施例は、ヘミングフラン
ジ5の端末が被覆される位置まで前記構造用接着
剤4を設けたもので、構造用接着剤4に、前記シ
ーラ材6の機能を兼ねさせた構成が第1の実施例
と異なるのみで、他の構成は第1の実施例と同一
である。
図の符号9は、構造用接着剤4が車室内側に食
み出すのを防ぐダムである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、サイドフレームのヘミングフ
ランジとシール材がバツクドアの裏面側に露出し
なくできるので、バツクドアを開放したときに、
その裏面側の見栄えが格段に良くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、バツクドアを備えた自動車の車体後
部の斜視図、第2図は、従来の自動車のバツクド
アを示す第1図の−線相当部分の断面図、第
3図は、本考案に係る自動車のバツクドアの第1
の実施例を示す第1図の−線相当部分の断面
図、第4図は、本考案の第2の実施例を示す第1
図の−線相当部分の断面図である。 2……サイドフレーム、3……ウインドウガラ
ス、3a……ウインドウガラスの内側面、2a…
…フレーム側面部、7……被ヘミングフランジ、
5……ヘミングフランジ、6……シーラ材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中央部にウインドウガラス取付け開口部を有す
    るドアであつて、そのドアの側枠部が一枚板の素
    材をロール成形した閉断面形状のフレームによつ
    て形成されている自動車のバツクドアにおいて、 前記フレームは、ウインドウガラスの側縁部に
    沿い、かつ一側面がウインドウガラスの内側面に
    対向させて配設され、その一側面が、ウインドウ
    ガラスを接着させる接着面とされており、この接
    着面を形成しているフレーム側面部とほぼ同一面
    上に延びる一方のフレーム端縁を被ヘミングフラ
    ンジとなし、他方のフレーム端縁は、この被ヘミ
    ングフランジに重ね合わせ、かつ前記接着面側に
    折り返してヘミングフランジとなして、このヘミ
    ングフランジの端末にシーラ材を塗布させるとと
    もに、このシーラ材を塗布したヘミングフランジ
    の端末を覆うようにその車外側にウインドウガラ
    スを配設接着したことを特徴とする自動車のバツ
    クドア。
JP5162484U 1984-04-09 1984-04-09 自動車のバツクドア Granted JPS60163116U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5162484U JPS60163116U (ja) 1984-04-09 1984-04-09 自動車のバツクドア

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5162484U JPS60163116U (ja) 1984-04-09 1984-04-09 自動車のバツクドア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60163116U JPS60163116U (ja) 1985-10-30
JPH0228966Y2 true JPH0228966Y2 (ja) 1990-08-03

Family

ID=30570841

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5162484U Granted JPS60163116U (ja) 1984-04-09 1984-04-09 自動車のバツクドア

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JP (1) JPS60163116U (ja)

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JPS60163116U (ja) 1985-10-30

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