JP2535030Y2 - ドアシール構造 - Google Patents

ドアシール構造

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JP2535030Y2
JP2535030Y2 JP1988157891U JP15789188U JP2535030Y2 JP 2535030 Y2 JP2535030 Y2 JP 2535030Y2 JP 1988157891 U JP1988157891 U JP 1988157891U JP 15789188 U JP15789188 U JP 15789188U JP 2535030 Y2 JP2535030 Y2 JP 2535030Y2
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JP
Japan
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door
transparent
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seal structure
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JPH0277130U (ja
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義正 ▲高▼
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西川ゴム工業 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車のドアを閉じた際、透明プラスチツ
ク製窓端縁を水密・気密にシールするためのドアシール
構造に関するものである。
[従来の技術] 従来自動車のドアの窓は、透明ガラス製でそのドアシ
ール構造は、窓の端縁をボデイ開口縁部に当接させ、車
内外を水密・気密にシールするため、ボデイ開口縁部に
ゴムもしくはプラスチツク製のウエザーストリツプやグ
ラスラン等を設けたものとなつている。
[考案が解決しようとする課題] 従来自動車のドアの窓は透明無機ガラス製であるため
重く、且つそのドアシール構造はサツシユにウエザース
トリツプやグラスラン等を備えていて大型となり、その
ためフラツシユ化の強い要求を満足することが出来ず、
そのうえ美観に乏しいという問題点がある。
[課題を解決するための手段] 図面を参考に説明する。本考案に係わるドアシールリ
ツプ構造は、透明プラスチツク製の窓板2の端縁に、長
短2個のシールリツプ3a,3bを一体成形もしくは接着に
よつて一体的に結合すると共に前記窓2を閉じた際に、
前記シールリツプ3a,3bが当接するボデイ開口縁部6の
周囲壁6b及び突当壁6cにボデイ側シール部材5を装着し
たものである。
なお、本考案に係わるドアシール構造には、シールリ
ツプ3a,3bが透明且つ金属光沢を有するプラスチツク製
芯材4を埋設した透明エラストマーよりなるものも含ま
れてる。
[作用] 窓板2が透明プラスチツク製であるため、ガラス製に
比べ、著しく軽量化されサツシユ等も不用となり、ドア
シール構造が著しくコンパクト化され、フラツシユ化が
進み、さらにシールリツプ3a,3bに透明材料を使用する
ことにより、外観が一層美しくなる。
また、上記構成のものは、射出成形等の採用により、
自由な形状のものを容易に製作可能であり、製作工程・
組み付け工程も単純化され、コストが著しく低減され
る。
[実施例] 図面により本考案の実施例について説明する。1は自
動車のドア、2は該ドア1の内外パネル1a,1bの間を上
下動させ、開閉する窓板であつて、ポリカーボネート等
の透明プラスチツク製である。3a,3bは前記窓板2の端
縁に一体成形もしくは接着によつて一体的に結合した長
短2個の車外側及び車内側シールリツプであつて、ポリ
エステル,シリコンゴム等の透明エラストマーよりな
り、その内部には窓2の端縁を挟持すると共に、美観を
増すため透明且つ金属光沢を有するプラスチツク製芯材
4を埋設してある。5はボデイ側シール部材であつて、
窓2を閉じた際シールリツプ3a,3bが当接するボデイ開
口縁部6にタツピングスクリユー7で接着してあり、そ
の内部には鉄,アルミニウム,ステンレス鋼,プラスチ
ツク等の剛性を持つ芯材8が埋設してある。9はボデイ
開口縁部6の車内側に設けたフランジ6aを挟持する如く
装着したU字形オープニングトリム、10はドア1のパネ
ル1a,1bにそれぞれ装着したウエストシールである。
なお、窓板2の端縁は本体部分と同じ厚さにして、フ
ラツトにするか、第4図に示すように段差を設けて、窓
板2とシールリツプ3a,3bとが面一になるようにし、窓
板2を昇降させ、ウエストシール10部分を通過させる時
にガタツキのないようにするか、いずれかの形状を採用
可能である。
[考案の効果] 本考案は、以上説明したように構成されているため、
窓板2が透明プラスチツク製であるため、ガラス製に比
べ著しく軽量化され、サツシユ等も不用となり、ドアシ
ール構造が著しくコンパクト化され、フラツシユ化が進
み、さらにシールリツプ3a,3bに透明材料及びその芯材
に透明且つ金属光沢を有するプラスチツクを使用するこ
とにより、外観が一層美しくなる。
また、上記構成のものは射出成形等の採用により、自
由な形状のものを容易に製作可能であり、製作工程・組
み付け工程も単純化され、コストが著しく低減される等
の効果を発揮する。
更にボデイ開口縁6の周囲壁6b及び突当壁6cに接触す
る長短2個のシールリツプを設けたので、シール効果も
優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す正面図、第2図は第1図
のA−A断面図、第3図は第1図のB−B断面図、第4
図は本考案の他の実施例を示す第1図A−A断面相当図
である。 1……ドア 1a,1b……ドアパネル 2……窓板 3a,3b……シールリツプ 4……芯材 5……シール部材 6……ボデイ開口縁部 6a……フランジ 6b……周囲壁 6c……突当壁 7……タツピングスクリユー 8……芯材 9……オープニングトリム 10……ウエストシール

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明プラスチツク製の窓板(2)の端縁
    に、長短2個の車外側及び車内側シールリツプ(3a,3
    b)を一体成形もしくは接着によつて一体的に結合する
    と共に、前記窓板(2)を閉じた際に、前記シールリツ
    プ(3a,3b)が当接するボデイ開口縁部(6)の周囲壁
    (6b)及び突当壁(6c)にボデイ側シール部材(5)を
    装着したドアシール構造。
  2. 【請求項2】シールリツプ(3a,3b)が透明且つ金属光
    沢を有するプラスチツク製芯材(4)を埋設した透明エ
    ラストマーよりなる請求項1記載のドアシール構造。
JP1988157891U 1988-12-03 1988-12-03 ドアシール構造 Expired - Lifetime JP2535030Y2 (ja)

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JPH0277130U JPH0277130U (ja) 1990-06-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58416A (ja) * 1981-06-25 1983-01-05 Nissan Motor Co Ltd サツシユレスドア型車のドアシ−ル構造

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JPH0277130U (ja) 1990-06-13

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