JP2512926Y2 - 車両のドアサッシュ構造 - Google Patents

車両のドアサッシュ構造

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JP2512926Y2
JP2512926Y2 JP8857990U JP8857990U JP2512926Y2 JP 2512926 Y2 JP2512926 Y2 JP 2512926Y2 JP 8857990 U JP8857990 U JP 8857990U JP 8857990 U JP8857990 U JP 8857990U JP 2512926 Y2 JP2512926 Y2 JP 2512926Y2
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door sash
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昇 庄野
征夫 西川
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  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両のドアサッシュ構造に関し、特に、ド
アサッシュにそれと異なる金属からなるガーニッシュが
装着されるものの電蝕対策に係わる。
(従来の技術) 従来より、車両のサッシュ付きドアとして、例えば実
開昭60-191524号公報に開示されるように、アウタパネ
ルとインナパネルとからなるドア本体と、該ドア本体に
取付けられ窓枠を構成するドアサッシュと、上記ドア本
体内に設けられたウインドレギュレータと、該ウインド
レギュレータにより昇降されてドア窓を開閉するウイン
ドガラスとからなるものは一般によく知られている。
そして、この場合、ドアサッシュにガラスランを設
け、ウインドガラスの昇降時に該ウインドガラスの周縁
を上記ガラスランにより案内するようになっている。ま
た、ドアサッシュに対しては、装飾のために外面にガー
ニッシュを装着したり、見切りシールを設けたりするこ
とがある。
(考案が解決しようとする課題) ところが、鋼製のドアサッシュに亜鉛合金製のガーニ
ッシュを装着する場合などには、両者の電極電位の差に
起因して電蝕が起るという問題がある。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、特に、ガーニッシュと共にドアサ
ッシュに設けられる見切りシールに着目し、この見切り
シールを利用してドアサッシュとガーニッシュとの間の
電蝕を防止し得るドアサッシュ構造を提供せんとするも
のである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案の解決手段は、ドア
サッシュに沿って、それと異なる金属からなるガーニッ
シュが装着された車両のドアサッシュ構造において、上
記ガーニッシュの側縁部に、見切りシールを嵌合する嵌
合部を形成する。一方、該嵌合部に嵌合される見切りシ
ールは、嵌合部から延出する見切り部と、該見切り部の
延出方向と反対側に延長されガーニッシュとドアサッシ
ュとの間に介在されるプロテクタ部とを有する構成とす
るものである。
(作用) 上記の構成により、本考案では、互いに異種金属から
なるドアサッシュとガーニッシュとの間に、絶縁性を有
するラバー又は樹脂製の見切りシールのプロテクタ部が
介在されているため、その間での電蝕が防止されること
になる。また、見切りシールは、ガーニッシュ側縁部に
形成した嵌合部に嵌合されるだけでなく、そのプロテク
タ部がガーニッシュとドアサッシュとの間に介在して固
定されるので、その取付けが確実なものとなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図において、1は車体であって、該車体1の側面
には、センタピラー2(第1図参照)により区切られた
前部ドア開口部3と後部ドア開口部4とが設けられ、該
前部ドア開口部3にはフロントドア5が、後部ドア開口
部4にはリヤドア6がそれぞれ前部側をヒンジ側として
開閉可能に取付けられている。上記フロントドア5及び
リヤドア6は、いずれも窓枠を構成する鋼製のドアサッ
シュ7,8を有するサッシュ付きドアである。
上記ドアサッシュ7,8の構造、特に、センタピラー2
に対応する部位の構造は第1図に詳示する。すなわち、
各ドアサッシュ7,8の窓枠内側には、ドアウインドガラ
ス9,10の昇降時に該ガラス9,10の周縁を案内するガラス
ラン11,12が設けられているとともに、各ドアサッシュ
7,8の窓枠外側には、ドア5,6の閉時ドアサッシュ7,8と
ドア開口部3,4の周縁との間をシールするウエザースト
リップ13,14が取付けられている。
また、上記各ドアサッシュ7,8の車外側には、それぞ
れ該ドアサッシュ7,8に沿って上下方向に延びるガーニ
ッシュ15,16が装着されており、該ガーニッシュ15,16
は、鋼製のドアサッシュ7,8と異なる金属(例えば亜鉛
合金など)からなる。上記各ガーニッシュ15,16は、ド
アサッシュ7,8に重合して取付けられる取付部15a,16a
と、該取付部15a,16aから窓枠内側に突出し、ドアサッ
シュ7,8と協働してガラスラン11,12を介してドアウイン
ドガラス9,10の側縁を支持する溝部を構成する第1突出
部15b,16bと、上記取付部15a,16aから窓枠外側に突出す
る第2突出部15c,16cとを有する。ここで、各ドアサッ
シュ7,8の車体前後方向の幅寸法b1,b2は、第2図に示す
如くセンタピラー2に対応して上下方向に延びる部分で
は一枚のパネルから構成するために一定に設定されてい
るが、ガーニッシュ15,16は、その第2突出部15c,16cの
突出量を変更することで下方に行くに従って幅が広がる
末広がりの形状に形成されている。
さらに、リヤドア6のガーニッシュ16には、その第2
突出部16cの先端から車内側に略直角に折れ曲ったフッ
ク状の嵌合部16dがガーニッシュ16の略全長に亘って形
成され、該嵌合部16dにはガーニッシュ16に沿って上下
方向に延びるラバー又は樹脂製の見切りシール17が嵌合
されている。該見切りシール17は、嵌合部16dに嵌合す
る溝部17aと、該溝部17aから窓枠外側つまり車体前方に
延出し、フロントドア5のガーニッシュ15とリヤドア6
のガーニッシュ16との間の隙間を塞ぐ見切り部17bと、
該見切り部17bとは反対に上記溝部17aから窓枠内側つま
り車体後方に延長され、ガーニッシュ16の取付部16aと
ドアサッシュ8との間に介在されるプロテクタ部17cと
を有する。
尚、21はフロントドア5におけるガーニッシュ15の取
付部15aとドアサッシュ7との間に介設されたラバー又
は樹脂製のプロテクタ部材、22はセンタピラー2の車室
内側に装着されたピラートリムである。
したがって、上記実施例の場合、リヤドア6のドアサ
ッシュ8の前辺側(センタピラー2と対応する部分)に
おいては、フロントドア5のガーニッシュ15とリヤドア
6のガーニッシュ16との間の隙間を塞ぐためにガーニッ
シュ16の嵌合部16dに嵌合される絶縁性を有するラバー
又は樹脂製の見切りシール17に、その嵌合溝部17aから
窓枠内側に延びるプロテクタ部17cを一体的に形成し、
該プロテクタ部17cを互いに異種金属からなるドアサッ
シュ8とガーニッシュ16との重合部に介在せしめたこと
により、フロントドア5のドアサッシュ7の後縁側にお
けるような専用のプロテクタ材21を要することなく、ド
アサッシュ7とガーニッシュ16との間での電蝕を防止す
ることかできる。
また、上記見切りシール17は、その溝部17aがガーニ
ッシュ16の嵌合部16dに嵌合して取付けられるだけでな
く、プロテクタ部17cがガーニッシュ16とドアサッシュ
8との間に介在して三者一体に固定されるので、その取
付けを確実なものとして脱落を防止することができる。
尚、上記実施例では、本考案を、リヤドア6の鋼製ド
アサッシュ8の前辺側に該ドアサッシュ8と異なる金属
からなるガーニッシュ16を装着する場合に適用したが、
これ以外に、フロントドア5の鋼製ドアサッシュ7の前
辺側又はリヤドア6の鋼製ドアサッシュ8の後辺側に、
これらと異なる金属からなるガーニッシュを装着する場
合などにも同様に適用することができるのは勿論であ
る。
(考案の効果) 以上の如く、本考案における車両のドアサッシュ構造
によれば、ガーニッシュの側縁部に嵌着される見切りシ
ールに、見切り部と反対方向に延びるプロテクタ部を形
成し、該プロテクタ部をドアサッシュとガーニッシュと
の間に介在せしめることにより、部品点数を増加するこ
となく、ドアサッシュとガーニッシュとの間の電蝕を防
止することができ、また、見切りシールの取付けを確実
なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は第2図の
I-I線における拡大断面図、第2図は車両のサイドドア
付近の側面図である。 8……ドアサッシュ 16……ガーニッシュ 16d……嵌合部 17……見切りシール 17b……見切り部 17c……プロテクタ部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアサッシュに沿って、それと異なる金属
    からなるガーニッシュが装着された車両のドアサッシュ
    構造であって、 上記ガーニッシュの側縁部には、見切りシールを嵌合す
    る嵌合部が形成されている一方、 該嵌合部に嵌合される見切りシールは、嵌合部から延出
    する見切り部と、該見切り部の延出方向と反対側に延長
    されガーニッシュとドアサッシュとの間に介在されるプ
    ロテクタ部とを有することを特徴とする車両のドアサッ
    シュ構造。
JP8857990U 1990-08-24 1990-08-24 車両のドアサッシュ構造 Expired - Lifetime JP2512926Y2 (ja)

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JPH0446919U JPH0446919U (ja) 1992-04-21
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