JP3166934B2 - 自動車用ドアにおけるオープンストッパの取付構造 - Google Patents

自動車用ドアにおけるオープンストッパの取付構造

Info

Publication number
JP3166934B2
JP3166934B2 JP03722792A JP3722792A JP3166934B2 JP 3166934 B2 JP3166934 B2 JP 3166934B2 JP 03722792 A JP03722792 A JP 03722792A JP 3722792 A JP3722792 A JP 3722792A JP 3166934 B2 JP3166934 B2 JP 3166934B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
open stopper
open
stopper bracket
mounting structure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03722792A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05201253A (ja
Inventor
訓久 三輪
明人 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Co Ltd filed Critical Suzuki Motor Co Ltd
Priority to JP03722792A priority Critical patent/JP3166934B2/ja
Publication of JPH05201253A publication Critical patent/JPH05201253A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3166934B2 publication Critical patent/JP3166934B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ドアにおけるオ
ープンストッパの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ドアは上下一対のヒンジを介し
て車体側に回動可能に取付けられているが、ドアの急激
な開放動作を規制するためにオープンストッパが設けら
れている。オープンストッパは、通常、ドアの半開時お
よび全開時にドアの開放を一定位置でストップする機能
であり、坂路で全開状態が維持できること、ある程度の
風が吹いても閉じないこと、また、強く開放したときの
反動があっても保持できることなどが要求される。オー
プンストッパにはヒンジに組込んだものと独立したもの
がある。
【0003】独立形式のオープンストッパには図10に
示すように、ドアヒンジaを装着したドアb前部端面に
開口部cを形成し、この開口部cからドアb内にドアチ
ェッカーdの先端部を挿入し、このドアチェッカーdを
ピンeを介して回転自在に支持するオープンストッパブ
ラケットfを図11に示すように車体側のサイドボデー
アウタパネルg側面に溶接したものがある。
【0004】この従来技術によると、オープンストッパ
ブラケットfの荷重方向が引張り方向となり、溶接強度
に問題がある。
【0005】そこで、図12に示すようにオープンスト
ッパブラケットhをサイドボデーアウタパネルgの内側
のリーンフォースフロントピラーiに溶接し、オープン
ストッパブラケットhの先端部をサイドボデーアウタパ
ネルgに形成した切欠きjから突出させるようにしたも
のがある。この従来技術では、オープンストッパブラケ
ットhは図13に示すようにリーンフォースフロントピ
ラーiとダッシュサイドパネルkの内側に、内装され
て、オープンストッパブラケットhの荷重方向がせん断
方向になるようにしてスポット溶接したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、オープンストッパブラケットhの先端部を
挿通するための切欠きjがサイドボデーアウタパネルg
に不可欠となる。この切欠きjがオープンストッパブラ
ケットhの先端部形状から大きくなり、雨水等が、フロ
ントフェンダーパネルlとドアbとの隙間mから侵入す
る欠点があった。そこで、雨水侵入防止用のシールゴム
nを必要とする等、コストアップとなる課題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決し、オープンスト
ッパ取付部の強度を向上し、充分な防水性能を保つこと
ができる自動車用ドアにおけるオープンストッパの取付
構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、自動車用ドアのヒンジ側の端部に形成した開
口穴からドア内に、先端部を挿入したドアチェッカー
と、このドアチェッカーの基端部を回動可能に支持する
と共に車体内面に装着されたオープンストッパブラケッ
トから成る自動車用ドアにおけるオープンストッパの取
付構造において、上記ドアチェッカーの基端部を支持す
るオープンストッパブラケットは、断面ほぼコ字状の縦
壁面と該縦壁面のほぼ中央部に、断面ほぼコ字状の上下
フランジ部を変化させて、上下フランジ部を合わせて形
成した扁平部を一体に形成し、このオープンストッパブ
ラケットの偏平部を挿通するスリットを上記車体外面に
形成し、該スリット部分外面にシーラを塗布したこと
ある。
【0009】
【作用】ドアオープンストッパブラケットの先端部を偏
平に形成し、この先端部を挿通するスリットを車体外面
に形成する。このドアオープンストッパブラケットの先
端部にドアチェッカーを回動可能に軸支する。スリット
間隔が狭いので、外部から雨水等が侵入しにくい。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1〜図3は自動車の車体を示したも
ので、車体1は外側面がサイドボデーアウタパネル2で
構成され、内側面がルーフサイドインナレール3と、ク
ォータインナアッパパネル4と、センターピラーインナ
ロアパネル5と、サイドシル6と、リヤホイールハウス
アウタパネル7で構成されている。ドアパネル8のヒン
リーンフォース9,10が設けられたサイドボデーア
ウタパネル2の前端部裏面には、ダッシュサイドパネル
11が設けられている。
【0011】サイドボデーアウタパネル2とダッシュサ
イドパネル11相互間には図4および図5に示すよう
に、リーンフォースフロントピラー12が内装されてお
り、このリーンフォースフロントピラー12にドアオー
プンストッパー13のオープンストッパブラケット14
が溶接されている。
【0012】オープンストッパブラケット14は、図6
〜図9に示すように、断面ほぼコ字状の縦壁面14aと
該縦壁面14aのほぼ中央部に、断面ほぼコ字状の上下
フランジ部14b、14cを変化させて、上下フランジ
部14b、14cを合わせて形成した扁平部15を一体
に形成している。このオープンストッパブラケット14
は、先端部の偏平部15を、サイドボデーアウタパネル
2とリーンフォースフロントピラー12に形成された水
平方向のスリット16を通してサイドボデーアウタパネ
ル2外側に突出させている。
【0013】このオープンストッパブラケット14の偏
平部15には、ピン穴15aが形成されており、ピン1
7を介してドアオープンストッパ13のドアチェッカー
18に軸支されている。ドアチェッカー18はドアパネ
ル8の内部に先端部が挿入されており、基端部が二股に
分岐され、この分岐部19を上記オープンストッパブラ
ケット14の偏平部15の上下面にピン穴19aを介し
て軸支されている。
【0014】20はオープンストッパブラケット14の
偏平部15が挿通されたサイドボデーアウタパネル2の
スリット16部分外面に塗布されたシーラである。ま
た、リーンフォースフロントピラー12の内面側にCO
2 溶接21して、スリット16部分の強度向上および防
水性の向上を図ることができる。
【0015】22はサイドボデーアウタパネル2とダッ
シュサイドパネル11の接合部に装着されたウエザース
トリップである。23はフロントフェンダーパネルであ
る。
【0016】上記構成によると、ドアオープンストッパ
13の組付けに際して、ドアチェッカー18の分岐部1
9にオープンストッパブラケット14の偏平部15を差
し込んで、ピン穴15a、19a相互間にピン17を挿
入して組付ける。オープンストッパブラケット14の偏
平部15を通すスリット16は幅を狭くできるので、シ
ーラ20の塗布によって雨水等の侵入を阻止することが
できる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による自動車
用ドアにおけるオープンストッパの取付構造によれば
以下のような効果を奏する。 オープンストッパブラ
ケットは、断面ほぼコ字状の広い縦壁面がリーンフォー
スフロントピラーに溶接されているので、荷重方向がせ
ん断方向になり、溶接部の強度が向上すると共に、扁平
部が上下のフランジ部を合わせた2枚分の板厚となり、
ドアチェッカーの取付部の強度が従来に比べて向上す
る。 ドアチェッカーの分岐部に設けられた取付部を
支持するオープンストッパブラケットの扁平部が従来に
比べて小さいので、車体外面に形成するスリットを小さ
くすることができることから、スリット部の車体強度を
従来に比べて向上させることができる。 スリットを
小さくし、シーラを塗布したことにより、ドアオープン
ストッパ取付部の防水処理を従来に比べて容易にでき、
雨水等の侵入を阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の車体を示す平面図である。
【図2】自動車の車体を示す側面図である。
【図3】自動車の車体側面構造を示す分解斜視図であ
る。
【図4】自動車用ドアにおけるオープンストッパの取付
構造を示す斜視図である。
【図5】図2のA−A線断面図である。
【図6】オープンストッパブラケットを示す斜視図であ
る。
【図7】図6の平面図である。
【図8】図6の側面図である。
【図9】図8のA−A線断面図である。
【図10】パネルドアを示す分解斜視図である。
【図11】従来の自動車用ドアにおけるオープンストッ
パの取付構造を示す斜視図である。
【図12】従来の自動車用ドアにおけるオープンストッ
パの取付構造を示す斜視図である。
【図13】図12のオープンストッパの取付構造の横断
面構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 車体 2 サイドボデーアウタパネル 8 ドアパネル 9,10 ヒンジリーンフォース 11 ダッシュサイドパネル 12 リーンフォースフロントピラー 13 ドアオープンストッパー 14 オープンストッパブラケット 15 偏平部 16 スリット 17 ピン 18 ドアチェッカー 19 分岐部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 5/04 E05C 17/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用ドアのヒンジ側の端部に形成し
    た開口穴からドア内に、先端部を挿入したドアチェッカ
    ーと、このドアチェッカーの基端部を回動可能に支持す
    ると共に車体内面に装着されたオープンストッパブラケ
    ットから成る自動車用ドアにおけるオープンストッパの
    取付構造において、上記ドアチェッカーの基端部を支持
    するオープンストッパブラケットは、断面ほぼコ字状の
    縦壁面と該縦壁面のほぼ中央部に、断面ほぼコ字状の上
    下フランジ部を変化させて、上下フランジ部を合わせて
    形成した扁平部を一体に形成し、このオープンストッパ
    ブラケットの偏平部を挿通するスリットを上記車体外面
    に形成し、該スリット部分外面にシーラを塗布したこと
    を特徴とする自動車用ドアにおけるオープンストッパの
    取付構造。
JP03722792A 1992-01-28 1992-01-28 自動車用ドアにおけるオープンストッパの取付構造 Expired - Fee Related JP3166934B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03722792A JP3166934B2 (ja) 1992-01-28 1992-01-28 自動車用ドアにおけるオープンストッパの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03722792A JP3166934B2 (ja) 1992-01-28 1992-01-28 自動車用ドアにおけるオープンストッパの取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05201253A JPH05201253A (ja) 1993-08-10
JP3166934B2 true JP3166934B2 (ja) 2001-05-14

Family

ID=12491716

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03722792A Expired - Fee Related JP3166934B2 (ja) 1992-01-28 1992-01-28 自動車用ドアにおけるオープンストッパの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3166934B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112302444B (zh) * 2020-09-25 2022-06-14 江苏开沃汽车有限公司 一种前门限位器安装结构及其安装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05201253A (ja) 1993-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7144064B2 (en) Vehicle body having a forward facing rear door
US4775181A (en) Rear body structure of automobile
JPH0241981A (ja) 自動車の前部車体構造
KR20010066475A (ko) 자동차의 후방필러 보강구조
US6053561A (en) Door assembly for a pick-up truck
US4036522A (en) Vehicle body roof construction
US5752737A (en) Door reinforcement system for pick-up trucks
JP3166934B2 (ja) 自動車用ドアにおけるオープンストッパの取付構造
JPS5881867A (ja) 自動車の車体構造
JPH0796745A (ja) 自動車用サイドドアの三角窓構造
JPH0610071Y2 (ja) 自動車のドアヒンジ部構造
JPS6357327A (ja) 自動車のドア構造
JPS60259576A (ja) 自動車の後部車体構造
JP2599914Y2 (ja) 自動車のドア
JPS60259523A (ja) 自動車の開閉体取付装置
JPH0232497Y2 (ja)
KR100402120B1 (ko) 도어 힌지의 마운팅 보강구조를 갖는 자동차의 사이드 패널
JPH0444423Y2 (ja)
JP2003063450A (ja) 車両後部構造
JPH0439773Y2 (ja)
JPH072270Y2 (ja) スイング窓のロックヒンジ取付構造
JPH0525294Y2 (ja)
JP3024336B2 (ja) 車両用ドア構造
JPH054416Y2 (ja)
JP2592934Y2 (ja) 車両用フロントリッドのシール構造

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100309

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees