JPH054416Y2 - - Google Patents

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JPH054416Y2
JPH054416Y2 JP1987126048U JP12604887U JPH054416Y2 JP H054416 Y2 JPH054416 Y2 JP H054416Y2 JP 1987126048 U JP1987126048 U JP 1987126048U JP 12604887 U JP12604887 U JP 12604887U JP H054416 Y2 JPH054416 Y2 JP H054416Y2
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girder
wing
shaped
hinge
section
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JP1987126048U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、ウイング車に関する。
従来の技術 従来、ウイング車は、箱形荷台の上面中央部の
桁の左右両側に頂壁と側壁とよりなる横面倒L形
の翼状パネルが揺動自在に取り付けられ、左右両
翼状パネルの頂壁の桁側の枠部材同志に、桁と左
右両翼状パネルの接続部分を跨ぐ防水シートが張
り渡されていた。
考案が解決しようとする課題 しかし、従来のウイング車においては、左右両
側の翼状パネルの桁側の枠部材と桁とが、枠部材
および桁の両方に構成部材が取り付けられた蝶番
を介して揺動自在に連結されてたため、蝶番の取
付け作業が面倒であるとともに、それだけ工数が
多くなり、しかも翼状パネルの開放時に防水シー
トの一部が蝶番の嵌合部分の間隙に食い込んで、
防水シートが損傷し、荷台の内部に雨水等が侵入
するという問題があつた。
この考案の目的は、上記の従来技術の問題を解
決し、従来のように蝶番の両ヒンジ部を、ウイン
グ車の桁側と、翼状パネルの頂壁の枠部材側の両
方に取り付けることなく、一方のヒンジ部の取付
け作業を省略することができ、それだけ工数を削
減することができて、ウイング車の製造を容易か
つ安価になし得るうえに、翼状パネルの開放時に
おける防水シートの損傷を確実に防止することが
できて、荷台内部への雨水等の侵入のおそれが全
くない、ウイング車を提供しようとするにある。
課題を解決するための手段 この考案は、上記の目的を達成するために、箱
形荷台の上面中央部の桁の左右両側に頂壁と側壁
とよりなる横面倒L形の翼状パネルが揺動自在の
取り付けられ、左右両翼状パネルの頂壁の桁側の
アルミニウム押出形材製の横断面略コ形の枠部材
同志に、桁と左右両翼状パネルの接続部分を跨ぐ
防水シートが張り渡されているとともに、各枠部
材の上縁部に、桁側に突出した防水シート食込み
防止用張出部が設けられているウイング車におい
て、桁の左右両側に、水平取付基部と、これの先
端より上方に突出した立上がり部と、立上がり部
の上端より桁と反対側に伸びかつ下方に開口した
凹溝を有する横断面C形の屈曲部とよりなる第1
ヒンジ構成部がそれぞれ取り付けられ、上記各枠
部材の側壁部自体が、桁側に開口した横断面C形
に嵌合凹部を有しかつ該嵌合凹部の開口部の下側
に横断面略円形の枢軸部を有する第2ヒンジ構成
部をなされていて、第1ヒンジ構成部の屈曲部が
第2ヒンジ構成部の嵌合凹部内に嵌め入れられる
とともに、屈曲部下側の凹溝内に枢軸部が嵌め合
わされている、ウイング車を要旨としている。
作 用 上記において、ウイング車の桁の左右両側に、
それぞれ取り付けられた第1ヒンジ構成部が、水
平取付基部と、これの先端より上方に突出した立
上がり部と、立上がり部の上端より桁と反対側に
伸びかつ下方に開口した凹溝を有する横断面C形
の屈曲部とよりなるものであり、一方、頂壁の桁
側の枠部材の側壁部自体が第2ヒンジ構成部とな
されていて、第2ヒンジ構成部は、桁側に開口し
た横断面C形の嵌合凹部を有しかつ該嵌合部の開
口部の下側に横断面略円形の枢軸部を有してい
る。そして、第1ヒンジ構成部の屈曲部が第2ヒ
ンジ構成部の嵌合凹部内に嵌め入れられるととも
に、屈曲部下側の凹溝内に枢軸部が嵌め合わされ
ていて、箱形荷台中央部の桁に、横面倒L形の翼
状パネルが揺動自在に取り付けられている。
従つて、ウイング車の箱形荷台中央部の桁側に
は第1ヒンジ構成部を取り付ける必要があるが、
頂壁の桁側の枠部材には別部材よりなるヒンジ部
をわざわざ取り付ける必要がなく、枠部材の側壁
部自体が第2ヒンジ構成部を構成している。この
ため、従来のような蝶番の両ヒンジ部を、ウイン
グ車の桁側と、翼状パネルの頂壁の枠部材側の両
方に取り付ける場合に比べ、一方のヒンジ部の取
付け作業を省略することができ、それだけ工数を
削減することができて、ウイング車の製造を容易
かつ安価になし得るものである。
実施例 つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図において、この考案によるウイング車
は、箱形荷台1の上面中央部の横断面略方形の桁
2の左右両側に、頂壁6と側壁7とよりなる横面
倒L形の翼状パネル3,3が揺動自在に取り付け
られ、左右両翼状パネル3,3の頂壁6,6の桁
2側のアルミニウム押出形材製の横断面略コ形の
枠部材8,8同志に、桁2と左右両翼状パネル
3,3の接続部分を跨ぐ防水シート4が張り渡さ
れているとともに、各枠部材8の上縁部に、桁2
側に突出した防水シート食込み防水用張出部15
が設けられている。
また、箱形荷台1の上面中央部の桁2の左右両
側に、水平取付基部11aと、これの先端より上
方に突出した立上がり部11bと、立上がり部1
1bの上端より桁2と反対側に伸びかつ下方に開
口した凹溝10を有する横断面C形の屈曲部11
cとよりなる所要数の第1ヒンジ構成部11がそ
れぞれ取り付けられている。
一方、上記各枠部材8の側壁部8a自体が、桁
2側に開口した横断面C形の嵌合凹部14を有し
かつ該嵌合凹部14の開口部の下側に横断面略円
形の枢軸部13を有する第2ヒンジ構成部12と
なされている。
そして、第1ヒンジ構成部11の屈曲部11c
が第2ヒンジ構成部12に嵌合凹部14内に嵌め
入れられるとともに、屈曲部11c下側の凹溝1
0内に枢軸部13が嵌め合わされている。
従つて、箱形荷台1の上面中央部の桁2側には
第1ヒンジ構成部11,11を取り付ける必要が
あるが、各翼状パネル3の頂壁6の桁2側の枠部
材8には、従来のような別部材よりなるヒンジ部
をわざわざ取り付ける必要がなく、枠部材8の側
壁部8a自体が第2ヒンジ構成部12を構成して
いる。このため、枠部材8側へのヒンジ部の取付
け作業を省略することができ、それだけ工数を削
減することができて、ウイング車の製造が容易と
なる。
なお、各枠部材8の上縁部に、桁2側に突出し
た防水シート食込み防止用張出部15が設けられ
ており、このような張出部15の存在により翼状
パネル3の開放時における防水シート4の損傷を
確実に防止することができて、荷台1内部への雨
水等の侵入のおそれが全くない。
考案の効果 この考案は、上述のように、箱形荷台の上面中
央部の桁の左右両側に頂壁と側壁とよりなる横面
倒L形の翼状パネルが揺動自在に取り付けられ、
左右両翼状パネルの頂壁の桁側のアルミニウム押
出形材製の横断面略コ形の枠部材同志に、桁と左
右両翼状パネルの接続部分を跨ぐ防水シートが張
り渡されているとともに、各枠部材の上縁部に、
桁側に突出した防水シート喰込み防止用張出部が
設けられているウイング車において、桁の左右両
側に、水平取付基部と、これの先端より上方に突
出した立上がり部と、立上がり部の上端より桁と
反対側に伸びかつ下方に開口した凹溝を有する横
断面C形の屈曲部とよりなる第1ヒンジ構成部が
それぞれ取り付けられ、上記各枠材の側壁部自体
が、桁側に開口した横断面C形の嵌合凹部を有し
かつ該嵌合凹部の開口部の下側に横断面略円形の
枢軸部を有する第2ヒンジ構成部となされてい
て、第1ヒンジ構成部の屈曲部が第2ヒンジ構成
部の嵌合凹部内に嵌め入れられるとともに、屈曲
部下側の凹溝内に枢軸部が嵌め合わされているも
のであるから、従来のように蝶番の両ヒンジ部
を、ウイング車の桁側と、翼状パネルの頂壁の枠
部材側の両方に取り付けることなく、一方のヒン
ジ部の取付け作業を省略することができ、それだ
け工数を削減することができて、ウイング車の製
造を容易かつ安価になし得るという効果を奏す
る。
なお、各枠部材の上縁部に、桁側に突出した防
水シート食込み防止用張出部が一体に設けられる
ことにより、翼状パネルの開放時における防水シ
ートの損傷を確実に防止することができて、荷台
内部への雨水等の侵入のおそれがなくなるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
はウイング車の要部拡大断面図で、これは第2図
−線に沿うものである。第2図はウイング車
の概略斜視図である。 1……箱形荷台、2……桁、3……翼状パネ
ル、4……防水シート、6……頂壁、7……側
壁、8……横断面略コ形の枠部材、8a……側壁
部、10……凹溝、11……第1ヒンジ構成部、
11a……水平取付基部、11b……立上がり
部、11c……屈曲部……、12……第2ヒンジ
構成部、13……横断面略円形の枢軸部、14…
…嵌合凹部、15……防水シート食込み防止用張
出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱形荷台1の上面中央部の桁2の左右両側に頂
    壁6と側壁7とよりなる横面倒L形の翼状パネル
    3,3が揺動自在に取り付けられ、左右両翼状パ
    ネル3,3の頂壁6,6の桁2側のアルミニウム
    押出形材製の横断面略コ形の枠部材8,8同志
    に、桁2と左右両翼状パネル3,3の接続部分を
    跨ぐ防水シート4が張り渡されているとともに、
    各枠部材8の上縁部に、桁2側に突出した防水シ
    ート食込み防止用張出部15が設けられているウ
    イング車において、桁2の左右両側に、水平取付
    基部11aと、これの先端より上方に突出した立
    上がり部11bと、立上がり部11bの上端より
    桁2と反対側に伸びかつ下方に開口した凹溝10
    を有する横断面C形の屈曲部11cとよりなる第
    1ヒンジ構成部11がそれぞれ取り付けられ、上
    記各枠部材8の側壁部8a自体が、桁2側に開口
    した横断面C形の嵌合凹部14を有しかつ該嵌合
    凹部14の開口部の下側に横断面略円形の枢軸部
    13を有する第2ヒンジ構成部12となされてい
    て、第1ヒンジ構成部11の屈曲部11cが第2
    ヒンジ構成部12の嵌合凹部14内に嵌め入れら
    れるとともに、屈曲部11c下側の凹溝10内に
    枢軸部13が嵌め合わされている、ウイング車。
JP1987126048U 1987-08-19 1987-08-19 Expired - Lifetime JPH054416Y2 (ja)

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JP1987126048U JPH054416Y2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19

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JP1987126048U JPH054416Y2 (ja) 1987-08-19 1987-08-19

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JPS6430723U JPS6430723U (ja) 1989-02-27
JPH054416Y2 true JPH054416Y2 (ja) 1993-02-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6330220B2 (ja) * 1981-11-04 1988-06-16 Menasha Corp

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JPH0423696Y2 (ja) * 1986-08-13 1992-06-03

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JPS6330220B2 (ja) * 1981-11-04 1988-06-16 Menasha Corp

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