JPH0423696Y2 - - Google Patents

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JPH0423696Y2
JPH0423696Y2 JP1986123375U JP12337586U JPH0423696Y2 JP H0423696 Y2 JPH0423696 Y2 JP H0423696Y2 JP 1986123375 U JP1986123375 U JP 1986123375U JP 12337586 U JP12337586 U JP 12337586U JP H0423696 Y2 JPH0423696 Y2 JP H0423696Y2
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JP
Japan
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locking piece
main body
locking
longitudinal direction
sheet
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JP1986123375U
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JPS6330220U (ja
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  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主として開閉式屋根を有する貨物自
動車に装着されるセンターシートの側端部を係止
するシート端部の係止装置に関するものである。
(従来の技術) 開閉式屋根を有する貨物自動車においては通
常、第5図に示すように、荷台天井部の中央に前
後方向に配設した支持部材1の左右にヒンジ2,
12を介して開閉式屋根3,3を開閉可能に枢着
している。そして、支持部材1と開閉式屋根3,
3の間隙4,4から荷室内に雨水等が侵入しない
ように該間隙4,4をセンターシート5で覆うよ
うにしている。
従来のセンターシート5の係止方法は、左右両
側端部が左右の開閉式屋根3,3の基端部にそれ
ぞれ重ね合せることができるに足りる幅を有する
センターシート5を、支持部材1を覆うようにし
て車体の前後方向に配設し、然る後、該センター
シート5の側端部と開閉式屋根3の間にクツシヨ
ン材6を介在させ、ワツシヤとなるアルミ板7を
介して該センターシート5の側端部をリベツト8
止めした後、その周囲をシール剤9でシールして
いた。
(本考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来の係止方法では、リベ
ツト8を比較的せまい間隔で止めなくてはならな
いため、該作業に手間が掛るだけではなく、シー
ル部分が多いため、確実にシールすることが困難
であり、そのため、該シール部分やリベツト孔1
0等から雨水等が侵入する虞れがあつた。又、多
数のリベツト8や多量のシール剤9を使用するた
め、センターシート5の交換が困難であるという
問題もあつた。
(本考案の目的) そこで本考案は前述した従来の問題点に鑑みて
なされたものであつて、リベツトや多量のシール
剤を使用することなく簡単に係止することがで
き、しかも防水性を高めて雨水の侵入を確実に防
ぎ、かつ、容易に取外すこともできるシート端部
の係止装置を提供することを目的とするものであ
る。
(目的を達成するための手段) そのために本考案では該係止装置を、被取付体
に固定される主体部と、該主体部に着脱可能に係
止される係止片とから構成され、主体部表面の長
手方向に沿つた一側には内方に湾曲する断面略円
弧状をなす嵌合片が立設延在され、又、他側縁に
は長手方向に沿つて内方に折り返された断面略鉤
状をなす係止片接合部が延設されていると共に、
係止片の長手方向に沿つた一側縁には、前記主体
部の嵌合片に着脱可能及び回動可能に嵌合してヒ
ンジ機能を有する嵌合突条片が形成され、又、該
係止片の長手方向に沿つた他側の略半分は、裏面
が前記係止片接合部の表面に密着するように該表
面の形状と同形状に形成され、かつ、該係止片裏
面の長手方向に沿つた略中央には、前記係止片接
合部の先端縁に掛脱可能に掛止される掛止爪が突
設されている構造とすることにより所期の目的を
達成するようにしたものである。
(作用) 前記係止装置によりシート端部を係止するに
は、予じめ主体部を接着剤又は両面接着テープ等
で被取付体の所定位置(実施例では開閉屋根の基
端部上面)に固定しておく。尚、該主体部は、そ
の係止片接合部側にシート端縁がくるように配設
されている。
シート端部を前記主体部の嵌合片と係止片接合
部の間に入れる。然る後、係止片の嵌合突条片を
前記主体部の嵌合片に嵌合させ、該嵌合片を中心
として閉止方向に回動させ、該係止片の他側の裏
面を前記主体部の係止片接合部の表面に密着させ
る。これにより、係止片の掛止爪が前記主体部の
係止片接合部の先端縁に掛止されるため、前記嵌
合突条片と嵌合片の間にシート端部が挾持されて
係止される。
この状態でシートが引張られた場合、前記係止
片の嵌合突条片側に持上り方向の力が加わるが、
掛止爪が係止片接合部の先端縁に掛止され、該嵌
合突条片が嵌合片に嵌合されているため、該動き
が阻止される。したがつて、シート端部は係止状
態が保持されたまゝであるのでシートが引張られ
たとしても外れることがない。
又、シートを交換する場合等で該シートを取外
すときには、嵌合突条片を中心として係止片の他
側を上方に回動させることによつて簡単に取外す
ことができる。
(実施例) 以下、本考案のシート端部の係止装置を、開閉
式屋根を有する貨物自動車に装着されるセンター
シートの側端部を係止する実施例に随つて説明す
る。
第2図はセンターシート11が装着される貨物
自動車の荷台の天井中央部分を示したものであつ
て、12は該天井中央部に車体の前後方向に沿つ
て水平に配設された支持部材で、該支持部材12
の左右側方にはヒンジ13,13を介して開閉式
屋根14,14が開閉可能に枢着されている。該
開閉式屋根14,14は油圧等の駆動装置、ある
いは手動によつて開閉できるようになされてい
る。そして、前記開閉式屋根14,14の基端部
上面には本考案の係止装置aがそれぞれ開閉式屋
根14,14の長手方向に沿つて平行に取付けら
れている。
係止装置aは第1図に示すように被取付体であ
る前記開閉式屋根14の基端部上面に接着剤や両
面接着テープ15等で固定される主体部16と、
該主体部16に着脱可能に係止される係止片17
とから構成されている。
前記主体部16と係止片17は鋼材によつて比
較的幅狭の長尺物に形成されている。前記主体部
16の長手方向に沿つた一側には内方に湾曲する
断面略円弧状をなす嵌合片18が一体に立設延在
されている。又、該主体部16の他側縁には、長
手方向に沿つて該他側縁から連続して内方に折り
返された断面略鉤状をなす係止片接合部19が一
体に延設され、その先端縁はさらに斜め下方に折
曲されて掛止部19aが形成されている。又、該
主体部16の嵌合片18の外側には、開閉式屋根
14への固定をより確実なものとするため、長手
方向に沿つてフランジ20が延設されている。こ
のようにして形成された主体部16は、フランジ
20を支持部材12側にして開閉式屋根14の基
端部の上面に長手方向に沿つて左右に対向して平
行に配設され、接着剤や両面接着テープ15等で
固定されている。26は主体部16と開閉式屋根
14の間に封入されたシール剤である。尚、必要
によりフランジ20部分をリベツト21等で開閉
式屋根14に止着するようにしてもよい。このよ
うにしても、リベツト21はセンターシート21
の下方に位置するため、該部からの雨水の侵入を
心配する必要がない。
前記係止片17の長手方向に沿つた一側縁に
は、前記主体部16の嵌合片18に着脱可能及び
回動可能に嵌合してヒンジ機能を有する嵌合突条
片22が形成されている。又、該係止片17の長
手方向に沿つた他側の略半分は、裏面17aが前
記係止片接合部19の表面19bに密着するよう
に該表面19bの形状と同形状に形成されてい
る。さらに、該係止片17の裏面17aの長手方
向に沿つた略中央には、前記係止片接合部19の
先端縁に形成された掛止部19aに掛脱可能に掛
止される掛止爪23が突設されている。このよう
に形成された係止片17は、前記主体部16にシ
ート11の端部を入れた後、該主体部16に嵌合
させることによつてシート11端部を係止するこ
とができる。
前記シート端部11の端縁は袋状に形成され、
該シート端部11を係止装置aに係止する際、該
端縁に抜け止め用の芯材24を嵌挿装着して係止
する。そして、係止装置aにシート端部11を係
止した後、係止片17を主体部16の係止片接合
部19に固定具であるリベツト25によつて固定
する。
又、前述の実施例では、本考案による係止装置
を、開閉式屋根を有する貨物自動車に装着される
センターシートのシート端部を係止するもので説
明したが、これに限るものではなく、他のシート
の端部を係止するものにも応用できるものであ
る。
(本考案による効果) 以上述べたように本考案によれば、被取付体に
固定した主体部にシートの端部を入れて係止片を
嵌合させるだけで該シート端部を係止することが
できるので、きわめて簡単に取付けることができ
るのみならず、取外しも簡単であるため、シート
の交換も容易に行なうことができる。
又、本考案によれば、シート端部を係止する部
分にリベツトを打込む必要がないので、防水性が
向上し、該部からの雨水等の侵入を確実に防ぐこ
とができる。
又、本考案によれば、シート端部の端縁に抜け
止め用の芯材を装着し、該シート端部の係止時に
おいて係止片を主体部の係止片接合部に固定具に
よつて固定するようにしたので、シートに何らか
の理由で引張り方向に過大な力が加わつたとして
も、係止片が外れて該シート端部が係止装置から
脱落してしまうということがない。
さらに本考案によれば、シール剤は主体部を固
定する部分に封入するだけでよいので使用量が少
なくて済むためシール作業が容易で、かつ、シー
ル性を向上させることができる等の効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による係止装置の拡大断面図、
第2図は開閉式屋根を有する貨物自動車に装着さ
れるセンターシートの係止状態を示す断面図、第
3図は同上の要部の拡大断面図、第4図は同上の
着脱時の状態を示す拡大断面図、第5図は従来の
センターシートの係止状態を示す断面図である。 aは係止装置、11はセンターシート、14は
開閉式屋根、16は主体部、17は係止片、18
は嵌合片、19は係止片接合部、22は嵌合突条
片、23は掛止爪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被取付体に固定される主体部と、該主体部に着
    脱可能に係止される係止片とから構成され、主体
    部表面の長手方向に沿つた一側には内方に湾曲す
    る断面略円弧状をなす嵌合片が立設延在され、
    又、他側縁には長手方向に沿つて内方に折り返さ
    れた断面略鉤状をなす係止片接合部が延設されて
    いると共に、係止片の長手方向に沿つた一側縁に
    は、前記主体部の嵌合片に着脱可能及び回動可能
    に嵌合してヒンジ機能を有する嵌合突条片が形成
    され、又、該係止片の長手方向に沿つた他側の略
    半分は、裏面が前記係止片接合部の表面に密着す
    るように該表面の形状と同形状に形成され、か
    つ、該係止片接合部の先端縁に掛脱可能に掛止さ
    れる掛止爪が突設され、シート端部の係止時にお
    いて係止片は主体部の係止片接合部に固定具によ
    つて固定されていると共に、該係止装置に係止さ
    れるシート端部の端縁に抜け止め用の芯材が装着
    されていることを特徴とするシート端部の係止装
    置。
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JP1986123375U JPH0423696Y2 (ja) 1986-08-13 1986-08-13

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JPS6330220U JPS6330220U (ja) 1988-02-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH07329Y2 (ja) * 1988-02-12 1995-01-11 昭和アルミニウム株式会社 ウイング車
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JPS6081126U (ja) * 1983-11-10 1985-06-05 日本トレーモービル株式会社 貨物車両のウイングパネル

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