JPH0519215Y2 - - Google Patents

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JPH0519215Y2
JPH0519215Y2 JP1985175431U JP17543185U JPH0519215Y2 JP H0519215 Y2 JPH0519215 Y2 JP H0519215Y2 JP 1985175431 U JP1985175431 U JP 1985175431U JP 17543185 U JP17543185 U JP 17543185U JP H0519215 Y2 JPH0519215 Y2 JP H0519215Y2
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JP
Japan
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frame
canopy
opening
attached
outside air
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JP1985175431U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、幌屋根、詳細には自動車等の幌屋
根に関する。
(従来の技術) 幌屋根とりわけ自動車用の幌屋根としては「自
動車用の幌屋根」(実公昭47−1201)等が知られ
ている。これは、「幌布の前縁を車体の前窓上方
のルーフレールにまた幌布の両側端を車体の側窓
上方のルーフレールに着脱自在に取着し、幌布の
後縁をU字状枠の後縁に固着し、同U字状枠の両
前端を車体の側窓上方のルーフレール後側部に軸
着し、車体のリヤーパツケージドレイ後方のボデ
イ枠と、前期幌布の後縁とを鎖錠装置を設けた鎖
錠片で錠着するように成したことを特徴とする自
動車の幌屋根。」からなるものである。
(考案が解決しようとする課題) これら、従来の幌屋根では、折畳み時にはホツ
ク等の錠着を解除しておこない、また幌自体を自
動車ボデーから降ろすときは、幌の張設を解き、
幌骨の結合を解くなどすることでおこなつてい
た。
しかしながら、これら操作は簡単なものではな
く、例えば合成樹脂製、金属製等からなる取り外
し可能なハードトツプに比し、操作が優れたもの
とはいえず、また剛性も必ずしも優れたものとは
いえなかつた。
(課題を解決するための手段) この考案は、 自動車天井部に設けられた開口部の輪郭に沿つ
た外形形状からなるとともに、伸張状態では直線
状となる自動車ボデー側面部に前後方向に傾斜を
持たせて設けられた分割線により前方部分と後方
部分に分割され、かつ外気側を内側にして分割線
により折り曲げられるよう取り付けられたヒンジ
で前方部分と後方部分とが連結されるフレーム
と、フレームの外気側に張設される幌と、全体と
してほぼコ字状からなり開口両端に位置するフレ
ームへの取付軸を中心として回動可能にフレーム
に取り付けられかつ、幌張設状態では幌を外気側
へ押出す方向を取るように位置決めして幌に固定
されるヘツドライニングとからなり、フレームの
前後辺は、各々ボデー開口部前後辺に取り付けら
れることを特徴とする幌屋根を提供することで、
幌屋根でありながら取付け、折畳み、収納の容易
な幌屋根を提供する。
(作用) ボデー開口部に幌屋根を取付ける場合は、幌屋
根の前後辺を、ボデー開口縁の前後辺に固定して
取付ける。
このとき、フレームは伸張状態では直線状とな
るため、設置時に自動車天井部に設置されるフレ
ームは、直線状となる。さらにヘツドライニング
は、幌張設状態では幌を外気側へ押出す方向を取
るように幌に位置決めされて固定してあるため、
幌はたるむことなく張設される。
幌屋根を収納するときは、幌屋根とボデーとの
取り付けを解除し、フレームを幌を内側として分
割線により折曲げる。このとき自動車ボデー側面
部に設けられた分割線は前後方向に傾斜を持たさ
れているため、フレームの伸張状態から折り曲げ
状態への移行が円滑となる。更に、ヘツドライニ
ングは、フレームへの取付軸を中心として回動可
能であるので、幌の張設をゆるめ、フレームとと
もに折曲することでヘツドライニングは、幌とと
もにフレーム側へ倒れ、幌屋根の面積は小さくな
る。
(実施例) この考案の正面一部断面を表わす第1図、使用
状態の正面を表わす第2図、第3図、拡大断面を
表わす第4図にしたがい以下説明する。
1a,1bは、自動車のボデー開口部である。
ボデー開口部1aは、自動車天井部に設けられ、
ボデー開口部1bは、リヤウインドー部に設けら
れる。
この実施例に係る幌屋根は、自動車天井部に開
口するボデー開口部1aに取付ける。ボデー開口
部1bには、この実施例とは異なる構造の幌屋根
を取付けても、合成樹脂製あるいは金属製のハー
ドトツプを取付けてもよい。さらに開口部1bは
設けなくてもよい。
2は幌屋根であり、自動車天井部に設けるボデ
ー開口部1aに取付ける。
幌屋根2の骨格は、金属製のメインフレーム3
およびサブフレーム4とから形成する。メインフ
レーム3は開口部幅およびフロントウインドー5
トツプと、ロールバー6との間の長さからなる平
面視長方形の輪郭線状よりなる。
メインフレーム3は中間の分割線7でメインフ
レーム前方部分3aとメインフレーム後方部分3
bに分割可能である。両部分はヒンジ8により連
結し、ヒンジ8を支点として、前方部分3aを第
1図、第4図に2点鎖線に示すようにまたは後方
部分3bを上方にして折曲可能である。
サブフレーム4は、フロントウインドー5トツ
プの形状にあわせた平面視彎曲状からなり、両端
部をメインフレーム3の先端両端に溶接する。
9は係止部である。係止部9はサブフレーム4
の内周に、上端よりやや下位置から、自動車後方
へ向けて突設する。係止部9の先端部およびサブ
フレーム4の下面から下方へ向けては、ゴム製の
ウエザーストリツプ10a,10bを固定する。
同様にメインフレーム3の下部にもウエザースト
リツプ10cを固定する。
屋根取付け状態において、係止部9に対応する
ボデー側のフロントウインドー5トツプの開口縁
には、縁にそつて突起11を上方に向けて突設
し、突起11の上端には水平方向に広がつた幅広
部12を形成する。すなわち突起11全体は断面
略T字状をなす。突起11は全体としてウエザー
ストリツプ10dで被覆する。
13は留具である。留具13は、スプリングを
内蔵する基部13aをメインフレーム後方部3b
の各両側後端に固定し、スプリングにより前方に
付勢する係止部13bを後方に延設する。係止部
13bは、斜め後方に延設してなり、先端の該当
箇所のロールバー6側には留具の受部14を固定す
る。
15は防水処理を施したキヤンバス地からなる
幌である。幌15は、各フレームの周辺に折り込
んで接着固定する。
16は、ヘツドライニングである。ヘツドライ
ニング16は全体として略コ字形からなり、開口
両端を、メインフレーム3の両側の孔に各々嵌入
して、嵌入部の取付軸を中心として回動自在に取
り付ける。ヘツドライニング16の開口辺は、幌
15の内側に固定する。この実施例では、幌15
に袋縫いすることで固定するが、接着その他の固
定手段によつてもよい。
ヘツドライニング16は、幌屋根張設時には、
垂直方向を向くように位置決めして固定する。1
7はピンである。ピン17は先端をメインフレー
ム前方部分3aから、フロントウインドー5側へ
突設可能に設け、基部はスプリング18に固定す
ることで、ピン17全体は常にロールバー6側へ
付勢される。ピン17とスプリング18との固定
部ではさらにリンク19を固定する。リンク19
は他端では係止片20に固定する。係止片20は
略三角形よりなり、スプリング18のフレーム3
との取付軸21に回動自在に取付ける。そのた
め、フレーム3の折畳み状態では、ピン17はス
プリング18の付勢によりロールバー6側へ引か
れ、フレーム内に収納されているとともに、リン
ク19も同様に引かれている。そのため、係止片
20は、取付軸21を回転中心として回転し、係
止片20の先端部22を、第4図に示すようにフ
レーム前方部3a後端から突出させている。
23は、フロントウインドー5トツプに形成す
る孔である。
そこで、幌屋根2をボデー開口部1aに取付け
るときは、メインフレーム3は折畳み状態でおこ
なう。すなわち、幌屋根2先端の係止部9を、突
起11の幅広部12下側に入れ、次いで幌屋根2
全体を後方に引く。そして、ピン17先端を孔2
3相当位置まで位置づけたところで、メインフレ
ーム後方部分3bを折畳み解除し、フレーム全体
に伸張状態をとらせる。すると、メインフレーム
後方部分3bの先端は第4図に示すように、係止
片20の先端部22を押す形をとり、ピン17先
端をスプリングの付勢に抗して突出させ孔23内
に収納させる。
メインフレーム3の伸張状態では、ヘツドライ
ニング16は、第1図に示すように、幌15を外
気側に押しているため、幌15はたるみなく張設
した状態をとる。
次いで、幌屋根2全体を引ききつたところで、
留具13の係止部13bをロールバー6側の留具
の受部14に係止して固定する。留具13の係止
部13dは、後方下方を向いているため、受部1
4に係止して固定することで幌屋根2は、ボデー
側に密着する。
幌屋根2を取り外し収納するときは、係止部9
および留具13の係止を解き、メインフレーム3
を分割線7により、第3図に示すように前方部分
3aを下側に、すなわち幌15を内側に折曲げ
る。すると幌15はたるみ、第3図に示すように
ヘツドライニング16はメインフレーム3と平行
になるまで回動する。同時にピン17先端はスプ
リング18の作用により孔23から抜ける。
二つ折りにした幌屋根2は、面積約1/2となる
ため、トランクルーム座席後背部等に収納可能と
なる。
(考案の効果) したがつて、この考案では、操作性に優れ、容
易に面積を小さくすることができ、剛性にも優れ
た幌屋根を提供する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の正面一部断面図、第2図、
第3図は使用状態の正面図、第4図は拡大断面図
である。 1a,1b……ボデー開口部、2……幌屋根、
3……メインフレーム、3a……メインフレーム
前方部分、3b……メインフレーム後方部分、4
……サブフレーム、8……ヒンジ、9……係止
部、11……突起、15……幌、16……ヘツド
ライニング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車天井部に設けられた開口部の輪郭に沿つ
    た外形形状からなるとともに、伸張状態では直線
    状となる自動車ボデー側面部に前後方向に傾斜を
    持たせて設けられた分割線により前方部分と後方
    部分に分割され、かつ外気側を内側にして分割線
    により折り曲げられるよう取り付けられたヒンジ
    で前方部分と後方部分とが連結されるフレーム
    と、フレームの外気側に張設される幌と、全体と
    してほぼコ字状からなり開口両端に位置するフレ
    ームへの取付軸を中心として回動可能にフレーム
    に取り付けられかつ、幌張設状態では幌を外気側
    へ押出す方向を取るように位置決めして幌に固定
    されるヘツドライニングとからなり、フレームの
    前後辺は、各々ボデー開口部前後辺に取り付けら
    れることを特徴とする幌屋根。
JP1985175431U 1985-11-14 1985-11-14 Expired - Lifetime JPH0519215Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985175431U JPH0519215Y2 (ja) 1985-11-14 1985-11-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985175431U JPH0519215Y2 (ja) 1985-11-14 1985-11-14

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Publication Number Publication Date
JPS6282820U JPS6282820U (ja) 1987-05-27
JPH0519215Y2 true JPH0519215Y2 (ja) 1993-05-20

Family

ID=31114745

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985175431U Expired - Lifetime JPH0519215Y2 (ja) 1985-11-14 1985-11-14

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6391368B2 (ja) * 2014-08-28 2018-09-19 株式会社東洋シート 車両用ルーフ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6220918B2 (ja) * 1981-06-27 1987-05-09 Kudo Sadao

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0413225Y2 (ja) * 1985-07-23 1992-03-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6220918B2 (ja) * 1981-06-27 1987-05-09 Kudo Sadao

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JPS6282820U (ja) 1987-05-27

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