JPH0413225Y2 - - Google Patents

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JPH0413225Y2
JPH0413225Y2 JP1985113423U JP11342385U JPH0413225Y2 JP H0413225 Y2 JPH0413225 Y2 JP H0413225Y2 JP 1985113423 U JP1985113423 U JP 1985113423U JP 11342385 U JP11342385 U JP 11342385U JP H0413225 Y2 JPH0413225 Y2 JP H0413225Y2
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JP
Japan
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link
canopy
arm
closing device
ceiling
Prior art date
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JP1985113423U
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JPS6220918U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、幌屋根にリヤガラスを有するオープ
ンカーの幌開閉装置に関する。
(従来の技術) 従来のオープンカーの幌開閉装置としては、第
2,3図に示すようなものがある。第2図におい
ては幌屋根を取付けた3本のリンク11,12
a,12bを直列に枢結して、幌屋根を開閉自在
にしており、また、第3図(実開昭59−139419号
公報に開示の技術に応用されている。)において
は、2本のリンク11,12を直列に枢結して幌
屋根を開閉自在にしており、どちらも第1リンク
11は下端がボデイ1に枢支されていて、その下
端が後方向へ揺動自在になつている。
このような折畳み式の幌屋根においては、後方
視界を得るために、リヤウインド相当部に透明ビ
ニールシートを用いている。
(考案が解決しようとする問題点) ところがこの透明ビニールシートは折畳みによ
つて傷が付き、汚れ方がひどく、耐久性にも乏し
いものである。そこで、この透明ビニールシート
の代わりにガラスパネルを使用することも考えら
れているが、そのガラスパネルを取付ける第1リ
ンク11が後方へ傾倒揺動するのでは、ガラスパ
ネルがトランクリツド側になるため好ましくな
い。
そこで、ガラスパネル7を第4図に示すように
第1リンク11から後方へ離して、別のリンクに
取付けて前側へ傾倒させるように構成することも
考えられるが、ガラスパネル7の上端と第1リン
ク11の上端との間の幌6の支持ができなく、し
かも両者の開閉動作は独立しており、リンク機構
及び取扱いが複雑になる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、車室の左右に支柱5を配置し、この
支柱5に枢支されたアーム19の先端に幌屋根6
の天井部6aを支持する第2リンク12の中途部
を枢支し、ボデイ1に枢支された第1リンク11
にリヤガラス7を取付け、この第1リンク11の
上端と前記第2リンク12とを連結し、これによ
り前記第1リンク11を前傾倒可能にすると共に
幌屋根6の天井部の全長を支持し且つ反転して折
り畳み可能にしたものである。
即ち、本考案における問題解決手段の具体的構
成の特徴とするところは、自動車ボデイ1に車室
前方のフロントガラス3と左右一対の支柱5とを
立設し、左右支柱5の前側にドア2を設け、車室
の後方からフロントガラス3の上縁までを覆う幌
屋根6を設け、この幌屋根6のリヤ部6bを支持
する第1リンク11にリヤガラス7を取付けると
共に、この第1リンク11の下端をボデイ1に枢
支して揺動自在とし、幌屋根6の天井部6aを支
持する第2リンク12の後端を第1リンク11の
上部に連結し、ボデイ1に対して基部を枢支した
アーム19の先端を第2リンク12の中途部に連
結して、前記リヤガラス7を傾倒したときにその
上側に天井部6aが折り畳まれるように構成した
オープンカーの幌開閉装置において、 前記アーム19の基部をその先端より前方で支
柱5に枢支し、第1リンク11を前上方傾斜姿勢
から前側へ傾倒可能に設け、且つ第1リンク11
を前側へ傾倒したときに天井部6aの後部がアー
ム19の先端より下方を通つて前方へ移行すべ
く、第1リンク11の前倒れ揺動軌跡をアーム1
9の基部より後方に位置させている点にある。
(作用) 幌屋根6の張着時、第1リンク11は前上向き
に傾倒していてリヤガラス7を支持し、第1リン
ク11の上端から前方へ第2リンク12が配置さ
れて幌の天井部6aを支持し、これらにより幌屋
根6の略全長が第1、第2リンク11,12で支
持され、幌屋根格納時に、第1リンク11を前下
向きに傾倒させると、第2リンク12はその中途
と支柱5の中途との間に設けられたアーム19の
回動に拘束されながら、その後端が下方へ且つ若
干前方へ移動し、その前端が第1リンク11の後
方まで移動し、格納したリヤガラス7の上側に天
井部6aがかぶさるように、幌屋根6は折畳まれ
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図において、1はオープンカーのボデイ
で、車室の左右には一対のドア2が縦軸廻り回動
自在に枢支され、ボデイ1を横切る方向にフロン
トガラス3を有するガラスフレーム4が立設さ
れ、ドア2の後側には左右一対の支柱5が立設さ
れている。
6は幌屋根で、幌布又はプラスチツクシート等
の可撓性シートで形成され、天井部6aとリヤ部
6bとを有し、リヤ部6bの下部はボデイ1に取
付けられている。前記リヤ部6bには後方視界を
良くするためにリヤガラス7が取付けられてい
る。8はトランクリツドを示している。
この幌屋根6を開閉自在に支持する幌開閉装置
10は、リヤ部6bを張り状態に支持する第1リ
ンク11と、天井部6aを張り状態に支持する第
2リンク12とを有し、第1リンク11の上端と
第2リンク12の後端とは補助リンク13を介し
て折畳み自在に連結されている。尚、全リンク1
1,12,13は左右1組ずつ設けられている。
幌閉鎖状態(使用時)において、第1リンク1
1は前上向きに配置されていて、その下部はボデ
イ1に固定のブラケツト14に枢支され、その上
端はピン15を介して補助リンク13と連結さ
れ、両リンク11,13は一方に溶着のストツパ
16によつて直線状態になつている。
第2リンク12は水平姿勢に配置されていて、
その後端はピン17を介して補助リンク13に連
結され、前部には左右を直結し且つ幌屋根6の前
端を取付けているカバー部材18が設けられてお
り、このカバー部材18はガラスフレーム4の上
縁と密接可能である。
19は下端が支柱に枢支20された左右一対の
アームで、その上端は第2リンク12の中途部に
ピン21を介して連結されている。
22は第2リンク12又はピン17に設けられ
た幌張り部材であり、この幌張り部材22の他
に、第1、第2リンク11,12には幌屋根6の
張り状態を良好にするための横骨等が適宜設けら
れている。
23は第1リンク11とボデイ1との間に設け
られた油圧シリンダで、第1リンク11を第1図
実線位置から想像線位置まで回動可能である。第
1リンク11は前記油圧シリンダ23の代わりに
モータで駆動することも可能であり、また手動に
しても良い。
第1図に示す幌閉鎖状態において、アーム19
の下端(基部)は上端(先端)より前方に位置
し、アーム19の長さは第2リンク12のピン1
7,21間の長さより長く設定され、第1リンク
11はブラケツト14上の枢支点を中心として前
側へ傾倒するとき、その揺動軌跡はアーム19の
下端より後方に位置し、そのようにブラケツト1
4、第1リンク11の長さ、ピン21,20等が
設定されている。
前記幌開閉装置10は第1図実線状態から開放
する場合、第1リンク11を矢印A方向に回動す
る。第1リンク11の回動により、補助リンク1
3を介して第2リンク12の後端が引張られ、第
2リンク12はアーム19により拘束されながら
回動し、後端はアーム19の先端のピン21より
下方を通つて前下方へ、前端はブラケツト14の
後上方へ移動する。
これにより、第1図想像線状態のように、幌屋
根6のリヤガラス7は前側に倒れ、天井部6aは
天地が反転して倒れているリヤガラス7の上側へ
かぶさるように折畳まれる。従つて、折畳まれた
幌屋根6はブラケツト14より前側の車室側に格
納され、トランクリツド8側には配置されないの
で、リヤガラス7が破損したりすることはない。
幌屋根6を格納状態から張出すには、第1リン
ク11を上方へ回動するだけで良く、また第1リ
ンク11を第1図実線位置に保持しておけば、幌
屋根6及び幌開閉装置10は閉鎖状態が維持され
る。
前記実施例の如く構成することにより、幌屋根
6のリヤ部6bにはリヤデフオツガー;リヤワイ
パ等の取付けができ、幌開閉装置10は、部品点
数が少なく、軽量且つ安価で、簡単に製作するこ
とができる。
尚、本考案は以上の実施例に限定されることな
く、種々変形することができる。また、ピン15
にコイルバネを設けてリンク11,13が直線状
態になるように付勢したり、リンク13,12の
一方にストツパを設け且つピン17にコイルバネ
を設けて、第1図実線状態を確実に維持できるよ
うに構成することが好ましい。
(考案の効果) 以上詳述した本考案によれば、リヤガラス7を
支持している第1リンク11を前下方へ傾倒させ
るようにし且つ格納したリヤガラス7の上側に天
井部6aが折畳まれるようにしているので、幌屋
根6を車室側に折畳むことができ、リヤガラス7
がトランクリツドに当つて破損したりすることが
なく、リヤガラス7の車室側の面が汚れるのも防
止でき、また幌屋根6の開閉動作を容易できる。
また、第2リンク12の中途部に先端が連結され
たアーム19の基部がその先端より前方に位置さ
れ、且つ第1リンク11の前倒れ揺動軌跡がアー
ム19の基部より後方に位置されているので、幌
屋根6は屋根として使用される領域(屋根で包囲
された空間)内で折り畳み収納することができ、
逆に幌屋根6を収納する部分を車室とするように
幌屋根6を張着することができ、車室を広くして
居住性を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示した側面図、第
2,3図は従来例を示す夫々説明図、第4図はリ
ヤガラスを設けた例を示す説明図である。 1……自動車ボデイ、2……ドア、5……支
柱、6……幌屋根、6a……天井部、6b……リ
ヤ部、7……リヤガラス、8……トランクリツ
ド、10……幌開閉装置、11……第1リンク、
12……第2リンク、13……補助リンク、19
……アーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動車ボデイ1に車室前方のフロントガラス3
    と左右一対の支柱5とを立設し、左右支柱5の前
    側にドア2を設け、車室の後方からフロントガラ
    ス3の上縁までを覆う幌屋根6を設け、この幌屋
    根6のリヤ部6bを支持する第1リンク11にリ
    ヤガラス7を取付けると共に、この第1リンク1
    1の下端をボデイ1に枢支して揺動自在とし、幌
    屋根6の天井部6aを支持する第2リンク12の
    後端を第1リンク11の上部に連結し、ボデイ1
    に対して基部を枢支したアーム19の先端を第2
    リンク12の中途部に連結して、前記リヤガラス
    7を傾倒したときにその上側に天井部6aが折り
    畳まれるように構成したオープンカーの幌開閉装
    置において、 前記アーム19の基部をその先端より前方で支
    柱5に枢支し、第1リンク11を前上方傾斜姿勢
    から前側へ傾倒可能に設け、且つ第1リンク11
    を前側へ傾倒したときに天井部6aの後部がアー
    ム19の先端より下方を通つて前方へ移行すべ
    く、第1リンク11の前倒れ揺動軌跡をアーム1
    9の基部より後方に位置させていることを特徴と
    するオープンカーの幌開閉装置。
JP1985113423U 1985-07-23 1985-07-23 Expired JPH0413225Y2 (ja)

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JP1985113423U JPH0413225Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

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JP1985113423U JPH0413225Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

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Publication Number Publication Date
JPS6220918U JPS6220918U (ja) 1987-02-07
JPH0413225Y2 true JPH0413225Y2 (ja) 1992-03-27

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ID=30995214

Family Applications (1)

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JP1985113423U Expired JPH0413225Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0519215Y2 (ja) * 1985-11-14 1993-05-20

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5948230A (ja) * 1982-09-10 1984-03-19 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車の開閉屋根

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JPS5948230A (ja) * 1982-09-10 1984-03-19 Daihatsu Motor Co Ltd 自動車の開閉屋根

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JPS6220918U (ja) 1987-02-07

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