JPH0753490B2 - コンバーティブル車 - Google Patents

コンバーティブル車

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JPH0753490B2
JPH0753490B2 JP1141088A JP14108889A JPH0753490B2 JP H0753490 B2 JPH0753490 B2 JP H0753490B2 JP 1141088 A JP1141088 A JP 1141088A JP 14108889 A JP14108889 A JP 14108889A JP H0753490 B2 JPH0753490 B2 JP H0753490B2
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pivotally attached
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直人 田ノ上
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Kanto Auto Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、可撓性材料より成る幌と、幌とは別部材の剛
体より成るバックウィンドとを有し、車室の上部空間を
覆うように幌を装着したとき、前記バックウィンドが幌
の後部窓孔を覆い、幌とバックウィンドを折り畳んで収
納することにより車室の上部空間を開放できるコンバー
ティブル車にに関する。
〔従来の技術〕
剛体より成るバックウィンドを用いるコンバーティブル
車は、軟質合成樹脂より成る可撓性バックウィンドを用
いる車両に比べ、幌を装着したときの後方視認性を高め
ることができる利点を有している。
このようなコンバーティブル車のバックウィンドを簡単
に収納できるようにするため、幌の収納動作に伴って後
方へ回動する回動幌骨に連動して先端部が下方へ降下す
る回動アームの先端側に、バックウィンドの上部を枢着
し、幌の収納動作に伴ってバックウィンドの下部を下方
ないしは斜め下方に案内するガイドレールを車体に設け
たコンバーティブル車が提案されている(特開昭62−26
120号公報)。
このコンバーティブル車によれば、幌を収納すべきと
き、バックウィンドを手で押し倒すような操作を行う必
要はなく、バックウィンドを簡単に収納することができ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところがこのコンバーティブル車では、幌と幌骨を折り
畳んで収納したとき、バックウィンドの下部を案内する
ガイドレールが邪魔となって、幌やバックウィンド等を
コンパクトに収納することが難しい。このため収納され
た幌等が上方に高く嵩張ってしまい、これによって後方
視界が妨げられる恐れがある。
また、この提案に係るコンバーティブル車においては、
その幌の開閉時に作動するベルトを有しているが、この
ベルトは可撓性を有しているので、幌の開閉動作時に、
ベルトが他の要素に引掛からないように、その各要素を
構成すると共に、その位置を定めなければならない。こ
のため、コンバーティブル車に高い精度が要求され、こ
れによってそのコストが上昇する欠点が免れない。
本発明の目的は、上記従来の欠点を除去したコンバーテ
ィブル車を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、冒頭に記載した形式
のコンバーティブル車において、基端部が車体に枢着さ
れ、幌の収納動作に従って先端部が後方へ傾倒するウィ
ンド支持アームの先端部に、前記バックウィンドの後部
領域を枢着し、幌を装着した状態で、車室の上部空間の
前部を区画する車体のルーフフロント部に載置されるフ
ロントリンクの後部に中間リンクの前部を枢着すると共
に、その中間リンクの前部が枢着されたフロントリンク
部分よりも前方のフロントリンク部分に連結リンクの前
部を枢着し、基端部が車体に枢着されて前後方向に回動
可能な回動幌骨の先端部を前記中間リンクの後部に枢着
し、基端部が車体に枢着されて前後方向に回動可能な回
動リンクの先端部を前記連結リンクの後部に枢着し、前
記回動幌骨の先端部が枢着された中間リンク部分よりも
後方の中間リンク部分を、前記回動リンクの基端部と先
端部の間の中間の部分に枢着すると共に、その中間の部
分に、作動リンクの一端部を枢着し、該作動リンクの他
端部に規制リンクの基端部を枢着し、幌の収納動作時に
下方へ降下する規制リンクの先端部に、前記バックウィ
ンドの前部領域を枢着し、基端部が車体に枢着されて前
後方向に回動可能な支持リンクの先端部を、前記作動リ
ンクの一端部と他端部の間の中間部に枢着し、前記幌の
前端縁を前記フロントリンクに固定し、かつその幌の後
端縁を車体に固定すると共に、当該幌の後部側のサイド
縁を前記回動幌骨に固定し、幌を装着したとき、当該幌
をフロントリンク、中間リンク、連結リンク、回動幌骨
及び作動リンクによって保持する構成を提案する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に説明する。
第1図は軟質合成樹脂又は布等の可撓性材料より成る幌
1と、この幌とは別部材のバックウィンド2を有するコ
ンバーティブル車の外観斜視図であって、幌1を閉じた
ときの状態を示している。第2図は第1図と同じ状態
で、幌1と車体11を除去し、その内部のリンク機構を明
らかにした図、第3図はその部分側面図であって、幌1
と車体11を鎖線で付加した図、そして第4図は幌1を車
室後部の収納部に納め、車室3の上部空間を開放した状
況を示す側面図である。
なお、幌1を開閉させ、或いはバックウィンド2を収納
するためのリンク機構は、車両の左右において対称に構
成されているので、第2図では車両の進行方向における
左側だけの構成を示し、以下の説明においても主として
左側の構成だけを説明することにする。
第2図に示すように、幌1(第1図)を装着した状態
で、車室3の上部空間の前部領域にほぼC字形に湾曲形
成されたフロントリンク4が位置し、このときそのフロ
ントリンク4は、車室3の上部空間の前部を区画する車
体11のルーフフロント部11aに載置されている。また、
同じく幌1を装着した状態で、フロントリンク4の後部
には、第5図にも示すようにピン5を介して中間リンク
6の前部が枢着され、さらに、その中間リンク6の前部
が枢着されたフロントリンク部分、すなわちピン5の部
分よりも前方のフロントリンク部分には、他のピン7を
介して連結リンク8の前部が枢着されている。この連結
リンク8は前後方向に延びる左右のサイド部8a(右側の
サイド部は示さず)と、これらのサイド部を一体に固定
連結し、車体の横方向に延びる連結棒8bとから構成され
ている。
中間リンク6の後部にはピン9を介して回動幌骨10の先
端部が枢着され、該幌骨10の基端部は車体11(第1図及
び第4図)の後部領域におけるサイド部に固着された取
付ブラケット12にピン13によって枢着されている。回動
幌骨10を、取付ブラケット12を介して車体11に枢着する
代りに、その車体11に直に枢着してもよい。このよう
に、回動幌骨10は、その基端部が車体11に枢着され、矢
印A,Bで示した前後方向に回動可能に車体11に枢支され
ている。
また連結リンク8のサイド部8aの後部には、回動幌骨10
よりわずかに後方に位置する回動リンク14の先端部がピ
ン15を介して枢着され、該リンク14の基端部は取付ブラ
ケット12にピン16によって枢支されている。このように
回動リンク14は、その基端部が取付ブラケット12を介し
て車体11に枢着され、前後方向に回動可能となってい
る。
さらに回動幌骨10の先端部が枢着された中間リンク部分
(ピン9の部分)よりも後方の中間リンク部分は、回動
リンク14の基端部と先端部の間の中間の部分に、ピン17
を介して枢着されている。しかも、その回動リンク14の
中間の部分には、ピン17を介して作動リンク18の一端部
が枢着されている。作動リンク18は前後方向に延びる左
右のサイド部18a(右側は示さず)とこれらを一体に固
定連結する連結棒18bとから成る。
作動リンク18の他端部には規制リンク22の基端部がピン
23を介して枢着され、該リンク22の先端部にピン24を介
してバックウィンド2の前部領域がバックウィンドフレ
ーム25を介して枢着されている。図示した例では第6図
及び第7図にも示すように、矩形のバックウィンドフレ
ーム25の内側面にウェザストリップ26が固着され、これ
にバックウィンド2が嵌着固定され、バックウィンドフ
レーム25の上部領域に規制リンク22の先端部がピン24を
介して枢着されている。バックウィンド2は例えば透明
ガラス、又は透明硬質樹脂等の剛体より成る。
一方、支持リンク19は、その基端部がピン21によって取
付ブラケット12に枢支されている。このように基端部が
取付ブラケット12を介して車体11に枢着され、前後方向
に回動可能な支持リンク19の先端部は、ピン20を介し
て、作動リンク18の一端部と他端部の間の中間部に枢着
されている。
バックウィンド2の後部領域、本例ではそのバックウィ
ンドフレーム25の後部領域が、ピン28を介して、ウィン
ド支持アーム29の先端部に枢着され、この支持アーム29
の基端部は、取付ブラケット12よりも後方側の車体部分
に固着された支持ブラケット30にピン31によって枢支さ
れている。ウィンド支持アーム29は、ピン31の側を中心
として矢印C,D方向に回動することができる。ウィンド
支持アーム29をブラケット30を介することなく、直に車
体11に枢支してもよい。また支持ブラケット30よりも後
方の車体部分にはストッパブラケット32が固着され、そ
の上面にゴム等の弾性材より成るストッパ33が固定され
ている。このストッパ33は後述するようにウィンド支持
アーム29が回動したとき、これを受け止める用をなす。
第1図に示した幌1は、その前端縁1aがフロントリンク
4の側周縁4a(第2図)に固定され、後端縁1bが車体11
に固定されていると共に、後部側の左右のサイド縁1c
が、回動幌骨10の、第2図に符号10aで示した部分に固
定されている。
車室3の上部空間を覆うように幌1を装着したとき、前
述のようにフロントリンク4の前端部が車体11のルーフ
フロント部11aに載置されて静止し、他の各リンクも第
2図及び第3図に示した状態で車体11に対して不動に保
持されている。その際、第3図及び第8図に示すように
規制リンク22がほぼU字形断面に形成され、その底壁面
に、作動リンク18のサイド部後端に突設された突部18c
が当接し、規制リンク22は第3図及び第8図の状態から
ピン23のまわりを反時計方向にのみ回動できる。従って
これらの図の状態では、規制リンク22は図示した位置に
不動に保持され、バックウィンドフレーム25及びこれに
固定されたバックウィンド2も第2図及び第3図に示し
た位置に不動に保持される。このときバックウィンド2
が第6図及び第7図にも示すように、幌1の後面部1d
(第1図)に形成された窓孔34を覆った状態で位置す
る。従って車室3内の運転者は、バックウィンド2を通
して後方を確認しながら、車両を運転することができ
る。バックウィンド2は剛体より成るため、可撓性合成
樹脂シートより成るバックウィンドを用いた場よりも後
方の視認性が高められる。
また第1図のように幌1を装着したとき、該幌1は、フ
ロントリンク4、中間リンク6、連結リンク8、回動幌
骨10及び作動リンク18によって保持され、その所定の外
形形状を維持する。このように上記各リンクは幌1の外
形を保つ幌骨として機能する。その際、第1図から判る
ように作動リンク18は幌1の後面部1d又は側面部1eと、
ルーフ面部1fとの間の相貫線L,L1を明確に浮き出させ、
その外観を高める用をなす。特に側方の相貫線L1が張っ
た状態となり、ここにへこみや波打ちができることはな
く、その外観が向上する。
なお、幌1を1枚のシートから構成してもよいが、第6
図及び第7図に示すように複数のシート材1g,1h,1iを符
号35で示したところで接着、縫製等によって結合するこ
とによって、幌1を構成してもよい。またこの幌1の内
側に内幌100を配置し、その端縁をバックウィンドフレ
ーム25や作動リンク18に固定しておくこともできる。そ
の際、幌1と内幌100同士のシールは、これらを単に重
ね合せるだけで済ませることもできるし、重ね合せた部
分にゴム等のシール材(図示せず)を挟み込んだり、両
者をファスナー(図示せず)によって結合さてもよい。
幌1を開いて車室3の上部空間を開放すべきときは、回
動幌骨10がピン13を中心として第2図及び第3図に矢印
Aで示した後方に回動する向きに各リンクを作動させ
る。この作動は手動によって行ってもよいし、図示して
いない駆動装置によって行うように構成することもでき
る。
回動幌骨10が矢印A方向に回動すると、第9図に示すよ
うに中間リンク6が後方へ移動すると共に、回動リンク
14もピン16を中心として後方側へ回動し、これに枢着さ
れた連結リンク8が後方へ移動する。このためフロント
リンク4はピン5のまわりを、中間リンク6に対して時
計方向に回動し、幌1が順次折り畳まれていく。
回動リンク14の回動に伴って作動リンク18が後方に移動
するが、このリンク18には支持リンク19が連結されてい
るので、該リンク19がピン21のまわりを後方側へ回動し
ながら、作動リンク18はピン17のまわりを時計方向に回
動して反転する。作動リンク18の動作に連動して、規制
リンク22はピン23を中心として作動リンク18に対して相
対的に反時計方向に回動し、規制リンク22の先端部は、
これに枢着されたバックウィンドフレーム25の前部領域
と共に下方に降下する。従ってバックウィンドフレーム
25はピン28を中心として反時計方向に回動し、これに伴
ってウィンド支持アーム29がバックウィンド2等の自重
によってピン31のまわりを時計方向(矢印C方向)に回
動する。
上述のように、幌1の収納動作時に後方へ回動する回動
幌骨10に連動して規制リンク22の先端部が下方へ降下す
ると共に、基端部を車本11に枢着されたウィンド支持ア
ーム29の先端部が、幌1の収納動作に従って、後方へ傾
倒する。
ウィンド支持アーム29及びバックウィンドフレーム25が
上述のように作動することによって、バックウィンド2
は幌1の窓孔34(第1図)から離れる。
ウィンド支持アーム29が第9図に示したところまで回動
すると、該アーム29はストッパ33に当って停止する。こ
の停止後はバックウィンドフレーム25がバックウィンド
2と共にピン28を中心として反時計方向に回動し、最終
的にバックウィンド2と各リンクは第10図に示す如く折
り畳まれて収納され、幌1(第10図には示さず)が格納
される。
上述のようにして幌1とバックウィンド2を別々に折り
畳んで収納することにより、第4図に示したように車室
3の上部空間を開放することができる。
規制リンク22は第10図に示したバックウィンド2の最終
姿勢を決めると共に、各リンクの作動時に、ピン23とピ
ン28の間の距離の変化を、規制リンク先端部のピン24が
下方へ移動することによって吸収する働きをなす。
上述した動作の逆の動作を行うことにより、幌1を第1
図のように装着できると共に、その窓孔34にバックウィ
ンド2をもたらしてセットすることができる。
以上のように幌1とバックウィンド2を収納すべきと
き、バックウィンド2を手で押し倒す如き操作は全く不
要であり、簡単にバックウィンド2の収納操作と装着操
作を行うことができる。しかも、図示したコンバーティ
ブル車によれば、バックウィンド2は、その前部領域が
規制リンク22に規制されると共に、後部領域がウィンド
支持アーム29により規制されて作動するので、特開昭62
−26120号公報に示されたコンバーティブル車のよう
に、バックウィンドの後部を案内するガイドレールは不
要である。このため、幌1やバックウィンド2等を収納
したとき、ガイドレールが邪魔となることはなく、幌と
各リンクをコンパクトに収納しておくことができ、後方
視界や荷物格納スペースが犠牲となることはない。
またバックウィンド支持アーム29は、ガイドレールより
も安価に製作でき、装置全体のコストを低減できる利点
も有している。
さらに、特開昭62−26120号公報に開示されたコンバー
ティブル車においては、幌の装着動作時にバックウィン
ドを所定の位置に戻すことができるように、回動幌骨に
ガイドアームを一体に固定する必要があるが、かかるア
ームは、幌を収納したとき大きなスペースを占め、その
収納空間が大きくならざるを得ない。これに対し、第1
図乃至第10図に示した構成では、回動幌骨にガイドアー
ムを固定する必要はなく、この点からも収納スペースを
狭くすることができる。
しかも、可撓性を有するベルトを用いる必要はないの
で、幌開閉用の各リンクの組付けやその配設位置に、従
来のような高い精度は要求されず、コンバーティブル車
のコストを低減できる。
以上、幌1と、バックウィンド2ないしはそのフレーム
25が、幌の折り畳み時に互いに分離するように構成した
実施例を示したが、幌1と、バックウィンド2ないしは
そのフレーム25を互いに連結しておき、幌1を折り畳ん
だときも、幌1とバックウィンド2ないしはそのフレー
ム25が分離しないように構成することも可能である。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば簡単に幌とバックウィン
ドを収納できると共に、バックウィンドを案内するガイ
ドレールが不要であるため、バックウィンドや幌等を収
納したとき、これらをコンパクトに収納しておくことが
でき、後方視界や荷物収納スペースを拡大できる。しか
もバックウィンド支持アームは、従来のガイドレールに
比べて安価に製作でき、コンバーティブル車全体のコス
トを低減できる。さらに、幌の開閉のために可撓性のベ
ルトを必要とせず、これによってもコンバーティブル車
のコストを低減でき、また回動幌骨にガイドアームを一
体に固定する必要がないので、幌収納時の収納空間を小
さくすることができる。また幌を装着したとき、その幌
が、フロントリンク、中間リンク、連結リンク、回動幌
骨及び作動リンクによって保持されるので、その外観を
美しく保つことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は幌を装着したときのコンバーティブル車の外観
斜視図、第2図は幌を取り去ってその内部のリンク機構
を明らかにした斜視図、第3図はその部分側面図、第4
図は幌を収納し、車室上部を開放したときのコンバーテ
ィブル車の概略側面図、第5図はリンク機構の一部のリ
ンクを示す分解斜視図、第6図は第1図のVI−VI線断面
図であって、一部の要素だけを示した図、第7図は第1
図のVII−VII線断面図であって、一部の要素だけを示し
た図、第8図は第3図のVIII−VIII線断面図、第9図及
び第10図は各リンクの動作を説明する説明図である。 1……幌、1a……前端縁、1b……後端縁 1c……サイド縁、2……バックウィンド、3……車室 4……フロントリンク、6……中間リンク、8……連結
リンク 10……回動幌骨、11……車体、11a……ルーフフロント
部 14……回動リンク、18……作動リンク、19……支持リン
ク 22……規制リンク、29……ウィンド支持アーム、34……
窓孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性材料より成る幌と、幌とは別部材の
    剛体より成るバックウィンドとを有し、車室の上部空間
    を覆うように幌を装着したとき、前記バックウィンドが
    幌の後部窓孔を覆い、幌とバックウィンドを折り畳んで
    収納することにより車室の上部空間を開放できるコンバ
    ーティブル車において、 基端部が車体に枢着され、幌の収納動作に従って先端部
    が後方へ傾倒するウィンド支持アームの先端部に、前記
    バックウィンドの後部領域を枢着し、幌を装着した状態
    で、車室の上部空間の前部を区画する車体のルーフフロ
    ント部に載置されるフロントリンクの後部に中間リンク
    の前部を枢着すると共に、その中間リンクの前部が枢着
    されたフロントリンク部分よりも前方のフロントリンク
    部分に連結リンクの前部を枢着し、基端部が車体に枢着
    されて前後方向に回動可能な回動幌骨の先端部を前記中
    間リンクの後部に枢着し、基端部が車体に枢着されて前
    後方向に回動可能な回動リンクの先端部を前記連結リン
    クの後部に枢着し、前記回動幌骨の先端部が枢着された
    中間リンク部分よりも後方の中間リンク部分を、前記回
    動リンクの基端部と先端部の間の中間の部分に枢着する
    と共に、その中間の部分に、作動リンクの一端部を枢着
    し、該作動リンクの他端部に規制リンクの基端部を枢着
    し、幌の収納動作時に下方へ降下する規制リンクの先端
    部に、前記バックウィンドの前部領域を枢着し、基端部
    が車体に枢着されて前後方向に回動可能な支持リンクの
    先端部を、前記作動リンクの一端部と他端部の間の中間
    部に枢着し、前記幌の前端縁を前記フロントリンクに固
    定し、かつその幌の後端縁を車体に固定すると共に、当
    該幌の後部側のサイド縁を前記回動幌骨に固定し、幌を
    装着したとき、当該幌をフロントリンク、中間リンク、
    連結リンク、回動幌骨及び作動リンクによって保持する
    ことを特徴とするコンバーティブル車。
JP1141088A 1989-06-05 1989-06-05 コンバーティブル車 Expired - Lifetime JPH0753490B2 (ja)

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DE102010044701B4 (de) * 2010-09-08 2016-02-04 Magna Car Top Systems Gmbh Faltdach für ein Kraftfahrzeug, sowie Kraftfahrzeug mit einem Faltdach

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6226120A (ja) * 1985-07-29 1987-02-04 Kanto Auto Works Ltd コンバ−テイブル車

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