JPH03118214A - オープンカーの幌部材格納構造 - Google Patents

オープンカーの幌部材格納構造

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JPH03118214A
JPH03118214A JP25541189A JP25541189A JPH03118214A JP H03118214 A JPH03118214 A JP H03118214A JP 25541189 A JP25541189 A JP 25541189A JP 25541189 A JP25541189 A JP 25541189A JP H03118214 A JPH03118214 A JP H03118214A
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JP
Japan
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bracket
link member
rotated
downward
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Pending
Application number
JP25541189A
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English (en)
Inventor
Takaharu Nonaka
隆治 野中
Kouzou Oodoi
耕三 大土井
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、幌式のオープンルーフを備えたオープンカ
ーの幌部材格納構造に関する。
[従来の技術] 従来より、車室上方を開閉可能に覆う幌式のオープンル
ーフを備えたオープンカーは一般に良く知られている(
例えば特開昭63−255121号公報参照)。かかる
タイプのオープンカーでは、一般に、幌部材(ルーフ)
が、多数のリンク部材で構成されるリンク機構によって
折り畳み可能に支持され、該リンク機構はブラケットを
介して車体後部に支持されている。すなわち、リンク機
構は、上記ブラケットへの取付部において該ブラケット
に対して回動可能に支持されており、幌部材の展開ある
いは折り畳み時には、各リンク部材が展開あるいは折り
畳まれるとともに、リンク機構全体が上記ブラケットへ
の取付部を支点として回動するようになっている。
そして、このリンク機構の作用により、幌部材が前方側
に展開されて車室上方が閉じられたクローズ状態と、幌
部材が車体後部側に折り畳まれて格納されたオーブン状
態とを、乗員の意志に応じて任意にとることができるよ
うになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来では、上記リンク機構を回動可能に支持
するブラケットは車体側に固定されているので、幌部材
の折り畳み時には、各リンク部材が折り畳まれるととも
に、リンク機構全体が、固定された回動支点を中心とし
て回動することになる。そして、このように回動支点が
固定された状態で、リンク機構を更に下方まで折り畳も
うとした場合、各リンク部材どうしの干渉が生じ易くな
る。従って、この場合、リンク機構をより下方にまで折
り畳むことは困難である。
このため、従来の幌部材格納構造では、車室上方が解放
されたオープン状態において、車体後部に折り畳まれた
幌部材の上端位置が後部車体よりもある程度上方に位置
することになり、後方視界がその分さえぎられ、また車
両のスタイリング上も好ましくないという問題があった
この発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、リン
ク機構を十分下方まで折り畳むことにより、オープン状
態における幌部材の格納位置を下げることができるオー
プンカーの幌部材格納構造を提供することを目的とする
[課題を解決するための手段] このため、この発明は、車室上方を開閉可能に覆う幌部
材を備えたオープンカーにおいて、上記幌部材を折り畳
み可能に支持するリンク機構がブラケットを介して車体
側に支持され、該ブラケットは、上下方向について所定
角度だけ回動可能に車体側に取り付けられているように
したものである。
[発明の効果] この発明によれば、リンク機構を支持するブラケットを
、上下方向について所定角度だけ回動可能に車体側に取
り付けたので、幌部材を車体後部に折り畳む際には、上
記ブラケットを(つまりリンク機構の回動支点を)所定
角度だけ下方に回動させることができ、リンク部材どう
しの干渉を招くことなく、幌1911材をより下方まで
折り畳むことができる。
すなわち、折り畳み時の幌部材の格納位置を十分下方ま
で下げることができるので、オープン状態において、後
方視界を十分に確保することができ、かつ車両のスタイ
リングを向上させることができる。
[実施例コ 以下、この発明の実施例を、添付図面に基づいて詳細に
説明する。
第1θ図に示すように、本実施例に係るオープンカーl
は、フロントガラス2の上端を支持するフロントヘッダ
3から、車体後部のトランクルームを開閉するトランク
リッド4の前側まで延びる幌式のオーブンルーフ10を
備え、該幌式ルーフ10は、後で詳しく説明するリンク
機構jこよって折り畳み可能に支持されており、この折
り畳み状態では、第9図に示すように、リヤシート5の
後方に格納されるようになっている。
第4図に示すように、上記幌式ルーフ10を支持する左
右一対のリンク機構20は、その前端部どうしが、展開
時上記フロントヘッダ3に当接するフロントフレーム1
1で互いに連結される一方、その後端部は、後で詳しく
説明するリンクブラケット50及びリンクセットブラケ
ット40を介して、それぞれ車体側に支持されている。
また、上記左右のリンク機構20の前後方向における中
間部どうしは、複数の横フレーム部材12によって互い
に連結されており、更に、上記リンク機構20の内側に
は、ワイヤ19を介して上記フロントフレーム11を後
方(ルーフ10の格納方向)に付勢するスプリング13
が配設されている。
上記リンク機構20は、左側のものを例にとって説明す
れば、第5図及び第6図に示すように、車幅方向の外側
に配置され、上記フロントフレーム11側に接合された
第1リンク部材21と、後端が枢支軸33を介して上記
リンクブラケット50の下部側に連結された第3リンク
部材23と、枢支軸31及び32をそれぞれ介して上記
第1リンク部材21と第3リンク部材23とを連結する
第2リンク部材22と、前端が上記第1リンク部材21
に接合された第4リンク部材24と、後端が枢支軸39
を介して上記リンクブラケット50の上部側に連結され
た第7リンク部材27と、枢支軸35及び37をそれぞ
れ介して上記第1リンク部材21の途中部と第7リンク
部材27の前端部とを連結する第6リンク部材26と、
枢支軸34及び36をそれぞれ介して上記第4リンク部
材24の後端と第6リンク部材26の途中部とを連結す
る第5リンク部材25とを備え、更に、上記第2リンク
部材22と第7リンク部材27の途中部どうしは枢支軸
38で互いに連結されている。
また、上記幌式ルーフlOの後部にはバックウィンド部
14(第6図及び第1θ図参照)が設けられ、該ウィン
ド部14の前方には、横フレーム部材+2.・・・、1
2に連結されるとともに車体面後方向に延びるガラス支
持メンバ15が配設されており、第7図に示すように、
バックウィンドガラス14aの前端部は、シール部材1
6及びガラス支持フレーム17を介して上記ガラス支持
メンバ15で支持されている。尚、上記ガラス支持フレ
ーム17の上面には、幌式ルーフlOの表皮部材lOa
の開口縁部が接着固定されており、また、上記バックウ
ィンド部14の側方には、ルーフ後部の補強部材18が
配設されている。
以上のように構成された幌式ルーフIOが、第10図に
示すクローズ状態から第9図に示すオープン状態に格納
される際には、第8図に示すように、上記リンク機構2
0か、展開状態Ycから中間状態Ym’及びYmを経て
格納状態Yoに折り畳まれ、幌式ルーフIOは、リヤシ
ート5の後方のり中デツキ上に折り畳み状態で格納され
る。また、上記幌式ルーフIOがオープン状態からクロ
ーズ状態に展開される際には、上記とは逆の経路をたど
ってフロントフレーム11が車体側のフロントヘッダ3
に当接するまで上記リンク機構20が展開されるように
なっている。尚、上記リンク機構20は、従来から良く
知られているものと同様の作用を行うものであるので、
個々のリンク部材の動作などについての詳細な説明は省
略する。
本実施例では、上記リンク機構20を展開及び格納可能
に支持するリンクブラケット50は、リンクセットブラ
ケット40を介して車体側に取り付けられ、更に、ルー
フ格納時にはリンクブラケット50自体が下方へ回動す
ることができるようになっている。以下、上記リンクブ
ラケット50及びリンクセットブラケット40について
説明する。
第1図に示すように、上記リンクセットブラケット40
は、略正方形の平板状に形成されるとともに、ボルト部
材44.・・・、44によって4角で車体側部材8に締
結固定され、該リンクセットブラケット40の内側に、
円板状のリンクブラケット50が略平行に配置されてい
る。第2図に示すように、該リンクブラケット50の中
心の穴部51には、リンクブラケット50を回転可能に
支持する枢支軸52が挿入され、該枢支軸52は、軸受
52aと両ブラケット40.50を所定間隔に維持する
スペーサ53とを挿通した上で、上記リンクセットブラ
ケット40の中心の穴部4Iに嵌合され、該リンクセッ
トブラケット40の裏面側(外側)で溶接固定されてい
る。
また、上記リンクブラケット50の所定半径位置には、
180°対向した2箇所について、リンクブラケット5
0の回転動作をガイドするとと乙にその回転角度を規制
するガイドピン54.54が取り付けられ、該ガイドビ
ン54.54は、スペーサ55.55を装着した」二で
、リンクセットブラケット40に設けられた円弧状長穴
のガイド孔42.42に挿通されている。
更に、上記リンクブラケット50には、枢支軸39で該
リンクブラケット50に支持された上記第7リンク部材
27の展開方向(第1図における反時計廻り方向)への
回動動作を規制する第1リンクストツパ56と、枢支軸
33で支持された第3リンク部材23の格納方向(第1
図における時計廻り方向)への回動動作を規制する第2
リンクストツパ57とが、それぞれ所定の位置に取り付
けられている。上記リンクストッパ56.57は、第1
リンクストツパ56を例にとって説明すれば、第3図に
示すように、リンクブラケット50を貫通した上で、ナ
ツト56nを用いて締結固定されており、また、リンク
ストッパ56の頭部には打傷防止用のキャップ56aが
装着されている。
以上の構成において、幌式ルーフ10が展開状@(第1
図における実線参照)から格納される際には、上記第3
リンク部材23及び第7リンク部材27が、それぞれ枢
支軸39及び枢支軸33を支点として、下方に向かって
(つまり、第1図における時計廻り方向に)回動し、そ
れぞれある一定角度だけ回動すると、第1図において一
点鎖線で示されるように、上記第3リンク部材23が第
2リンクストツパ57に当接する。
そして、上記第3リンク部材23が更に下方に回動させ
られると、該第3リンク部材23に押圧されて上記第2
リンクストツパ57が下方に回動さけられ、この第2リ
ンクストツパ57を介して、リンクブラケット50は、
枢支軸52を中心として、ガイドピン54.54がガイ
ド孔42.42の端部に当て止められるまで(第1図の
二点鎖線参照)、下方に向かって回動させられろ。この
とき、上δ己すンクストッパ57は、ガイドピン54.
54のガイド孔42.42内での移動量に相当する所定
角度だけ回動し、従って、第3リンク部材23及び第7
リンク部材27も、上記所定角度に対応した角度だけ更
に下方に回動することができるようになっている。この
場合において、リンク機構全体の回動支点33.39が
下方に回動されるので、上記リンク機構20.20の各
リンク部材どうしが干渉することはない。
以上、説明したように、本実施例によれば、リンク機構
20.20を回動可能に支持するリンクブラケット50
.50を、車体側部材8,8に固定されたリンクセット
ブラケット40.40に対して、それぞれ、上下方向に
ついて所定角度だけ回動可能に取り付けたので、幌式ル
ーフIOを車体後部に折り畳む際には、上記ブラケット
50.50を(つまりリンク機構20.20の回動支点
を)所定角度だけ下方に回動させることができ、各リン
ク部材とうしの干渉を招くことなく、幌式ルーフ10を
より下方まで折り畳むことができる。
すなわち、折り畳み時の幌式ルーフ10の格納位置を十
分下方まで下げることができるので、オーブン状態にお
いて、後方視界を十分に確保することができ、かつ車両
のスタイリングを向上させることができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の詳細な説明するためのもので、
第1図は上記実施例に係るリンクブラケット及びリンク
セットブラケットの平面説明図、第2図は第1図のA−
A方向の断面説明図、第3図は第1図のB−B方向の断
面説明図、第4図は上記実施例に係るリンク機構の斜視
図、第5図は上記リンク機構の側面図、第6図は上記リ
ンク機構の左側部分の平面説明図、第7図は第6図のC
−C方向の断面説明図、第8図は上記リンク機構の展開
及び格納動作を説明するだめの概略側面説明図、第9図
はオーブン状態におけるオープンカーの斜視図、第1O
図はクローズ状態におけるオープンカーの斜視図である
。 l・・・オープンカー、8・・・車体側部材、IO・・
幌式オーブンルーフ、20・・・リンク機構、23・・
第3リンク部材、27・・・第7リンク部材、40・・
・リンクセットブラケット、42・・ガイド孔、50・
・・リンクブラケット、52・・・枢支軸、54・・・
ガイドピン。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車室上方を開閉可能に覆う幌部材を備えたオープ
    ンカーにおいて、 上記幌部材を折り畳み可能に支持するリンク機構がブラ
    ケットを介して車体側に支持され、該ブラケットは、上
    下方向について所定角度だけ回動可能に車体側に取り付
    けられていることを特徴とするオープンカーの幌部材格
    納構造。
JP25541189A 1989-09-29 1989-09-29 オープンカーの幌部材格納構造 Pending JPH03118214A (ja)

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JP25541189A JPH03118214A (ja) 1989-09-29 1989-09-29 オープンカーの幌部材格納構造

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JP25541189A JPH03118214A (ja) 1989-09-29 1989-09-29 オープンカーの幌部材格納構造

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JPH03118214A true JPH03118214A (ja) 1991-05-20

Family

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JP25541189A Pending JPH03118214A (ja) 1989-09-29 1989-09-29 オープンカーの幌部材格納構造

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JP (1) JPH03118214A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007525365A (ja) * 2004-02-27 2007-09-06 ツェーテーエス ファーツォイク ダッハジステーム ゲーエムベーハー サイドテンションケーブルを具えるコンバーティブルトップ用スプリングクリップ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007525365A (ja) * 2004-02-27 2007-09-06 ツェーテーエス ファーツォイク ダッハジステーム ゲーエムベーハー サイドテンションケーブルを具えるコンバーティブルトップ用スプリングクリップ
JP4690385B2 (ja) * 2004-02-27 2011-06-01 ツェーテーエス ファーツォイク ダッハジステーム ゲーエムベーハー サイドテンションケーブルを具えるコンバーティブルトップ用スプリングクリップ

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