JPH0417401Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0417401Y2
JPH0417401Y2 JP1985021725U JP2172585U JPH0417401Y2 JP H0417401 Y2 JPH0417401 Y2 JP H0417401Y2 JP 1985021725 U JP1985021725 U JP 1985021725U JP 2172585 U JP2172585 U JP 2172585U JP H0417401 Y2 JPH0417401 Y2 JP H0417401Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carpet
floor panel
rod
edge
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985021725U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61138648U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985021725U priority Critical patent/JPH0417401Y2/ja
Publication of JPS61138648U publication Critical patent/JPS61138648U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0417401Y2 publication Critical patent/JPH0417401Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、乗降用の開口部にステツプが形成さ
れたワンボツクス自動車等におけるジヤツキ用ロ
ツドの収納構造に関する。
(従来の技術) 従来、ワンボツクス車等のジヤツキ用ロツドの
収納構造としては、例えば第3図に示すようなも
のが知られている。
この従来構造は、ステツプ100の奥壁を形成す
る立ち上がり板102にジヤツキ用ロツド104
の係止クリツプ106が突設され、かつ該係止ク
リツプ106を覆う状態に立ち上がり板102に
カーペツト108が取付けられた構造となつてい
た(実公昭57−8501号公報参照)。尚、110は
車体のサイドメンバーである。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、この従来構造では、係止クリツ
プ106が立ち上がり板102に突設されている
ため、ジヤツキ用ロツド104は立ち上がり板1
02から突出した状態に取付けられ、したがつて
このジヤツキ用ロツド104を避けるためにカー
ペツト108に膨出部112を成形する必要が生
じ、その分コスト的に不利になるし、膨出部11
2によつて見栄えが悪くなり、体裁を損ねてしま
うという問題があつた。
尚、ジヤツキ用ロツドをシートクツシヨンの下
側やシートバツクの裏側に取付けるようにしたも
のもあるが、この場合には、シートに人が座つて
いたり、シートの後に荷物があると、取り出しに
くいという離点があつた。
また、車体のフロアパネルの下部には、補機類
を設けるが、この補機類を設けるための空間を確
保することが課題となつていた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、かかる従来の問題点を解決すること
を目的としてなされたもので、この目的を達成す
るための技術的手段として、本考案では、車体に
乗降用の開口部が形成され、該開口部の下部車内
側にステツプが形成され、該ステツプは、開口部
下端部に略水平に配設された水平板と、該水平板
の車体中央側端部から上方に立ち上げられてステ
ツプ奥壁を形成する立ち上がり板とを備え、該立
ち上がり板の上方には、フロアパネルの端縁が配
設され、該フロアパネルの下側であつて、前記立
ち上がり板の車体中央側にサイドメンバが配設さ
れ、前記立ち上がり板には、ジヤツキ用ロツドを
保持する係止クリツプが取り付けられ、前記立ち
上がり板を覆つてカーペツトが取付けられている
自動車のジヤツキ用ロツド収納構造において、前
記フロアパネルの端縁に、前記サイドメンバの上
端に開口部に向けて折曲形成されたフランジと前
記立ち上がり板の上端に開口部に向けて折曲形成
されたフランジとの少なくともいずれか一方が、
先端をフロアパネルの端縁と略同一位置に配設さ
れて接合され、前記立ち上がり板は、上部にロツ
ド保持部が形成されると共に、下部にカーペツト
取付部が形成され、前記ロツド保持部は、サイド
メンバに近接もしくは当接されて、前記フロアパ
ネルの端縁に接合されているフランジの下方に空
間を形成すると共に、この空間内に配置されて前
記係止クリツプが取り付けられ、一方、前記カー
ペツト取付部は、前記ロツド保持部よりも前記開
口部側へ、前記フロアパネルの端縁と略同一位置
まで突出され、前記カーペツトが、カーペツト取
付部に取付けられていると共に、前記フロアパネ
ルの端縁に係脱可能に係止されている構造を採用
することとした。
(作用) ジヤツキ用ロツドが必要な時には、カーペツト
の上端とフロアパネルの端縁との係止を解いて、
ロツド保持部を開口部側へ開口し、ジヤツキ用ロ
ツドを係止クリツプから外して使用する。
ジャツキ用ロツドを格納する時には、上述のよ
うにして開口部側へ開口しているロツド保持部に
設けられている係止クリツプにジヤツキ用ロツド
を係止させ、その後、カーペツトの上端をフロア
パネルの端縁に係止させる。
この状態では、カーペツトは、立ち上がり板の
下部のカーペツト取付部からフロアパネルの端縁
まで、略垂直に配置され、ジヤツキ用ロツドによ
る凹凸は生じることがなく、見栄えがよい。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に示して説明す
る。
2は開口部で、ワンボツクス自動車の左側中程
部分に乗降用として形成され、該開口部2にはス
ライドドア4が開閉可能に設けられ、かつ該開口
部2の下側部には、車体のフロアパネル6を一部
切欠してステツプ8が形成されている。尚、10
はフロアカーペツト、又、12は車体の前後方向
に延在されたサイドメンバーで、上端部に開口部
2の方向へフランジ13が折曲形成され、このフ
ランジ13が、フロアパネル6の端縁を支持した
状態でこの端縁に接合されている。即ち、フラン
ジ13は、先端がフロアパネル6の端縁と略同一
位置に配設されて接合され、下方に空間を形成し
ている。
14はステツプパネルで、踏み台を形成する水
平板16と、奥壁を形成する立ち上がり板18
と、で断面略L字状に形成され、かつ水平板16
から立ち上がり板18にかけて連続する補強用ビ
ード20が適宜間隔を設けて複数筋形成され、か
つ立ち上がり板18の上端はサイドメンバー12
に溶接されている。尚、21はステツプマツト、
又、22はステツプサイドバネルで、ステツプ8
の両側面を形成している。又、24はスライドド
ア用のロアガイドレール、26はガイドレールカ
バー、28はフロアパネル6用のキツキングプレ
ート、30はステツプパネル14用のキツキング
プレートである。
次に、32はロツド保持面(ロツド保持部)
で、前記立ち上がり板18の中程から上側寄り部
分に形成され、又、34はカーペツト取付面(カ
ーペツト取付部)で、立ち上がり板18の中程部
から下側寄り部分に形成され、前記ロツド保持面
32のビード20にはジヤツキ用ロツド36の係
止クリツプ38が前記フランジ13の下方に形成
された空間内に配置されて突設され、かつカーペ
ツト取付面32は、ロツド保持面32よりも開口
部2の方向に突出され、その突出幅Tは、フロア
パネル6の端縁と略同一の位置であつて、前記係
止クリツプ38の突出幅と同一に形成されてい
る。
40はカーペツトで、下側部分がカーペツト取
付面34にクリツプ42で固着状態に敷設される
とともに、上側部分は下側部分から垂直に延設さ
れ、ロツド保持面32を閉開可能に覆うように、
その上縁部44がキツキングプレート28にベル
ベツトフアスナー(図示せず)等を介して着脱可
能に取付けられている。尚、46はカーペツト4
0の上端に取付けた開閉操作用の取つ手である。
又、48は排気ブレーキ用のバキユームタンク
で、ステツプ8の背面側に位置してサイドメンバ
ー12にブラケツト50を介して取付けられてい
る。
本実施例の収納構造は前述のように構成され、
従つて、ジヤツキ用ロツド36を収納するには、
取つ手46によりカーペツト40の上側部分を手
前に引つ張つて、ロツド保持面32を露出させ、
このロツド保持面32に突設した係止クリツプ3
8にジヤツキ用ロツド36を係合することにな
る。このようにしてジヤツキ用ロツド36を係止
クリツプ38に係合保持させたのち、カーペツト
40の上側部分でロツド保持面32を閉鎖するこ
とで、ジヤツキ用ロツド36をカーペツト40で
覆い隠すものであり、この場合、カーペツト取付
面34がロツド保持面32よりもステツプ8の内
部側に突出され、その突出幅Tが係止クリツプ3
8の突出幅と同一に形成されているので、この係
止クリツプ38を避けることなく、カーペツト4
0の上側部分を下側部分から連続して垂直に立ち
上げることができ、この状態ではカーペツト40
は全体的にフラツトな取付け状態となることか
ら、その見栄えを損うことなしにジヤツキ用ロツ
ド36を覆い隠すことができるのである。
尚、本実施例のように、カーペツト取付面34
の突出幅Tを係止クリツプ38の突出幅と同一に
すると、カーペツト40でロツド保持面32を閉
鎖した状態では、カーペツト40の上側部分の背
面が局部的ではあるが係止クリツプ38の先端で
支えられることになり、カーペツト40の垂みや
波打ち変形を防止できる。
又、本実施例の構造を、第3図で示した従来構
造と比較した場合、カーペツト取付面34をステ
ツプ8の内部側に突出した分だけサイドメンバー
12の下方スペースが広くなり、ここをバキユー
ムタンク48等の補器類の取付け場所として有効
に利用できるし、又、カーペツト40の面が頂度
キツキングプレート28の取付け位置と一致する
ようにすれば、乗車時の靴のつま先をキツキング
プレート28に引つ掛けてしまうといつたことを
防止できる。
以上、本考案の実施例を図面により説明した
が、本考案の具体的な構成は前記した実施例に限
定されるものではなく、考案の要旨を逸脱しない
範囲の設計変更等があつても本考案の技術的範囲
に含まれる。
例えば、カーペツト取付面の突出幅は係止クリ
ツプの突出幅より大きくしてもよいし、又、カー
ペツトを開閉するための着脱手段は、実施例で示
したベルベツトフアスナーに限らず、クリツプや
マグネツトを用いることもできる。又、カーペツ
トのバツキング層の保持力で垂直状態を保持させ
ることもできる。
フロアパネルの端縁に接合するフランジは、立
ち上がり板の上端に折曲形成してもよい。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、自動車の
ステツプの立ち上がり板部分にフランジで形成さ
れる空間を利用してジヤツキ用ロツドを収納し、
かつ、この立ち上がり板をカーペツトで覆う構造
において、カーペツトが立ち上がり板のカーペツ
ト取付部からフロアパネル端縁まで略垂直に立ち
上がつているため、シヤツキ用ロツドによりカー
ペツトに凹凸が生じることがなく、見栄えが良い
と共に、フロアパネルの端縁につま先を引つ掛け
難いという効果が得られ、しかも、カーペツト取
付部は、ロツド保持部よりも開口部側に配設され
ていて、このカーペツト取付部の裏側(車体中央
側)をバキユームタンク等の補機類の取付スペー
スとして利用できるという効果が得られ、かつ、
このようにカーペツト取付部を開口部側へ突出さ
せて、立ち上がり板の中間部に段差を形成するか
ら、立ち上がり板のながて方向強度が向上という
効果が得られる。
さらに、カーペツトはフロアパネルの端縁に係
脱可能に係止されているだけであるので、ジヤツ
キ用ロツドが必要な場合には、この係止を外ずせ
ばジヤツキ用ロツドを取り出すことができ、カー
ペツト自体に切り込みを入れたりする必要がなく
構造を簡略化できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の収納構造を示す断面
図、第2図は該収納構造の切欠斜視図、第3図は
従来構造の断面図である。 2……開口部、8……ステツプ、14……ステ
ツプパネル、18……立ち上がり板、32……ロ
ツド保持面、34……カーペツト取付面、36…
…ジヤツキ用ロツド、38……係止クリツプ、4
0……カーペツト、T……突出幅。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体に乗降用の開口部が形成され、 該開口部の下部車内側にステツプが形成され、 該ステツプは、開口部下端部に略水平に配設さ
    れた水平板と、該水平板の車体中央側端部から上
    方に立ち上げられてステツプ奥壁を形成する立ち
    上がり板とを備え、 該立ち上がり板の上方には、フロアパネルの端
    縁が配設され、 該フロアパネルの下側であつて、前記立ち上が
    り板の車体中央側にサイドメンバが配設され、 前記立ち上がり板には、ジヤツキ用ロツドを保
    持する係止クリツプが取り付けられ、 前記立ち上がり板を覆つてカーペツトが取付け
    られている自動車のジヤツキ用ロツド収納構造に
    おいて、 前記フロアパネルの端縁に、前記サイドメンバ
    の上端に開口部に向けて折曲形成されたフランジ
    と前記立ち上がり板の上端に開口部に向けて折曲
    形成されたフランジとの少なくともいずれか一方
    が、先端をフロアパネルの端縁と略同一位置に配
    設されて接合され、 前記立ち上がり板は、上部にロツド保持部が形
    成されると共に、下部にカーペツト取付部が形成
    され、 前記ロツド保持部は、サイドメンバに近接もし
    くは当接されて、前記フロアパネルの端縁に接合
    されているフランジの下方に空間を形成すると共
    に、この空間内に配置されて前記係止クリツプが
    取り付けられ、一方、前記カーペツト取付部は、
    前記ロツド保持部よりも前記開口部側へ、前記フ
    ロアパネルの端縁と略同一位置まで突出され、 前記カーペツトが、カーペツト取付部に取付け
    られていると共に、前記フロアパネルの端縁に係
    脱可能に係止されていることを特徴とする自動車
    のジヤツキ用ロツド収納構造。
JP1985021725U 1985-02-18 1985-02-18 Expired JPH0417401Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985021725U JPH0417401Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985021725U JPH0417401Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61138648U JPS61138648U (ja) 1986-08-28
JPH0417401Y2 true JPH0417401Y2 (ja) 1992-04-17

Family

ID=30513381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985021725U Expired JPH0417401Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0417401Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2545259Y2 (ja) * 1991-01-16 1997-08-25 三菱自動車エンジニアリング株式会社 スライドドア開口部のステッププレート取付構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578501U (ja) * 1980-06-16 1982-01-16
JPS6029352A (ja) * 1983-07-26 1985-02-14 Nissan Motor Co Ltd 自動車用トランクルーム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56119773U (ja) * 1980-02-14 1981-09-11
JPS5791637U (ja) * 1980-11-27 1982-06-05

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578501U (ja) * 1980-06-16 1982-01-16
JPS6029352A (ja) * 1983-07-26 1985-02-14 Nissan Motor Co Ltd 自動車用トランクルーム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61138648U (ja) 1986-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3045269B2 (ja) 電気自動車の室内後部構造
JP3099591B2 (ja) 乗り物用シート構造
JPH0417401Y2 (ja)
JPS6175036A (ja) 自動車用ラゲツジフロアボ−ドの取付構造
JPS641901Y2 (ja)
JP4147672B2 (ja) チャイルドシートのアンカー取付構造
JPS643704Y2 (ja)
JPH0239878Y2 (ja)
JPH0872682A (ja) パーキング用ブレーキレバーの枢支部構造
JPH0423696Y2 (ja)
JP2598847Y2 (ja) 貨物車両用側煽と中柱のロック構造
JP3562607B2 (ja) ルーフ跳上げ式自動車
JPH088903Y2 (ja) キャブオーバ型車両の乗降用グリップ取付構造
JPS6225395Y2 (ja)
JP3537664B2 (ja) 車両用床下収納構造
JPS6122037Y2 (ja)
JPH0635694Y2 (ja) 車体構造
JPH0139222Y2 (ja)
JPH0225708Y2 (ja)
JP3615074B2 (ja) 貨物自動車
JPH034569Y2 (ja)
JPH0111107Y2 (ja)
JPH0618859Y2 (ja) 自動車の後部車体構造
JPH0536727Y2 (ja)
JP3557847B2 (ja) ジャッキハンドルの格納構造