JPH088903Y2 - キャブオーバ型車両の乗降用グリップ取付構造 - Google Patents

キャブオーバ型車両の乗降用グリップ取付構造

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JPH088903Y2
JPH088903Y2 JP1988036077U JP3607788U JPH088903Y2 JP H088903 Y2 JPH088903 Y2 JP H088903Y2 JP 1988036077 U JP1988036077 U JP 1988036077U JP 3607788 U JP3607788 U JP 3607788U JP H088903 Y2 JPH088903 Y2 JP H088903Y2
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JP
Japan
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door
grip
cab
vehicle
mounting structure
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JP1988036077U
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JPH01138828U (ja
Inventor
健作 小林
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N3/00Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
    • B60N3/02Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of hand grips or straps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラック,トラクタ等キャブオーバ型車両
の乗降用グリップ取付構造に関するものである。
(従来の技術) 大型のキャブオーバ型トラック,トラクタ等では、キ
ャブ内の運転席が地表から可成高い位置にあるため、キ
ャブには乗員が乗降時に利用するグリップが設けられて
いる。いま、従来のキャブオーバ型大型トラックにおけ
るグリップの配置要領を第7図及び第8図について説明
すると、図中10はキャブ、12はドア開口であって、同ド
ア開口12はその前端縁をフロントピラー14に枢着された
片開き式のドア16によって開閉される。(なお、上記ド
ア16は、第7図ではドア開口を明示するため取外されて
おり、第8図の部分断面図にその下端部分のみが図示さ
れている。)上記ドア開口12の内周縁には、フロントピ
ラー14のアウタパネル、センターピラー18のアウタパネ
ル、車室のフロアを形成するフロアパネル20又は同フロ
アパネル20に固着されたサイドシル22等適宜のキャブ構
造部材によって戸当り部分24が形成され、上記ドア16の
周縁部とキャブの戸当り部分24との間に介装されたウエ
ザストリップ26によって水密が保持されるようになって
いる。
従来のキャブ10には、乗員特に運転者の車室及び地上
間の乗降を容易にするために、センタピラー18の上下方
向中央部分から下端付近のキャブ外側にU字状をなすグ
リップ28が設けられ、又は上記戸当り部分24より内方の
車室内に同じくU字状をなすグリップ30が設けられてお
り、これらのグリップ28及び30は夫々両端部をキャブ10
の適宜の構造部材、例えば上記センタピラー18のアウタ
パネル、フロアパネル20等にボルト,ねじ等の固着具に
より固定されている。なお、図中符号32は前輪,34はフ
エンダ,36は乗降用ステップ,38は運転席である。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来のキャブ10において、センタピラー18の上下
方向中央部分から外端付近外側にグリップ28を設けたも
のは、乗車時には容易に手がとどく利点はあるが、ドア
を半開して停車している場合には力をいれにくいため使
いにくい不便があり、また降車時には手がとどきにくく
て実際上殆ど役に立たないだけでなく、車体外部の突起
物となるので走行時の空気抵抗を増大させる要因とな
り、また外観を損なう不具合がある。また、ドア開口12
の戸当り部分24より内方の車室内に設けられたグリップ
30は、ドアを半開して停車している場合、乗車に際して
手がとどきにくく、また降車時には、グリップ30が余り
に運転席38に近接してその下側方に配置されているため
に手を掛けにくい不便があり、特に運転席の外側部分に
ブレーキレバー40又は(及び)ダンプレバー42(ダンプ
トラックの場合)が配置されている場合は一層手がとど
きにくく使い勝手が著しく悪化する欠点があり、そのう
え車室内の美観を損なう不具合がある。
本考案は、乗車及び降車の何れの場合にも使用性が優
れ、車体の外観及び車室内の美観を損なうことがなく、
また空気抵抗の増大を斉らすことがないようにしたキャ
ブオーバ型車両の乗降用グリップ取付構造を提供するこ
とを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記目的を達成するために創案されたもの
で、片開き式ドアの自由端縁下端付近の隅角周縁部分
と、同周縁部分に対向する車体側のドア戸当り部分との
間に、ドア閉時に正面形状が略四角形状をなしかつ側面
形状が略L字状をなす空所が形成され、上記ドア戸当り
部分に固着され横辺と縦辺とを有するグリップがドア閉
時上記空所内に収容されるように構成されたことを特徴
とするキャブオーバ型車両の乗降用グリップ取付構造を
要旨とするものである。
(作用) 本考案によれば、縦辺と横辺とを有し、換言すれば側
面形状が全体として略L字状をなす乗降用グリップが片
開き式ドアの自由端縁下端付近の周縁部分と同周縁部分
に対向する車体側のドア戸当り部分との間に、ドア閉時
に、正面形状が略四角形状をなしかつ側面形状が略L字
状をなして形成された空所内に配置される。従って、乗
車に際して手を掛けることが容易であり、体重を持ち上
げるために力を入れることも容易である。また降車に際
して運転席に着席している乗員が手を掛けるのに手頃の
位置にある。更に、閉扉時にグリップが車体外側の突出
しないので、空気抵抗の増大を招くことがなく外観を損
なうこともない。また、グリップが車室内から見えない
ので、車室内の美観を損なうこともない。
(実施例) 以下本考案の実施例を第1図乃至第6図について具体
的に説明する。(なお、第7図及び第8図を参照して説
明した従来の構成と実質的に同等の部材又は部分につい
ては、同一の符号を付し重複に渉る説明は省略する。)
先づ、第1図ないし第3図に示す本考案の第1実施例に
おいて、ドア16の自由端部下端付近の隅角部分即ちセン
タピラー18の下端付近及びサイドシル22(又はフロア2
0)の同センタピラー下端部に隣接する部分に夫々対向
するドアインナパネル16の隅角部分に連続した大きな段
部44が形成され、一方この段部44に対向する上記センタ
ピラー18のアウタパネル18にも協動する大きい段部46が
設けられる(第2図参照)と共に、サイドシル22の隣接
部分にも同様の大きい段部48が設けられ(第3図参
照)、これら段部44,46及び48によってドア閉時に正面
形状が略四角形状をなしかつ側面形状が大体L字状をな
す空所50が同ドア16と車体の戸当り部分24との間に形成
されるようになっている。上記空所50内に位置して、上
記サイドシル22に略沿って延びた横辺52aと、センタピ
ラー18に略沿って延びた縦辺52bとを具えたL字状のグ
リップ52が配設され、同グリップ52はその両端をボル
ト,ねじ等の固着具によってサイドシル22及びセンタピ
ラー18に固着されている。また上記縦辺52bには、第1
図に示されているように、センタピラー18に突設された
ドアロック用のストライカ54を迂回する屈曲部52cが設
けられている。
上記構成によれば、乗員が地表からキャブ10に乗りこ
んで運転席に着席しようとする場合、グリップ52が車体
の外表面に近い戸当り部分24に取付けられているので、
その横辺52a又は縦辺52bに容易に手を掛けることがで
き、また作業環境上の制約からドアを半開きにして停車
している場合でも、容易に力を入れ体重を持ち上げるこ
とができる利便があり、また降車時にも、グリップ52が
過度に運転席に近接していないので、たとえ運転席の下
側方にハンドブレーキレバーやダンプレバーが配置され
ている不利な条件の場合でも、容易にグリップ52に手を
掛けることができるので、降車を迅速容易に行ない得る
利点がある。
次に、第4図に示した本考案の第2実施例は、全体と
してL字状をなすグリップ52をストライカ54の部分で分
割して2部材としたものであり、また第5図に示した本
考案の第3実施例は、グリップ52の縦辺52bをストライ
カ50の下部までにとどめて短く形成したものである。更
に、第6図に示した本考案の第4実施例は、U字状又は
コ字状をなす短いグリップ52を戸当り部分24を形成する
サイドシル22(又はフロアパネル20)に対し固着したも
のである。これら第2ないし第4実施例においても、グ
リップ52を戸当り部分24に配置することによって、第1
実施例と同様に乗降車を迅速かつ容易に行ない得る利点
がある。
更に、上記すべての実施例において、グリップ52が閉
扉時空所50内に収容されて車体の外側に突出しないの
で、空気抵抗の増大を招くことがなく、また外観を損な
うことがない利点があり、同時にグリップ52が車室内に
露出しないので、車室内の美観を損なわず居住性を向上
し得る効果がある。
(考案の効果) 叙上のように、本考案に係るキャブオーバ型車両の乗
降用グリップ取付構造は、片開き式ドアの自由端縁下端
付近の隅角周縁部分と、同周縁部分に対向する車体側の
ドア戸当り部分との間に、ドア閉時に正面形状が略四角
形状をなしかつ側面形状が略L字状をなす空所が形成さ
れ、上記ドア戸当り部分に固着され横辺と縦辺とを有す
るグリップがドア閉時上記空所内に収容されるように構
成されたことを特徴とし、運転者等の乗員が上記グリッ
プを利用して地上から高い位置にある車室と地上との間
の乗降を容易に行なうことができ、また同グリップが閉
扉時に車体外側及び車室内に露出しないので、走行時に
空気抵抗の増大を招くことがなく、更に外観及び車室内
の美観を損なうことがない等の効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す要部斜視図、第2図
は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図は第1図のII
I−III線に沿う断面図、第4図,第5図は本考案の第2,
第3実施例の概略側面図、第6図は従来のキャブオーバ
型トラックにおける乗降用グリップの取付態様を示す概
略側面図、第7図は第6図のVII−VII線に沿う部分的断
面図である。 10…キャブ、12…ドア開口、14…フロントピラー、16…
ドア、18…センタピラー、20…フロアパネル、22…サイ
ドシル、24…戸当り部分、50…空所、52…グリップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】片開き式ドアの自由端縁下端付近の隅角周
    縁部分と、同周縁部分に対向する車体側のドア戸当り部
    分との間に、ドア閉時に正面形状が略四角形状をなしか
    つ側面形状が略L字状をなす空所が形成され、上記ドア
    戸当り部分に固着され横辺と縦辺とを有するグリップが
    ドア閉時上記空所内に収容されるように構成されたこと
    を特徴とするキャブオーバ型車両の乗降用グリップ取付
    構造。
JP1988036077U 1988-03-18 1988-03-18 キャブオーバ型車両の乗降用グリップ取付構造 Expired - Lifetime JPH088903Y2 (ja)

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JPH01138828U JPH01138828U (ja) 1989-09-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6300087B2 (ja) * 2014-04-24 2018-03-28 いすゞ自動車株式会社 車両のシルプレート及びシルプレート構造
JP7331569B2 (ja) * 2019-09-12 2023-08-23 コベルコ建機株式会社 建設機械の乗降用手摺り

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0620664Y2 (ja) * 1986-02-18 1994-06-01 アラコ株式会社 車両用ドアのダウンストツパ構造

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