JPH0620664Y2 - 車両用ドアのダウンストツパ構造 - Google Patents

車両用ドアのダウンストツパ構造

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JPH0620664Y2
JPH0620664Y2 JP2255586U JP2255586U JPH0620664Y2 JP H0620664 Y2 JPH0620664 Y2 JP H0620664Y2 JP 2255586 U JP2255586 U JP 2255586U JP 2255586 U JP2255586 U JP 2255586U JP H0620664 Y2 JPH0620664 Y2 JP H0620664Y2
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JP
Japan
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door
stopper
down stopper
mail
vehicle
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JP2255586U
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JPS62137716U (ja
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秀幸 青山
龍彦 大家
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Araco Corp
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Araco Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、車両の乗降口にスライド開閉可能に装着さ
れたドアと、車体との間に配設されたダウンストッパメ
ールとダウンストッパヒメールとの嵌合によって、前記
ドアの閉鎖時の下傾を阻止するダウンストッパ構造に関
するものである。
(従来の技術) 周知のように、バン形式の車両には、第5図に示すよう
に、フロントドア1がスライド開閉可能に装着されるも
のや、あるいは、第8図に示すように、リアサイドドア
1がスライド開閉可能に装着されるものがある。
上記スライド開閉可能なドア1にあっては、該ドア1と
車体2との間に、第6図又は第9図に示すように、ダウ
ンストッパメール3と、ダウンストッパヒメール4とが
それぞれ配設され、これらメール3とヒメール4との嵌
合によってドア1の下傾を阻止していた。
また、バン形式の車両においては、車室床面が高い位置
に設定される構造上、第5図,第6図及び第7図に示す
ように、車両の乗降口の前側、又は第8図及び第9図に
示すように、車両の乗降口の後側における車体2の所定
位置に、乗員の乗降の際の補助として、アシストグリッ
プ13が乗降口並び車室内に向けて張出された状態で配
設されるのが一般的であった。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来のものにおいては、スライド開閉可能なド
ア1の下傾を阻止するための専用のダウンストッパ構造
としてのダウンストッパメール3及びダウンストッパヒ
メール4と、乗員の乗降補助としての専用のアシストグ
リップ13とをそれぞれ個別に配設しなければならなか
った。しかもアシストグリップ13の配設によって、該
アシストグリップ13が、第6図又は第9図に示すよう
に、乗降口に向けて張出される分Lだけ乗降口の有効開
口幅が狭められたり、あるいは、アシストグリップ13
が車室内空間に対し突出される分だけ車室内空間が犠牲
にされるという不具合が生じていた。
(問題点を解決するための手段) そこでこの考案では、車両の乗降口にスライド開閉可能
に装着されたドアと、車体との間に配設されたダウンス
トッパメールとダウンストッパヒメールとの嵌合によっ
て、前記ドアの閉鎖時の下傾を阻止するダウンストッパ
構造であって、前記ダウンストッパメールは、その基端
の取付片から略水平状に張出された支持脚と該支持脚の
先端に形成されかつ前記ダウンストッパヒメールに嵌合
して前記ドアの下傾を阻止する縦方向の嵌合部とを備
え、しかも前記嵌合部がアシストグリップを兼務しうる
ように、前記支持脚の脚長並びに嵌合部の縦長を設定し
たものである。
(作用) したがってこの考案は、車両の乗降口に対しドアを閉鎖
した状態においては、ダウンストッパヒメールとダウン
ストッパメールとの嵌合によって、前記ドアの下傾が阻
止される一方、ダウンストッパヒメールに対しダウンス
トッパメールの嵌合部を離脱させてドアを開放した状態
においては、該ダウンストッパメールの嵌合部を乗員の
乗降補助のためのアシストグリップとして使用可能とな
る。
(実施例) 以下、この考案の実施例を第1図と第2図にしたがって
説明する。
バン形式の車両の乗降口にスライド開閉可能に装着され
たドア1のダウンストッパ構造を平断面で表わした第1
図において、前記乗降口を構成している車体2に対し、
周知のドア開閉ガイド機構によって前記ドア1が、実線
に示す閉鎖位置と鎖線に示すように車体2の後方に向け
てスライド開放されるようになっている。
乗降口の一側(前側)壁をなす車体パネル2aと、該パ
ネル2aに対向するドアフレームの端面パネル1aとの
間には、ドア1の閉鎖時に嵌合して該ドア1の下傾を阻
止するためのダウンストッパメール3とダウンストッパ
ヒメール4とがそれぞれ配設されている。
この実施例において、車体パネル2aの上下二か所にダ
ウンストッパメール3がビス等によってそれぞれ固定さ
れ、ドアフレームの端面パネル1aに、前記両ダウンス
トッパメール3とそれぞれ嵌合する位置において、ダウ
ンストッパヒメール4がビス等によってそれぞれ固定さ
れている。
上記ダウンストッパメール3は、第1図と第2図に示す
ように、その基部の上下の両取付片3aから略水平状に
張出されかつ平面状態においてはドア1の平面進入軌跡
に沿って傾斜された支持脚3bと、これら支持脚3bの
先端部に跨がって一体に形成された縦方向の嵌合部3c
とを備えて略コの字状に構成されている。そして、前記
嵌合部3cが車両乗降時のアシストグリップを兼務しう
るように、前記支持脚3bの脚長H1と、嵌合部3cの
縦長H2とが適宜に設定されている。すなわち、ドアフ
レームの端面パネル1aと、前記嵌合部3cとの間に、
乗員の手の指が挿入しうる程度に、前記支持脚3bの脚
長H1が設定され、さらに、乗員が嵌合部3cを把持し
うる程度に、該嵌合部3cの縦長H2が設定されてい
る。そして、ダウンストッパヒメール4には、前記ダウ
ンストッパメール3の嵌合部3cが挿脱可能に嵌挿され
てドア1の下傾を阻止するための縦長の嵌合凹部4aが
形成されている。
この実施例は上述したように構成されるものであり、し
たがって、車両の乗降口に対しドア1を閉鎖したときに
は、ダウンストッパメール3とダウンストッパヒメール
4とが嵌合し、これによってドア1の下傾が阻止され
る。
また、ドア1を開放したときには、ダウンストッパヒメ
ール3に対しダウンストッパヒメール4が離脱され、前
記ダウンストッパメール3が、乗降口の一側壁をなす車
体パネル2aに対し露出される。そして、このダウンス
トッパメール3の嵌合部3cをアシストグリップとして
使用可能となる。
なお、上記実施例のダウンストッパ構造は、第5図に示
すバン形式の車両のフロントドア1に対して採用するこ
ともできるし、第8図に示すバン形式の車両のリアサイ
ドドア1に対して採用することもできる。
また、上記実施例においては、車体パネル2aの上下二
箇所にダウンストッパメール3を配設し、これに対応す
るダウンストッパヒメール4をドアフレームの端面パネ
ル2aに配設したが、第3図に示すように、車体側にダ
ウンストッパヒメール4を、ドア側にダウンストッパメ
ール3を配設してもよい。さらに、車体パネル2aの上
下のうち、一方にダウンストッパメール3を他方にダウ
ンストッパヒメール4を配設し、第4図に示すように、
ドア1側に前記車体パネル2aのダウンストッパメール
3に対応するダウンストッパヒメール4と、前記車体パ
ネル2aのダウンストッパヒメール4に対応するダウン
ストッパメール3とを配設してもよい。この場合には、
ドア1を開放した状態において、車体側のダウンストッ
パメール3の嵌合部3cと、ドア側のダウンストッパメ
ール3の嵌合部3cとをともにアシストグリップとして
使用可能となる。特に、運転席後方に前後複数列のリヤ
シートが配置された車両にあってはその前側のリヤシー
トに対する乗降においては、ドア側のダウンストッパメ
ール3の嵌合部3cをアシストグリップとして使用し、
また、後側のリヤシートに対する乗降においてはドア側
のダウンストッパメール3の嵌合部3cをアシストグリ
ップとして使用することで、各リヤシートに対する乗降
が容易となる。
(考案の効果) 以上述べたように、この考案によれば、車両の乗降口に
対しドアを閉鎖した状態においては、ダウンストッパメ
ールとダウンストッパヒメールとの嵌合によって、前記
ドアの下傾を阻止することができる。
特に、ダウンストッパヒメールに対しダウンストッパメ
ールの嵌合部を離脱させてドアを開放した状態において
は、前記ダウンストッパメールの嵌合部を、乗員の乗降
補助のためのアシストグリップとして使用することがで
きる。このため、従来と異なり、専用のアシストグリッ
プを配設する必要性を解消することができるとともに、
専用のアシストグリップの配設によって乗降口や車室内
の一部が妨害されるという不具合も解消することができ
る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図と第2図はこの考案の一実施例を示すもの
で、第1図はドアの閉鎖時におけるダウンストッパメー
ルとダウンストッパヒメールとの嵌合状態を示す平断面
図、第2図はダウンストッパメールとダウンストッパヒ
メールとを分離して示す斜視図、第3図はこの考案の他
の実施例を示す平断面図、第4図はドアの上下部にダウ
ンストッパメールとダウンストッパヒメールとをそれぞ
れ配設したこの考案の他の実施例を示す側面図である。 第5図〜第9図は従来のものを示すもので、第5図はフ
ロントドアがスライド開閉可能に装着されたバン形式の
車両を簡略して示す斜視図、第6図は同車両のフロント
ドアに対するダウンストッパ構造と乗降用アシストグリ
ップとの配設状態を示す平断面図、第7図はその分解斜
視図、第8図はリアサイドドアがスライド開閉可能に装
着されたバン形式の車両を簡略して示す斜視図、第9図
は同車両のリアサイドドアに対するダウンストッパ構造
と乗降用アシストグリップとの配設状態を示す平断面図
である。 1…ドア 2…車体 3…ダウンストッパメール 3a…取付片 3b…支持脚 3c…嵌合部 4…ダウンストッパヒメール 4a…嵌合凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両の乗降口にスライド開閉可能に装着さ
    れたドアと、車体との間に配設されたダウンストッパメ
    ールとダウンストッパヒメールとの嵌合によって、前記
    ドアの閉鎖時の下傾を阻止するダウンストッパ構造であ
    って、前記ダウンストッパメールは、その基端の取付片
    から略水平状に張出された支持脚と該支持脚の先端に形
    成されかつ前記ダウンストッパヒメールに嵌合して前記
    ドアの下傾を阻止する縦方向の嵌合部とを備え、しかも
    前記嵌合部がアシストグリップを兼務しうるように、前
    記支持脚の脚長並びに嵌合部の縦長を設定したことを特
    徴とする車両用ドアのダウンストッパ構造。
JP2255586U 1986-02-18 1986-02-18 車両用ドアのダウンストツパ構造 Expired - Lifetime JPH0620664Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2255586U JPH0620664Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18 車両用ドアのダウンストツパ構造

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JP2255586U JPH0620664Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18 車両用ドアのダウンストツパ構造

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JPS62137716U JPS62137716U (ja) 1987-08-31
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JP2255586U Expired - Lifetime JPH0620664Y2 (ja) 1986-02-18 1986-02-18 車両用ドアのダウンストツパ構造

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JPH088903Y2 (ja) * 1988-03-18 1996-03-13 三菱自動車工業株式会社 キャブオーバ型車両の乗降用グリップ取付構造
KR100930699B1 (ko) 2008-06-04 2009-12-09 현대자동차주식회사 차량용 도어 스토퍼
JP6219689B2 (ja) * 2013-11-13 2017-10-25 近畿車輌株式会社 鉄道車両用取手及び鉄道車両

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