JPH0370627A - 車両用摺動屋根装置 - Google Patents
車両用摺動屋根装置Info
- Publication number
- JPH0370627A JPH0370627A JP1209261A JP20926189A JPH0370627A JP H0370627 A JPH0370627 A JP H0370627A JP 1209261 A JP1209261 A JP 1209261A JP 20926189 A JP20926189 A JP 20926189A JP H0370627 A JPH0370627 A JP H0370627A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- flexible member
- vehicle
- drive
- roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 5
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/08—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position
- B60J7/12—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of non-sliding type, i.e. movable or removable roofs or panels, e.g. let-down tops or roofs capable of being easily detached or of assuming a collapsed or inoperative position foldable; Tensioning mechanisms therefor, e.g. struts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/02—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
- B60J7/06—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with non-rigid element or elements
- B60J7/061—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with non-rigid element or elements sliding and folding
- B60J7/064—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with non-rigid element or elements sliding and folding using folding arms sliding in longitudinal tracks for supporting the soft roof
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
- B60J7/02—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
- B60J7/06—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with non-rigid element or elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車両用摺動屋根装置に関するものである。
(従来の技術)
例えば実開昭63−40228号公報に記載されるよう
に、自動車の車体屋根の開口部を、摺動屋根としての可
撓性部材で覆い、該可撓性部材を車体前方から車体後方
に向かって開放可能としたものは知られている。
に、自動車の車体屋根の開口部を、摺動屋根としての可
撓性部材で覆い、該可撓性部材を車体前方から車体後方
に向かって開放可能としたものは知られている。
(発明が解決しようとする課8)
ところが、そのようなものでは、可撓性部材の開放動作
によって車体屋根の開口部の前部のみが開放されるので
、後席に乗員がいるときには、開口部が全開されても、
開口部の後側部分でしかも後席の乗員の上方に折畳まれ
た可撓性部材が位置することとなり、後席の乗員は十分
な開放感が得られない。
によって車体屋根の開口部の前部のみが開放されるので
、後席に乗員がいるときには、開口部が全開されても、
開口部の後側部分でしかも後席の乗員の上方に折畳まれ
た可撓性部材が位置することとなり、後席の乗員は十分
な開放感が得られない。
また、車体屋根の開口部の前側部分が開口しているだけ
であるので、該部分より車室内に流入した空気の出口が
なく、ベンチレータ効果の点で不利であるし、また、開
口部の前側部分を少しだけ開放することにより車室が共
鳴箱として機能し、共振の問題もある(いわゆるスロブ
音)。
であるので、該部分より車室内に流入した空気の出口が
なく、ベンチレータ効果の点で不利であるし、また、開
口部の前側部分を少しだけ開放することにより車室が共
鳴箱として機能し、共振の問題もある(いわゆるスロブ
音)。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、後席の乗員
に対して開放感を与えることができ、ベンチレータ効果
が向上した車両用摺動屋根装置を提供することを目的と
する。
に対して開放感を与えることができ、ベンチレータ効果
が向上した車両用摺動屋根装置を提供することを目的と
する。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明は、車両の車体屋根
の開口部が可撓性部材にて開閉可能に覆われたものにお
いて、上記可撓性部材の前側部分に連係され該前側部分
を後方に移動させる第1駆動手段と、上記可撓性部材の
後側部分に連係され該後側部分を前方に移動させる第2
駆動手段とを有し、上記第1および第2駆動手段が上記
車体屋根の開口部の後縁部に配設されている。
の開口部が可撓性部材にて開閉可能に覆われたものにお
いて、上記可撓性部材の前側部分に連係され該前側部分
を後方に移動させる第1駆動手段と、上記可撓性部材の
後側部分に連係され該後側部分を前方に移動させる第2
駆動手段とを有し、上記第1および第2駆動手段が上記
車体屋根の開口部の後縁部に配設されている。
(作用)
第1駆動手段の作動によって、車体屋根の開口部の前側
部分が開放され、第2駆動手段によって可撓性部材の後
側部分が開放される。
部分が開放され、第2駆動手段によって可撓性部材の後
側部分が開放される。
第1および第2駆動手段が共に開口部の後縁部に位置し
ているので、開口部の前側部分に開口面積を大きく確保
できる。
ているので、開口部の前側部分に開口面積を大きく確保
できる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
第1図において、1は自動車で、その車体屋根2に開口
部2aが形成されている。この開口部2aは、可撓性部
材3(幌部材)にて開閉可能に覆われている。
部2aが形成されている。この開口部2aは、可撓性部
材3(幌部材)にて開閉可能に覆われている。
しかして、上記車体屋根2に矩形状のフレーム部材4が
取付けられ、該フレーム部材4の両側部にガイドレール
5.5(第2図(a)(b)参照)が配設され、該ガイ
ドレール5,5に沿って上記可撓性部材3が折畳み可能
に設けられ、車体前後方向において前後両方から可撓性
部材3が開放可能(折畳み可能)なるように構成されて
いる。
取付けられ、該フレーム部材4の両側部にガイドレール
5.5(第2図(a)(b)参照)が配設され、該ガイ
ドレール5,5に沿って上記可撓性部材3が折畳み可能
に設けられ、車体前後方向において前後両方から可撓性
部材3が開放可能(折畳み可能)なるように構成されて
いる。
具体的には、第2図(a) (b)に示すように、可撓
性部材3の前部においては、前部プレート部材6の左右
側部に取付部5a、5aが形成され、該取付部6a、6
aに対して取付ブラケット7がボルト8aおよびナツト
8bによって取付固定されている。取付ブラケット7は
、取付部6a、6aに取付固定される基部7aと、該基
部7aの外側縁において下方に延びる支持部7bとから
なり、該支持部7bに、カム溝9aを有するカム部材9
が固着されている。上記カム溝9aは、略水平方向に延
びる前側の水平溝部9bと、該水平溝部9bの後側に連
続し後側斜め下方に傾斜して延びる傾斜溝部9Cとから
なる。
性部材3の前部においては、前部プレート部材6の左右
側部に取付部5a、5aが形成され、該取付部6a、6
aに対して取付ブラケット7がボルト8aおよびナツト
8bによって取付固定されている。取付ブラケット7は
、取付部6a、6aに取付固定される基部7aと、該基
部7aの外側縁において下方に延びる支持部7bとから
なり、該支持部7bに、カム溝9aを有するカム部材9
が固着されている。上記カム溝9aは、略水平方向に延
びる前側の水平溝部9bと、該水平溝部9bの後側に連
続し後側斜め下方に傾斜して延びる傾斜溝部9Cとから
なる。
また、上記取付ブラケット7に対し、上記カム部材9の
カム溝9aにスライド可能に係合する係合ビン15を介
して断面略逆U字状のスライダ10が連結されている。
カム溝9aにスライド可能に係合する係合ビン15を介
して断面略逆U字状のスライダ10が連結されている。
スライダ10゛は上部に係合ビン部材15が側方に突出
して取付けられ、該係合ビン部材15の先端部がカム部
材9のカム溝9aを貫通し該先端部に止め輪16が適用
されて取付ブラケット7とスライダ10とが結合されて
いる。この係合ビン部材15とカム部材9のカム溝9a
との係合関係で、開放初期に可撓性部材3の前部をチル
トさせるチルト機構Kが構成されている。
して取付けられ、該係合ビン部材15の先端部がカム部
材9のカム溝9aを貫通し該先端部に止め輪16が適用
されて取付ブラケット7とスライダ10とが結合されて
いる。この係合ビン部材15とカム部材9のカム溝9a
との係合関係で、開放初期に可撓性部材3の前部をチル
トさせるチルト機構Kが構成されている。
上記取付ブラケット7の支持部7bの後側部分は下端部
にガイドレール5の外側ガイド満5aにスライド可能に
係合するシュ一部材22を有する一方、前側部分は下端
部にガイドレール5の上面上をスライドする別のシュ一
部材23を有し、後退時に可撓性部材3の前端部分が上
方に偏位可能なるようになっている。
にガイドレール5の外側ガイド満5aにスライド可能に
係合するシュ一部材22を有する一方、前側部分は下端
部にガイドレール5の上面上をスライドする別のシュ一
部材23を有し、後退時に可撓性部材3の前端部分が上
方に偏位可能なるようになっている。
上記スライダ10もガイドレール5の内側ガイド溝5b
に対してシュ一部材24.24を介してスライド可能に
係合している。上記スライダ1゜にはガイドブラケット
11がガイドレール5に対応して固設され、該ガイドブ
ラケット11が、ガイドレール5の外側の収納溝50内
に配設されたフロント側駆動ワイヤ12に連結されてい
る。
に対してシュ一部材24.24を介してスライド可能に
係合している。上記スライダ1゜にはガイドブラケット
11がガイドレール5に対応して固設され、該ガイドブ
ラケット11が、ガイドレール5の外側の収納溝50内
に配設されたフロント側駆動ワイヤ12に連結されてい
る。
この駆動ワイヤ12は、第4図乃至第7図に示すように
、フレーム部材4の後部略中央左側に位置する第1駆動
モータ13にて回転される歯車14と噛み合い、もう一
方のガイドレール5の下側のケーブル収納部材41の外
側のフロント側アイドルケーブル収納部41a内に延び
、前記第1駆動モータ13の回転で可撓性部材3の前部
を開放動作させるようになっている。これによって、開
口部2の前側部分が開放される。
、フレーム部材4の後部略中央左側に位置する第1駆動
モータ13にて回転される歯車14と噛み合い、もう一
方のガイドレール5の下側のケーブル収納部材41の外
側のフロント側アイドルケーブル収納部41a内に延び
、前記第1駆動モータ13の回転で可撓性部材3の前部
を開放動作させるようになっている。これによって、開
口部2の前側部分が開放される。
したがって、可撓性部材3の前部の開放時には、まずス
ライダ10の後退にまり係合ビン部材15とカム部材9
のカム溝9aとの係合関係て取付ブラケット7が規制さ
れて該取付ブラケット7の前部がスライダ10に対して
上方に変位し、それによって前部プレート部材6すなわ
ち可撓性部材3の前部がチルト動作し、それから開放の
ために後退することになる。
ライダ10の後退にまり係合ビン部材15とカム部材9
のカム溝9aとの係合関係て取付ブラケット7が規制さ
れて該取付ブラケット7の前部がスライダ10に対して
上方に変位し、それによって前部プレート部材6すなわ
ち可撓性部材3の前部がチルト動作し、それから開放の
ために後退することになる。
また、上記可撓性部材3の後部も、略同様な構成でもっ
て、後部プレート部材すなわち可撓性部材3の後部が、
チルト動作の後、前進して開口部2の後側部分を開放す
るようになっている。すなわち第3図(a)(b)に示
すように、後部プレート部材31に取付ブラケット32
が固定され、該取付ブラケット32の支持部32aにス
ライダ33が結合されている。この結合は、取付ブラケ
ット32に固着されたカム部材34のカム溝34aにス
ライド可能に係合する係合ビン部材35によってなされ
ている。カム溝34aは、前側のカム部材9のカム溝9
aとは逆に、略水平方向に延びる後側の水平構部34b
と、該水平構部34bの前側に連続し前側斜め下方に傾
斜して延びる傾斜溝部34cとからなる。また、取付ブ
ラケット32およびスライダ33には、ガイドシュー3
6.37および38.39が取付けられている。
て、後部プレート部材すなわち可撓性部材3の後部が、
チルト動作の後、前進して開口部2の後側部分を開放す
るようになっている。すなわち第3図(a)(b)に示
すように、後部プレート部材31に取付ブラケット32
が固定され、該取付ブラケット32の支持部32aにス
ライダ33が結合されている。この結合は、取付ブラケ
ット32に固着されたカム部材34のカム溝34aにス
ライド可能に係合する係合ビン部材35によってなされ
ている。カム溝34aは、前側のカム部材9のカム溝9
aとは逆に、略水平方向に延びる後側の水平構部34b
と、該水平構部34bの前側に連続し前側斜め下方に傾
斜して延びる傾斜溝部34cとからなる。また、取付ブ
ラケット32およびスライダ33には、ガイドシュー3
6.37および38.39が取付けられている。
この後部プレート部材31のチルト動作及び開放動作を
させるスライダ33にガイドブラケット40を介して連
結されるリヤ側駆動ワイヤ18も、ガイドレール5の内
側の収納溝5d内に配置され、後部略中央右側に位置す
る第2駆動モータ19にて回転される歯車20と噛み合
った後、もう一方のガイドレール5の下側のケーブル収
納部材41の内側のリヤ側アイドルケーブル収納部41
b内に延びており、該第2駆動モータ19の回転で動作
するようになっている。
させるスライダ33にガイドブラケット40を介して連
結されるリヤ側駆動ワイヤ18も、ガイドレール5の内
側の収納溝5d内に配置され、後部略中央右側に位置す
る第2駆動モータ19にて回転される歯車20と噛み合
った後、もう一方のガイドレール5の下側のケーブル収
納部材41の内側のリヤ側アイドルケーブル収納部41
b内に延びており、該第2駆動モータ19の回転で動作
するようになっている。
上記第1及び第2駆動モータ1B、19は共にフレーム
部材4の後部略中央部分上に配置されて、開口部2aの
前側部分の開口面積を減少させないように一箇所に集中
させるようになっており、再駆動モータ13,19共に
フレーム部材4の下側に取付けられている(第5図参照
)。
部材4の後部略中央部分上に配置されて、開口部2aの
前側部分の開口面積を減少させないように一箇所に集中
させるようになっており、再駆動モータ13,19共に
フレーム部材4の下側に取付けられている(第5図参照
)。
また、ガイドレール5.5の前後端部に対しては、スト
ッパ部材43.44が取付けられている。
ッパ部材43.44が取付けられている。
ストッパ部材43.44の前後方向の配置間隔は、可撓
性部材3がそれ自体の張力によって全閉状悪態となった
ときの長さよりも大きく設定され、例えば前側部分が先
に閉じても、後側部分が先に閉じても、必ず、可撓性部
材3が張り切った状態になって全閉することができるよ
うになっており、また、上記ストッパ部材43.44は
、ガイドシュー23.36が係合する上方に窪んだスト
ッパ溝部43a、44aを有し、例えば前側部分が先に
ストッパ部材43に当たったとすると、その後、後側部
分を閉じるときに、前側部分が後方に引っ張られる傾向
が生じるが、その引張力は可撓性部材3の張力で、保合
ビン部材15より上方に作用するので、保合ビン部材5
を回動中心として可撓性部材3の前側部分(前部プレー
ト部材6)が上方に回動しガイドシュー23がストッパ
部材43のストップ溝部43aに係合し、後方へ引っ張
られるのが防止される。一方、可撓性部材3の前側部分
を開くときには、駆動ケーブル12より力が入力される
ので、その力は係合ピン部材15より下側に作用し、ス
トッパ部材43のストッパ溝部43aにガイドシュー2
3が係合していてもその保合を解除させるので、開口部
2aの前側部分はスムーズに開放される。
性部材3がそれ自体の張力によって全閉状悪態となった
ときの長さよりも大きく設定され、例えば前側部分が先
に閉じても、後側部分が先に閉じても、必ず、可撓性部
材3が張り切った状態になって全閉することができるよ
うになっており、また、上記ストッパ部材43.44は
、ガイドシュー23.36が係合する上方に窪んだスト
ッパ溝部43a、44aを有し、例えば前側部分が先に
ストッパ部材43に当たったとすると、その後、後側部
分を閉じるときに、前側部分が後方に引っ張られる傾向
が生じるが、その引張力は可撓性部材3の張力で、保合
ビン部材15より上方に作用するので、保合ビン部材5
を回動中心として可撓性部材3の前側部分(前部プレー
ト部材6)が上方に回動しガイドシュー23がストッパ
部材43のストップ溝部43aに係合し、後方へ引っ張
られるのが防止される。一方、可撓性部材3の前側部分
を開くときには、駆動ケーブル12より力が入力される
ので、その力は係合ピン部材15より下側に作用し、ス
トッパ部材43のストッパ溝部43aにガイドシュー2
3が係合していてもその保合を解除させるので、開口部
2aの前側部分はスムーズに開放される。
上記可撓性部材3において、上記前部プレート部材6及
び後部プレート部材の間には具体的に図示していないが
、例えば実開昭63−40228号公報に記載されるよ
うな折畳み機構が配設されており、その折畳み機構によ
って折畳み可能となっている。
び後部プレート部材の間には具体的に図示していないが
、例えば実開昭63−40228号公報に記載されるよ
うな折畳み機構が配設されており、その折畳み機構によ
って折畳み可能となっている。
また、上記フレーム部材4の前側部分4aはアッパパネ
ル51aとロアパネル51bとからなる閉断面構造のフ
ロントヘッダ51に対して取付けられ、該フロントヘッ
ダ51から後方に延びるようになっており、その部分が
、可撓性部材3の前部(前部プレート部材6)で覆われ
ている。また、フレーム部材4の後側部分4bも、同様
に、アッパパネル52aとロアパネル52bとからなる
閉断面構造のりャヘツダ52に取付けられている。
ル51aとロアパネル51bとからなる閉断面構造のフ
ロントヘッダ51に対して取付けられ、該フロントヘッ
ダ51から後方に延びるようになっており、その部分が
、可撓性部材3の前部(前部プレート部材6)で覆われ
ている。また、フレーム部材4の後側部分4bも、同様
に、アッパパネル52aとロアパネル52bとからなる
閉断面構造のりャヘツダ52に取付けられている。
53はリヤウィンドガラス、54はフロントウィンドガ
ラスである。
ラスである。
上記フレーム部材4の横側部分4c、4cは、ルーフレ
ールアウタ56aとルーフレールインナ56bとからな
る閉断面構造のルーフレール56の該ルーフレールアウ
タ56aに延長部材57を介して取付けられている。
ールアウタ56aとルーフレールインナ56bとからな
る閉断面構造のルーフレール56の該ルーフレールアウ
タ56aに延長部材57を介して取付けられている。
上記制御系による可撓性部材3の前部の開閉制御は、例
えば可撓性部材3の前側部分を開く場合には、例えば図
示しない前側開閉スイッチを開位置にすることにより、
第1駆動モータ13が駆動し、先ず、可撓性部材3の前
部をチルト動作させる。すなわち、第1駆動モータ13
が駆動して駆動ワイヤ12.12を動作させることによ
り、スライダ10が少しだけ後退して、係合ビン部材1
5がカム部材9のカム溝9aの水平溝部9bから傾斜溝
部9cに移動する。該係合ビン部材15は上下位置が規
制されていることから、取付ブラケット7の前側部分が
上方に偏位する。つまり、取付ブラケット7の後側のシ
ュ一部材22がガイドレール5のガイド溝りa内に位置
するのに対し、前側のシュ一部材23がガイドレール5
の上面上に位置する。それによって、取付ブラケット7
が取付部6a、6bを介して前部プレート部材6に取付
けられているので、前部プレート部材6がチルトし、可
撓性部材3の後部と車体屋根2との間に空隙を生じさせ
る。
えば可撓性部材3の前側部分を開く場合には、例えば図
示しない前側開閉スイッチを開位置にすることにより、
第1駆動モータ13が駆動し、先ず、可撓性部材3の前
部をチルト動作させる。すなわち、第1駆動モータ13
が駆動して駆動ワイヤ12.12を動作させることによ
り、スライダ10が少しだけ後退して、係合ビン部材1
5がカム部材9のカム溝9aの水平溝部9bから傾斜溝
部9cに移動する。該係合ビン部材15は上下位置が規
制されていることから、取付ブラケット7の前側部分が
上方に偏位する。つまり、取付ブラケット7の後側のシ
ュ一部材22がガイドレール5のガイド溝りa内に位置
するのに対し、前側のシュ一部材23がガイドレール5
の上面上に位置する。それによって、取付ブラケット7
が取付部6a、6bを介して前部プレート部材6に取付
けられているので、前部プレート部材6がチルトし、可
撓性部材3の後部と車体屋根2との間に空隙を生じさせ
る。
このチルト動作の完了後、さらに前側開閉スイッチ71
を開位置にし続けると、駆動モータ13がさらに駆動し
て前部プレート部材6がスライダ10と共に可撓性部材
3の前側部分を折畳みながら後退し、開口部2aの前側
部分を開放する。
を開位置にし続けると、駆動モータ13がさらに駆動し
て前部プレート部材6がスライダ10と共に可撓性部材
3の前側部分を折畳みながら後退し、開口部2aの前側
部分を開放する。
しかして、可撓性部材3が全開状態となると、駆動モー
タ13がロック状態となる。しかして、前側開閉スイッ
チを閉位置にすると、第1駆動モータ13の駆動で可撓
性部材3の前部が前方へ移動する。しかして、可撓性部
材3が前端α置となると、再び、前側開閉スイッチを閉
位置にすれば、第1駆動モータ13の駆動でチルト状態
が解除され、ロック状態となって終了する。
タ13がロック状態となる。しかして、前側開閉スイッ
チを閉位置にすると、第1駆動モータ13の駆動で可撓
性部材3の前部が前方へ移動する。しかして、可撓性部
材3が前端α置となると、再び、前側開閉スイッチを閉
位置にすれば、第1駆動モータ13の駆動でチルト状態
が解除され、ロック状態となって終了する。
一方、可撓性部材3の後部も、前部と全く同様に、後側
開閉スイッチによって開閉制御されるようになっている
。
開閉スイッチによって開閉制御されるようになっている
。
すなわち、第2駆動モータ19を駆動すれば、スライダ
33.33の前進により可撓性部材3後部の後部プレー
ト部材も一緒に前進するので、可撓性部材3の前部と同
様に、チルトされて折畳まれ、開口部2aの後側部分が
開放されるので、後席の乗員は、上方の視界が得られ、
開放感が得られる。
33.33の前進により可撓性部材3後部の後部プレー
ト部材も一緒に前進するので、可撓性部材3の前部と同
様に、チルトされて折畳まれ、開口部2aの後側部分が
開放されるので、後席の乗員は、上方の視界が得られ、
開放感が得られる。
したがって、第1駆動モータ13又は第2駆動モータ1
9の駆動により駆動ワイヤ12.12又は18.18が
それぞれ独立に作動し、左右のスライダ10.10又は
33.33を移動させるので、可撓性部材3の前部又は
後部を互いに独立して移動させることができる。
9の駆動により駆動ワイヤ12.12又は18.18が
それぞれ独立に作動し、左右のスライダ10.10又は
33.33を移動させるので、可撓性部材3の前部又は
後部を互いに独立して移動させることができる。
また、開口部2aの前側部分が開放されているときには
、上述したようにして、開口部2aの後側部分も開放す
るようにすれば、前後方向における空気の流通性がよく
なり、車室内での空気の滞留がなくなり、ベンチレータ
効果に優れるし、また、車室内部が共鳴箱と機能して共
振するいわゆるスロブ音も生じない。
、上述したようにして、開口部2aの後側部分も開放す
るようにすれば、前後方向における空気の流通性がよく
なり、車室内での空気の滞留がなくなり、ベンチレータ
効果に優れるし、また、車室内部が共鳴箱と機能して共
振するいわゆるスロブ音も生じない。
(発明の効果)
本発明は、車体屋根の開口部の前側部分および後側部分
が開放されるようにしているので、後席の乗員はより優
れた開放感が得られる。また、駆動手段を後側に配置し
ているので、開口部の前側部分の開口面積を減少させる
こともない。
が開放されるようにしているので、後席の乗員はより優
れた開放感が得られる。また、駆動手段を後側に配置し
ているので、開口部の前側部分の開口面積を減少させる
こともない。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明を適用し
た自動車の斜視図、第2図(a)は第1図のA−A線断
面図、第2図(b)は第2図(a)のB−B線断面図、
第3図(a)は後側部分についての第2図(a)と同様
の図、第3図(b)は第3図(a)のC−C線断面図、
第4図は駆動モータを取付けたフレーム部材の平面図、
第5図は駆動モータを取付けた部分の断面図である。 1・・・・・・自動車 1 2・・・・・・車体屋根 a・・・・・・開口部 3・・・・・・可撓性部材 3・・・・・・第1駆動モータ (第1駆動手段) 9・・・・・・第2駆動モータ (第2駆動手段)
た自動車の斜視図、第2図(a)は第1図のA−A線断
面図、第2図(b)は第2図(a)のB−B線断面図、
第3図(a)は後側部分についての第2図(a)と同様
の図、第3図(b)は第3図(a)のC−C線断面図、
第4図は駆動モータを取付けたフレーム部材の平面図、
第5図は駆動モータを取付けた部分の断面図である。 1・・・・・・自動車 1 2・・・・・・車体屋根 a・・・・・・開口部 3・・・・・・可撓性部材 3・・・・・・第1駆動モータ (第1駆動手段) 9・・・・・・第2駆動モータ (第2駆動手段)
Claims (1)
- (1)車両の車体屋根の開口部が可撓性部材にて開閉可
能に覆われたものにおいて、上記可撓性部材の前側部分
に連係され該前側部分を後方に移動させる第1駆動手段
と、上記可撓性部材の後側部分に連係され該後側部分を
前方に移動させる第2駆動手段とを有し、上記第1およ
び第2駆動手段が上記車体屋根の開口部の後縁部に配設
されていることを特徴とする車両用摺動屋根装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1209261A JPH0370627A (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 車両用摺動屋根装置 |
US07/498,747 US5080429A (en) | 1989-08-11 | 1990-03-26 | Slidable roof device for a motor vehicle |
EP19900106123 EP0412243A3 (en) | 1989-08-11 | 1990-03-30 | A slidable roof device for a motor vehicle |
KR1019900004363A KR930006158B1 (ko) | 1989-08-11 | 1990-03-30 | 차량용 슬라이딩가능한 지붕장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1209261A JPH0370627A (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 車両用摺動屋根装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0370627A true JPH0370627A (ja) | 1991-03-26 |
Family
ID=16570022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1209261A Pending JPH0370627A (ja) | 1989-08-11 | 1989-08-11 | 車両用摺動屋根装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5080429A (ja) |
EP (1) | EP0412243A3 (ja) |
JP (1) | JPH0370627A (ja) |
KR (1) | KR930006158B1 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH085323B2 (ja) * | 1989-10-23 | 1996-01-24 | マツダ株式会社 | 車両のキャンバストップ構造 |
JP4717996B2 (ja) * | 2000-10-11 | 2011-07-06 | サーパス工業株式会社 | 容器及びそれに用いるプラグ |
FR2848919B1 (fr) * | 2002-12-24 | 2006-03-31 | Wagon Automotive Snc | Dispositif d'occultation pour vehicule automobile, a deploiement/repliement modulable de la toile, et vehicule correspondant |
EP3326851B2 (en) | 2016-11-28 | 2022-06-22 | Inalfa Roof Systems Group B.V. | Roof closure assembly |
US11777361B2 (en) | 2021-11-29 | 2023-10-03 | AISIN Technical Center of America, Inc. | Water blocking motor cover for a sunroof system |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5937245A (ja) * | 1982-08-25 | 1984-02-29 | Mazda Motor Corp | エンジンの空燃比制御装置 |
JPH01257627A (ja) * | 1988-04-07 | 1989-10-13 | Oi Seisakusho Co Ltd | 幌式サンルーフ装置 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2025874A (en) * | 1933-02-18 | 1935-12-31 | Lange Hermann | Sliding hood on closed vehicle |
CH165013A (de) * | 1933-03-01 | 1933-10-31 | Fehler Heinrich | Verdeck für Kraftwagen. |
US2103372A (en) * | 1935-11-26 | 1937-12-28 | Lange Hermann | Sliding hood |
DE1111964B (de) * | 1956-07-07 | 1961-07-27 | H T Golde G M B H & Co K G | Klappdach fuer Kraftfahrzeuge mit einem Schalendach, wie insbesondere Kleinwagen, Kabinenroller u. dgl. |
FR1181440A (fr) * | 1957-05-14 | 1959-06-16 | Hans Traugott Golde & Co G M B | Toit coulissant à commande électrique, notamment pour véhicules automobiles |
FR2053488A5 (ja) * | 1969-07-07 | 1971-04-16 | Peugeot & Renault | |
JPS62295720A (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-23 | Mazda Motor Corp | 車両のキャンバストップ配設構造 |
JPH046970Y2 (ja) * | 1986-09-02 | 1992-02-25 | ||
JPS6382883A (ja) * | 1986-09-27 | 1988-04-13 | Mazda Motor Corp | 車両用キヤンバストツプのスポイラ−装置 |
JP2580135B2 (ja) * | 1986-10-30 | 1997-02-12 | マツダ株式会社 | 車両のキヤンバストツプ構造 |
EP0336414B1 (en) * | 1988-04-07 | 1994-07-13 | Ohi Seisakusho Co., Ltd. | Canvas top type sunroof structure for motor vehicle |
US4940283A (en) * | 1989-07-31 | 1990-07-10 | Androy Gilbert G | T-top roofing system |
-
1989
- 1989-08-11 JP JP1209261A patent/JPH0370627A/ja active Pending
-
1990
- 1990-03-26 US US07/498,747 patent/US5080429A/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-03-30 KR KR1019900004363A patent/KR930006158B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1990-03-30 EP EP19900106123 patent/EP0412243A3/en not_active Ceased
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5937245A (ja) * | 1982-08-25 | 1984-02-29 | Mazda Motor Corp | エンジンの空燃比制御装置 |
JPH01257627A (ja) * | 1988-04-07 | 1989-10-13 | Oi Seisakusho Co Ltd | 幌式サンルーフ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR910004388A (ko) | 1991-03-28 |
US5080429A (en) | 1992-01-14 |
KR930006158B1 (ko) | 1993-07-08 |
EP0412243A3 (en) | 1992-09-02 |
EP0412243A2 (en) | 1991-02-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS63173722A (ja) | 車両のオ−プンル−フ構造 | |
JPH02290719A (ja) | 車両用摺動屋根装置 | |
JPH03136919A (ja) | 車両のキャンバストップ構造 | |
JPH0241925A (ja) | 自動車のキャンバストップ | |
JP2543208B2 (ja) | 車両のキャンバストップ構造 | |
JP4156729B2 (ja) | 車両用オープンルーフ構造 | |
JPH0370627A (ja) | 車両用摺動屋根装置 | |
JPH08276745A (ja) | サンルーフ装置 | |
JP2000335246A (ja) | 車両用開口ルーフ構造 | |
US7222908B1 (en) | Automotive open air system | |
JPH02212221A (ja) | 車両用摺動屋根制御装置 | |
JPH03159818A (ja) | 車両のキャンバストップ構造 | |
JPH02208123A (ja) | 車両用慴動屋根装置 | |
JPH02208125A (ja) | 車両用摺動屋根装置 | |
JP4305101B2 (ja) | 車両のスライドドア支持構造 | |
JPH0577644A (ja) | 自動車の後部構造 | |
JPH0736827Y2 (ja) | 車両用キャンバストップ装置 | |
JPH0732209Y2 (ja) | 車両用キャンバストップ装置 | |
JP2539910Y2 (ja) | 車両のルーフ構造 | |
JPS62255222A (ja) | 自動車のスライド式ル−フ構造 | |
JPH044894Y2 (ja) | ||
JPH0737966Y2 (ja) | 車両のキャンバストップ構造 | |
JP2643071B2 (ja) | 自動車用のサンルーフ装置 | |
JPH03118213A (ja) | 車両用キャンバストップ装置 | |
JP2003063253A (ja) | 車両の上部開閉体構造 |