JPH0577644A - 自動車の後部構造 - Google Patents

自動車の後部構造

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Publication number
JPH0577644A
JPH0577644A JP26997091A JP26997091A JPH0577644A JP H0577644 A JPH0577644 A JP H0577644A JP 26997091 A JP26997091 A JP 26997091A JP 26997091 A JP26997091 A JP 26997091A JP H0577644 A JPH0577644 A JP H0577644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
automobile
sunroof
panel
roof panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP26997091A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Sato
正人 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP26997091A priority Critical patent/JPH0577644A/ja
Publication of JPH0577644A publication Critical patent/JPH0577644A/ja
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動式サンルーフが設けられている自動車に
おいて、サンルーフパネルを開閉させるモータを車体後
部側に取り付ける場合に、該モータの装備位置を高く
し、かつ後席の室内天井を高く保って搭乗者に対する圧
迫感をなくす。 【構成】 サンルーフパネルを開閉するモータ13を、
ルーフパネル3の外面に取り付けられているハイマウン
トストップランプケース11の内部に該ルーフパネル3
を貫通して突入させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電動式サンルーフユニ
ットをルーフ部に備えた自動車の後部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、実開平2−107514号公
報には、自動車のルーフ部に電動式サンルーフユニット
を取り付けて、モータによってサンルーフパネルを移動
させることにより、上記ルーフ部に設けられている開口
部を開閉させる技術が開示されている。これによれば、
走行時、サンルーフパネルを開けることによって車外の
風や光りを車室内に取り入れることができ、大きな爽快
感が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の電動
式サンルーフユニットでは、サンルーフパネルの両側に
それぞれが一端を止着されている2本のワイヤケーブル
を設け、これらのワイヤケーブルをモータに連動のギヤ
に噛み合わせて配設することにより、該ギヤの回転でワ
イヤケーブルを走行させてサンルーフパネルを開閉させ
る構造が採用されることになるが、上記のサンルーフユ
ニットにおいて、モータ部分を該ユニットの後部側に配
置する構造とすると、このモータ部分が自動車の丁度後
席の上部付近にくることになって、その分車内天井を低
くせねばならず、ヘッドクリアランスが狭くなって後席
の搭乗者に対する圧迫感が増大し、乗り心地が損なわれ
る虞れが生じる。
【0004】そこで本発明は、モータ部分が後席上部に
配置される電動式サンルーフ構造においても、後席のヘ
ッドクリアランスをひろげて搭乗者に対する圧迫感を低
減できる自動車の後部構造の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の請求
項1に記載の発明(以下、第1発明と称す)は、ルーフ
部にモータによって開閉されるサンルーフパネルを備え
ている自動車の後部構造であって、上記モータが、ルー
フ部の後部外面に取り付けられている部材の内部に収納
されていることを特徴とする。
【0006】また、請求項2に記載の発明(以下、第2
発明と称す)は、モータが、ルーフ部の後部外面に取り
付けられているハイマウントストップランプケースの内
部に収納されていることを特徴とする。
【0007】さらに、請求項3に記載の発明(以下、第
3発明と称す)は、モータが、ルーフ部の後部外面に取
り付けられているリアスポイラの内部に収納されている
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の第1発明によれば、ルーフ部外面に取り
付けた部材の内部空間を利用し、サンルーフユニットの
モータを収納するので、該モータの装備位置を高く保
て、車室内の後席天井を下げる必要がなくなり、搭乗者
のヘッドクリアランスを広く取ることができる。
【0009】また、第2発明によればルーフ部の外面に
取り付けられたハイマウントストップランプケースにモ
ータを収納することによって上記の作用が得られる。
【0010】さらに、第3発明によれば、ルーフ部の外
面に取り付けられたリアスポイラの内部にモータを収納
することによって上記の作用が得られる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。
【0012】図1は電動式サンルーフユニット1を備え
た自動車2のルーフ部を示し、ルーフパネル3の前部側
に開口部5が設けられる。一方、上記の電動式サンルー
フユニット1は、上記ルーフパネル3の下方に配置され
ると共に、周部に上方へ起立する縦壁部6(図2参照)
が備えられたサンルーフフレーム7と、該サンルーフフ
レーム7上をスライドするサンルーフパネル8とを有
し、該サンルーフユニット1は車体の内側から取り付け
られる。その場合、上記の取り付け状態においてサンル
ーフパネル8が車体前後方向にスライドしてルーフ部の
開閉がなされるようになされている。
【0013】図1においては、サンルーフパネル8は閉
じ位置にあり、該位置のサンルーフパネル8の下側車外
側とに車室内とに連通する図示しない開口部がサンルー
フフレーム7に設けられており、サンルーフパネル8を
矢印に示す車体後方側にスライドさせて該開口部を開口
する。
【0014】一方、上記ルーフパネル3の外面には、前
述の開口部5とバックドア9との間において、ハイマウ
ントストップランプ10を備えたハイマウントストップ
ランプケース11が取り付けられると共に、該ケース装
備位置の直下のルーフパネル部分に開口部12が設けら
れ、この開口部12を通してモータ13がハイマウント
ストップランプケース内の空間14に車内側から突入さ
れている。このモータ13はサンルーフパネル8を開閉
させるための駆動源である。その場合、車内側において
は、前述のサンルーフフレーム7の縦壁部6の後端と、
ルーフパネル3の後端に設けられた折り返しパネル部3
aとにわたって支持フレーム15がそれぞれボルト・ナ
ット締結具16,16によって連結され、この支持フレ
ーム15の上に上記のモータ13を位置させると共に、
折り返しパネル部3aに設けた爪17によって支持フレ
ーム15との間に挟持固定し、この状態でモータ13の
頭部をハイマウントストップランプケース11内の空間
14に突入させている。
【0015】そして、上記モータ13の出力軸が支持フ
レーム15を貫通してその下側に取り出されると共に、
その取り出し先端にギヤ18が固装され、このギヤ18
を挟んで2本のワイヤケーブル19,20が配設されて
ケース21によって覆われている。これらのワイヤケー
ブル19,20はそれぞれの一端が前述のサンルーフパ
ネル8に接続されていると共に、該ワイヤケーブル1
9,20に形成されている噛み合い用のギヤ(図示せ
ず)によって上記のギヤ18に噛み合わされている。そ
して、モータ13が駆動された場合に、そのモータ回転
方向に応じて2本のワイヤケーブル19,20が互いに
逆方向に走行され、これによってサンループパネル8が
開閉される構造とされている。
【0016】このような自動車2においては、電動式サ
ンルーフユニット1におけるモータ13がサンルーフフ
レーム7の車体後部側に配置されているため、図2に示
すように該モータ13が後席上部にくることになる。し
かし、該モータ13はルーフパネル3の外面に取り付け
られているハイマウントストップランプケース11を利
用して、その内部空間14に収納するように設けられて
いるので、モータ装備位置が高くなり、車内天井を下げ
る必要がなくなる。このため後席に座った搭乗者Xのヘ
ッドクリアランスが増大し、かつ不要な圧迫感が加わら
なくなって、乗り心地が改善される。
【0017】なお、モータ13を収納するためにルーフ
パネル3に取り付けた前述のハイマウントストップラン
プケース11は、図1において鎖線で示すリアスポイラ
21その他の部材であってよい。
【0018】
【発明の効果】以上の記載によって明らかなように、本
発明によれば、たとえばハイマウントストップランプケ
ースやリヤスポイラのような部材をサンルーフユニット
の車体後部側においてルーフ部外面に取り付け、これら
の部材の内部空間を利用してモータを収納するので、該
モータの装備位置を高く保て、車室内の後席天井を下げ
る必要がなくなりなる。このため搭乗者のヘッドクリア
ランスを広く取ることができ、かつ搭乗者に頭上から圧
迫感が生じなくなり、乗り心地が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例にかかる自動車のルーフ部の
斜視図。
【図2】 上記自動車の後席上部の断面図である。
【符号の説明】
1 電動式サンルーフユニット 2 自動車 3 ルーフパネル 8 サンルーフパネル 11 ハイマウントストップランプケース 13 モータ 21 リアスポイラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフ部にモータによって開閉されるサ
    ンルーフパネルを備えている自動車の後部構造であっ
    て、上記モータが、ルーフ部の後部外面に取り付けられ
    ている部材の内部に収納されていることを特徴とする自
    動車の後部構造。
  2. 【請求項2】 ルーフ部にモータによって開閉されるサ
    ンルーフパネルを備えている自動車の後部構造であっ
    て、上記モータが、ルーフ部の後部外面に取り付けられ
    ているハイマウントストップランプケースの内部に収納
    されていることを特徴とする自動車の後部構造。
  3. 【請求項3】 ルーフ部にモータによって開閉されるサ
    ンルーフパネルを備えている自動車の後部構造であっ
    て、上記モータが、ルーフ部の後部外面に取り付けられ
    ているリアスポイラの内部に収納されていることを特徴
    とする自動車の後部構造。
JP26997091A 1991-09-21 1991-09-21 自動車の後部構造 Pending JPH0577644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26997091A JPH0577644A (ja) 1991-09-21 1991-09-21 自動車の後部構造

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JP26997091A JPH0577644A (ja) 1991-09-21 1991-09-21 自動車の後部構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0577644A true JPH0577644A (ja) 1993-03-30

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ID=17479767

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26997091A Pending JPH0577644A (ja) 1991-09-21 1991-09-21 自動車の後部構造

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JP (1) JPH0577644A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6048549A (en) * 1997-12-19 2000-04-11 Johnson & Johnson Consumer Companies, Inc. Powder compositions
US6649179B2 (en) 1999-12-24 2003-11-18 Shiseido Co., Ltd. Method for improving morbid dermatitis by inhibiting activity of a plasminogen activator in the skin
KR100587943B1 (ko) * 2005-04-18 2006-06-08 현대자동차주식회사 차량용 선루프 구동모터 장착구조

Cited By (5)

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