JPS5915737Y2 - 後方視界用小窓をそなえた車体構造 - Google Patents
後方視界用小窓をそなえた車体構造Info
- Publication number
- JPS5915737Y2 JPS5915737Y2 JP11336878U JP11336878U JPS5915737Y2 JP S5915737 Y2 JPS5915737 Y2 JP S5915737Y2 JP 11336878 U JP11336878 U JP 11336878U JP 11336878 U JP11336878 U JP 11336878U JP S5915737 Y2 JPS5915737 Y2 JP S5915737Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- small window
- vehicle body
- visibility
- body structure
- license plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、後方の視界を十分に得るための小窓をそなえ
た車体構造に関し、特に車室内の運転席から車体の後部
パネルに設けられた小窓を通じて後方視界を得るのに用
いて好適の車体構造に関する。
た車体構造に関し、特に車室内の運転席から車体の後部
パネルに設けられた小窓を通じて後方視界を得るのに用
いて好適の車体構造に関する。
従来、クーペ型車両等では、後進の場合、ハツチウィン
ドウを通じて得られる視界だけでは、十分な後方視界が
得られず、後進の際の安全性を確保できないという問題
点がある。
ドウを通じて得られる視界だけでは、十分な後方視界が
得られず、後進の際の安全性を確保できないという問題
点がある。
そこで車体の後部パネルに後方視界用小窓をあけること
が考えられるが、単に小窓を形成するだけでは、この部
分にライセンスプレートが設けられるため設計上不具合
をきたすという問題点がある。
が考えられるが、単に小窓を形成するだけでは、この部
分にライセンスプレートが設けられるため設計上不具合
をきたすという問題点がある。
ところで、後方視界を十分に必要とするのは後進時だけ
であり、常時は上記小窓を通じての視界を必要としない
という実情もある。
であり、常時は上記小窓を通じての視界を必要としない
という実情もある。
本考案は、このような観点から、常時は上記小窓をライ
センスプレートで覆い、後方視界を十分に必要とすると
きには上記小窓を通じて視界が得られるようにすること
により、車体後部パネルにおける後方視界用小窓の形成
とライセンスプレートの取付けとの両立をはかった車体
構造を提供することを目的とする。
センスプレートで覆い、後方視界を十分に必要とすると
きには上記小窓を通じて視界が得られるようにすること
により、車体後部パネルにおける後方視界用小窓の形成
とライセンスプレートの取付けとの両立をはかった車体
構造を提供することを目的とする。
このため、本考案の車体構造は、車体の後部パネルに小
窓をそなえるとともに、この小窓を遮蔽しうるように取
付けられた可動式ライセンスプレートをそなえ、上記小
窓を通して後方視界を得る際に車室内で上記ライセンス
プレートを駆動しうる遠隔操作機構が設けられたことを
特徴としている。
窓をそなえるとともに、この小窓を遮蔽しうるように取
付けられた可動式ライセンスプレートをそなえ、上記小
窓を通して後方視界を得る際に車室内で上記ライセンス
プレートを駆動しうる遠隔操作機構が設けられたことを
特徴としている。
以下、図面により本考案の一実施例としての後方視界用
小窓をそなえた車体構造について説明すると、第1図は
本構造を有する自動車を示す模式図、第2図は第1図の
II部を拡大して示す断面図である。
小窓をそなえた車体構造について説明すると、第1図は
本構造を有する自動車を示す模式図、第2図は第1図の
II部を拡大して示す断面図である。
第1図に示すように、運転席1からリヤウィンドウWの
下方における車体後部パネル2の内面を直視できるよう
な自動車において、第2図に示すごとく、その後部パネ
ル2に小窓3が形成されている。
下方における車体後部パネル2の内面を直視できるよう
な自動車において、第2図に示すごとく、その後部パネ
ル2に小窓3が形成されている。
そして、この小窓3の上縁部には、可動式ライセンスプ
レート(ナンバープレート)4が、水平なピン5を介し
回動可能に、その上縁付近を取付けられており、またこ
のピン5にはライセンスプレート4を図において時計回
りの方向に付勢するスプリング6が装填されていて、こ
れにより通常の状態では、ライセンスプレート4が第2
図に実線で示すように小窓3を遮蔽している。
レート(ナンバープレート)4が、水平なピン5を介し
回動可能に、その上縁付近を取付けられており、またこ
のピン5にはライセンスプレート4を図において時計回
りの方向に付勢するスプリング6が装填されていて、こ
れにより通常の状態では、ライセンスプレート4が第2
図に実線で示すように小窓3を遮蔽している。
また、ライセンスプレート4の上縁には、遠隔操作機構
を構成するワイヤー7の一端7aが取付けられており、
その他端は後部パネル2内の空間および車体構成パネル
内の空間を通って運転席1付近の操作用ノブ(図示せず
)に取付けられている。
を構成するワイヤー7の一端7aが取付けられており、
その他端は後部パネル2内の空間および車体構成パネル
内の空間を通って運転席1付近の操作用ノブ(図示せず
)に取付けられている。
したがって、乗員8が運転席1に座ったまま、上記操作
用ノブを引っ張ると、ワイヤ7も引っ張られ、第2図に
鎖線で示すごとく、ライセンスプレート4が反時計回り
に駆動されて、小窓3が遮蔽状態から開放され、これに
より乗員8は、第1図に、示すごとく小窓3を通して後
方視界を得ることが可能となるのであり、このようにし
て後進時における安全性が大幅に向上するようになる。
用ノブを引っ張ると、ワイヤ7も引っ張られ、第2図に
鎖線で示すごとく、ライセンスプレート4が反時計回り
に駆動されて、小窓3が遮蔽状態から開放され、これに
より乗員8は、第1図に、示すごとく小窓3を通して後
方視界を得ることが可能となるのであり、このようにし
て後進時における安全性が大幅に向上するようになる。
なお、小窓3には、第2図に示すように透明なガラス板
9が嵌め込まれており、遠隔操作により、ライセンスプ
レート4を駆動して小窓3の遮蔽状態を開放したときに
、外部から風雨や塵埃が車室内へ侵入しないようになっ
ている。
9が嵌め込まれており、遠隔操作により、ライセンスプ
レート4を駆動して小窓3の遮蔽状態を開放したときに
、外部から風雨や塵埃が車室内へ侵入しないようになっ
ている。
また小窓3の下縁には、ライセンスプレー1・4の下縁
部が当接しうるストッパ10が取付けられている。
部が当接しうるストッパ10が取付けられている。
前述の実施例のごとく遠隔操作機構を、ワイヤ7により
構成する代わりに、ライセンスプレート4を駆動する小
型モータと、運転席1の近傍に設けられてこのモータの
オンオフ制御を行なうスイッチとで構成してもよい。
構成する代わりに、ライセンスプレート4を駆動する小
型モータと、運転席1の近傍に設けられてこのモータの
オンオフ制御を行なうスイッチとで構成してもよい。
また、運転席1の近傍に遠隔操作機構の操作用ノブやス
イッチを設けるほか、これらを更に他の乗員席の近傍に
設けるようにしてもよい。
イッチを設けるほか、これらを更に他の乗員席の近傍に
設けるようにしてもよい。
以上詳述したように、本考案の後方視界用小窓3をそな
えた車体構造によれば、常時は小窓3を覆うようにして
ライセンスプレート4を支障なく取付けることができ、
また後退時などには車室内からの遠隔操作によりライセ
ンスプレート4を駆動して小窓3の遮蔽状態を開放する
ことにより、十分な後方視界、特に後方下視界を得るこ
とが可能となって、安全性の大幅な向上がもたらされる
のである。
えた車体構造によれば、常時は小窓3を覆うようにして
ライセンスプレート4を支障なく取付けることができ、
また後退時などには車室内からの遠隔操作によりライセ
ンスプレート4を駆動して小窓3の遮蔽状態を開放する
ことにより、十分な後方視界、特に後方下視界を得るこ
とが可能となって、安全性の大幅な向上がもたらされる
のである。
図は本考案の一実施例としての後方視界用小窓をそなえ
た車体構造を示すもので、第1図は本構造を有する自動
車を示す模式図、第2図は第1図のII部を拡大して示
す断面図である。 1・・・・・・運転席、2・・・・・・後部パネル、3
・・・・・・後方視界用小窓、4・・・・・・可動式ラ
イセンスプレート、5・・・・・・ピン、6・・・・・
・スプリング、7・・・・・・遠隔操作機構を構成する
ワイヤ、7a・・・・・・ワイヤの一端、8・・・・・
・乗員、9・・・・・・ガラス板、10・・・・・・ス
l−ツバW・・・・・・リヤウィンドウ。
た車体構造を示すもので、第1図は本構造を有する自動
車を示す模式図、第2図は第1図のII部を拡大して示
す断面図である。 1・・・・・・運転席、2・・・・・・後部パネル、3
・・・・・・後方視界用小窓、4・・・・・・可動式ラ
イセンスプレート、5・・・・・・ピン、6・・・・・
・スプリング、7・・・・・・遠隔操作機構を構成する
ワイヤ、7a・・・・・・ワイヤの一端、8・・・・・
・乗員、9・・・・・・ガラス板、10・・・・・・ス
l−ツバW・・・・・・リヤウィンドウ。
Claims (1)
- 車体の後部パネルに小窓をそなえるとともに、この小窓
を遮蔽しうるように取付けられた可動式ライセンスプレ
ートをそなえ、上記小窓を通して後方視界を得る際に車
室内で上記ライセンスプレートを駆動しうる遠隔操作機
構が設けられたことを特徴とする、後方視界用小窓をそ
なえた車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11336878U JPS5915737Y2 (ja) | 1978-08-18 | 1978-08-18 | 後方視界用小窓をそなえた車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11336878U JPS5915737Y2 (ja) | 1978-08-18 | 1978-08-18 | 後方視界用小窓をそなえた車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5531720U JPS5531720U (ja) | 1980-02-29 |
JPS5915737Y2 true JPS5915737Y2 (ja) | 1984-05-09 |
Family
ID=29063115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11336878U Expired JPS5915737Y2 (ja) | 1978-08-18 | 1978-08-18 | 後方視界用小窓をそなえた車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915737Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5817277U (ja) * | 1981-07-27 | 1983-02-02 | マツダ株式会社 | 自動車の車体後部構造 |
-
1978
- 1978-08-18 JP JP11336878U patent/JPS5915737Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5531720U (ja) | 1980-02-29 |
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