JP4717996B2 - 容器及びそれに用いるプラグ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、半導体高純度薬品や一般化学薬品などの液体が貯留される容器及びそれに用いるプラグに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、半導体高純度薬品や一般化学薬品は、これら薬品に充分耐え得る容器内に貯留されている。
従来より、図16に示すように、この容器1には、二つの開口部1aが形成されており、これら開口部1aには、それぞれ図示しないプラグ部を有するプラグ2が取り付けられている。これらプラグ2は、開口部1aを塞ぐ蓋の機能も有しており、一方が液体流路接続用プラグ2aとされ、他方がガス流路接続用プラグ2bとされており、一方の液体流路接続用プラグ2aには、容器1の底部近傍まで延びたサイフォン管3が接続されている。
【0003】
また、この種の容器1には、その開口部1aに取り付けられたそれぞれのプラグ2のプラグ部にキャップが装着され、このキャップによってプラグ部に形成された貫通孔が閉鎖された状態とされており、この状態にて、搬送あるいは保管されるようになっている。
【0004】
そして、この容器1に貯留された液体を引き出すには、まず、容器1の開口部1aに設けられたプラグ2のプラグ部に装着されたキャップを取り外した後、これらプラグ2のプラグ部にホース4が接続されたソケット5を連結させ、ポンプPによって容器1内の液体をサイフォン管3を介してホース4へ引き出していた。
【0005】
なお、このとき、容器1内が負圧とならないように、他方側のプラグ2bのプラグ部に連結したホース4から不活性ガスを送り込んでいた。
また、容器1内の液体が全て送り出されて空となったことは、液体の引き出し側においてガスの流出の有無を検知することにより行っていた。そして、ガスの流出を検知した際に、容器1内が空であると判断し、この空の容器1を液体が貯留された新たな容器1に交換していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、容器1内の液体は、時間の経過に伴って気化する場合があり、使用時に内圧が高くなっている恐れがある。このことは、容器1内の液体が揮発性の液体である場合に顕著に生じる。
したがって、このように内圧が高い状態にて、液体流路接続用プラグ2aのプラグ部のキャップを取り外すと、容器1の内圧によってサイフォン管3を伝ってプラグ部の貫通孔から液体が漏れ出す恐れがあった。
【0007】
このため、サイフォン管3が設けられた一方のプラグ2aには、液体流路接続用であることの表示が施され、また、サイフォン管3のない他方のプラグ2bには、ガス流路接続用であることの表示が施されており、使用者は、これらプラグ2a、2bの表示を確認し、ガス流路接続用プラグ2bのプラグ部に装着されたキャップから取り外して容器1の内圧を低下させてから液体流路接続用プラグ2aのプラグ部に装着されたキャップを取り外していた。
しかしながら、上記の容器1にあっては、プラグ2a、2bの表示だけに基づいてキャップの取り外しを順番に行わなければならず、安全性の向上が望まれていた。
【0008】
この発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、使用時に内圧によって液体が流出するようなことがない、極めて安全性の高い容器及びそれに用いるプラグを提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の容器に用いるプラグは、液体が貯留される容器の開口部に取り付けられ、ホースが接続されたソケットが連結可能なプラグであって、前記開口部へ液密的に固定される蓋本体と、該蓋本体に設けられ、前記ソケットが連結可能なプラグ部と、前記蓋本体の下部から下方へ延在されたサイフォン管とを有し、前記プラグ部には、前記サイフォン管と連通する貫通孔と、前記蓋本体の底面と外部との間を連通するガス抜き流路とが形成され、これら貫通孔及びガス抜き流路は、前記プラグ部に装着されるキャップによってそれぞれ閉鎖されてなり、該キャップを取り外す際に、前記貫通孔よりも先に前記ガス抜き流路が開口されることを特徴としている。
【0025】
すなわち、キャップを取り外してプラグ部の貫通孔を開口させる際に、プラグ部に形成されたガス抜き流路が貫通孔よりも先に開口されて容器内が外部と連通されるので、容器の内圧が高まっていたとしても差圧が無くされて、サイフォン管を通して貫通孔から液体が流出するような不具合をさらに確実に防止することができる。
【0026】
さらに、請求項1記載の容器に用いるプラグは、前記プラグ部が、中心に前記貫通孔が形成された円筒状に形成され、前記ガス抜き流路は、前記プラグ部の外周面に開口され、前記キャップは、前記プラグ部を覆う有底円筒状に形成され、その内周面には、前記プラグ部との間をシールするシール材が設けられ、前記キャップを取り外すべく、前記プラグ部に装着された前記キャップを前記プラグ部の先端部方向へ移動させた際に、前記シール材が前記ガス抜き流路の開口部よりも前記プラグ部の先端側へ移動することにより、前記貫通孔よりも前記ガス抜き流路が先に開口されることを特徴としている。
【0027】
つまり、キャップを取り外すべく、キャップをプラグ部の先端部方向へ移動させた際に、キャップの内周面に設けられたシール材がガス抜き流路の開口部よりもプラグ部の先端部側へ移動して、貫通孔よりも先にガス抜き流路が開口されるので、容器の内外の差圧がなくされ、サイフォン管を通して貫通孔から液体が流出するような不具合を確実に防止することができる。
【0028】
請求項2記載の容器に用いるプラグは、請求項1記載の容器に用いるプラグにおいて、前記プラグ部に、その外周面におねじが形成され、前記キャップには、その内周面に、前記プラグ部のおねじに螺合可能なめねじが形成され、該めねじを前記おねじへ螺合させることにより、前記キャップが前記プラグ部に装着されることを特徴としている。
【0029】
このように、プラグ部へねじ込まれて装着されたキャップを緩めて取り外す際に、キャップの内周面に設けられたシール材がガス抜き流路の開口部よりもプラグ部の先端部側へ移動して、貫通孔よりも先にガス抜き流路が開口されるので、容器の内外の差圧がなくされ、サイフォン管を通して貫通孔から液体が流出するような不具合を確実に防止することができる。また、キャップをプラグ部に被せてねじ込むことにより、極めて容易に、キャップをプラグ部に装着して、その貫通孔及びガス抜き流路を閉鎖させて、容器の運搬・保管を行うことができる。
また、請求項3記載の容器は、請求項1または2に記載のプラグを有する容器であって、開口部を有し、前記開口部に前記プラグが取り付けられ、前記プラグにホースが接続されたソケットが連結されて液体の引き出し、ガスの送り込みが行われる容器である。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の容器及びそれに用いるプラグを図面を参照して説明する。
(第1実施形態例)
図1において、符号10は、容器である。この容器10には、二つの開口部10aが形成されており、これら開口部10aには、それぞれ合成樹脂によって一体成形された液体流路接続用プラグ11及びガス流路接続用プラグ12が取り付けられている。そして、これら液体流路接続用プラグ11及びガス流路接続用プラグ12は、それぞれ容器10の開口部10aを塞ぐ蓋の機能も有している。
【0031】
次に、これら液体流路接続用プラグ11及びガス流路接続用プラグ12についてそれぞれ説明する。
図2に示すように、液体流路接続用プラグ11は、容器10の開口部10aにねじ込まれて取り付けられる蓋本体14と、この蓋本体14に形成された凹部15の中心に突設されたプラグ部16と、蓋本体14の下部に設けられたサイフォン管17とを有している。
【0032】
プラグ部16は、中心に貫通孔16aを有する円筒状に形成されており、蓋本体14に一体成型されている。このプラグ部16には、その外周面に、円周方向へわたって形成された環状の係止溝18が形成されており、この係止溝18には、プラグ部16へソケット5を接続した際に、後述する施錠ボール79が係合するようになっている。また、この係止溝18の先端側は、周方向へわたって形成され、後述する施錠ボール79を押し込む係止突条19とされている。
【0033】
また、サイフォン管17は、中心に流路17aを有する長尺筒状に形成されたもので、プラグ部16と同様に、蓋本体14の下端部に一体成型されている。
そして、このサイフォン管17の流路17aとプラグ部16の貫通孔16aとが互いに連通されている。
このサイフォン管17は、蓋本体14を容器1の開口部1aにねじ込んで固定した際に、下端部が容器10の底部近傍に配置される長さに形成されている。
なお、このサイフォン管17は、蓋本体14と別個に成形し、蓋本体14に溶着させても良い。
【0034】
蓋本体14には、その上端部における外周側に、容器10の開口部10aに形成されためねじ部1bに螺合可能なおねじ部14aを有しており、このおねじ部14aを開口部10aのめねじ部10bへねじ込むことにより、容器10の開口部10aに固定されるようになっている。また、蓋本体14には、おねじ部14aの下方側にOリング14bが設けられており、蓋本体14を開口部10aに固定した際に、これら開口部10aと蓋本体14との間がOリング14bによってシールされるようになっている。
【0035】
また、プラグ部16の根本近傍における外周面にはおねじ21が形成されており、このおねじ21には、有底円筒状に形成された液体側キャップ22の開口端部側における内面に形成されためねじ23が螺合されるようになっている。
【0036】
この液体側キャップ22は、その内周面に、Oリング(シール材)24が設けられたもので、この液体側キャップ22をプラグ部16に被せ、めねじ23をプラグ部16のおねじ21にねじ込むことにより、この液体側キャップ22がプラグ部16に取り付けられ、内周面に設けられたOリング24がプラグ部16の外周面に密着し、プラグ部16が完全に封鎖されるようになっている。
また、この液体側キャップ22には、図3及び図4に示すように、その端面に、十字状の係合溝部(係合手段)25が形成されている。
【0037】
図5に示すように、ガス流路接続用プラグ12は、前述した液体流路接続用プラグ11と略同一構造とされており、この液体流路接続用プラグ11と同一構造部分は、同一符号を付して説明を省略する。
このガス流路接続用プラグ12には、サイフォン管17が設けられておらず、また、プラグ部16の端部には、複数の孔部31が形成されている。
【0038】
そして、このガス流路接続用プラグ12のプラグ部16にも、その根本近傍における外周面におねじ21が形成されており、このおねじ21には、有底円筒状に形成されたガス側キャップ32の開口端部側における内面に形成されためねじ33が螺合されるようになっている。
【0039】
このガス側キャップ32は、その底面に、Oリング34が設けられたもので、このガス側キャップ32をプラグ部16に被せ、めねじ33をプラグ部16のおねじ21にねじ込むことにより、このガス側キャップ32がプラグ部16に取り付けられ、底面に設けられたOリング34がプラグ部16の端面に当接し、プラグ部16が完全に封鎖されるようになっている。
また、このガス側キャップ32には、図6及び図7に示すように、その端面に、十字状の係合突部(係合手段)35が形成され、また、周方向へ間隔をあけて複数の係合穴部(係合手段)36が形成されている。
【0040】
そして、上記のような構造の液体流路接続用プラグ11及びガス流路接続用プラグ12が開口部10aに取り付けられた容器10に貯留された液体を引き出すには、ガス流路接続用プラグ12のプラグ部16に装着されたガス側キャップ32を取り外してガス流路接続用プラグ12のプラグ部16の孔部31を開口させて容器10の内外の差圧をなくし、その後、液体流路接続用プラグ11のプラグ部16に装着された液体側キャップ22を取り外し、それぞれのプラグ部16にホース4が接続されたソケット5を連結させる。
【0041】
次に、上記構造の容器10において、それぞれの開口部10aに取り付けられた液体流路接続用プラグ11及びガス流路接続用プラグ12のプラグ部16にホース4が接続されたソケット5を連結して容器10内の液体を引き出す場合について詳細に説明する。
【0042】
(ガス側キャップの取り外し)
まず、ガス流路接続用プラグ12のプラグ部16に装着されたガス側キャップ32を取り外す。
このガス側キャップ32を取り外すには、図8及び図9に示す取り外し治具41を用いる。
【0043】
この取り外し治具41は、円柱状に形成された治具本体42と、この治具本体42の端面に設けられた複数の係合ピン43とから構成されたもので、治具本体42には、その周面が微細なノコ歯形状、いわゆるローレット形状に形成されている。
この治具本体42には、その端面に周方向へ間隔をあけて4つのネジ孔44が形成されており、このネジ孔44に、前記係合ピン43に形成されたネジ部43aがねじ込まれて固定されている。
【0044】
そして、この取り外し治具41を用いてガス側キャップ32を取り外すには、この取り外し治具41の治具本体42を把持した状態にて、図10に示すように、係合ピン43を、ガス側キャップ32の端面に形成された係合穴部36へ嵌合させてねじを緩める方向へ回す。
【0045】
このようにすると、プラグ部16のおねじ21にねじ込まれていたガス側キャップ32が緩められて取り外される。
そして、このガス側キャップ32を緩めて取り外すと、ガス流路接続用プラグ12のプラグ部16の貫通孔16aを介して容器10内が外部と連通される。
これにより、容器10内の液体が気化することにより内圧が高くなっていたとしても、ガス側キャップ32を取り外すことにより、容器10内のガスが外部へ流出し、容器10の内外における差圧がなくされる。
【0046】
(液体側キャップの取り外し)
次に、液体流路接続用プラグ11のプラグ部16に装着された液体側キャップ22を取り外す。
この液体側キャップ22を取り外すには、既に取り外したガス側キャップ32を用いる。つまり、このガス側キャップ32を把持した状態にて、図11に示すように、ガス側キャップ32の端面に形成された係合突部35を、液体側キャップ22の端面に形成された係合溝部25に嵌合させてねじを緩める方向へ回す。
【0047】
このようにすると、プラグ部16のおねじ21にねじ込まれていた液体側キャップ22が緩められて取り外される。
このとき、容器10内は、ガス流路接続用プラグ12のガス側キャップ32が既に取り外されて内外の差圧がなくされているので、サイフォン管17を通して容器10内の液体がプラグ部16の貫通孔16aから流出することはない。
【0048】
上記のような手順を行うことにより、極めて安全に、ガス流路接続用プラグ12及び液体流路接続用プラグ11からガス側キャップ32及び液体側キャップ22を取り外して、ホース4が接続されたソケット5を連結し、容器10内の液体の引き出しを行うことができる。
【0049】
ここで、プラグ部16とソケット5との連結構造について、液体流路接続用プラグ11を例にとって説明する。
図12に示すように、ソケット5は、内部にバルブ孔52が形成された主筒体51を有している。この主筒体51のバルブ孔52には、後端部にストッパ53が固定されており、このストッパ53には、その中心に形成されためねじ部54に、棒状に形成されたバルブ部材55の端部のおねじ部56がねじ込まれて固定されている。
【0050】
このバルブ部材55は、先端部近傍にくびれ部55aが形成され、さらにこのくびれ部55aよりも先端側に、大径のバルブ55bが形成されている。また、このバルブ55bには、くびれ部55a側に段部55cが形成されている。
【0051】
また、バルブ孔52には、ベローズ部材57が設けられている。このベローズ部材57は、中間部に断面波形に形成されたベローズ部58を有する円筒状に形成されたもので、ベローズ部58にて軸方向へ伸縮可能とされている。そして、このベローズ部材57は、その後端部が、ストッパ53の外周面と主筒体51の内周面との間にて挟持されて固定されている。また、このベローズ部材57には、その先端側に弁座部59が形成されている。この弁座部59は、中心に孔部61を有しており、この孔部61の先端側が大径に形成され、この部分が段部62とされている。
【0052】
また、ストッパ53とベローズ部材57の弁座部59との間には、スプリング63が設けられており、このスプリング63によってベローズ部材57の弁座部59が常に先端側へ付勢され、これにより、バルブ部材55のバルブ55bが弁座部59の孔部61に嵌合し、これらバルブ55bと弁座部59との間が閉鎖されるようになっている。
また、前記ストッパ53には、周方向へ沿って複数の流路64が形成されており、これら流路64によってホース4側とベローズ部材57内とが連通されている。
なお、弁座部59の先端面には、周方向へわたってOリング65が設けられている。
【0053】
また、主筒体51の先端部側には、凹部71が形成されており、この凹部71に、プラグ部16が嵌合されるようになっている。また、主筒体51の外周には、スリーブ72が摺動可能に設けられており、主筒体51の先端部に設けられたストップリング73によって主筒体51の先端部からのスリーブ72の脱落が防止されている。
このスリーブ72には、その先端部近傍における内面側に突起部74が形成されており、この突起部74と主筒体51の外周面に形成された段部75との間には、付勢リング76及びスプリング77が設けられている。そして、このスプリング77によってスリーブ72が、主筒体51の先端部方向へ常に付勢されている。
【0054】
また、主筒体51の先端部近傍には、円周方向へ間隔をあけてすり鉢状の長孔からなる孔部78が形成されており、この孔部78には、施錠ボール79が設けられている。
そして、スリーブ72を主筒体51の後端部方向へ移動させた状態にて、施錠ボール79が主筒体51の凹部71の内面側へ出没可能とされ、スリーブ72がスプリング77の付勢力によって先端部側へ移動された際に、スリーブ72の突起部74によって施錠ボール79が内面側に押圧されて、その一部が凹部71から突出された状態に維持されるようになっている。
【0055】
そして、上記構造のソケット5を、プラグ部16へ押し込むことにより、図13に示すように、プラグ部16へソケット5がワンタッチにて接続される。
【0056】
ここで、この接続の仕方について説明する。
プラグ部16へソケット5を押し込むと、まず、ソケット5の施錠ボール79がプラグ部16の係止突条19に当接し、さらにソケット5を押し込むと、係止突条19によって施錠ボール79が外周側へ押し出される。これにより、施錠ボール79の外周側に設けられた付勢リング76が、スプリング77の付勢力に抗してソケット5の後端側へ移動され、これにより、施錠ボール79が付勢リング76とスリーブ72の突起部74との間に形成された隙間へ入り込む。
【0057】
さらにソケット5をプラグ部16へ押し込み、施錠ボール79が係止突条19を越えると、付勢リング76を介してスプリング77によって凹部71の内面側へ付勢されている施錠ボール79が凹部71の内面側へ押し出されて係止溝18へ入り込み、また、付勢リング76がソケット5の先端側へ移動されて突起部74に当接され、隙間が閉ざされる。
【0058】
この状態にて、ソケット5がプラグ部16に接続された状態となり、ソケット5に、プラグ部16から引き抜く力が作用したとしても、施錠ボール79の外周側への移動がスリーブ72の突起部74によって規制され、これにより、これらソケット5とプラグ部16との確実なロック状態が確保される。
【0059】
そして、このように、ソケット5をプラグ部16へ接続させると、プラグ部16の先端部に、ソケット5のベローズ部材57の弁座部59が当接し、これにより、この弁座部59がスプリング63の付勢力に抗してソケット5の後端部側へ押し込まれてベローズ部58が収縮され、また、ソケット5のバルブ部材55のバルブ55bがプラグ部16の貫通孔16a内に挿入された状態となる。
【0060】
これにより、ベローズ部材57の弁座部59とバルブ部材55のバルブ55bとが離間し、これらの間に流路が形成され、ソケット5に接続されたホース4とサイフォン管17の流路17aとが互いに連通した状態とされる。
なお、ガス流路接続用プラグ12のプラグ部16には、容器10内へ不活性ガスを供給するホース4が接続されたソケット5を連結する。
【0061】
そして、上記のようにして、液体流路接続用プラグ11及びガス流路接続用プラグ12のプラグ部16へソケット5を接続した後に、ポンプPを作動させることにより、容器10内の液体がサイフォン管17の下端部から吸い上げられ、液体流路接続用プラグ11及びソケット5内を通過し、ホース4へ送り出されるようになっている。
なお、このとき、他方側の開口部10aのガス流路接続用プラグ12に接続されたソケット5のホース4からは不活性ガスが送り込まれて容器10内に充填され、容器10内が負圧にならないようにされる。
【0062】
なお、プラグ部16からソケット5を外す場合は、ソケット5のスリーブ72を後端部側へ引き寄せる。このようにすると、スリーブ72の突起部74が付勢リング76を引き上げながらソケット5の後端部へ移動され、これにより、突起部74の先端部側に、この突起部74とストップリング73との間に隙間が形成される。
そして、この状態にてソケット5をプラグ部16から引き抜くと、施錠ボール79が係止突条19によって突起部74とストップリング73との隙間へ入り込むことにより外周側へ移動され、ソケット5のプラグ部16からの引き抜きが可能となる。
【0063】
そして、このようにスリーブ72を後端部側へ引き寄せてロックを解除した状態にてソケット5をプラグ部16から引き抜くと、ソケット5のベローズ部材57の弁座部59がスプリング63によって先端側へ付勢され、これにより、この弁座部59の孔部61にバルブ部材55のバルブ55bが嵌合し、これら弁座部59とバルブ55bとの間に形成されていた流路が閉鎖される。
つまり、ソケット5のスリーブ72を後端部側へ引き寄せつつソケット5をプラグ部16から引き抜くことにより、極めて容易に、プラグ部16からソケット5を外して接続を解除させることができる。
【0064】
以上、説明したように、上記第1実施形態例の容器10によれば、開口部10aに取り付けられた液体流路接続用プラグ11及びガス流路接続用プラグ12のそれぞれのプラグ部16の貫通孔16aを閉鎖する液体側キャップ22及びガス側キャップ32を取り外して、容器10内の液体の引き出しを行う際に、液体側キャップ22は、ガス流路接続用プラグ12のプラグ部16から取り外したガス側キャップ32によって取り外しが可能とされているので、容器10内の液体を引き出すために、各キャップ22、32を取り外す際に、液体側キャップ22は、必ず、ガス側キャップ32の取り外し後となり、これにより、例え容器10内の液体が気化することにより内圧が高くなっていたとしても、液体側キャップ22の取り外し時には、容器10内は、ガス流路接続用プラグ12のガス側キャップ32が既に取り外されて内外の差圧が無くされているので、サイフォン管17を通して容器10内の液体がプラグ部16の貫通孔16aから流出するような不具合を確実になくすことができる。
【0065】
つまり、このような取り外し手順を行うことにより、極めて安全に、ガス流路接続用プラグ12及び液体流路接続用プラグ11からガス側キャップ32及び液体側キャップ22を取り外して、ホース4が接続されたソケット5を連結し、容器10内の液体の引き出しを行うことができる。
【0066】
また、ガス流路接続用プラグ12のプラグ部16に装着されたガス側キャップ32を取り外す際に、専用の取り外し治具41を用いるので、液体側キャップ22は勿論のこと、ガス側キャップ32の開閉を確実に管理することができ、安全性をさらに高めることができる。
【0067】
しかも、円筒状に形成されたプラグ部16へ有底円筒状に形成された液体側キャップ22及びガス側キャップ32をそれぞれ被せて装着することにより、運搬・保管時に、容器10のプラグ部16の貫通孔16aを確実にかつ容易にシールすることができる。
また、プラグ部16に対して液体側キャップ22及びガス側キャップ32をそれぞれねじることにより、極めて容易に、プラグ部16への液体側キャップ22及びガス側キャップ32の着脱を行うことができる。
【0068】
しかも、取り外し治具41の係合ピン43をガス側キャップ32の係合穴部36へ嵌合させて捻ることにより、極めて容易に、取り外し治具41によってガス側キャップ32を緩めて取り外すことができ、また、ガス側キャップ32の係合突部35を液体側キャップ22の係合溝部25へ嵌合させて捻ることにより、極めて容易に、ガス側キャップ32によって液体側キャップ22を緩めて取り外すことができる。
【0069】
つまり、取り外し治具41とガス側キャップ32及びガス側キャップ32と液体側キャップ22との間が凹凸嵌合によって互いに係合する構造とされているので、液体側キャップ22及びガス側キャップ32の取り外し作業を容易に行うことができる。
【0070】
(第2実施形態例)
次に、第2実施形態例について説明する。
なお、前述した第1実施形態例と同一構造部分には、同一符号を付して説明を省略する。
【0071】
図14に示すように、この実施形態例では、液体流路接続用プラグ(プラグ)11に、プラグ部16の上端近傍における周面と蓋本体14の底面とに連通する複数のガス抜き流路81が、周方向へ間隔をあけて形成されている。
また、この液体流路接続用プラグ11のプラグ部16に装着される液体側キャップ(キャップ)22には、めねじ23とOリング24との間に、複数のガス抜き孔82が形成されている。
なお、プラグ部16に形成されたガス抜き流路81のプラグ部16の周面における開口部81aは、このプラグ部16に液体側キャップ22を装着した状態にて、Oリング24よりも液体側キャップ22の底部側に配置する位置に形成されている。
【0072】
そして、上記構造によれば、プラグ部16に装着された液体側キャップ22を取り外すべくこの液体側キャップ22を緩める際に、液体側キャップ22のOリング24がガス抜き流路81の開口部81aを越えてプラグ部16の上端側へ移動すると、プラグ部16のガス抜き流路81及び液体側キャップ22のガス抜き孔82を介して、容器10の内部と外部とが連通される。
これにより、容器10内の液体が気化することにより内圧が高くなっていたとしても、容器10内のガスがガス抜き流路81及びガス抜き孔82を介して外部へ流出し、容器10の内外における差圧がなくされる。
【0073】
したがって、この液体側キャップ22をさらに緩めて完全に取り外しても、容器10内は、既に内外の差圧がなくされているので、サイフォン管17を通して容器10内の液体がプラグ部16の貫通孔16aから流出することはない。
【0074】
このように、上記液体流路接続用プラグ11によれば、プラグ部16へねじ込まれて装着された液体側キャップ22を緩めて取り外す際に、液体側キャップ22の内周面に設けられたOリング24がガス抜き流路81の開口部81aよりもプラグ部16の先端部側へ移動して、貫通孔16aよりも先にガス抜き流路81が開口されるので、容器10の内圧が高まっていたとしても、容器10の内外の差圧がなくされ、サイフォン管17を通して貫通孔16aから液体が流出するような不具合を確実に防止することができる。
また、液体側キャップ22をプラグ部16に被せてねじ込むことにより、極めて容易に、液体側キャップ22をプラグ部16に装着して、その貫通孔16a及びガス抜き流路81を閉鎖させて、容器10の運搬・保管を良好に行うことができる。
【0075】
なお、上記の第2の実施の形態例の液体流路接続用プラグ22の構造は、第1の実施の形態例の容器10に組み合わせて用いることもできる。
そして、このように、組み合わせることにより、液体側キャップ22の取り外し時に、万一容器10の内圧が高まっていたとしても、液体側キャップ22を取り外す際に、プラグ部16の貫通孔16aよりも先に、プラグ部16に形成されたガス抜き流路81の開口部が開口されて容器10内が外部と連通されるので、サイフォン管17を通して貫通孔16aから液体が流出するような不具合をさらに確実に防止することができる。
【0076】
したがって、容器10のガス流路接続用プラグ12のプラグ部16から取り外したガス側キャップ32を用いて他の容器10の液体流路接続用プラグ11のプラグ部16の液体側キャップ22を取り外そうとしたとしても、容器10の内圧によるプラグ部16の貫通孔16aからの液体の流出を確実に防止することができる。
【0077】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の容器及びそれに用いるプラグによれば、下記の効果を得ることができる。
請求項1記載の容器によれば、開口部に取り付けられた液体流路接続用プラグ及びガス流路接続用プラグのそれぞれのプラグ部の貫通孔を閉鎖する液体側キャップ及びガス側キャップを取り外して、容器内の液体の引き出しを行う際に、液体側キャップは、ガス流路接続用プラグのプラグ部から取り外したガス側キャップによって取り外しが可能とされているので、容器内の液体を引き出すために、各キャップを取り外す際に、液体側キャップは、必ず、ガス側キャップの取り外し後となり、これにより、例え容器内の液体が気化することにより内圧が高くなっていたとしても、液体側キャップの取り外し時には、容器内は、ガス流路接続用プラグのガス側キャップが既に取り外されて内外の差圧が無くされているので、サイフォン管を通して容器内の液体がプラグ部の貫通孔から流出するような不具合を確実になくすことができる。
つまり、このような取り外し手順を行うことにより、極めて安全に、ガス流路接続用プラグ及び液体流路接続用プラグからガス側キャップ及び液体側キャップを取り外して、ホースが接続されたソケットを連結し、容器内の液体の引き出しを行うことができる。
【0078】
請求項2記載の容器によれば、ガス流路接続用プラグのプラグ部に装着されたガス側キャップを取り外す際に、専用の取り外し治具を用いるので、液体側キャップは勿論のこと、ガス側キャップの開閉を確実に管理することができ、安全性をさらに高めることができる。
【0079】
請求項3記載の容器によれば、円筒状に形成されたプラグ部へ有底円筒状に形成された液体側キャップ及びガス側キャップをそれぞれ被せて装着することにより、運搬・保管時に、容器のプラグ部の貫通孔を確実にかつ容易にシールすることができる。
【0080】
請求項4記載の容器によれば、プラグ部に対して液体側キャップ及びガス側キャップをそれぞれねじることにより、極めて容易に、プラグ部への液体側キャップ及びガス側キャップの着脱を行うことができる。
【0081】
請求項5記載の容器によれば、取り外し治具とガス側キャップ及びガス側キャップと液体側キャップとの間が凹凸嵌合によって互いに係合する構造とされているので、液体側キャップ及びガス側キャップの取り外し作業を容易に行うことができる。
【0082】
請求項6記載の容器によれば、取り外し治具の係合ピンをガス側キャップの係合穴部へ嵌合させて捻ることにより、極めて容易に、取り外し治具によってガス側キャップを緩めて取り外すことができ、また、ガス側キャップの係合突部を液体側キャップの係合溝部へ嵌合させて捻ることにより、極めて容易に、ガス側キャップによって液体側キャップを緩めて取り外すことができる。
【0083】
請求項7記載の容器によれば、液体側キャップの取り外し時に、万一容器の内圧が高まっていたとしても、液体側キャップを取り外す際に、プラグ部の貫通孔よりも先に、プラグ部に形成されたガス抜き流路の開口部が開口されて容器内が外部と連通されるので、サイフォン管を通して貫通孔から液体が流出するような不具合をさらに確実に防止することができる。
したがって、容器のガス流路接続用プラグのプラグ部から取り外したガス側キャップを用いて他の容器の液体流路接続用プラグのプラグ部の液体側キャップを取り外そうとしたとしても、容器の内圧によるプラグ部の貫通孔からの液体の流出を確実に防止することができる。
【0084】
請求項8記載の容器に用いられるプラグによれば、キャップを取り外してプラグ部の貫通孔を開口させる際に、プラグ部に形成されたガス抜き流路が貫通孔よりも先に開口されて容器内が外部と連通されるので、容器の内圧が高まっていたとしても差圧が無くされて、サイフォン管を通して貫通孔から液体が流出するような不具合をさらに確実に防止することができる。
【0085】
請求項9記載の容器に用いられるプラグによれば、キャップを取り外すべく、キャップをプラグ部の先端部方向へ移動させた際に、キャップの内周面に設けられたシール材がガス抜き流路の開口部よりもプラグ部の先端部側へ移動して、貫通孔よりも先にガス抜き流路が開口されるので、容器の内外の差圧がなくされ、サイフォン管を通して貫通孔から液体が流出するような不具合を確実に防止することができる。
【0086】
請求項10記載の容器に用いられるプラグによれば、プラグ部へねじ込まれて装着されたキャップを緩めて取り外す際に、キャップの内周面に設けられたシール材がガス抜き流路の開口部よりもプラグ部の先端部側へ移動して、貫通孔よりも先にガス抜き流路が開口されるので、容器の内外の差圧がなくされ、サイフォン管を通して貫通孔から液体が流出するような不具合を確実に防止することができる。
また、キャップをプラグ部に被せてねじ込むことにより、極めて容易に、キャップをプラグ部に装着して、その貫通孔及びガス抜き流路を閉鎖させて、容器の運搬・保管を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態の容器を説明する容器の断面図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態の容器に用いられる液体流路接続用プラグの構成及び構造を説明する液体流路接続用プラグの断面図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態の容器に用いられる液体流路接続用プラグのプラグ部に装着された液体側キャップの形状を説明する液体流路接続用プラグの平面図である。
【図4】 本発明の第1の実施の形態の容器に用いられる液体流路接続用プラグのプラグ部に装着される液体側キャップの形状を説明する液体側キャップの斜視図である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態の容器に用いられるガス流路接続用プラグの構成及び構造を説明するガス流路接続用プラグの断面図である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態の容器に用いられるガス流路接続用プラグのプラグ部に装着されたガス側キャップの形状を説明するガス流路接続用プラグの平面図である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態の容器に用いられるガス流路接続用プラグのプラグ部に装着されるガス側キャップの形状を説明するガス側キャップの斜視図である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態の容器に用いられるガス流路接続用プラグのプラグ部に装着されたガス側キャップを取り外す取り外し治具を説明する取り外し治具の斜視図である。
【図9】 本発明の第1の実施の形態の容器に用いられるガス流路接続用プラグのプラグ部に装着されたガス側キャップを取り外す取り外し治具を説明する取り外し治具の断面図である。
【図10】 本発明の第1の実施の形態の容器のガス流路接続用プラグのプラグ部に装着されたガス側キャップの取り外し方を説明するガス流路接続用プラグの断面図である。
【図11】 本発明の第1の実施の形態の容器の液体流路接続用プラグのプラグ部に装着された液体側キャップの取り外し方を説明する液体流路接続用プラグの断面図である。
【図12】 本発明の第1の実施の形態の容器の液体流路接続用プラグのプラグ部に接続されるソケットの構造を説明するプラグ部及びソケットの断面図である。
【図13】 本発明の第1の実施の形態の容器の液体流路接続用プラグのプラグ部とソケットの接続構造を説明する互いに接続されたプラグ部及びソケットの断面図である。
【図14】 本発明の第2の実施の形態の液体流路接続用プラグの構成及び構造を説明する液体流路接続用プラグの断面図である。
【図15】 本発明の第2の実施の形態の液体流路接続用プラグの機能を説明する液体流路接続用プラグの断面図である。
【図16】 液体が貯留された容器からの液体の引き出し方を説明する容器の断面図である。
【符号の説明】
4 ホース
5 ソケット
10 容器
10a 開口部
11 液体流路接続用プラグ
12 ガス流路接続用プラグ
14 蓋本体
16 プラグ部
16a 貫通孔
17 サイフォン管
21 おねじ
22 液体側キャップ
23、33 めねじ
24 Oリング(シール材)
25 係合溝部(係合手段)
32 ガス側キャップ
35 係合突部(係合手段)
36 係合穴部(係合手段)
41 取り外し治具
42 係合ピン(係合手段)
81 ガス抜き流路

Claims (3)

  1. 液体が貯留される容器の開口部に取り付けられ、ホースが接続されたソケットが連結可能なプラグであって、
    前記開口部へ液密的に固定される蓋本体と、該蓋本体に設けられ、前記ソケットが連結可能なプラグ部と、前記蓋本体の下部から下方へ延在されたサイフォン管とを有し、
    前記プラグ部には、前記サイフォン管と連通する貫通孔と、前記蓋本体の底面と外部との間を連通するガス抜き流路とが形成され、
    これら貫通孔及びガス抜き流路は、前記プラグ部に装着されるキャップによってそれぞれ閉鎖されてなり、
    前記プラグ部は、中心に前記貫通孔が形成された円筒状に形成され、前記ガス抜き流路は、前記プラグ部の外周面に開口され、
    前記キャップは、前記プラグ部を覆う有底円筒状に形成され、その内周面には、前記プラグ部との間をシールするシール材が設けられ、
    前記キャップを取り外すべく、前記プラグ部に装着された前記キャップを前記プラグ部の先端部方向へ移動させた際に、前記シール材が前記ガス抜き流路の開口部よりも前記プラグ部の先端側へ移動することにより、該キャップを取り外す際に、前記貫通孔よりも先に前記ガス抜き流路が開口されることを特徴とする容器に用いるプラグ。
  2. 前記プラグ部には、その外周面におねじが形成され、前記キャップには、その内周面に、前記プラグ部のおねじに螺合可能なめねじが形成され、該めねじを前記おねじへ螺合させることにより、前記キャップが前記プラグ部に装着されることを特徴とする請求項2記載の容器に用いるプラグ
  3. 請求項1または2に記載のプラグを有する容器であって、
    開口部を有し、前記開口部に前記プラグが取り付けられ、前記プラグにホースが接続されたソケットが連結されて液体の引き出し、ガスの送り込みが行われる容器。
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