JP3136356U - 酸素ガス供給器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易型の酸素ガス供給器で、マスクを突起状のノズルへ差し込むタイプにおいて、利用者が所定の位置に正確にマスクを取り付け易くする。
【解決手段】酸素ガス供給器は本体1とマスク2を備える。本体は筒状で互いに離別自在の収容部3とキャップ部4を有する。該収容部はカートリッジ用で、該キャップ部には、該カートリッジの開封兼ガス制御機構及びそれに内蔵された開閉弁の操作具6が配設され、側面に該制御機構に連通するガス供給口が開口する。該マスクは弾性材製の截頭円錐形状で、小径部の端部の内径は該本体の外寸より、該小径部を該本体に嵌合したときに摩擦力で嵌合状態を維持できる程度に、小さく、該小径部はその直径上で相対する切欠部10を備え、該ガス供給口を囲む位置で該本体の外周面に嵌脱自在である。
【選択図】図1

Description

本考案は酸素ガス供給器に関する。
酸素ガス供給器のうち、簡易型のとしては、酸素ガスボンベを使用したものが一般的である。酸素ガスボンベを開封機構に取り付けて開封し、開封機構のガス流出口にマスクを取り付ける。必要に応じ、マスクに鼻や口をあてがい、開閉弁を操作して酸素をボンベから流出口に送り、これを吸引する。本件出願人の先の出願である特開平9−271523号公報にそれが見られる。
特開平9−271523号公報
この刊行物に記載された発明はガスの供給量を多くするためのもので、供給源とマスクが離れた位置にあることを想定している。従って、手元でガスの供給と吸引の双方をなす場合には不適である。また、従来の簡易型の酸素ガス供給器は、マスクを突起状のノズルへ差し込むタイプであり、差し込み形状を作らなければならないため、設計上の制限がある。その上、利用者は所定の位置に正確にマスクを取り付けなければならず、利便性に欠ける。さらに、保管するときにスペースをとり、邪魔である。
本考案に係る酸素ガス供給器は本体とマスクを備えている。該本体は筒状で互いに離別自在の収容部とキャップ部を有している。該収容部は酸素ガスのカートリッジを収容するためのものである。該キャップ部には該カートリッジの開封兼ガス制御機構及び該開封兼ガス制御機構内の開閉弁を操作する操作具が配設される。該キャップ部の側面に該開封兼ガス制御機構に連通するガス供給口が開口している。該マスクは弾性材製の截頭円錐形状で、小径部の端部の内径は該本体の外寸より、該小径部を該本体に嵌合したときに摩擦力で嵌合状態を維持できる程度に、小となっている。該小径部はその直径上で相対する切欠部を備え、該キャップ部の該ガス供給口を囲む位置で該切欠部により
該本体の外周面に密接に嵌脱自在となっている。
不使用時、マスクは本体の供用部からずれた位置に保たれている。即ち、マスクは本体から完全に取り外された状態で、あるいは本体と同一の軸線上で本体に嵌合した状態で、セットして容器に収容され、保管される。
使用の際、キャップ部と収容部を離別させ、キャップ部の開封兼ガス制御機構にカートリッジを取付ける。この取付けによりカートリッジは開栓されてガスが開封兼ガス制御機構内に流出する。ここでこの操作具を操作して弁桿を移動させると、開閉弁が開閉する。この開封兼ガス制御機構のガス流出口は導管を介してキャップ部の側面に開口する酸素ガスの供給口に連通しているので、ガスはこの開口を通って外部へ供給される。
この開封兼ガス制御機構に、通常のように、カートリッジを取付けて開封し、収容部を、このカートリッジを覆って、キャップ部と一体化する。一体化のやり方は特に限定されない。収容部とキャップ部の一方に凸部を設け、他方に凹部を設け、双方の係合により一体化するやり方、螺合方式、ビス止め等、適宜の方法が採用される。この収容部は酸素ガス供給器の使用時にグリップ部として供用される。
マスクは弾性材製の截頭円錐形状で、小径部の端部の内径は該本体の外寸より、該小径部を該本体に嵌合したときに摩擦力で嵌合状態を維持できる程度に、小となっており、該小径部はその内径上で相対する切欠部を備え、該キャップ部の該ガス供給口を囲む位置で該切欠部により該本体の外周面に密接に嵌脱自在となっているので、マスクは端部を本体に嵌合するだけで本体にしっかりと取り付けられ、使用中に外れたりしない。
この酸素ガス供給器を使用する場合は、マスクの大径部の開口面に口や鼻をあてがう。この状態で操作具を操作する。操作具の操作により弁桿が移動すると開閉弁が開閉し、酸素ガスはカートリッジから開封兼ガス制御機構で制御されて供給口に流れ、あるいは遮断される。開閉弁を開けば酸素ガスが供給口に流れるので酸素ガスを吸入することができる。酸素ガスが不足したら収容部をキャップ部から外し、開封兼ガス制御機構から空のカートリッジを取り外して新しいカートリッジを取り付け、収容部をキャップと一体化すれば、前回と同様に使用できる。
不要になったら開閉弁を閉じればよい。保管する場合は、マスクを本体の使用位置から外し、本体と一緒に容器に収容する。
該本体は円筒で、該マスクの該切欠部の縁辺は該本体の外周面に適合する弧を描いており、該マスクの全長は、該マスクを該本体に取付けた状態で、該小径部の両側の端部が該本体の軸線を含む平面を越えた位置に届く寸法となっていてもよい。
こうすると、マスクと本体の接合面に隙間が生じないので、酸素ガスがマスクと本体との接合面の隙間を通って外部へ漏れ出ることがなく、酸素ガスの浪費を防げ、マスクの小径部の端部は弾発して本体の外周面に抱きつく状態となり、取り付ける作業が簡単で、しかも確実に取り付いて供用中に脱落することがない。
本考案に係る酸素ガス供給器によれば、本体とマスクは別体で、マスクは弾性材製の截頭円錐形状で、小径部の端部の内径は該本体の外寸より、該小径部を該本体に嵌合したときに摩擦力で嵌合状態を維持できる程度に、小となっており、該小径部はその直径上で相対する切欠部を備え、該キャップ部の該ガス供給口を囲む位置で該切欠部により該本体の外周面に密接に嵌脱自在となっているので、マスクと本体を分離した状態で保管でき、嵩張ることがなく、使用の際はこのマスクは端部を本体に嵌合するだけで本体にしっかりと取り付けられ、使用中に外れたりしない。
請求項2によれば、該本体は円筒で、該マスクの該切欠部の縁辺は該本体の外周面に適合する弧を描いており、該マスクの全長は、該マスクを該本体に取付けた状態で、該小径部の両側の端部が該本体の軸線を含む平面を越えた位置に届く寸法となっているので、マスクと本体の接合面に隙間を生じることがなく、酸素ガスがマスクと本体との接合面の隙間を通って外部へ漏れ出ることによる浪費を防げ、マスクの小径部の端部は弾発して本体の外周面に抱きつく状態となり、取り付ける作業が簡単で、しかも確実に取り付いて供用中に脱落することがない。
図1は本考案に係る酸素ガス供給器の具体例を示す正面図、図2は図1の左側面図、図3は平面図、図4は図2の4−4線断面図、図5は収容部を取り外した状態の正面図、図6はマスクの断面図、図7はマスク不使用時の一例を示す背面図で、全図を通し、同一符号は同一もしくは相応部分を示す。
本考案に係る酸素ガス供給器は本体1とマスク2を備えている。この本体1は筒状で互いに離別自在の収容部3とキャップ部4を有している。収容部3は酸素ガスのカートリッジCを収容するためのものである。キャップ部4には酸素ガスのカートリッジCの開封兼ガス制御機構5及びこの開封兼ガス制御機構5内の開閉弁(図示省略)を操作する操作具6が配設され、キャップ部4の側面に開封兼ガス制御機構5に連通するガス供給口7が開口している。この開封兼ガス制御機構5は通常の形式のもので、内部構造及びその作用については説明を省略する。
図示の例では、操作具6はレバー形式となっており、キャップ部4の平面でほぼ半分を占める操作板6aを軸6bで揺動自在に枢支したものである。中央に軸線X上の位置調節自在の螺栓6cを備え、この螺栓6cが開閉弁から突き出た弁桿5aの端部に当接している。操作板6aの揺動により螺栓6cが弁桿5aを押し込むと開閉弁が開いてガスの流通を許容し、釈放すると開封兼ガス制御機構5内のバネにより弁桿5aが復帰してガスの流通を遮断する。開閉弁の誤開放を阻止するため、操作具6のロック機構Rがキャップ部4に設けられている。
マスク2は弾性材製の截頭円錐形状で、小径部8の端部9の内径dは本体1の外寸Dより小となっている。この寸法差は、小径部8を本体1に嵌合したときに摩擦力で嵌合状態を維持できる程度であればよい。小径部8はその直径上で相対する切欠部10を備え、キャップ部4のガス供給口7を囲む位置で切欠部10により本体1の外周面に嵌脱自在となっている。
図示の例で、キャップ部4は軸線Xを含む平面で片4aと4bに二分されており、両片は対向面で印籠形式の嵌めあいとなっている。開封兼ガス制御機構5を一方の片、例えば4aにリブ4cで支えるように収め、他方の片4bをこの一方の片4aに嵌合させる。他方の片4bにも同様のリブ(図示省略)があるので、開封兼ガス制御機構5は両リブ間に挟まれる。ここでねじ4dを他方の片4bの周壁に穿った透孔4eを通し、一方のねじ孔4fにねじ込んで両片4aと4bを一体にする。開封兼ガス制御機構5は両リブ間にしっかりと挟持される。
開封兼ガス制御機構5にカートリッジCを取り付ける。通常のように、カートリッジCの封板は開封兼ガス制御機構5により開封され、酸素ガスが開封兼ガス制御機構5に流れ出て開閉弁に至るが、それから先へは流れない。
収容部3をカートリッジCに被せ、キャップ部4に嵌合する。キャップ部4の外周面に軸線X上で縮径部4gを形成し、この縮径部4gにカートリッジ側で縮径するテーパを形成しておくと、収容部3を縮径部4gで圧嵌できる。圧嵌工程の終端位置に互いに協働する突起と凹部を形成しておくと、収容部3とキャップ部4の離別を阻止できる。
マスク2を、ガス供給口7を囲むように、本体1に取付け、口や鼻をマスク2の開放端面に密接させる。ここで、操作具6を操作する。弁桿5aが押し込まれると、開閉弁が開き、酸素ガスが開封兼ガス制御機構5からガス供給口7に流れるので、自由に吸引することができる。酸素量が不足したら、収容部3をキャップ部4から外し、使用済みのカートリッジを開封兼ガス制御機構5から取り除く。新しいカートリッジを開封兼ガス制御機構5に取付け、収容部3をキャップ部4に嵌め込めば、前回と同様に供用できる。
本体1は円筒で、マスク2の切欠部10の縁辺は本体1の外周面に適合する弧を描いており、マスク2の全長Lは、マスク2を本体1に取付けた状態で、小径部8の両側の端部9が本体1の軸線Xを含む平面Pを越えた位置に届く寸法となっている。
この場合、両側の端部9間の寸法が本体1の外径より小となるので、両側の端部は本体の外径部分を通過するときに無理に拡げられ、外径部分を通過すると復元力により縮径するので、キャップ部4の外周面に圧接することになり、簡単に外れてしまうようなことがない。
本考案にかかる酸素ガス供給器の具体例を示す正面図である。 左側面図である。 平面図である。 図2の4−4線断面図である。 収容部を取り外した状態の正面図である。 マスクの断面図である。 マスク不使用時の一例を示す背面図である。
符号の説明
1 本体
2 マスク
3 収容部
C カートリッジ
4 キャップ部
4a 片
4b 片
4c リブ
4d ねじ
4e 透孔
4f ねじ孔
4g 縮径部
X 軸線
5 開封兼ガス制御機構
5a 弁桿
6 操作具
6a 操作板
6b 軸
6c 螺栓
7 ガス供給口
8 小径部
9 端部
10 切欠部
R ロック機構

Claims (2)

  1. 本体(1)とマスク(2)を備え、
    該本体(1)は筒状で互いに離別自在の収容部(3)とキャップ部(4)を有し、
    該収容部(3)は酸素ガスのカートリッジ(C)を収容するためのもので、
    該キャップ部(4)には該カートリッジ(C)の開封兼ガス制御機構(5)及び該開封兼ガス制御機構(5)内の開閉弁を操作する操作具(6)が配設され、該キャップ部(4)の側面に該開封兼ガス制御機構(5)に連通するガス供給口(7)が開口しており、
    該マスク(2)は弾性材製の截頭円錐形状で、小径部(8)の端部(9)の内径(d)は該本体(1)の外寸(D)より、該小径部(8)を該本体(1)に嵌合したときに摩擦力で嵌合状体を維持できる程度に、小となっており、該小径部(8)はその直径上で相対する切欠部(10)を備え、該キャップ部(4)の該ガス供給口(7)を囲む位置で該切欠部(10)により該本体(1)の外周面に嵌脱自在となっている
    ことを特徴とする酸素ガス供給器。
  2. 該本体(1)は円筒で、該マスク(2)の該切欠部(10)の縁辺は該本体(1)の外周面に適合する弧を描いており、該マスク(2)の全長(L)は、該マスク(2)を該本体(1)に取付けた状態で、該小径部(8)の両側の端部(9)が該本体(1)の軸線(X)を含む平面(P)を越えた位置に届く寸法となっている請求項1に記載の酸素ガス供給器。
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