JP3111067U - 空気抜き具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構造にして、異なるサイズの空気栓への対応も良く、且つ空気袋から効率よく空気を排出させることができる。
【解決手段】 空気抜き具1を排気筒11と、空気栓31に係止する突条12とから構成する。排気筒11の気道13を下部から上方へと徐々に幅広となるように形成する。排気筒11は、下端部が逆止弁32を押し下げた状態で、その上部が空気栓31の外に出る長さである。排気筒11の先端を差し込む。その下端部が、逆止弁32を押し下げる。突条12が逆止弁32の端部に引っかかり外れなくなる。空気袋3に両手で圧力をかけると、内部の空気は少なくとも気道13を通って勢いよく排気される。
【選択図】 図2

Description

本考案は、浮き輪などのように空気を中に入れて膨らました空気袋を萎めるために、空気を抜く際に使用する空気抜き具に関する。
空気を入れて膨らませて使用する空気袋は、浮き輪や空気枕、エアマットなどといったように、非常に幅に広い用途がある。このような空気袋に空気を吹き入れる空気栓には、空気を吹き入れる際に、息継ぎをする間に抜け出てしまたり、空気栓の蓋が十分にされてなくても簡単には空気が抜けないように、逆止弁が設けられているものが多い。
この逆止弁は、空気を吹き入れる際、または蓋が十分でなかった場合などに、空気が抜き出るのを防止する手段としては有効ではあるが、空気袋を萎めるために空気を抜く際には、障害となる。このため、空気栓の根元を摘んで、逆止弁を歪ませて気道を確保する必要がある。しかしながら、逆止弁を歪ませて確保できる気道は狭いため、効率よく空気を抜くことは容易ではない。また、子どもの力では逆止弁を歪ませるのは難しかったり、大きな浮き輪などでは、萎ませるために浮き輪を抱えることが、空気栓を摘みながらでは難しかったりで、空気を抜くことは容易ではない。
この問題を解決するためものとしては、本考案者が自ら提案した空気抜き器具(特許文献1参照。)がある。また、排気を楽に行うため、空気栓を挟んでおく器具(例えば、特許文献2参照。)などがある。
特開2004−239368号公報 特開2003−33582号公報
本考案者が提案した空気抜き器具は、十分な気道の確保という点においての機能的な問題は無いものの、構造がやや複雑で、成型の金型代などを考慮すると安価に製造することは難しいことや、径の異なる空気栓への対応などが開示されていない。また、空気栓を挟んでおく器具については、上記した気道の十分な確保という問題を解決しているわけではない。
そこで本考案は、この課題を解決するために、本考案者が自らの発明をさらに研究し、より簡単な構造にして、異なるサイズの空気栓への対応も良く、空気袋内からより効率よく空気の排出させることができる空気抜き具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本考案は、空気袋の空気栓から空気を排出させる空気抜き具において、前記空気栓の気道内に挿入可能な筒状の排気筒と、前記排気筒を前記空気栓に係止する係止手段とから構成し、前記排気筒の長さは、その一端が前記空気栓の外側に位置した状態で、前記排気筒の他端が前記空気栓の逆止弁を押し下げるに足る長さを有するものとし、前記排気筒内に形成された気道が、前記空気栓の内側から外側に向けて徐々に幅広となるように形成した。
そして、例えば空気抜き具としては、木製や金属製など材質を選ばないが、生産性を考慮すると樹脂性として、本考案の構成を一体的に射出成型するのが望ましい。
そして本空気抜き具の排気筒を任意の空気袋の空気栓に挿入し、その逆止弁を押し下げた状態で、空気抜き具を空気栓に係止させれば、空気栓を手で摘んでいなくても自動的に空気が排出される。この際、確実に逆止弁を開いた状態で空気抜き具を空気栓に係止させることができれば、少なくとも排気筒内の気道を通して空気を排出できるが、この際、排気筒の外面と空気栓の気道内面との間に隙間が形成されていれば、この隙間からも排気されるため、一層効率良く排気できる。すなわち、空気栓の気道の径は、少なくとも排気筒が挿入可能であれば、如何なるサイズであってもよい。
また、前記係止手段が、前記排気筒の下部外周面に周回方向で形成された突条であるようにした。
この際、例えば、突条としては、つながった状態のリング状でも良いし、部分的に寸断された破線状でも良い。これによって、逆止弁を押し下げると共に、突条が逆止弁の端部に係止される。
また、前記排気筒の上部側面に、側方に張出す保持部を形成した。
このように保持部を設けることで、空気抜き具の空気栓への着脱において、指で力をかけやすくなって操作が楽に行える。
また、前記係止手段が、前記排気筒の上部両側部に突出して形成され、前記空気栓の側面に係止される係止鈎であるようにした。この際、たとえば、空気抜き具を可撓性を有する樹脂で成型し、係止鈎が撓むことによって先端が開閉するようにすると良い。
こうすれば、排気筒の下端から空気栓に差し入れるだけで、係止鈎が空気栓の側面に容易に係止されるようになる。
空気袋の空気栓から空気を排出させる空気抜き具であって、空気栓の気道内に挿入可能な筒状の排気筒と、前記排気筒を前記空気栓に係止する係止手段とから構成し、前記排気筒の長さを、その一端が前記空気栓の外側に位置した状態で、前記排気筒の他端が前記空気栓の逆止弁を押し下げるに足る長さを有するものとし、前記排気筒内に形成された気道が、前記空気栓の内側から外側に向けて徐々に幅広となるように形成することにより、空気抜き具は任意の空気袋の空気栓の排気に適用できるようになり、空気袋内の空気を勢いよく排気することができる。
また、前記係止手段が、前記排気筒の下部外周面に周回方向で形成された突条であるようにすることによって、簡単な構造で逆止弁を押し下げると同時に、空気抜き具を空気栓に係止させるという目的を達成させることができる。
また、前記排気筒の上部側面に保持部を張出して設けたことにより、捻る力を指でかけやすくなるため、空気抜き具の着脱において、排気筒を空気栓の十分な深さまで捻じ込んだり、容易に引き抜いたりできる。
また、前記係止手段が、前記排気筒の上部両側部に突出して形成され、前記空気栓の側面に係止される係止鈎であるようにしたことにより、排気筒を空気栓に差し入れるだけで、係止鈎が排気筒外周部の突部に対して、所定の位置に来ると係止された状態となる。このため、着脱が容易にできるとともに、異なるサイズの空気栓への対応もできる。
本考案の実施の形態について添付した図面に基づき説明する。ここで図1は本考案に係る空気抜き具の一実施形態を示す斜視図、図2はこの空気抜き具を空気袋に装着した状態を説明する側面断面図、図3は他の実施形態の空気抜き具を空気袋に装着した状態を説明する側面断面図である。
本考案に係る空気抜き具は、円筒状の排気筒と、これを空気袋の空気栓に係止する係止手段とから構成される。したがって、例えば、図1および2に示したように空気抜き具1は円筒状に形成した排気筒11と、空気栓31に係止する係止手段として、その下部外周面に形成した突条12とから構成する。
排気筒11は円筒状に形成され、内部には気道13が形成されておりこの気道13は下部から上方へと徐々に幅広となるように形成されている。これは、空気袋3の内圧が高く、外気圧が相対的に低い状態で、効率よく排気させるためである。
排気筒11の長さは、空気袋3の空気栓31に差し込んだ際に、排気筒11の下端部が逆止弁32を押し下げた状態で、その上部が空気栓31の外に出ることができるだけの長さを有している。特に、この実施形態においては、係止手段がその下部外周面に形成した突条12であるため、この突条12が、排気筒11を空気栓31に差し込んだ状態で、逆止弁32の端部に引っかかることができる長さである必要がある。
排気筒11の上部外周面には、耳のように両側方向へ張り出した状態の保持部14を一体的に形成した。この保持部14は、排気筒11を空気栓31へねじ込む際、および抜き取る際に、力を加えやすいように保持できるようにするためのものである。
また、排気筒11の外周径もまた、下端部から中部へと徐々に太くなるように形成されている。これによって、空気栓31へ差し込みやすくなる。
次に、使用方法について説明する。
まず、空気栓31の蓋33を取り外し、排気筒11の先端を差し込む。その下端部が、逆止弁32を押し下げて、さらに突条12が逆止弁32の端部に引っかかるまで捻じ込む。この際、保持部14を保持してねじ回すようにすると、力をかけやすい。これによって排気筒11は係止され、外れなくなる。この状態で、空気袋3に両手で圧力をかけると、内部の空気は気道13を通って勢いよく排気される。
またこの際、排気筒11の外面と空気栓31の気道内面との間に隙間がある場合は、内部の空気はこの隙間を通しても排気される。
本考案の他の実施形態を示す。この実施形態の空気抜き具2では、図3に示すように、排気筒21の上部に係止鈎22を有し、通常、空気栓31の上位部縁に周回して形成されている突部34に係止されるようにするものである。
係止鈎22は、排気筒21の両側部にT字を横にしたような形状で張り出すように一体形成され、その上端部は保持部24となる。係止鈎22の先端は排気筒21の側面に近接するよう設けられているが、空気抜き具2全体は可撓性の有する樹脂で形成されており、係止鈎22は保持部24に力がかかると広がるように設けられている。つまり、排気筒21を押し込むと、排気筒21の側面と係止鈎22との間に、空気栓31が入り込もうとする。そこで、両方の保持部24を摘むことによって、係止鈎22は押し広げられ、その先端が突部34の下端まで達したところで、保持部24の力を解除すれば、突部34は係止鈎22によって挟み込むように係止される。
排気筒21は、係止鈎22によって係止されたところで、その先端が逆止弁32を十分に押し下げるに足る長さを有する。気道23の構造は前記の実施形態と同様である。したがって、この状態で、空気袋3に圧力をかけると、内部の空気は少なくとも気道23を通って勢い良く排出される。
尚、本考案は以上のような実施形態に限定されるものではない。本考案の実用新案登録請求の範囲に記載した事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を奏するものは本考案の技術的範囲に属する。
本考案の空気抜き具は、浮き輪やビーチボールなどの玩具のみならず、救命具やボートなど幅広い空気袋を利用した物品の収納を効率よく作業させることに利用できる。
本考案に係る空気抜き具の一実施形態を示す斜視図 この空気抜き具を空気袋に装着した状態を説明する側面断面図 他の実施形態の空気抜き具を空気袋に装着した状態を説明する側面断面図
符号の説明
1…空気抜き具、3…空気袋、11…排気筒、12…突条、13…気道、14・・・保持部、31…空気栓、32・・・逆止弁。

Claims (4)

  1. 空気袋の空気栓から空気を排出させる空気抜き具であって、前記空気栓の気道内に挿入可能な筒状の排気筒と、前記排気筒を前記空気栓に係止する係止手段とからなり、前記排気筒の長さは、その一端が前記空気栓の外側に位置した状態で、前記排気筒の他端が前記空気栓の逆止弁を押し下げるに足る長さを有し、前記排気筒内に形成された気道が、前記空気栓の内側から外側に向けて徐々に幅広となるように形成されたことを特徴とする空気抜き具。
  2. 前記係止手段が、前記排気筒の下部外周面に周回方向で形成された突条であることを特徴とする請求項1記載の空気抜き具。
  3. 前記排気筒の上部側面には、側方に張出す保持部が形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の空気抜き具。
  4. 前記係止手段が、前記排気筒の上部両側部に突出して形成され、前記空気栓の側面に係止される係止鈎であることを特徴とする請求項1記載の空気抜き具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017046949A (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 プラスワン株式会社 空気栓
WO2021070626A1 (ja) * 2019-10-11 2021-04-15 株式会社ジェイ・エム・エス 気体流路用接続具及びこれを備えた押出装置

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