JP2000146089A - タンクからの液体供出機構 - Google Patents

タンクからの液体供出機構

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JP2000146089A
JP2000146089A JP10315610A JP31561098A JP2000146089A JP 2000146089 A JP2000146089 A JP 2000146089A JP 10315610 A JP10315610 A JP 10315610A JP 31561098 A JP31561098 A JP 31561098A JP 2000146089 A JP2000146089 A JP 2000146089A
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JP
Japan
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liquid
plug
pressure gas
valve
tank
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Application number
JP10315610A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Imai
弘 今井
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Surpass Industry Co Ltd
Original Assignee
Surpass Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧力ガス供給手段の接続部と液体供出手段の
接続部が十分な強度を持ち、その部分に大きな負荷がか
かっても損傷したり変形したりする虞がなく、以て薬液
等の液体や圧力ガスのリ−クの発生を確実に防止するこ
とができるタンクからの液体供出機構を提供することを
課題とする。 【解決手段】 液体タンクの頸部に締付キャップを介し
て取り付けられる内蓋11に2つのメネジ孔12、13を凹設
し、前記メネジ孔12に、常時スプリング17による押上力
を受けて圧力ガス供給口20を閉塞状態にするバルブ18を
内蔵した圧力ガス供給用プラグ14をネジ付けると共に、
前記メネジ孔13に、常時スプリング28による押上力を受
けて液体供出口32を閉塞状態にするバルブ30を内蔵した
液体供出用プラグ15をネジ付けて成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタンクからの液体供
出機構、より詳細には、半導体製造工程において使用す
るエッチング液のような高純度薬液等の液体を、樹脂製
液体タンクから供出するためにタンクの頸部に設置され
るタンクからの液体供出機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の樹脂製タンク2からの液体供出機
構1は、一般に図3に示す通り、内蓋4とこれをタンク
2の口3に固定するためのネジ付き環状キャップ5とか
ら成るものであり、内蓋4の上面には、液体を加圧して
押出す圧力ガスの供給手段接続用のオネジ付接続口6
と、液体供出手段接続用のオネジ付接続口7とが突設さ
れ、オネジ付接続口7には、タンク2の底にまで伸びる
サイホン管8が取り付けられる。
【0003】上記従来の機構においては、内蓋4の上面
に2つのオネジ付接続口6、7が突設されるが、これら
の部分に横方向に大きな負荷がかかるような場合はその
負荷をまともに受け、殊にその付け根当たりが負荷の影
響を受けて損傷したり変形したりしやすく、薬品や圧力
ガスがリ−クする虞があるという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の機
構における問題点を解決せんとしてなされたもので、圧
力ガス供給手段の接続部と液体供出手段の接続部が十分
な強度を持ち、その部分に大きな負荷がかかっても損傷
したり変形したりする虞がなく、以て薬液等の液体や圧
力ガスのリ−クの発生を確実に防止することができるタ
ンクからの液体供出機構を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、液体タンクの
頸部に締付キャップを介して取り付けられる内蓋に2つ
のメネジ孔を凹設し、前記メネジ孔の一方に、常時スプ
リングによる押上力を受けて圧力ガス供給口を閉塞状態
にするバルブを内蔵した圧力ガス供給用プラグをネジ付
けると共に、前記メネジ孔の他方に、常時スプリングに
よる押上力を受けて液体供出口を閉塞状態にするバルブ
を内蔵した液体供出用プラグをネジ付けて成るタンクか
らの液体供出機構、を以て上記課題を解決した。
【0006】好ましくは、前記圧力ガス供給用プラグ及
び/又は液体供出用プラグの側面に平坦部を設け、そこ
に前記内蓋上に固定した回り止め部材の平坦面を面接触
させるようにする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面
(図1及び図2)に依拠して説明する。図中11は内蓋
で、液体収納用の樹脂製タンクの上面中央部に突設され
た頸部に、従来の場合と同様にして取り付けられる。内
蓋11の上面には2個所、メネジを刻設したメネジ孔1
2、13が形成される。一方のメネジ孔12には、圧力
ガス供給用のプラグ14がネジ込まれ、他方のメネジ孔
13には液体供出用のプラグ15がネジ込まれる。
【0008】プラグ14内下部には、そこに挿入される
バルブ用スプリング17の受座となるスプリングストッ
パ−16が嵌挿される。バルブ用スプリング17は、プ
ラグ14内上部に配備されるバルブ18を常時上方に押
上げるよう作用する。このバルブ用スプリング17の作
用により、押圧力のかからない平時にバルブ18は上昇
端に位置し、その際その頭部に巻着したOリング19が
プラグ14の内孔側面に密着し、以てプラグ14上端の
圧力ガス供給口20を閉塞する。
【0009】バルブ18はその上部に、内外連通用のガ
ス通路21を有する。上記圧力ガス供給口20の閉塞状
態は、バルブ18がバルブ用スプリング17の押上力に
抗して押下されることにより解除される。バルブ18が
押されて圧力ガス供給口20が開くと、そこから圧力ガ
スが流入し、圧力ガスはガス通路21を通ってバルブ1
8内部に入り、更にプラグ内孔を通ってタンク内に供給
されてタンク内の液体を加圧する。25はプラグキャッ
プで、通例テフロン糸25aによってつなぎ止められ
る。
【0010】なお、好ましい実施形態においては、プラ
グ14の外側面を面取りし、等角度置き(通例90度置
き)に平坦面22を形成する。そして、上方から内蓋1
1に、平坦面22に当接する平坦面23を有する回り止
め部材24をネジ止めする。かくして平坦面22と平坦
面23とが当接し合い、以てプラグ14の回転が阻止さ
れる。
【0011】プラグ15の下部にはオネジとメネジが切
られ、プラグ15はそのオネジ部を介して内蓋11のメ
ネジ孔13にネジ付けられる。そして、そのメネジ部
に、シ−ルナット26を介してタンクの底まで伸びるサ
イホン管27が嵌め付けられる。このサイホン管27の
嵌め付けは、プラグ15のメネジ孔13へのネジ付けに
先立って行われる。
【0012】プラグ15内の中程には、そこに挿入され
るバルブ用スプリング28の受座となるスプリングスト
ッパ−29が嵌挿される。バルブ用スプリング28は、
プラグ15内上部に配備されるバルブ30を常時上方に
押上げるよう作用する。このバルブ用スプリング28の
作用により、平時にバルブ30は上昇端に位置し、その
際その頭部に巻着したOリング31がプラグ15の内孔
側面に密着し、以てプラグ15上端の液体供出口32を
閉塞する。
【0013】バルブ30はその上部に、内外連通用の薬
品通路33を有する。上記薬品供出口32の閉塞状態
は、バルブ30がバルブ用スプリング28の押上力に抗
して押下されることにより解除される。バルブ30が押
されて薬品供出口32が開くと、サイホン管27を上昇
してくる液体が液体通路33を通ってバルブ30外に出
て、液体供出口32から送出される。35はプラグキャ
ップで、通例テフロン(登録商標)糸35a等によって
つなぎ止められる。
【0014】なお、好ましい実施形態においては、プラ
グ14と同様にプラグ15の外側面を面取りし、等角度
置き(通例90度置き)に平坦面34を形成する。そし
て、プラグ14と同様に、回り止め部材24によってプ
ラグ15の回転が阻止されるようにする。
【0015】上記構成においてタンク内の液体を供出す
るに当っては、プラグキャップ25を外してプラグ14
に図示せぬ圧力ガス供給側ソケットをドッキングさせ、
そのドッキングに伴ってバルブ18を押下させて圧力ガ
ス供給口20を開口させる。また、プラグキャップ35
を外してプラグ15に図示せぬ液体供出側ソケットをド
ッキングさせ、そのドッキングに伴ってバルブ30を押
下させて液体供出口32を開口させる。かくしてバルブ
18を通してタンク内に圧力ガスを供給すると、タンク
内の液体に圧力がかかり、液体はサイホン管27内を上
昇してバルブ30を通り、タンク外へ送出される。
【0016】以上の作業の間、プラグ14及びプラグ1
5に横方向の負荷がかかっても、プラグ14及びプラグ
15は、それぞれ下部が内蓋11に形成されたメネジ孔
12、13内に埋入状態にて確固と保持されているた
め、損傷する虞は殆どない。また、プラグ14、15に
それぞれ平坦部22、34を設けて回り止め部材24を
当接させるようにしたときは、プラグ14、15の緩み
が生ずることがなく、以て圧力ガスのロスや液体のリ−
クが確実に防止される。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、圧力ガ
ス供給手段の接続部と液体供出手段の接続部が十分な強
度を持ち、その部分に大きな負荷がかかっても損傷した
り変形したりする虞がなく、以て薬液等の液体や圧力ガ
スのリ−クの発生を確実に防止することができるという
効果がある。
【0018】請求項2に記載の発明においては、回り止
め部材によって各プラグの緩みが防止されることによ
り、プラグの緩みに起因する薬品や圧力ガスのリ−クが
確実に防止される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す縦断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態を示す一部省略平面図で
ある。
【図3】 従来の液体供出機構を示す部分断面図であ
る。
【符号の説明】
11 内蓋 12 メネジ孔 13 メネジ孔 14 プラグ 15 プラグ 16 スプリングストッパ− 17 バルブ用スプリング 18 バルブ 19 Oリング 20 圧力ガス供給口 21 ガス通路 25 プラグキャップ 25a テフロン糸 22 平坦面 23 平坦面 24 止め部材 26 シ−ルナット 27 サイホン管 28 バルブ用スプリング 29 スプリングストッパ− 30 バルブ 31 Oリング 32 液体供出口 33 薬品通路 35 プラグキャップ 35a テフロン糸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体タンクの頸部に締付キャップを介し
    て取り付けられる内蓋に2つのメネジ孔を凹設し、前記
    メネジ孔の一方に、常時スプリングによる押上力を受け
    て圧力ガス供給口を閉塞状態にするバルブを内蔵した圧
    力ガス供給用プラグをネジ付けると共に、前記メネジ孔
    の他方に、常時スプリングによる押上力を受けて液体供
    出口を閉塞状態にするバルブを内蔵した液体供出用プラ
    グをネジ付けて成るタンクからの液体供出機構。
  2. 【請求項2】 前記圧力ガス供給用プラグ及び/又は液
    体供出用プラグの側面に平坦部を設け、そこに前記内蓋
    上に固定した回り止め部材の平坦面を面接触させるよう
    にした請求項1に記載のタンクからの液体供出機構。
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