JP2010082525A - 吐出ノズル - Google Patents

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Abstract

【課題】 吐出後の延長パイプからの液垂れを防止しうる吐出ノズルを提供する。
【解決手段】 液体を吐出する筒状体31に、上流から下流へ向けて延びる空気導入路34を設けて、該空気導入路の上流端から吸引された空気を吐出路内へ導入可能に設け、該空気導入路34を前記筒状体31の外面に形成された凹溝で構成し、かつ該凹溝の下流端は前記筒状体の先端面に開口させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液体吐出ポンプ等のノズルヘッドから突出する吐出ノズルに関する。
液体吐出ポンプとして容器内へ垂下されたシリンダのピストンから起立するステム上部へノズルヘッドを装着し、かつ該ノズルヘッドから突出するノズルの先端部内面を撥水性に富んだ壁面により形成することにより、ノズル内の残留液が使用後に先端から垂れる等の不具合を防止可能にしたものが知られている(特許文献1)。しかしながらスポット的使用や狭小かつ奥深い所への使用では使い勝手が悪いため、ノズルに延長パイプを接続することが広く行われている。
特開2004−89886号公報
しかしながら吐出ノズルに延長パイプを接続すると、吐出後、延長分だけ液体が延長パイプ内に残存する液量が多くなり、これが保管時に液垂れして周囲を汚染するという問題が生じていた。
本発明の目的は、吐出後の延長パイプからの液垂れを防止しうる吐出ノズル提供することにある。
本発明は、液体を吐出する筒状体31に、上流から下流へ向けて延びる空気導入路34を設けて、該空気導入路の上流端から吸引された空気を吐出路内へ導入可能に設けたことを特徴とする。
また、本発明は、前記空気導入路34は前記筒状体31の外面に形成された凹溝からなり、かつ該凹溝の下流端は前記筒状体の先端面に開口することを特徴とする。
さらに、本発明は、前記筒状体31の基端部は大外径部32に形成されており、前記空気導入路の上流端は前記大外径部に開口することを特徴とする。
さらに、本発明は、前記筒状体31外面へ基端部を嵌合させた延長パイプ40を備えていることを特徴とする。
さらに、本発明は、前記筒状体31外面と延長パイプ40の基端部内面とに位置合わせ兼回り止め用の凹凸の係合手段50、51を設けたことを特徴とする。
さらに、本発明は、液体を吐出する筒状体31外面へ基端部を嵌合させた延長パイプ40の基端部内面に凹溝からなる空気導入路を設けて、該空気導入路の上流端を外気と連通可能に設けるとともに、下流端を前記吐出路内へ開口させたことを特徴とする。
さらに、本発明は、前記筒状体31はポンプの吐出口へ連結されていることを特徴とする。
本発明は、空気導入路を設けて、空気を吐出路内へ導入可能に形成したので、吐出後の吐出路内の負圧化がすみやかに解消されて、残存液が吐出後即時に排出されるため、保管時に液垂れが生じて、周囲を汚染するといった事態が防止されることになる。
また、延長パイプをノズル筒状体へ嵌合させるようにして、延長パイプを吐出ノズルとは別体に形成するので、成形容易であるとともに、最終組立前には延長パイプを筒状体から分離させた状態にしておくことができ、したがって、これらの保管が容易である。
以下、本発明を、図面に示す実施の形態を参照しながら説明する。なお、説明の便宜上、図面において左方向を前方とする。
図1ないし図3において、1は装着筒で、図示しない容器の口頸部へ嵌合可能に形成されている。
10はシリンダで、容器内へ垂下させる周壁11内へピストン(図示せず)を摺動自在に嵌合させるとともに、周壁11上端を容器の口頸部上端へ係合可能に形成している。ピストンからはステム(図示せず)が起立している。15はシリンダ10から垂下する吸上げパイプである。
20はノズルヘッドで、頂壁21の中央部から嵌合筒22を垂下して、該嵌合筒22をステム上端部へ嵌合させるとともに、頂壁21周縁から側壁23を垂下している。
30は筒状の吐出ノズルで、側壁23の前部へ貫設させた筒状体31の後端を嵌合筒22へ連通させている。側壁23から前方へ突出する筒状体31部分の基端部(後端部)は段部を介して大外径部32に形成されており、また、大外径部32より前方の筒状体31部分外面の頂部を除いた部分には抜止め用の嵌合突条33が周設されている。
筒状体31の頂部外面には空気導入路34を構成する前後方向への上面開口の凹溝が形成されており、空気導入路34の前端(下流端)は筒状体31の前端面(先端面)へ開口し、また、後端(上流端)は大外径部32の周面へ開口している。
40は延長パイプで、基端部(後端部)を吐出ノズル30の筒状体31外面へ嵌合させるとともに、該基端部の後端面を大外径部32の前端面へ当接させている。このように延長パイプ40を吐出ノズル30へ嵌合させた状態では、大外径部32の周面へ開口した空気導入路34の後端が空気の吸引口34aを形成する。なお、延長パイプ40の基端部内面には吐出ノズル30の嵌合突条33へ嵌合可能な溝41が周設されている。
次に作用について説明する。
使用するには、まず、延長パイプ40の先端を所定位置へ向けた後、ノズルヘッド20を押下げればよく、するとステムと嵌合筒22を介して液体が吐出ノズル30内へ流入し、さらに、吐出ノズル30から吐出した液体は延長パイプ40内へ流入し、延長パイプ40の先端から所定の箇所へ向けて吐出する。
所定量の吐出後、ノズルヘッド20から手を離すと、吐出ノズル30から延長パイプ40内への液体の吐出が停止する。すると、吐出力が消失するとともに、延長パイプ40内が負圧化していることから、空気導入路34がないものと仮定すると、延長パイプ40内に液体等の液体が残留することがあるが、本発明では、空気導入路34を介して空気が延長パイプ40内へ導入されるため、延長パイプ40内の負圧がすみやかに解消される。そのため延長パイプ40内に残存する液体もまたすみやかに排出されることになる。
図3および図4は第2の実施形態を示す。第1実施形態では空気導入路34の数が1つであるのに対して、本実施形態では一対設けられている点で第1実施形態と相違する。すなわち、吐出ノズル30の筒状体31の頂部外面に前後方向への凹溝からなる空気導入路34を周方向に所定の間隔をおいて一対形成する。したがって、空気導入路34後端の空気吸引口34aは一対形成されることになる。その他の構成は第1実施形態と同一であるから、説明を省略する。
図5は第3の実施形態を示す。本実施形態では、空気導入路34を吐出ノズル30の筒状体31の頂部ではなく、左右両部に形成する。その他の構成は第1実施形態と同一であるから、説明を省略する。
図6は第4の実施形態を示す。本実施形態は、位置合わせ兼回り止め手段を備えている点で第1実施形態と相違する。すなわち吐出ノズル30の筒状体31の底部外面に前後方向への突条50を形成するとともに、延長パイプ40の基端部の底部内面に後面開口の前後方向への溝51を形成して、延長パイプ40を吐出ノズル30へ嵌合させる際に、延長パイプ40の溝51を突条50へ嵌合させる。このように溝51と突条50とを設けることにより、延長パイプ40を吐出ノズル30へ嵌合させる際の周方向への位置合わせと、延長パイプ40の回り止めとが可能になる。
なお、上記では空気導入路34は吐出ノズル30の筒状体31外面に形成されているが、これに限定されることなく、筒状体31の壁部内に形成することも可能である。すなわち、筒状体31の壁部内に前後方向への透孔を形成し、かつ該透孔の下流端を筒状体31の先端面に開口させるとともに、上流端を筒状体31の外面へ開口させて吸引口に形成することにより空気導入路34を形成することも可能である。
また、上記では空気導入路34は吐出ノズル30の筒状体31に設けられているが、これに限らず、延長パイプ40に設けることも可能である。すなわち、図7に示すように、延長パイプ40の基端部内面に凹溝を設けて、該凹溝の上流端を延長パイプ40の後端面へ開口させて吸引口に形成するとともに、下流端を吐出ノズル30よりも下流の延長パイプ40部分へ開口させることにより空気導入路34を形成することも可能である。
.
(1) 本発明を液体吐出ポンプに適用した例の一部切欠き側面図である。(2) 図1(1)におけるA−A線に沿う断面図である。 図1(1)の延長パイプを除いた斜視図である。 (1) 第2実施形態を示すもので、図3(2)のC−C線に沿う図1(1)相当図である。 (2) 図3(1)におけるB−B線に沿う断面図である。 図3(1)の延長パイプを除いた斜視図である。 第3実施形態の斜視図である。 (1) 第4実施形態の図1(1)相当図である。 (2) 図6(1)におけるD−D線に沿う断面図である。 第5実施形態の図1相当図である。
符合の説明
30 吐出ノズル
31 筒状体
32 大外径部
34 空気導入路
40 延長パイプ
50、51 凹凸の係合手段

Claims (7)

  1. 液体を吐出する筒状体31に、上流から下流へ向けて延びる空気導入路34を設けて、該空気導入路の上流端から吸引された空気を吐出路内へ導入可能に設けたことを特徴とする吐出ノズル。
  2. 前記空気導入路34は前記筒状体31の外面に形成された凹溝からなり、かつ該凹溝の下流端は前記筒状体の先端面に開口することを特徴とする請求項1記載の吐出ノズル。
  3. 前記筒状体31の基端部は大外径部32に形成されており、前記空気導入路の上流端は前記大外径部に開口することを特徴とする請求項1又は2記載の吐出ノズル。
  4. 前記筒状体31外面へ基端部を嵌合させた延長パイプ40を備えていることを特徴とする請求項1記載の吐出ノズル。
  5. 前記筒状体31外面と延長パイプ40の基端部内面とに位置合わせ兼回り止め用の凹凸の係合手段50、51を設けたことを特徴とする請求項4記載の吐出ノズル。
  6. 液体を吐出する筒状体31外面へ基端部を嵌合させた延長パイプ40の基端部内面に凹溝からなる空気導入路を設けて、該空気導入路の上流端を外気と連通可能に設けるとともに、下流端を前記吐出路内へ開口させたことを特徴とする吐出ノズル。
  7. 前記筒状体31はポンプの吐出口へ連結されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の吐出ノズル。

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