JP4926674B2 - 詰め替え用容器 - Google Patents
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Description
本発明では、被詰め替え用ボトル内に内容物を詰め替える際に、キャップ体の外周面を被詰め替え用ボトルの口部内周面に嵌合させることから、被詰め替え用ボトルに対して詰め替え用容器をぐらつかせたり、傾けたりすることなく、安定させることができる。また、開栓する前の詰め替え用容器を被詰め替え用ボトルの口部に連結させた後に、注出口筒部とキャップ体が嵌合した被詰め替え用ボトルとを相対的に移動させることで、この詰め替え用容器を開栓することが可能になり、詰め替え時に詰め替え用容器内の内容物が漏出するのを確実に防ぐことができる。
本発明では、開栓する前の詰め替え用容器を被詰め替え用ボトルの口部に連結させた後に、注出口筒部と被詰め替え用ボトルとを軸線まわりに相対的に回転させ、栓体を軸線方向に移動させることで、この詰め替え用容器を開栓することが可能になり、詰め替え時に詰め替え用容器内の内容物が漏出するのを確実に防ぐことができる。
本発明では、被詰め替え用ボトル内に内容物を詰め替える際に、被覆部材を詰め替え用容器から取り外すようにすることで、輸送時などにおいて栓体と注出孔との間から詰め替え用容器内に例えば埃等の異物が入るのを防ぐことができる。
詰め替え用容器1の注出口部10は、基台部11と、この基台部11の表面11aに立設された雄ねじ筒部12(注出口筒部)と、基台部11の表面11aにおいて、雄ねじ筒部12の内側に連結部11cを介して立設された栓体13と、雄ねじ筒部12に螺着したキャップ体14とを備えている。ここで、栓体13と雄ねじ筒部12との間の注出空間15は容器本体1aの内部と連通している。また、キャップ体14の天面部14aに栓体13が嵌合した注出孔14cが形成されている。
なお、基台部11、雄ねじ筒部12、栓体13、及び本体固定筒部16はそれぞれ、同軸上に配置された状態で一体に形成されている。
さらに、キャップ体14の外周面14bには、その軸方向の全長にわたって延びるエア抜き溝14Aが形成されている。
まず、図1に示す被覆部材17をキャップ体14の天面部14aから取り外した後に、図2に示すように、キャップ体14を、被詰め替え用ボトル2の口部内周面20bに嵌合させて、基台部11の表面11aを口部20の開口端面20aに当接させる。この際、エア抜き溝14Aは口部の開口端面20a及び基台部11の表面11aにより閉塞され、被詰め替え用ボトル2の内部が密閉される。
このように、注出空間15、本体固定筒部16、及び注出孔14cを通して、容器本体1aの内部と被詰め替え用ボトル2の内部とを連通させ、かつ図3の二点鎖線での矢印に示されるようにエア抜き溝14Aを通して被詰め替え用ボトル2の内部と外部とを連通させることで、容器本体1a内の内容物を被詰め替え用ボトル2に移し替えることができる。
また、開栓する前の詰め替え用容器1を被詰め替え用ボトル2の口部20に連結させた後に、雄ねじ筒部12とキャップ体14が嵌合した被詰め替え用ボトル2とを相対的に移動させることで、この詰め替え用容器1を開栓することが可能になり、詰め替え時に詰め替え用容器1内の内容物が漏出するのを確実に防ぐことができる。
図4乃至図6に示すように、本実施の形態による詰め替え用容器1の栓体13は、有頂筒状とされ、その天面に貫通孔13aが形成されるとともに、下端開口部13bは容器本体1a内で開口している。つまり、栓体13の内部と容器本体1aの内部とは連通している。
なお、図示の例では、栓体13の下端開口部13bは、容器本体1aの上部内面が接着された本体固定筒部16よりも容器本体1aの軸方向内方に位置されている。
また、本実施の形態のキャップ体14には、図1から図3で示した前記エア抜き溝14Aが形成されていない。
そのため、詰め替え用容器1の容器本体1aが、例えばフィルム等で形成された薄肉のパウチ容器であっても、この容器本体1aが収縮変形しにくくなることから、詰め替え操作が容易となり、更に詰め替え用容器1内の内容物の残溜を低減することができる。
例えば、図1から図3で示した参考例の実施の形態ではキャップ体14の外周面14bにエア抜き溝14Aを形成したが、このエア抜き溝14Aは形成しなくてもかまわない。
また、上記の各実施の形態では外周面に雄ねじを形成した雄ねじ筒部12に内周面に雌ねじを形成したキャップ体14を螺着させているが、これに限定されず、例えば、外周面に雄ねじを形成しない注出口筒部と内周面に雌ねじを形成しないキャップ体とを嵌合させる構成や、高さ方向における複数位置でアンダーカット嵌合が可能なように、注出口筒部の外周面に複数の環状突起を形成し、キャップ体の内周面に前記環状突起と嵌合可能な嵌合突起を形成するような構成など、種々の構成を採用することもできる。
上記の各実施の形態において、被覆部材17は破断可能な連結片を介してキャップ体と一体に形成された構成のものを採用したが、例えば貼着ラベルやシュリンクフィルム等で注出孔14cを覆うように構成しても良い。
上記の各実施の形態における詰め替え用容器としては、パウチ容器を採用しているが、ブローボトルやチューブ容器などを採用することも出来る。この際、容器本体1aの表面や、注出開口筒部下端部から径方向外方に突設されるフランジ状部が前記基台部11として構成される。
2 被詰め替え用ボトル
10 注出口部
11 基台部
11a 表面
11c 連結部
12 雄ねじ筒部(注出口筒部)
13 栓体
13a 貫通孔
13b 下端開口部
14 キャップ体
14A エア抜き溝
14c 注出孔
17 被覆部材
20 口部
20a 開口端面
20b 口部内周面
Claims (3)
- 内容物が充填される容器本体と注出口部とを有する詰め替え用容器であって、
前記注出口部は、基台部と、
この基台部の表面に立設された注出口筒部と、
前記基台部の表面において、前記注出口筒部の内側に連結部を介して立設された栓体と、
前記注出口筒部に装着したキャップ体と、
を備え、
前記栓体と前記注出口筒部との間は、前記容器本体の内部と連通し、かつ前記キャップ体の天面部に、前記栓体が嵌合する注出孔が形成され、
前記栓体は、有頂筒状とされ、その天面に貫通孔が形成され、かつその下端開口部が前記容器本体内で開口し、
被詰め替え用ボトル内に内容物を詰め替える際に、前記キャップ体の外周面を前記被詰め替え用ボトルの口部内周面に嵌合させ、前記基台部の表面を前記口部の開口端面に当接させた後に、前記注出口筒部とキャップ体が嵌合した被詰め替え用ボトルとを相対的に移動させることにより、前記栓体を軸線方向に移動させて、前記注出孔を開口する構成とされたことを特徴とする詰め替え用容器。 - 前記注出口筒部の外周面には雄ねじが形成されており、前記キャップ体の内周面には雌ねじが形成されており、前記基台部の表面を前記口部の開口端面に当接させた後に、前記注出口筒部と前記被詰め替え用ボトルとを軸線まわりに相対的に回転させ、前記栓体を軸線方向に移動させて、前記注出孔を開口する構成とされたことを特徴とする請求項1に記載の詰め替え用容器。
- 前記キャップ体の天面部には、前記注出孔の開口周縁を閉塞した被覆部材が取外し可能に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の詰め替え用容器。
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