JP2527478Y2 - 二液混合容器 - Google Patents
二液混合容器Info
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- JP2527478Y2 JP2527478Y2 JP1990044856U JP4485690U JP2527478Y2 JP 2527478 Y2 JP2527478 Y2 JP 2527478Y2 JP 1990044856 U JP1990044856 U JP 1990044856U JP 4485690 U JP4485690 U JP 4485690U JP 2527478 Y2 JP2527478 Y2 JP 2527478Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は二液混合容器に関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする課題」 異種の液状調剤を混合して使用するが、混合して保存
すると反応して劣化する等の不具合を生じる為、使用直
前に混合して用いるものが知られている。この種の液
は、従来別々の容器に収納され、使用時に第三の容器に
各液を注入混合して使用するのが一般的であるが、第三
の容器への移し替えに手間がかかり、又、液を攪拌する
にも面倒が伴う。
すると反応して劣化する等の不具合を生じる為、使用直
前に混合して用いるものが知られている。この種の液
は、従来別々の容器に収納され、使用時に第三の容器に
各液を注入混合して使用するのが一般的であるが、第三
の容器への移し替えに手間がかかり、又、液を攪拌する
にも面倒が伴う。
本考案は、極めて簡単な操作で二液の混合、攪拌、注
出を行うことが出来る二液混合容器を提案することを目
的とする。
出を行うことが出来る二液混合容器を提案することを目
的とする。
「課題を解決するための手段」 本請求項１考案の容器は上記課題を解決するため、第
１液を収納させる第１容器１と、第２液を収納させる第
２容器２とからなる二液混合容器であって、上記第１容
器１は、口頚部３を起立させた第１容器体４と、上記口
頚部３上端に嵌着させたノズル５と、上記口頚部３外周
に着脱自在に嵌合させた周壁上端より上記ノズル５を被
覆して頂壁を延設させてなる第１キャップ６とから構成
し、上記第２容器２は、口頚部11を起立させた第２容器
体７と、上記口頚部11外周に着脱自在に嵌合させた第１
周壁12上端縁より中央部が上方へ起立した頂壁13を延設
するとともに、隆起部分中央に注出口14を形成し、且
つ、頂壁13外周縁より上方へ円筒状第２周壁15を立設さ
せた第２キャップ８と、上記第２キャップ頂壁13の隆起
部分内面に嵌着させた支持筒16より上方へ螺施状のバネ
板を立設させたバネ部17を設けるとともに、該バネ部上
端に上記注出口14を閉塞する円錐台形状で上部周囲に放
射状に凹溝18を穿設した栓部19を延設した栓部材９と、
上記頂壁13上面を被覆して嵌着固定するとともに、上記
注出口14上部を開口させたパッキン10とから構成し、上
記第２キャップ８の第２周壁15上端を第１容器体口頚部
３外周に嵌合可能に構成し、上記第１キャップ６を外し
た第１容器１上に第２容器２を倒立させて、その第２周
壁15上端内周を第１容器体口頚部３外周に嵌合させた
際、第１容器１のノズル５先端で第２容器２の栓部19を
押し上げて第２容器体７内とノズル５内とを各凹溝18を
介して連通させ、第２容器体７内の液が第１容器体４内
に流下する如く構成してなることを特徴とする二液混合
容器として構成した。
１液を収納させる第１容器１と、第２液を収納させる第
２容器２とからなる二液混合容器であって、上記第１容
器１は、口頚部３を起立させた第１容器体４と、上記口
頚部３上端に嵌着させたノズル５と、上記口頚部３外周
に着脱自在に嵌合させた周壁上端より上記ノズル５を被
覆して頂壁を延設させてなる第１キャップ６とから構成
し、上記第２容器２は、口頚部11を起立させた第２容器
体７と、上記口頚部11外周に着脱自在に嵌合させた第１
周壁12上端縁より中央部が上方へ起立した頂壁13を延設
するとともに、隆起部分中央に注出口14を形成し、且
つ、頂壁13外周縁より上方へ円筒状第２周壁15を立設さ
せた第２キャップ８と、上記第２キャップ頂壁13の隆起
部分内面に嵌着させた支持筒16より上方へ螺施状のバネ
板を立設させたバネ部17を設けるとともに、該バネ部上
端に上記注出口14を閉塞する円錐台形状で上部周囲に放
射状に凹溝18を穿設した栓部19を延設した栓部材９と、
上記頂壁13上面を被覆して嵌着固定するとともに、上記
注出口14上部を開口させたパッキン10とから構成し、上
記第２キャップ８の第２周壁15上端を第１容器体口頚部
３外周に嵌合可能に構成し、上記第１キャップ６を外し
た第１容器１上に第２容器２を倒立させて、その第２周
壁15上端内周を第１容器体口頚部３外周に嵌合させた
際、第１容器１のノズル５先端で第２容器２の栓部19を
押し上げて第２容器体７内とノズル５内とを各凹溝18を
介して連通させ、第２容器体７内の液が第１容器体４内
に流下する如く構成してなることを特徴とする二液混合
容器として構成した。
また、請求項２考案の容器は、第１液を収納させる第
１容器１と、第２液を収納させる第２容器２とからなる
二液混合容器であって、上記第１容器１は、口頚部３を
起立させた第１容器体４と、上記口頚部３上端に嵌着さ
せたノズル５と、上記口頚部３外周に着脱自在に嵌合さ
せた周壁上端より上記ノズル５を被覆して頂壁を延設さ
せてなる第１キャップ６とから構成し、上記第２容器２
は、口頚部11を起立させた第２容器体７と、上記口頚部
11外周に着脱自在に嵌合させた第１周壁12上端縁より延
設した頂壁13中央に円筒状の注出口14を貫設するととも
に、注出口の上端より突設した破断可能な複数の支持棒
20を介して横断面十字状の押圧棒21を注出口14内上部中
央に支持し、且つ、頂壁13下方の注出口14に複数の切り
溝22を縦設してなる第２キャップ８と、上記注出口14内
上下方向中央部に液密且つ離脱可能に嵌着させた球状栓
部材９と、上記注出口14外面及び上面を被覆して嵌着固
定するとともに、注出口14上端開口を臨ませて開口させ
たパッキン10とから構成し、上記第２キャップ８の頂壁
上面周縁部より立設した第２周壁15上端を第１容器体口
頚部３外周に嵌合可能に構成し、上記第１キャップ６を
外した第１容器１上に第２容器２を倒立させて、その第
２周壁15上端内周を第１容器体口頚部３外周に嵌合させ
た際、第１容器１のノズル５先端で上記押圧棒21を押し
上げて栓部材９を外し、第２容器体７内とノズル５内と
を各切り溝22及び押圧棒21の周囲を介して連通させ、第
２容器体７内の液が第１容器体４内に流下する如く構成
してなることを特徴とする二液混合容器として構成し
た。
１容器１と、第２液を収納させる第２容器２とからなる
二液混合容器であって、上記第１容器１は、口頚部３を
起立させた第１容器体４と、上記口頚部３上端に嵌着さ
せたノズル５と、上記口頚部３外周に着脱自在に嵌合さ
せた周壁上端より上記ノズル５を被覆して頂壁を延設さ
せてなる第１キャップ６とから構成し、上記第２容器２
は、口頚部11を起立させた第２容器体７と、上記口頚部
11外周に着脱自在に嵌合させた第１周壁12上端縁より延
設した頂壁13中央に円筒状の注出口14を貫設するととも
に、注出口の上端より突設した破断可能な複数の支持棒
20を介して横断面十字状の押圧棒21を注出口14内上部中
央に支持し、且つ、頂壁13下方の注出口14に複数の切り
溝22を縦設してなる第２キャップ８と、上記注出口14内
上下方向中央部に液密且つ離脱可能に嵌着させた球状栓
部材９と、上記注出口14外面及び上面を被覆して嵌着固
定するとともに、注出口14上端開口を臨ませて開口させ
たパッキン10とから構成し、上記第２キャップ８の頂壁
上面周縁部より立設した第２周壁15上端を第１容器体口
頚部３外周に嵌合可能に構成し、上記第１キャップ６を
外した第１容器１上に第２容器２を倒立させて、その第
２周壁15上端内周を第１容器体口頚部３外周に嵌合させ
た際、第１容器１のノズル５先端で上記押圧棒21を押し
上げて栓部材９を外し、第２容器体７内とノズル５内と
を各切り溝22及び押圧棒21の周囲を介して連通させ、第
２容器体７内の液が第１容器体４内に流下する如く構成
してなることを特徴とする二液混合容器として構成し
た。
また、請求項３考案の容器は、第１液を収納させる第
１容器１と、第２液を収納させる第２容器２とからなる
二液混合容器であって、上記第１容器１は、口頚部３を
起立させた第１容器体４と、上記口頚部３上端に嵌着さ
せたノズル５と、上記口頚部３外周に着脱自在に嵌合さ
せた周壁上端より上記ノズル５を被覆して頂壁を延設さ
せてなる第１キャップ６とから構成し、上記第２容器２
は、口頚部11を起立させた第２容器体７と、上記口頚部
11外周に着脱自在に嵌合させた第１周壁12上端縁より中
央部に窓孔を穿設してなる頂壁13を延設するとともに、
頂壁13外周縁より上方へ円筒状第２周壁15を立設させた
第２キャップ８と、上記第２キャップ頂壁13裏面に介在
させるとともに、中央部に上記窓孔と連通する注出口14
を穿設してなるパッキン10と、上記注出口14に摺動可能
に嵌合させるとともに、パッキン上方に突出した部分の
上端外周に複数の凹溝23を縦設してなる栓部材９とから
構成し、上記第２キャップ８の第２周壁15上端を第１容
器体口頚部３外周に嵌合可能に構成し、上記第１キャッ
プ６を外した第１容器１上に第２容器２を倒立させて、
その第２周壁15上端内周を第１容器体口頚部３外周に嵌
合させた際、第１容器１のノズル５先端で第２容器２の
栓部19を押し上げて第２容器体７内とノズル５内とを各
凹溝23を介して連通させ、第２容器体７内の液が第１容
器体４内に流下する如く構成してなることを特徴とする
二液混合容器として構成した。
１容器１と、第２液を収納させる第２容器２とからなる
二液混合容器であって、上記第１容器１は、口頚部３を
起立させた第１容器体４と、上記口頚部３上端に嵌着さ
せたノズル５と、上記口頚部３外周に着脱自在に嵌合さ
せた周壁上端より上記ノズル５を被覆して頂壁を延設さ
せてなる第１キャップ６とから構成し、上記第２容器２
は、口頚部11を起立させた第２容器体７と、上記口頚部
11外周に着脱自在に嵌合させた第１周壁12上端縁より中
央部に窓孔を穿設してなる頂壁13を延設するとともに、
頂壁13外周縁より上方へ円筒状第２周壁15を立設させた
第２キャップ８と、上記第２キャップ頂壁13裏面に介在
させるとともに、中央部に上記窓孔と連通する注出口14
を穿設してなるパッキン10と、上記注出口14に摺動可能
に嵌合させるとともに、パッキン上方に突出した部分の
上端外周に複数の凹溝23を縦設してなる栓部材９とから
構成し、上記第２キャップ８の第２周壁15上端を第１容
器体口頚部３外周に嵌合可能に構成し、上記第１キャッ
プ６を外した第１容器１上に第２容器２を倒立させて、
その第２周壁15上端内周を第１容器体口頚部３外周に嵌
合させた際、第１容器１のノズル５先端で第２容器２の
栓部19を押し上げて第２容器体７内とノズル５内とを各
凹溝23を介して連通させ、第２容器体７内の液が第１容
器体４内に流下する如く構成してなることを特徴とする
二液混合容器として構成した。
「作用」 第１図〜第３図の実施例において第１キャップ６を外
した第１容器１上に、第２容器２を倒立させて、その第
２周壁15上端を第１容器体口頚部３外周に螺合させる。
この際、第２図示の如く、第１容器１のノズル先端が栓
部材９の栓部19を押し上げて開栓し、第２容器体７内の
液が栓部19の各凹溝18からノズル内を通り第１容器体７
内に流下し二液が混合される。次いで、そのまま連結さ
せた各容器を振れば混合液の攪拌を行える。次いで第２
容器２を外してノズル５より混合液を注出できる。
した第１容器１上に、第２容器２を倒立させて、その第
２周壁15上端を第１容器体口頚部３外周に螺合させる。
この際、第２図示の如く、第１容器１のノズル先端が栓
部材９の栓部19を押し上げて開栓し、第２容器体７内の
液が栓部19の各凹溝18からノズル内を通り第１容器体７
内に流下し二液が混合される。次いで、そのまま連結さ
せた各容器を振れば混合液の攪拌を行える。次いで第２
容器２を外してノズル５より混合液を注出できる。
第４図及び第５図の実施例では、第５図示の如くノズ
ル５先端で押圧棒21を上方に押上げるとともに、該棒21
により栓部材９を上方に押上げて開栓する。この際押圧
棒21を支持していた各支持棒20は切断される。第２容器
体７内の液は各切り溝22よりノズル５内を通り第１容器
体４内に流下する。
ル５先端で押圧棒21を上方に押上げるとともに、該棒21
により栓部材９を上方に押上げて開栓する。この際押圧
棒21を支持していた各支持棒20は切断される。第２容器
体７内の液は各切り溝22よりノズル５内を通り第１容器
体４内に流下する。
第６図〜第８図の実施例では、第７図示の如く、ノズ
ル５先端で栓部材９を上方へ押し上げ開栓する。次い
で、第２容器体７胴部を圧搾すれば、第２容器体７内の
液は栓部材９の凹溝23からノズル５内を通り第１容器体
４内へ流下する。
ル５先端で栓部材９を上方へ押し上げ開栓する。次い
で、第２容器体７胴部を圧搾すれば、第２容器体７内の
液は栓部材９の凹溝23からノズル５内を通り第１容器体
４内へ流下する。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第１図〜第３図は本考案の一実施例を示し、本考案二
液混合容器は、第１容器１と第２容器２とから構成し、
第１容器１には第１液を、第２容器２には第２液を各々
収納させる様構成している。
液混合容器は、第１容器１と第２容器２とから構成し、
第１容器１には第１液を、第２容器２には第２液を各々
収納させる様構成している。
第１容器１は、胴部より口頚部３を起立させた第１容
器体４と、上記口頚部３上端に嵌着させたノズル５と、
上記口頚部３外周に着脱自在に嵌合させた周壁上端縁よ
りノズル５を被覆して頂壁を延設してなる第１キャップ
６とから構成している。
器体４と、上記口頚部３上端に嵌着させたノズル５と、
上記口頚部３外周に着脱自在に嵌合させた周壁上端縁よ
りノズル５を被覆して頂壁を延設してなる第１キャップ
６とから構成している。
又第２容器２は、第２容器体７と、第２キャップ８
と、栓部材９と、パッキン10とから構成している。
と、栓部材９と、パッキン10とから構成している。
第２容器体７は、胴部より口頚部11を起立させて構成
している。
している。
又、第２キャップ８は、第２容器体口頚部11外周に内
周面を螺合させた第１周壁12の上端縁より、中央部が上
方へ隆起した頂壁13を延設し、該頂壁13の中央に注出口
14を穿設しており、更に頂壁13外周縁より上方へ、円筒
状の第２周壁15を立設させて構成している。この第２周
壁上端には、第１容器体口頚部３外周に螺合可能な螺条
を設けている。
周面を螺合させた第１周壁12の上端縁より、中央部が上
方へ隆起した頂壁13を延設し、該頂壁13の中央に注出口
14を穿設しており、更に頂壁13外周縁より上方へ、円筒
状の第２周壁15を立設させて構成している。この第２周
壁上端には、第１容器体口頚部３外周に螺合可能な螺条
を設けている。
栓部材９は、第３図示の如く、支持筒16上面より螺旋
状の複数のバネ板を立設させたバネ部17を設け、該バネ
部17上端に上記注出口14を閉塞する円錐台形状で、上部
の前後左右に放射状に凹溝18を穿設した栓部19を設けて
構成している。また、栓部材９は、その支持筒16を第１
図示の如く、第２キャップ頂壁13内面に嵌着させて、栓
部19を上方付勢状態で注出口14に嵌合させて、注出口14
を閉塞させている。
状の複数のバネ板を立設させたバネ部17を設け、該バネ
部17上端に上記注出口14を閉塞する円錐台形状で、上部
の前後左右に放射状に凹溝18を穿設した栓部19を設けて
構成している。また、栓部材９は、その支持筒16を第１
図示の如く、第２キャップ頂壁13内面に嵌着させて、栓
部19を上方付勢状態で注出口14に嵌合させて、注出口14
を閉塞させている。
パッキン10は、柔軟性を有する材質で構成し、第２キ
ャップ頂壁13上面を被覆するとともに、注出口14上部を
開口させており、第２図示の如く、第２容器２を第１容
器１に装着させた際、第１容器のノズル５と第２キャッ
プ８の注出口14とを液密に連絡させる働きをする。
ャップ頂壁13上面を被覆するとともに、注出口14上部を
開口させており、第２図示の如く、第２容器２を第１容
器１に装着させた際、第１容器のノズル５と第２キャッ
プ８の注出口14とを液密に連絡させる働きをする。
第４図及び第５図は、本考案の他の実施例を示し、本
実施例では、第２キャップ頂壁13の中央に円筒状の注出
口14を貫設し、この注出口14に球状の栓部材９を離脱可
能に嵌合している。又、注出口14の上端より容易に切断
可能な複数の支持棒20を突設し、各支持棒20の内側に栓
部材９を押圧する横断面十字状の押圧棒21を垂設させて
いる。更に注出口14の下部には複数の切り溝22を縦設し
ている。
実施例では、第２キャップ頂壁13の中央に円筒状の注出
口14を貫設し、この注出口14に球状の栓部材９を離脱可
能に嵌合している。又、注出口14の上端より容易に切断
可能な複数の支持棒20を突設し、各支持棒20の内側に栓
部材９を押圧する横断面十字状の押圧棒21を垂設させて
いる。更に注出口14の下部には複数の切り溝22を縦設し
ている。
第６図〜第８図は、本考案の更に他の実施例を示し、
本実施例では第２キャップ頂壁13裏面に嵌着させた円板
状のパッキン10の中央に穿設した注出口14に円柱状の栓
部材９を摺動可能に嵌合させている。又、栓部材９の上
端外周に複数の凹溝23を縦設している。更に、第２容器
体７の胴部を圧搾可能に構成している。
本実施例では第２キャップ頂壁13裏面に嵌着させた円板
状のパッキン10の中央に穿設した注出口14に円柱状の栓
部材９を摺動可能に嵌合させている。又、栓部材９の上
端外周に複数の凹溝23を縦設している。更に、第２容器
体７の胴部を圧搾可能に構成している。
「考案の効果」 以上説明した如く本考案二液混合容器は、既述構成と
したことにより、第１キャップを外した後、第２容器を
倒立させて第１容器に装着するという簡単な操作で二液
の混合を行えるものであり、攪拌の際も、そのまま連結
した各容器を振るだけで行える。更に、混合液の注出に
当たっては第１容器を外すだけで良く、二液の混合、攪
拌、注出を極めて容易に行えるものである。
したことにより、第１キャップを外した後、第２容器を
倒立させて第１容器に装着するという簡単な操作で二液
の混合を行えるものであり、攪拌の際も、そのまま連結
した各容器を振るだけで行える。更に、混合液の注出に
当たっては第１容器を外すだけで良く、二液の混合、攪
拌、注出を極めて容易に行えるものである。
また、請求項１の容器では、第２キャップ頂壁の隆起
部分内面に嵌着させた支持筒より上方へ螺旋状のバネ板
を立設させたバネ部を設けるとともに、該バネ部上端に
注出口を閉塞する円錐台形状で上部周囲に放射状に凹溝
を穿設した栓部を延設した栓部材を設け、第１容器のノ
ズル先端で第２容器の栓部を押しあげて第２容器体内と
ノズル内とを各凹溝を介して連通させる如く構成したの
で、また、請求項２の容器では、第２容器口頚部外周に
着脱自在に嵌合させた第１周壁上端縁より中央に円筒状
の注出口を貫設するとともに、注出口の上端より突設し
た破断可能な複数の支持棒を介して横断面十字状の押圧
棒を注出口内上部中央に支持し、且つ、注出口下部に複
数の切り溝を縦設してなる第２キャップと、注出口内上
下方向中央部に液密且つ離脱可能に嵌着させた球状栓部
材を設け、第１容器のノズル先端で上記押圧棒を押し上
げて栓部材を外し、第２容器体内とノズル内とを各切り
溝を及び押圧棒の周囲を介して連通させる如く構成した
ので、更に、請求項３の容器では、第２キャップ頂壁裏
面に介在させるとともに、中央部に上記第２キャップ頂
壁の窓孔と連通する注出口を穿設してなるパッキンと、
上記注出口に摺動可能に嵌合させるとともに、パッキン
上方に突出した部分の上端外周に複数の凹溝を縦設して
なる栓部材を設け、第１容器のノズル先端で第２容器の
栓部を押し上げて第２容器体内とノズル内とを各凹溝を
介して連通させる如く構成したので、それぞれ第２容器
体内とノズル内とが確実にしかも充分な余裕をもって連
通し、二液の混合を円滑に行えるものである。
部分内面に嵌着させた支持筒より上方へ螺旋状のバネ板
を立設させたバネ部を設けるとともに、該バネ部上端に
注出口を閉塞する円錐台形状で上部周囲に放射状に凹溝
を穿設した栓部を延設した栓部材を設け、第１容器のノ
ズル先端で第２容器の栓部を押しあげて第２容器体内と
ノズル内とを各凹溝を介して連通させる如く構成したの
で、また、請求項２の容器では、第２容器口頚部外周に
着脱自在に嵌合させた第１周壁上端縁より中央に円筒状
の注出口を貫設するとともに、注出口の上端より突設し
た破断可能な複数の支持棒を介して横断面十字状の押圧
棒を注出口内上部中央に支持し、且つ、注出口下部に複
数の切り溝を縦設してなる第２キャップと、注出口内上
下方向中央部に液密且つ離脱可能に嵌着させた球状栓部
材を設け、第１容器のノズル先端で上記押圧棒を押し上
げて栓部材を外し、第２容器体内とノズル内とを各切り
溝を及び押圧棒の周囲を介して連通させる如く構成した
ので、更に、請求項３の容器では、第２キャップ頂壁裏
面に介在させるとともに、中央部に上記第２キャップ頂
壁の窓孔と連通する注出口を穿設してなるパッキンと、
上記注出口に摺動可能に嵌合させるとともに、パッキン
上方に突出した部分の上端外周に複数の凹溝を縦設して
なる栓部材を設け、第１容器のノズル先端で第２容器の
栓部を押し上げて第２容器体内とノズル内とを各凹溝を
介して連通させる如く構成したので、それぞれ第２容器
体内とノズル内とが確実にしかも充分な余裕をもって連
通し、二液の混合を円滑に行えるものである。
第１図〜第３図は本考案の一実施例を示し、第１図及び
第２図は縦断面図、第３図は栓部材の一例を示す斜視
図、第４図及び第５図は他の実施例を示す縦断面図、第
６図〜第８図は更に他の実施例を示し、第６図及び第７
図は縦断面図、第８図は更に他の実施例を示す正面図で
ある。 １……第１容器、２……第２容器、４……第１容器体、
５……ノズル、６……第１キャップ、７……第２容器
体、８……第２キャップ、９……栓部材
第２図は縦断面図、第３図は栓部材の一例を示す斜視
図、第４図及び第５図は他の実施例を示す縦断面図、第
６図〜第８図は更に他の実施例を示し、第６図及び第７
図は縦断面図、第８図は更に他の実施例を示す正面図で
ある。 １……第１容器、２……第２容器、４……第１容器体、
５……ノズル、６……第１キャップ、７……第２容器
体、８……第２キャップ、９……栓部材
Claims (3)
- 【請求項１】第１液を収納させる第１容器１と、第２液
を収納させる第２容器２とからなる二液混合容器であっ
て、上記第１容器１は、口頚部３を起立させた第１容器
体４と、上記口頚部３上端に嵌着させたノズル５と、上
記口頚部３外周に着脱自在に嵌合させた周壁上端より上
記ノズル５を被覆して頂壁を延設させてなる第１キャッ
プ６とから構成し、上記第２容器２は、口頚部11を起立
させた第２容器体７と、上記口頚部11外周に着脱自在に
嵌合させた第１周壁12上端縁より中央部が上方へ起立し
た頂壁13を延設するとともに、隆起部分中央に注出口14
を形成し、且つ、頂壁13外周縁より上方へ円筒状第２周
壁15を立設させた第２キャップ８と、上記第２キャップ
頂壁13の隆起部分内面に嵌着させた支持筒16より上方へ
螺旋状のバネ板を立設させたバネ部17を設けるととも
に、該バネ部上端に上記注出口14を閉塞する円錐台形状
で上部周囲に放射状に凹溝18を穿設した栓部19を延設し
た栓部材９と、上記頂壁13上面を被覆して嵌着固定する
とともに、上記注出口14上部を開口させたパッキン10と
から構成し、上記第２キャップ８の第２周壁15上端を第
１容器体口頚部３外周に嵌合可能に構成し、上記第１キ
ャップ６を外した第１容器１上に第２容器２を倒立させ
て、その第２周壁15上端内周を第１容器体口頚部３外周
に嵌合させた際、第１容器１のノズル５先端で第２容器
２の栓部19を押し上げて第２容器体７内とノズル５内と
を各凹溝18を介して連通させ、第２容器体７内の液が第
１容器体４内に流下する如く構成してなることを特徴と
する二液混合容器。 - 【請求項２】第１液を収納させる第１容器１と、第２液
を収納させる第２容器２とからなる二液混合容器であっ
て、上記第１容器１は、口頚部３を起立させた第１容器
体４と、上記口頚部３上端に嵌着させたノズル５と、上
記口頚部３外周に着脱自在に嵌合させた周壁上端より上
記ノズル５を被覆して頂壁を延設させてなる第１キャッ
プ６とから構成し、上記第２容器２は、口頚部11を起立
させた第２容器体７と、上記口頚部11外周に着脱自在に
嵌合させた第１周壁12上端縁より延設した頂壁13中央に
円筒状の注出口14を貫設するとともに、注出口の上端よ
り突設した破断可能な複数の支持棒20を介して横断面十
字状の押圧棒21を注出口14内上部中央に支持し、且つ、
頂壁13下方の注出口14に複数の切り溝22を縦設してなる
第２キャップ８と、上記注出口14内上下方向中央部に液
密且つ離脱可能に嵌着させた球状栓部材９と、上記注出
口14外面及び上面を被覆して嵌着固定するとともに、注
出口14上端開口を臨ませて開口させたパッキン10とから
構成し、上記第２キャップ８の頂壁上面周縁部より立設
した第２周壁15上端を第１容器体口頚部３外周に嵌合可
能に構成し、上記第１キャップ６を外した第１容器１上
に第２容器２を倒立させて、その第２周壁15上端内周を
第１容器体口頚部３外周に嵌合させた際、第１容器１の
ノズル５先端で上記押圧棒21を押し上げて栓部材９を外
し、第２容器体７内とノズル５内とを各切り溝22及び押
圧棒21の周囲を介して連通させ、第２容器体７内の液が
第１容器体４内に流下する如く構成してなることを特徴
とする二液混合容器。 - 【請求項３】第１液を収納させる第１容器１と、第２液
を収納させる第２容器２とからなる二液混合容器であっ
て、上記第１容器１は、口頚部３を起立させた第１容器
体４と、上記口頚部３上端に嵌着させたノズル５と、上
記口頚部３外周に着脱自在に嵌合させた周壁上端より上
記ノズル５を被覆して頂壁を延設させてなる第１キャッ
プ６とから構成し、上記第２容器２は、口頚部11を起立
させた第２容器体７と、上記口頚部11外周に着脱自在に
嵌合させた第１周壁12上端縁より中央部に窓孔を穿設し
てなる頂壁13を延設するとともに、頂壁13外周縁より上
方へ円筒状第２周壁15を立設させた第２キャップ８と、
上記第２キャップ頂壁13裏面に介在させるとともに、中
央部に上記窓孔と連通する注出口14を穿設してなるパッ
キン10と、上記注出口14に摺動可能に嵌合させるととも
に、パッキン上方に突出した部分の上端外周に複数の凹
溝23を縦設してなる栓部材９とから構成し、上記第２キ
ャップ８の第２周壁15上端を第１容器体口頚部３外周に
嵌合可能に構成し、上記第１キャップ６を外した第１容
器１上に第２容器２を倒立させて、その第２周壁15上端
内周を第１容器体口頚部３外周に嵌合させた際、第１容
器１のノズル５先端で第２容器２の栓部19を押し上げて
第２容器体７内とノズル５内とを各凹溝23を介して連通
させ、第２容器体７内の液が第１容器体４内に流下する
如く構成してなることを特徴とする二液混合容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990044856U JP2527478Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 二液混合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990044856U JP2527478Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 二液混合容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH043988U JPH043988U (ja) | 1992-01-14 |
| JP2527478Y2 true JP2527478Y2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=31558525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990044856U Expired - Fee Related JP2527478Y2 (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 二液混合容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2527478Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008137693A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 詰め替え用容器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5301233B2 (ja) * | 2008-09-30 | 2013-09-25 | 株式会社吉野工業所 | 二剤混合容器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2552404B1 (fr) * | 1983-09-26 | 1987-12-24 | Merck Sharp & Dohme | Ensemble de preparation et de delivrance d'une solution, bouchon obturateur pour cet ensemble et procede de fabrication de ce bouchon |
-
1990
- 1990-04-26 JP JP1990044856U patent/JP2527478Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008137693A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 詰め替え用容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH043988U (ja) | 1992-01-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |