JPH089025Y2 - 二液混合容器 - Google Patents
二液混合容器Info
- Publication number
- JPH089025Y2 JPH089025Y2 JP1989133588U JP13358889U JPH089025Y2 JP H089025 Y2 JPH089025 Y2 JP H089025Y2 JP 1989133588 U JP1989133588 U JP 1989133588U JP 13358889 U JP13358889 U JP 13358889U JP H089025 Y2 JPH089025 Y2 JP H089025Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- peripheral wall
- erected
- mouth
- neck portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Package Specialized In Special Use (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、二液混合容器に関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする課題」 例えば、毛染め等の整髪における用剤は異種の液状調
剤を混合して用いるが、混合した状態で保存すると化学
反応を起こし、効力を失うため、使用時に混合して用い
られる。
剤を混合して用いるが、混合した状態で保存すると化学
反応を起こし、効力を失うため、使用時に混合して用い
られる。
この種の液は従来別々の容器に収納され、使用時に第
三の容器に各液を注入混合して使用するのが一般的であ
るが、第三の容器への移し替えに手間がかかり、又混合
液を攪拌するに当っても面倒が伴う。
三の容器に各液を注入混合して使用するのが一般的であ
るが、第三の容器への移し替えに手間がかかり、又混合
液を攪拌するに当っても面倒が伴う。
本考案は極めて簡単な操作で二液の混合、攪拌、注出
を行うことのできる二液混合容器を提供することを目的
とするものである。
を行うことのできる二液混合容器を提供することを目的
とするものである。
「課題を解決するための手段」 口頸部８を起立した第１容器体１と、上記口頸部８外
周に嵌合した第１周壁９上端縁より延設した内向きフラ
ンジ10内周縁より螺筒部11を垂下するとともに、内向き
フランジ10上面より第２周壁12を立設してなる接続部材
２と、上記螺筒部11内周に液密に螺合した可動筒部14の
下面開口を閉塞する隔壁板15を横設してなる隔壁部材３
と、上記接続部材２の第２周壁12内周に嵌合するととも
に、接続部材２に液密に装着してなる上下面開放の嵌合
筒部17上端縁より胴部18を介して口頸部19を起立した第
２容器体４と、上記第２容器体口頸部19外周に嵌合する
周壁21上端より延設した頂壁22中央よりノズルを立設す
るとともに、頂壁22裏面より上記隔壁部材３の内周に係
合する係合足24を垂設してなるキャップ状ノズル５とか
らなり、上記係合足24の回動により隔壁部材３の螺筒部
11が回動し、隔壁部材３が接続部材２より螺脱して第１
容器体１内と、第２容器体４内が連通する如く構成して
なることを特徴とする二液混合容器。
周に嵌合した第１周壁９上端縁より延設した内向きフラ
ンジ10内周縁より螺筒部11を垂下するとともに、内向き
フランジ10上面より第２周壁12を立設してなる接続部材
２と、上記螺筒部11内周に液密に螺合した可動筒部14の
下面開口を閉塞する隔壁板15を横設してなる隔壁部材３
と、上記接続部材２の第２周壁12内周に嵌合するととも
に、接続部材２に液密に装着してなる上下面開放の嵌合
筒部17上端縁より胴部18を介して口頸部19を起立した第
２容器体４と、上記第２容器体口頸部19外周に嵌合する
周壁21上端より延設した頂壁22中央よりノズルを立設す
るとともに、頂壁22裏面より上記隔壁部材３の内周に係
合する係合足24を垂設してなるキャップ状ノズル５とか
らなり、上記係合足24の回動により隔壁部材３の螺筒部
11が回動し、隔壁部材３が接続部材２より螺脱して第１
容器体１内と、第２容器体４内が連通する如く構成して
なることを特徴とする二液混合容器。
「作用」 第１図示の状態から補助キャップ６を外し、第２容器
体口頸部19より係合足24を挿入するとともに、キャップ
状ノズル５の周壁21を口頸部19に螺合する。この際係合
足24の下端は、隔壁部材３の可動筒部14内周に設けた凹
溝16と嵌合しており、周壁21を螺合する為に回動する
と、係合足24も回動し、可動筒部14が回動下降し、最後
には、接続部材２の螺合筒部11から外れて第１容器体１
内に落下する。同時に第１容器体１内の液体と、第２容
器体４内の液体が混合する。
体口頸部19より係合足24を挿入するとともに、キャップ
状ノズル５の周壁21を口頸部19に螺合する。この際係合
足24の下端は、隔壁部材３の可動筒部14内周に設けた凹
溝16と嵌合しており、周壁21を螺合する為に回動する
と、係合足24も回動し、可動筒部14が回動下降し、最後
には、接続部材２の螺合筒部11から外れて第１容器体１
内に落下する。同時に第１容器体１内の液体と、第２容
器体４内の液体が混合する。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第１図は本考案容器の一実施例を示し、該容器は、第
１容器体１と、接続部材２と、隔壁部材３と、第２容器
体４と、キャップ状ノズル５とから構成している。尚、
図中６は、キャップ状ノズル５を装着する前の保存時に
第２容器体４に嵌合する補助キャップを示す。
１容器体１と、接続部材２と、隔壁部材３と、第２容器
体４と、キャップ状ノズル５とから構成している。尚、
図中６は、キャップ状ノズル５を装着する前の保存時に
第２容器体４に嵌合する補助キャップを示す。
第１容器体１は、円筒状の胴部７より口頸部８を起立
して構成している。
して構成している。
接続部材２は、円筒状の第１周壁９上端縁より内向き
のフランジ10を延設し、該フランジ10の内周縁より、内
周面に螺条を施した螺筒部11を垂設している。又、内向
きフランジ10の外周縁上面より上方に第２周壁12を立設
している。この様に構成した接続部材２の螺筒部11を第
１容器体１内に垂下するとともに、第１周壁９内周を第
１容器体口頸部８外周に嵌合し、且つ、公知の廻り止め
機構13によって回動不能に装着している。この廻り止め
機構13は、例えば、第１容器体口頸部８下端外周に周設
した上下に走る多数の突条と、第１周壁９内周下端に周
設した上下に走る多数の凹溝を各々係合して構成するこ
とが出来る。
のフランジ10を延設し、該フランジ10の内周縁より、内
周面に螺条を施した螺筒部11を垂設している。又、内向
きフランジ10の外周縁上面より上方に第２周壁12を立設
している。この様に構成した接続部材２の螺筒部11を第
１容器体１内に垂下するとともに、第１周壁９内周を第
１容器体口頸部８外周に嵌合し、且つ、公知の廻り止め
機構13によって回動不能に装着している。この廻り止め
機構13は、例えば、第１容器体口頸部８下端外周に周設
した上下に走る多数の突条と、第１周壁９内周下端に周
設した上下に走る多数の凹溝を各々係合して構成するこ
とが出来る。
隔壁部材３は、円筒状の可動筒部14下端面に、該筒部
14下面開口を閉塞する隔壁板15を横設して構成してお
り、可動筒部14外周には螺条を施すとともに、内周面に
は上下に走る凹溝16を等間隔に多数周設している。この
様に構成した隔壁部材３の可動筒部14外周上部を接続部
材２の螺筒部11内周上部に螺合するとともに、可動筒部
14外周下部と螺筒部11内周下部とを液密に当接して隔壁
部材３を装着している。
14下面開口を閉塞する隔壁板15を横設して構成してお
り、可動筒部14外周には螺条を施すとともに、内周面に
は上下に走る凹溝16を等間隔に多数周設している。この
様に構成した隔壁部材３の可動筒部14外周上部を接続部
材２の螺筒部11内周上部に螺合するとともに、可動筒部
14外周下部と螺筒部11内周下部とを液密に当接して隔壁
部材３を装着している。
第２容器体４は、円筒状嵌合筒部17上端縁より立設し
た胴部18を介して口頸部19を起立して構成している。こ
の様に構成した第２容器体４の嵌合筒部17外周を上記接
続部材２の第２周壁12内周に嵌合するとともに、公知の
廻り止め機構13により回動不能に装着している。又、嵌
合筒部17の内周面下端を、接続部材２の内向きフランジ
10上面より立設した筒部20外周に液密に当接している。
た胴部18を介して口頸部19を起立して構成している。こ
の様に構成した第２容器体４の嵌合筒部17外周を上記接
続部材２の第２周壁12内周に嵌合するとともに、公知の
廻り止め機構13により回動不能に装着している。又、嵌
合筒部17の内周面下端を、接続部材２の内向きフランジ
10上面より立設した筒部20外周に液密に当接している。
キャップ状ノズル５は、周壁21上端縁より延設した頂
壁22中央より円錐状のノズル23を立設し、頂壁22裏面よ
り二本の係合足24を垂設している。又、ノズル23先端に
は内溶液を均一に攪拌混合する際に必要なノズルキャッ
プ25を嵌合している。上記係合足24はキャップ状ノズル
５を第２容器体口頸部19外周に嵌合した際、その下端が
隔壁部材３の可動筒部14内周に設けた凹溝６と係合可能
な長さを有しており、好ましくは、周壁21を完全に螺合
した際にその下端が当初の隔壁板15の位置より下方に存
在する長さが好ましい。又、その横断面形状は、第２図
示の如く、接続部材２の螺筒部11内周に当接する如き同
心円の内周の一部形状をなしており、その外周面に上記
螺筒部11内周の凹溝16と嵌合可能な凸条26を突設してい
る。又、この係合足24は多少弾性をもたせることによ
り、凸条26と凹溝16との嵌合が容易となる。
壁22中央より円錐状のノズル23を立設し、頂壁22裏面よ
り二本の係合足24を垂設している。又、ノズル23先端に
は内溶液を均一に攪拌混合する際に必要なノズルキャッ
プ25を嵌合している。上記係合足24はキャップ状ノズル
５を第２容器体口頸部19外周に嵌合した際、その下端が
隔壁部材３の可動筒部14内周に設けた凹溝６と係合可能
な長さを有しており、好ましくは、周壁21を完全に螺合
した際にその下端が当初の隔壁板15の位置より下方に存
在する長さが好ましい。又、その横断面形状は、第２図
示の如く、接続部材２の螺筒部11内周に当接する如き同
心円の内周の一部形状をなしており、その外周面に上記
螺筒部11内周の凹溝16と嵌合可能な凸条26を突設してい
る。又、この係合足24は多少弾性をもたせることによ
り、凸条26と凹溝16との嵌合が容易となる。
この様に構成したキャップ状ノズル５を保存時用に第
２容器体口頸部19に嵌合した補助キャップ６を外した
後、各係合足24を第２容器体４内に挿入してその下端を
可動筒部14に係合するとともに、その周壁21を第２容器
体口頸部19外周に螺合させると、各係合足24が回動し
て、隔壁部材３を回動下降させ、隔壁部材３を螺筒部11
より螺脱して第１容器体１内に落下させ、同時に、第１
容器体１内と第２容器体４内が連通して両容器体内の液
体が混合する如く構成している。
２容器体口頸部19に嵌合した補助キャップ６を外した
後、各係合足24を第２容器体４内に挿入してその下端を
可動筒部14に係合するとともに、その周壁21を第２容器
体口頸部19外周に螺合させると、各係合足24が回動し
て、隔壁部材３を回動下降させ、隔壁部材３を螺筒部11
より螺脱して第１容器体１内に落下させ、同時に、第１
容器体１内と第２容器体４内が連通して両容器体内の液
体が混合する如く構成している。
「考案の効果」 以上説明した如く、本考案二液混合容器は既述構成と
したことにより、キャップ状ノズルを第２容器体口頸部
に回動しつつ装着することにより、キャップ状ノズルよ
り垂設した係合足が回動し、その下端に係合する隔壁部
材が回動下降して外れ、第１容器体内と第２容器体内と
が連通し、二液の混合が極めて容易に行える。しかも、
隔壁部材は回動下降するため、ゆっくりと確実に接続部
材から外すことが可能であり、その結果、二液混合時に
収納液が上部開口より突発的に飛び出る等の不都合を生
じる虞がない。また、二液混合後は、そのまま容器を振
って二液を均一混合出来、次いで注出すれば良いため、
混合から注出までの操作が容易に行える。
したことにより、キャップ状ノズルを第２容器体口頸部
に回動しつつ装着することにより、キャップ状ノズルよ
り垂設した係合足が回動し、その下端に係合する隔壁部
材が回動下降して外れ、第１容器体内と第２容器体内と
が連通し、二液の混合が極めて容易に行える。しかも、
隔壁部材は回動下降するため、ゆっくりと確実に接続部
材から外すことが可能であり、その結果、二液混合時に
収納液が上部開口より突発的に飛び出る等の不都合を生
じる虞がない。また、二液混合後は、そのまま容器を振
って二液を均一混合出来、次いで注出すれば良いため、
混合から注出までの操作が容易に行える。
又、特殊形状の接続部材、隔壁部材、キャップ状ノズ
ル等を使用して、成形性、組立性を良く構成している。
ル等を使用して、成形性、組立性を良く構成している。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は縦断面図、第２
図は第１図II−II線に沿う縦断面図である。 １…第１容器体、２…接続部材 ３…隔壁部材、４…第２容器体 ５…キャップ状ノズル
図は第１図II−II線に沿う縦断面図である。 １…第１容器体、２…接続部材 ３…隔壁部材、４…第２容器体 ５…キャップ状ノズル
Claims (1)
- 【請求項１】口頸部８を起立した第１容器体１と、上記
口頸部８外周に嵌合した第１周壁９上端縁より延設した
内向きフランジ10内周縁より螺筒部11を垂下するととも
に、内向きフランジ10上面より第２周壁12を立設してな
る接続部材２と、上記螺筒部11内周に液密に螺合した可
動筒部14の下面開口を閉塞する隔壁板15を横設してなる
隔壁部材３と、上記接続部材２の第２周壁12内周に嵌合
するとともに、接続部材２に液密に装着してなる上下面
開放の嵌合筒部17上端縁より胴部18を介して口頸部19を
起立した第２容器体４と、上記第２容器体口頸部19外周
に嵌合する周壁21上端より延設した頂壁22中央よりノズ
ルを立設するとともに、頂壁22裏面より上記隔壁部材３
の内周に係合する係合足24を垂設してなるキャップ状ノ
ズル５とからなり、上記係合足24の回動により隔壁部材
３の螺筒部11が回動し、隔壁部材３が接続部材２より螺
脱して第１容器体１内と、第２容器体４内が連通する如
く構成してなることを特徴とする二液混合容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989133588U JPH089025Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 二液混合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989133588U JPH089025Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 二液混合容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0372676U JPH0372676U (ja) | 1991-07-23 |
| JPH089025Y2 true JPH089025Y2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=31680988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989133588U Expired - Fee Related JPH089025Y2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 二液混合容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089025Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3072635U (ja) * | 2000-03-16 | 2000-10-24 | 有限会社八神建工 | 植物用防虫テープ |
-
1989
- 1989-11-17 JP JP1989133588U patent/JPH089025Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0372676U (ja) | 1991-07-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |