JPH0634316Y2 - 二液混合容器 - Google Patents
二液混合容器Info
- Publication number
- JPH0634316Y2 JPH0634316Y2 JP8761988U JP8761988U JPH0634316Y2 JP H0634316 Y2 JPH0634316 Y2 JP H0634316Y2 JP 8761988 U JP8761988 U JP 8761988U JP 8761988 U JP8761988 U JP 8761988U JP H0634316 Y2 JPH0634316 Y2 JP H0634316Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- mouth
- peripheral wall
- liquid
- neck
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は二液混合容器に係る。
「従来の技術」 従来、第一液を収容し第一口頚部に第一蓋体を嵌合した
主容器と、第二液を収容し第二口頚部に第二蓋体を嵌合
した補助容器とからなる二液混合容器がある。この二液
混合容器は、二液混合に際して各蓋体を口頚部から外
し、補助容器を傾けて第二口頚部を主容器の第一口頚部
上端にあてがって第二液を主容器内へ注入し、その後主
容器に蓋をして主容器を上下に振り二液を混合してい
た。
主容器と、第二液を収容し第二口頚部に第二蓋体を嵌合
した補助容器とからなる二液混合容器がある。この二液
混合容器は、二液混合に際して各蓋体を口頚部から外
し、補助容器を傾けて第二口頚部を主容器の第一口頚部
上端にあてがって第二液を主容器内へ注入し、その後主
容器に蓋をして主容器を上下に振り二液を混合してい
た。
「考案が解決しようとする課題」 上記従来の二液混合容器は、記述の補助容器から第二液
を主容器へ注入する際に、第二液が主容器第一口頚部外
面へ流れ出たり、また注入中は二液の混合ができないな
どの不都合があった。
を主容器へ注入する際に、第二液が主容器第一口頚部外
面へ流れ出たり、また注入中は二液の混合ができないな
どの不都合があった。
本考案は、補助容器から主容器への液注入が容易で、し
かも液注入中に二液の混合が行なえる二液混合容器を提
供するものである。
かも液注入中に二液の混合が行なえる二液混合容器を提
供するものである。
「課題を解決するための手段」 第一液を収容する主容器１と、第二液を収容する補助容
器２とからな二液混合容器であって、上記主容器１は、
第一口頚部４を起立する第一容器体３と、該第一容器体
の第一口頚部に周壁８を嵌合させかつ頂壁７上面に上方
および前方開口の凹陥部10を設け、該凹陥部の底面11に
第一口頚部内に連通する透孔12を穿設したキャップ体６
と、上記凹陥部10両側壁に起伏自在に枢着することで起
立状態にあっては上記透孔12と連通し、かつ倒伏時には
外側面で透孔12を閉塞するノズル体13とで、また上記補
助容器は、第二口頚部15を起立した第二容器体14と、該
第二容器体第二口頚部外面に外部周壁19を嵌合すると共
に、外部周壁上端から内向きフランジ20を介して上記第
二口頚部内面に沿って、内部周壁21を垂下した筒状体17
とでそれぞれ形成され、該筒状体の内部周壁には起立状
態で上記ノズル体13を押し込むことで開口される閉塞手
段22を設けた。
器２とからな二液混合容器であって、上記主容器１は、
第一口頚部４を起立する第一容器体３と、該第一容器体
の第一口頚部に周壁８を嵌合させかつ頂壁７上面に上方
および前方開口の凹陥部10を設け、該凹陥部の底面11に
第一口頚部内に連通する透孔12を穿設したキャップ体６
と、上記凹陥部10両側壁に起伏自在に枢着することで起
立状態にあっては上記透孔12と連通し、かつ倒伏時には
外側面で透孔12を閉塞するノズル体13とで、また上記補
助容器は、第二口頚部15を起立した第二容器体14と、該
第二容器体第二口頚部外面に外部周壁19を嵌合すると共
に、外部周壁上端から内向きフランジ20を介して上記第
二口頚部内面に沿って、内部周壁21を垂下した筒状体17
とでそれぞれ形成され、該筒状体の内部周壁には起立状
態で上記ノズル体13を押し込むことで開口される閉塞手
段22を設けた。
「作用」 二液混合容器不使用流通時は、第１図（Ａ），（Ｂ）に
示すごとく主容器１および補助容器２は独立容器として
それぞれ第一液および第二液を収容する。
示すごとく主容器１および補助容器２は独立容器として
それぞれ第一液および第二液を収容する。
二液混合時には第３図に示すごとく、主容器１のノズル
体13を起立させ、透孔12と連通状態とし、そして補助容
器２を倒立状態としてその内部周壁21に上記ノズル体13
を押し込むことで閉塞手段22を開口し、補助容器内の第
一液を主容器１内へ注入すると共に、連結状態での主容
器および補助容器を上下に振ることで二液混合を行な
う。注入が終われば補助容器をはずし、ノズル体13を起
伏させることで主容器１からの液体の注出ならびに透孔
12の閉塞を行なうことができる。
体13を起立させ、透孔12と連通状態とし、そして補助容
器２を倒立状態としてその内部周壁21に上記ノズル体13
を押し込むことで閉塞手段22を開口し、補助容器内の第
一液を主容器１内へ注入すると共に、連結状態での主容
器および補助容器を上下に振ることで二液混合を行な
う。注入が終われば補助容器をはずし、ノズル体13を起
伏させることで主容器１からの液体の注出ならびに透孔
12の閉塞を行なうことができる。
「実施例」 本考案二液混合容器は、第１図（Ａ），（Ｂ）に示す第
１実施例のごとく、第一液を収容する主容器１と、第二
液を収容する補助容器２とからなる。
１実施例のごとく、第一液を収容する主容器１と、第二
液を収容する補助容器２とからなる。
上記主容器１は、第一容器体３から第一口頚部４を起立
させており、この第一口頚部外面には第一螺条５を周設
している。
させており、この第一口頚部外面には第一螺条５を周設
している。
６はキャップ体であり、このキャップ体は頂壁７から周
壁８を垂下しており、この内面には第一螺溝９を周設し
ている。この周壁は上記第一口頚部外面に螺合されてお
り、頂壁７には上方および前方開口の凹陥部10を設け、
この凹陥部の底面11には、第一口頚部内に連通する透孔
12を穿設している。
壁８を垂下しており、この内面には第一螺溝９を周設し
ている。この周壁は上記第一口頚部外面に螺合されてお
り、頂壁７には上方および前方開口の凹陥部10を設け、
この凹陥部の底面11には、第一口頚部内に連通する透孔
12を穿設している。
13はノズル体であり、このノズル体は上記したキャップ
体の凹陥部10の両側壁に起伏自在に枢着されている。そ
して、このノズル体が起立状態にあっては上記透孔12と
連通し、かつこのノズル体が倒伏状態にあってはこのノ
ズル体の外側面で透孔12を閉塞している。
体の凹陥部10の両側壁に起伏自在に枢着されている。そ
して、このノズル体が起立状態にあっては上記透孔12と
連通し、かつこのノズル体が倒伏状態にあってはこのノ
ズル体の外側面で透孔12を閉塞している。
次に、上記した補助容器２において、14は第二容器体で
あり第二口頚部15を起立しており、この第二口頚部外面
には第二螺条16を周設している。
あり第二口頚部15を起立しており、この第二口頚部外面
には第二螺条16を周設している。
17は筒状体であり、この筒状体は第二口頚部15外面に第
二螺溝18を内面に周設した外部周壁19を螺合させてお
り、その上端からは内向きフランジ20を介して上記第二
口頚部内面に沿って内部周壁21を垂下している。この内
部周壁には、上記したノズル体13がこの内部周壁内に押
し込まれた際に開口する閉塞手段22を設けるが、本第１
実施例では第１図Ｂに示すごとく栓体23を内部周壁下端
部に嵌合させている。また、閉塞手段22として第４図に
示す第２実施例のごとく、アルミ箔等のシール24を内部
周壁下端面に接着してもよい。なお、補助容器２の内部
周壁21内にノズル体13が押し込まれても閉塞手段22が開
口しないように、また未使用状態であることを一目でわ
かるようにするために、外部周壁19上端から破断線を介
して破断筒25を起立させてもよい。
二螺溝18を内面に周設した外部周壁19を螺合させてお
り、その上端からは内向きフランジ20を介して上記第二
口頚部内面に沿って内部周壁21を垂下している。この内
部周壁には、上記したノズル体13がこの内部周壁内に押
し込まれた際に開口する閉塞手段22を設けるが、本第１
実施例では第１図Ｂに示すごとく栓体23を内部周壁下端
部に嵌合させている。また、閉塞手段22として第４図に
示す第２実施例のごとく、アルミ箔等のシール24を内部
周壁下端面に接着してもよい。なお、補助容器２の内部
周壁21内にノズル体13が押し込まれても閉塞手段22が開
口しないように、また未使用状態であることを一目でわ
かるようにするために、外部周壁19上端から破断線を介
して破断筒25を起立させてもよい。
上記キャップ体６、筒状体17およびノズル体13は、ノズ
ル体を起立させ筒状体の内部周壁21にノズル体を押し込
んだときに、キャップ体頂壁７と筒状体内向きフランジ
20とは互いに密接状態にあり、しかもノズル体13は閉塞
手段22を開口状態とするように製作される。
ル体を起立させ筒状体の内部周壁21にノズル体を押し込
んだときに、キャップ体頂壁７と筒状体内向きフランジ
20とは互いに密接状態にあり、しかもノズル体13は閉塞
手段22を開口状態とするように製作される。
「考案の効果」 本考案は以上の構成であり、主容器１のノズル体13を倒
立状態の補助容器２の内部周壁21内に押し込めば、簡単
に補助容器２内の第一液を主容器内へ注入でき、上記連
結状態の主容器１および補助容器２を上下に振れば、第
一液注入状態で簡単に二液混合ができ、また二液混合の
後には、ノズル体13を起伏さえるだけで液体の注出およ
び透孔12の閉塞ができる、従来になく使用便利な二液混
合容器を提供することができる。
立状態の補助容器２の内部周壁21内に押し込めば、簡単
に補助容器２内の第一液を主容器内へ注入でき、上記連
結状態の主容器１および補助容器２を上下に振れば、第
一液注入状態で簡単に二液混合ができ、また二液混合の
後には、ノズル体13を起伏さえるだけで液体の注出およ
び透孔12の閉塞ができる、従来になく使用便利な二液混
合容器を提供することができる。
第１図（Ａ），（Ｂ）は本考案二液混合容器の第１実施
例の主容器および補助容器それぞれの側断面図、第２図
（Ａ），（Ｂ）はそれらの平面図、第３図はそれらの二
液混合時の側断面図、第４図は第２実施例補助容器の側
断面図である。 １…主容器、２…補助容器 13…ノズル体、22…閉塞手段
例の主容器および補助容器それぞれの側断面図、第２図
（Ａ），（Ｂ）はそれらの平面図、第３図はそれらの二
液混合時の側断面図、第４図は第２実施例補助容器の側
断面図である。 １…主容器、２…補助容器 13…ノズル体、22…閉塞手段
Claims (1)
- 【請求項１】第一液を収容する主容器１と、第二液を収
容する補助容器２とからなる二液混合容器であって、上
記主容器１は、第一口頚部４を起立する第一容器体３
と、該第一容器体の第一口頚部に周壁８を嵌合させかつ
頂壁７上面に上方および前方開口の凹陥部10を設け、該
凹陥部の底面11に第一口頚部内に連通する透孔12を穿設
したキャップ体６と、上記凹陥部10両側壁に起伏自在に
枢着することで起立状態にあっては上記透孔12と連通
し、かつ倒伏時には外側面で透孔12を閉塞するノズル体
13とで、また上記補助容器は、第二口頚部15を起立した
第二容器体14と、該第二容器体第二口頚部外面に外部周
壁19を嵌合すると共に、外部周壁上端から内向きフラン
ジ20を介して上記第二口頚部内面に沿って、内部周壁21
を垂下した筒状体17とでそれぞれ形成され、該筒状体の
内部周壁には起立状態で上記ノズル体13を押し込むこと
で開口される閉塞手段22を設けたことを特徴とする二液
混合容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8761988U JPH0634316Y2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 二液混合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8761988U JPH0634316Y2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 二液混合容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH028780U JPH028780U (ja) | 1990-01-19 |
| JPH0634316Y2 true JPH0634316Y2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=31312223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8761988U Expired - Lifetime JPH0634316Y2 (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 二液混合容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634316Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005068320A1 (ja) * | 2004-01-19 | 2005-07-28 | Taisei Kako Co., Ltd. | 用時混合容器セット |
-
1988
- 1988-07-01 JP JP8761988U patent/JPH0634316Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005068320A1 (ja) * | 2004-01-19 | 2005-07-28 | Taisei Kako Co., Ltd. | 用時混合容器セット |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH028780U (ja) | 1990-01-19 |
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