JP2541329Y2 - 液体注出容器 - Google Patents
液体注出容器Info
- Publication number
- JP2541329Y2 JP2541329Y2 JP6429591U JP6429591U JP2541329Y2 JP 2541329 Y2 JP2541329 Y2 JP 2541329Y2 JP 6429591 U JP6429591 U JP 6429591U JP 6429591 U JP6429591 U JP 6429591U JP 2541329 Y2 JP2541329 Y2 JP 2541329Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- neck
- top wall
- pouring
- cylinder
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は液体注出容器に関する。
【０００２】
【考案が解決しようとする課題】液体注出容器として、
例えば、口頚部を起立した容器体と、上記容器体口頚部
に嵌着させるとともに、頂壁中央より注出筒部を立設し
てなる注出キャップと、該注出キャップ外周に装着させ
た外キャップとからなるものが知られている。
例えば、口頚部を起立した容器体と、上記容器体口頚部
に嵌着させるとともに、頂壁中央より注出筒部を立設し
てなる注出キャップと、該注出キャップ外周に装着させ
た外キャップとからなるものが知られている。
【０００３】これらは、容器体内に液を充填した後、注
出キャップの注出筒部上端開口を薄層シール材にてシー
ルし、内容液の漏出を防止するとともに、内容物の未使
用を表現する為、外キャップ外周を合成樹脂フィルム等
によりシュリンクパックすることが行われている。しか
しながら、シュリンクパックは原料コストがかかり、
又、その為の設備も必要である。
出キャップの注出筒部上端開口を薄層シール材にてシー
ルし、内容液の漏出を防止するとともに、内容物の未使
用を表現する為、外キャップ外周を合成樹脂フィルム等
によりシュリンクパックすることが行われている。しか
しながら、シュリンクパックは原料コストがかかり、
又、その為の設備も必要である。
【０００４】本考案は、この様な特殊包装をしなくて
も、内容物の未使用を表現でき、しかも一旦開封した後
は、それが開封済であることが容易に判る液体注出容器
を提案するものである。
も、内容物の未使用を表現でき、しかも一旦開封した後
は、それが開封済であることが容易に判る液体注出容器
を提案するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案液体注出容器は上
記課題を解決するため、胴部６より口頚部７を起立させ
た容器体２と、上記口頚部７外周に内周面を螺合させた
周壁16上端縁より頂壁17を延設するとともに、該頂壁17
中央より注出筒18を立設してなる注出キャップ４と、上
記口頚部７外周下端に内周下端を回動可能に係合させた
嵌合筒24を頂壁23裏面より垂設するとともに、上記注出
キャップ４を被覆して装着させた外キャップ５とを有
し、上記外キャップ５の頂壁23中央に破断部27に囲まれ
た切り取り蓋部28を形成するとともに、上記嵌合筒24内
面と注出キャップ周壁16外面とを上下方向への相対的変
移が可能で且つ周方向への相対的変移が不可能に係合さ
せ、上記外キャップ５の回動により上昇する注出キャッ
プ４の注出筒18により切り取り蓋部28を押圧破断可能に
構成した。
記課題を解決するため、胴部６より口頚部７を起立させ
た容器体２と、上記口頚部７外周に内周面を螺合させた
周壁16上端縁より頂壁17を延設するとともに、該頂壁17
中央より注出筒18を立設してなる注出キャップ４と、上
記口頚部７外周下端に内周下端を回動可能に係合させた
嵌合筒24を頂壁23裏面より垂設するとともに、上記注出
キャップ４を被覆して装着させた外キャップ５とを有
し、上記外キャップ５の頂壁23中央に破断部27に囲まれ
た切り取り蓋部28を形成するとともに、上記嵌合筒24内
面と注出キャップ周壁16外面とを上下方向への相対的変
移が可能で且つ周方向への相対的変移が不可能に係合さ
せ、上記外キャップ５の回動により上昇する注出キャッ
プ４の注出筒18により切り取り蓋部28を押圧破断可能に
構成した。
【０００６】
【作用】図１の状態から外キャップ５を所定方向へ回動
させると、それに伴って注出キャップ４が回動するが、
該キャップは容器体口頚部７外周に螺合させているため
上昇する。そして、その注出筒18先端により切り取り蓋
部28を上方へ押圧して周囲の破断部27を切断することに
より、図３に示す如く注出筒18先端が外キャップ５頂壁
上面に突出する。この際、注出筒18内を閉塞していた棒
栓14の嵌合がはずれて容器体２内の液が注出可能な状態
となる。
させると、それに伴って注出キャップ４が回動するが、
該キャップは容器体口頚部７外周に螺合させているため
上昇する。そして、その注出筒18先端により切り取り蓋
部28を上方へ押圧して周囲の破断部27を切断することに
より、図３に示す如く注出筒18先端が外キャップ５頂壁
上面に突出する。この際、注出筒18内を閉塞していた棒
栓14の嵌合がはずれて容器体２内の液が注出可能な状態
となる。
【０００７】使用後は、外キャップ５を逆方向へ回動さ
せれば、注出キャップ４は下降し、注出筒18が棒栓14に
より閉塞される。
せれば、注出キャップ４は下降し、注出筒18が棒栓14に
より閉塞される。
【０００８】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【０００９】図１〜図３は本考案の一実施例を示し、図
中１は液体注出容器を示す。該容器は、容器体２と、栓
部材３と、注出キャップ４と、外キャップ５とから構成
している。
中１は液体注出容器を示す。該容器は、容器体２と、栓
部材３と、注出キャップ４と、外キャップ５とから構成
している。
【００１０】容器体２は、楕円筒状の胴部６より口頚部
７を起立して構成しており、口頚部７外周上部には、螺
条８を、又下端には係合突条９を各々周設している。こ
の容器体２は合成樹脂により形成し、その胴部６を圧搾
可能なものとして構成することも可能である。
７を起立して構成しており、口頚部７外周上部には、螺
条８を、又下端には係合突条９を各々周設している。こ
の容器体２は合成樹脂により形成し、その胴部６を圧搾
可能なものとして構成することも可能である。
【００１１】栓部材３は、上端面開口の有底円筒状をな
し、周壁10上端縁より延設した外向きフランジ11を介し
て嵌合用の垂下壁12を垂設している。又、底壁13上面中
央より上方へ円柱状の棒栓14を立設するとともに、該棒
栓14の周囲の底壁13に注出孔15を穿設している。そし
て、上記垂下壁12を容器体口頚部７外周上端に嵌着固定
するとともに、周壁10外周面を容器体口頚部７内周に液
密に嵌合させて装着している。
し、周壁10上端縁より延設した外向きフランジ11を介し
て嵌合用の垂下壁12を垂設している。又、底壁13上面中
央より上方へ円柱状の棒栓14を立設するとともに、該棒
栓14の周囲の底壁13に注出孔15を穿設している。そし
て、上記垂下壁12を容器体口頚部７外周上端に嵌着固定
するとともに、周壁10外周面を容器体口頚部７内周に液
密に嵌合させて装着している。
【００１２】注出キャップ４は、円筒状の周壁16上端縁
より頂壁17を延設した下端面開口の円筒状をなし、頂壁
17中央に穿設した透孔周縁より上方へ注出筒18を立設し
ている。又、周壁16内周には螺条19を設けるとともに、
外周には所定間隔をもって上下方向に平行に走る一対の
突条からなる縦突条対20を所定間隔をもって複数設け、
更に、頂壁17裏面中央の透孔周縁より下方に案内筒21を
垂設している。そして、周壁16内周を容器体口頚部７外
周に螺合させるとともに、案内筒21外周を栓部材３の周
壁内面に液密且つ摺動可能に嵌合させて装着している。
この注出キャップ４はその下降状態で図１に示す如く、
棒栓14の上端が注出筒18上端内周に液密に嵌合して容器
体２を密封させる様構成している。
より頂壁17を延設した下端面開口の円筒状をなし、頂壁
17中央に穿設した透孔周縁より上方へ注出筒18を立設し
ている。又、周壁16内周には螺条19を設けるとともに、
外周には所定間隔をもって上下方向に平行に走る一対の
突条からなる縦突条対20を所定間隔をもって複数設け、
更に、頂壁17裏面中央の透孔周縁より下方に案内筒21を
垂設している。そして、周壁16内周を容器体口頚部７外
周に螺合させるとともに、案内筒21外周を栓部材３の周
壁内面に液密且つ摺動可能に嵌合させて装着している。
この注出キャップ４はその下降状態で図１に示す如く、
棒栓14の上端が注出筒18上端内周に液密に嵌合して容器
体２を密封させる様構成している。
【００１３】外キャップ５は、楕円筒状の周壁22上端縁
より頂壁23を延設するとともに、頂壁23裏面中央より所
定径の嵌合筒24を垂設して構成している。又、この嵌合
筒24下端内周面には突条25を周設し、又、内周面上部に
は上下に走る縦突条26を所定間隔をもって複数突設して
いる。更に、頂壁23中央には、破断部27としての複数の
薄肉リブにより囲繞支持された円板状の切り取り蓋部28
を設けている。そして、上記嵌合筒24の突条25を容器体
口頚部７外周の係止突条９下端に係合させて抜け出し不
能且つ回動可能に嵌合させるとともに、上記縦突条26を
注出キャップ周壁16外周の縦突条対20間に係合させて、
両者の上下方向への相対的変移が可能で、周方向への相
対的変移が不能に構成している。従って、外キャップ５
の回動により注出キャップ４は容器体口頚部７外面の螺
条８に沿って螺動するとともに、各縦突条対20が外キャ
ップ５の縦突条26の案内で上下動する如く構成してい
る。又、この際、上記切り取り蓋部28下面に注出キャッ
プ４の注出筒18上端が位置する如く構成している。
より頂壁23を延設するとともに、頂壁23裏面中央より所
定径の嵌合筒24を垂設して構成している。又、この嵌合
筒24下端内周面には突条25を周設し、又、内周面上部に
は上下に走る縦突条26を所定間隔をもって複数突設して
いる。更に、頂壁23中央には、破断部27としての複数の
薄肉リブにより囲繞支持された円板状の切り取り蓋部28
を設けている。そして、上記嵌合筒24の突条25を容器体
口頚部７外周の係止突条９下端に係合させて抜け出し不
能且つ回動可能に嵌合させるとともに、上記縦突条26を
注出キャップ周壁16外周の縦突条対20間に係合させて、
両者の上下方向への相対的変移が可能で、周方向への相
対的変移が不能に構成している。従って、外キャップ５
の回動により注出キャップ４は容器体口頚部７外面の螺
条８に沿って螺動するとともに、各縦突条対20が外キャ
ップ５の縦突条26の案内で上下動する如く構成してい
る。又、この際、上記切り取り蓋部28下面に注出キャッ
プ４の注出筒18上端が位置する如く構成している。
【００１４】尚、上記各部材は全て合成樹脂により形成
すると良い。
すると良い。
【００１５】
【考案の効果】以上説明した如く、本考案液体注出容器
は、既述構成としたことにより、シュリンクパックの様
な特殊包装を必要とせず内容液の未使用を表現できるた
め、製造コストの低減を図れ、しかも、一旦開封した後
はそれが開封済みであることが容易に判る便利さがあ
る。
は、既述構成としたことにより、シュリンクパックの様
な特殊包装を必要とせず内容液の未使用を表現できるた
め、製造コストの低減を図れ、しかも、一旦開封した後
はそれが開封済みであることが容易に判る便利さがあ
る。
【図１】本考案の一実施例を示す要部縦断面図である。
【図２】同実施例の平面図である。
【図３】同実施例の要部縦断面図である。
【符号の説明】 ２ 容器体 ４ 注出キャップ ５ 外キャップ ６ 容器体胴部 ７ 容器体口頚部 18 注出筒 24 嵌合筒 27 破断部 28 切り取り蓋部
Claims (1)
- 【請求項１】胴部６より口頚部７を起立させた容器体２
と、上記口頚部７外周に内周面を螺合させた周壁16上端
縁より頂壁17を延設するとともに、該頂壁17中央より注
出筒18を立設してなる注出キャップ４と、上記口頚部７
外周下端に内周下端を回動可能に係合させた嵌合筒24を
頂壁23裏面より垂設するとともに、上記注出キャップ４
を被覆して装着させた外キャップ５とを有し、上記外キ
ャップ５の頂壁23中央に破断部27に囲まれた切り取り蓋
部28を形成するとともに、上記嵌合筒24内面と注出キャ
ップ周壁16外面とを上下方向への相対的変移が可能で且
つ周方向への相対的変移が不可能に係合させ、上記外キ
ャップ５の回動により上昇する注出キャップ４の注出筒
18により切り取り蓋部28を押圧破断可能に構成してなる
ことを特徴とする液体注出容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6429591U JP2541329Y2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 液体注出容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6429591U JP2541329Y2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 液体注出容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0535722U JPH0535722U (ja) | 1993-05-14 |
| JP2541329Y2 true JP2541329Y2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=13254110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6429591U Expired - Fee Related JP2541329Y2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 液体注出容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2541329Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP6429591U patent/JP2541329Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0535722U (ja) | 1993-05-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |