JP2524661Y2 - 二液混合容器 - Google Patents
二液混合容器Info
- Publication number
- JP2524661Y2 JP2524661Y2 JP1990036272U JP3627290U JP2524661Y2 JP 2524661 Y2 JP2524661 Y2 JP 2524661Y2 JP 1990036272 U JP1990036272 U JP 1990036272U JP 3627290 U JP3627290 U JP 3627290U JP 2524661 Y2 JP2524661 Y2 JP 2524661Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- peripheral wall
- liquid
- wall
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は二液混合容器に関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする課題」 異種の液状調剤を混合して用いるが、混合した状態で
保存すると化学反応を起こし効力を失う等の不具合を生
じる為、使用直前に混合して用いるものが知られてい
る。
保存すると化学反応を起こし効力を失う等の不具合を生
じる為、使用直前に混合して用いるものが知られてい
る。
この種の液は従来別々の容器に収納され、使用時に第
三の容器に各液を注入混合して使用するのが一般的であ
るが、第三の容器への移し替えに手間がかかり、又、混
合、攪拌するに当たっても面倒が伴う。
三の容器に各液を注入混合して使用するのが一般的であ
るが、第三の容器への移し替えに手間がかかり、又、混
合、攪拌するに当たっても面倒が伴う。
本考案は極めて簡単な操作で二液の混合、攪拌、注出
が行える二液混合容器を提供することを目的とするもの
である。
が行える二液混合容器を提供することを目的とするもの
である。
［課題を解決するための手段］ 上面開放の有底筒状をなす第１容器体２と、該容器体
２の周壁７外周上端に下端内周を着脱可能に嵌合させた
第１嵌合周壁９上端縁より第１容器体２上端開口を閉塞
する区画壁10を延設するとともに、該区画壁10裏面より
上記第１容器体２の周壁７内周上端に着脱可能且つ液密
に嵌合させた嵌合筒部11を垂設させ、且つ、上記区画壁
10外周縁より上方に第２嵌合周壁12を立設させてなる接
続部材３と、該接続部材３の上記第２嵌合周壁12内周に
上下動可能に周壁15外周を螺合させ、且つ、その下端縁
を上記接続部材の区画壁上面に形成した平面円形状の凹
溝13内に回動可能且つ液密に嵌合させた第２容器体４
と、上記接続部材３の上面開口より突出させた第２容器
体周壁15上端に回動不能且つ液密に嵌着させて第２容器
体４上面開口を被覆するキャップ５とからなり、上記接
続部材３の凹溝13底壁に第１容器体２内と連通する貫通
孔14を設けてなる。
２の周壁７外周上端に下端内周を着脱可能に嵌合させた
第１嵌合周壁９上端縁より第１容器体２上端開口を閉塞
する区画壁10を延設するとともに、該区画壁10裏面より
上記第１容器体２の周壁７内周上端に着脱可能且つ液密
に嵌合させた嵌合筒部11を垂設させ、且つ、上記区画壁
10外周縁より上方に第２嵌合周壁12を立設させてなる接
続部材３と、該接続部材３の上記第２嵌合周壁12内周に
上下動可能に周壁15外周を螺合させ、且つ、その下端縁
を上記接続部材の区画壁上面に形成した平面円形状の凹
溝13内に回動可能且つ液密に嵌合させた第２容器体４
と、上記接続部材３の上面開口より突出させた第２容器
体周壁15上端に回動不能且つ液密に嵌着させて第２容器
体４上面開口を被覆するキャップ５とからなり、上記接
続部材３の凹溝13底壁に第１容器体２内と連通する貫通
孔14を設けてなる。
「作用」 第１図示の状態からキャップ５を回動させると、第２
容器体４の周壁15外周と接続部材３の第２嵌合周壁12内
周との螺合が解除され第２容器体４が上昇する。この
際、第２容器体４の周壁15下端縁が接続部材３底壁の凹
溝13から外れ、その結果、第２容器体４内に収納させた
第２液23が凹溝13底壁の貫通孔14より第１容器体２内に
落下し第１容器体の第１液22と混合する。次いで接続部
材３下端より第１容器体２の螺合を外して混合液を使用
することが出来る。
容器体４の周壁15外周と接続部材３の第２嵌合周壁12内
周との螺合が解除され第２容器体４が上昇する。この
際、第２容器体４の周壁15下端縁が接続部材３底壁の凹
溝13から外れ、その結果、第２容器体４内に収納させた
第２液23が凹溝13底壁の貫通孔14より第１容器体２内に
落下し第１容器体の第１液22と混合する。次いで接続部
材３下端より第１容器体２の螺合を外して混合液を使用
することが出来る。
第２図に示す実施例では、第２容器体４を上昇させて
二液を混合するに際して、第３図示の如くエアー抜き用
の筒部24を介して第１容器体２内のエアーが第２液23と
置換する為、第２容器体４内の第２液23が容易に第１容
器体２内に落下し、第２液が高粘度等の理由で落下しず
らい場合に好適である。
二液を混合するに際して、第３図示の如くエアー抜き用
の筒部24を介して第１容器体２内のエアーが第２液23と
置換する為、第２容器体４内の第２液23が容易に第１容
器体２内に落下し、第２液が高粘度等の理由で落下しず
らい場合に好適である。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に参照して説明する。
第１図は本考案の一実施例を示し、図中１は二液混合
容器を示す。該容器１は第１容器体２と、接続部材３
と、第２容器体４と、キャップ５とから構成している。
容器を示す。該容器１は第１容器体２と、接続部材３
と、第２容器体４と、キャップ５とから構成している。
第１容器体２は、底壁６周縁より円筒状の周壁７を立
設し、該周壁７外周上端を帯状に凹ませた薄肉部８を形
成し、該薄肉部８外周に螺条を突設している。
設し、該周壁７外周上端を帯状に凹ませた薄肉部８を形
成し、該薄肉部８外周に螺条を突設している。
接続部材３は、第１容器体２の上記薄肉部８外周に着
脱自在に螺合させた円筒状の第１嵌合周壁９上端縁より
第１容器体２上端開口を閉塞する区画壁10を延設すると
ともに、該区画壁10裏面より上記第１容器体２の薄肉部
８内周上端に着脱可能且つ液密に嵌合させた嵌合筒部11
を垂設させている。又、区画壁10外周縁より上方に、上
端面開口で円筒状の第２嵌合周壁12を立設させている。
更に、区画壁10外周縁には平面円形状の凹溝13を形成
し、該凹溝13の底壁に、等間隔に四ケ所棒状リブを設け
た如くの、且つ、第１容器体２内と連通する貫通孔14を
穿設している。
脱自在に螺合させた円筒状の第１嵌合周壁９上端縁より
第１容器体２上端開口を閉塞する区画壁10を延設すると
ともに、該区画壁10裏面より上記第１容器体２の薄肉部
８内周上端に着脱可能且つ液密に嵌合させた嵌合筒部11
を垂設させている。又、区画壁10外周縁より上方に、上
端面開口で円筒状の第２嵌合周壁12を立設させている。
更に、区画壁10外周縁には平面円形状の凹溝13を形成
し、該凹溝13の底壁に、等間隔に四ケ所棒状リブを設け
た如くの、且つ、第１容器体２内と連通する貫通孔14を
穿設している。
第２容器体４は、上記接続部材３の第２嵌合周壁12内
周上部に周壁15外周上部を上下動可能に螺合させて装着
しており、周壁15下端縁を上記凹溝13内に回動可能に且
つ液密に嵌合させている。また周壁15上端は上記第２嵌
合周壁12上方へ突出させている。更に縮径した周壁15下
部外周には突条16を周設し、接続部材３の第２嵌合周壁
12内周上下方向中程に周設した突条17と係合可能に構成
しており、第２容器体４の接続部材３からの抜出しを防
止している。
周上部に周壁15外周上部を上下動可能に螺合させて装着
しており、周壁15下端縁を上記凹溝13内に回動可能に且
つ液密に嵌合させている。また周壁15上端は上記第２嵌
合周壁12上方へ突出させている。更に縮径した周壁15下
部外周には突条16を周設し、接続部材３の第２嵌合周壁
12内周上下方向中程に周設した突条17と係合可能に構成
しており、第２容器体４の接続部材３からの抜出しを防
止している。
キャップ５は、第２容器体周壁15上端に頂壁18裏面を
嵌着させ、第２容器体周壁15上部外周に多数突設した回
転止め用リブ19に、キャップ周壁20内周より突設したリ
ブ21を嵌合させて回動不能に嵌着している。
嵌着させ、第２容器体周壁15上部外周に多数突設した回
転止め用リブ19に、キャップ周壁20内周より突設したリ
ブ21を嵌合させて回動不能に嵌着している。
上記二液混合容器１は、第１容器体２内に第１液22
を、第２容器体４内に第２液23を収納する。
を、第２容器体４内に第２液23を収納する。
第２図及び第３図に示す実施例では、接続部材３の区
画壁10中央に穿設した透孔外周よりキャップ頂壁18裏面
に至るエア抜き用の筒部24を立設している。
画壁10中央に穿設した透孔外周よりキャップ頂壁18裏面
に至るエア抜き用の筒部24を立設している。
尚、上記各部材は全て合成樹脂にて形成すると良い。
「考案の効果」 以上説明した如く本考案二液混合容器は、既述構成と
したことにより、キャップを回動させて第２容器体を上
昇させるだけの簡単な操作で二液を混合することが出
来、又、注出に際しては接続部材の第１嵌合周壁と第１
容器体の嵌合を外せば良く、二液の混合注出を極めて容
易に行えるものである。しかも、二液が混合される第１
容器体の上端開口は、接続部材が着脱可能に嵌合出来れ
ば良いため、大きく構成することが出来、混合液の注出
を効率良く行えるものである。
したことにより、キャップを回動させて第２容器体を上
昇させるだけの簡単な操作で二液を混合することが出
来、又、注出に際しては接続部材の第１嵌合周壁と第１
容器体の嵌合を外せば良く、二液の混合注出を極めて容
易に行えるものである。しかも、二液が混合される第１
容器体の上端開口は、接続部材が着脱可能に嵌合出来れ
ば良いため、大きく構成することが出来、混合液の注出
を効率良く行えるものである。
また、本考案の容器は、第1,第２の各容器体、接続部
材及びキャップという少ない部材数で容器を形成でき、
しかも、各部材は嵌合等により組付けを行えるため、容
器自体の形成はもとより、その組付け、液の充填等の操
作も極めて容易に行えるという利点がある。
材及びキャップという少ない部材数で容器を形成でき、
しかも、各部材は嵌合等により組付けを行えるため、容
器自体の形成はもとより、その組付け、液の充填等の操
作も極めて容易に行えるという利点がある。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は本考案二液混合
容器の一実施例を示す縦断面図、第２図及び第３図は他
の実施例を示す縦断面図である。 ２…第１容器体、３…接続部材 ４…第２容器体、５…キャップ
容器の一実施例を示す縦断面図、第２図及び第３図は他
の実施例を示す縦断面図である。 ２…第１容器体、３…接続部材 ４…第２容器体、５…キャップ
Claims (1)
- 【請求項１】上面開放の有底筒状をなす第１容器体２
と、該容器体２の周壁７外周上端に下端内周を着脱可能
に嵌合させた第１嵌合周壁９上端縁より第１容器体２上
端開口を閉塞する区画壁10を延設するとともに、該区画
壁10裏面より上記第１容器体２の周壁７内周上端に着脱
可能且つ液密に嵌合させた嵌合筒部11を垂設させ、且
つ、上記区画壁10外周縁より上方に第２嵌合周壁12を立
設させてなる接続部材３と、該接続部材３の上記第２嵌
合周壁12内周に上下動可能に周壁15外周を螺合させ、且
つ、その下端縁を上記接続部材の区画壁上面に形成した
平面円形状の凹溝13内に回動可能且つ液密に嵌合させた
第２容器体４と、上記接続部材３の上面開口より突出さ
せた第２容器体周壁15上端に回動不能且つ液密に嵌着さ
せて第２容器体４上面開口を被覆するキャップ５とから
なり、上記接続部材３の凹溝13底壁に第１容器体２内と
連通する貫通孔14を設けてなることを特徴とする二液混
合容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990036272U JP2524661Y2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | 二液混合容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990036272U JP2524661Y2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | 二液混合容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03126879U JPH03126879U (ja) | 1991-12-20 |
| JP2524661Y2 true JP2524661Y2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=31542356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990036272U Expired - Lifetime JP2524661Y2 (ja) | 1990-04-04 | 1990-04-04 | 二液混合容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2524661Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016190245A1 (ja) * | 2015-05-27 | 2016-12-01 | ニプロ株式会社 | 二剤混合容器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02105885U (ja) * | 1989-02-07 | 1990-08-22 |
-
1990
- 1990-04-04 JP JP1990036272U patent/JP2524661Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03126879U (ja) | 1991-12-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |