JP2518331Y2 - 二液混合容器 - Google Patents

二液混合容器

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JP2518331Y2
JP2518331Y2 JP5822490U JP5822490U JP2518331Y2 JP 2518331 Y2 JP2518331 Y2 JP 2518331Y2 JP 5822490 U JP5822490 U JP 5822490U JP 5822490 U JP5822490 U JP 5822490U JP 2518331 Y2 JP2518331 Y2 JP 2518331Y2
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弘幸 中村
岸  隆生
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は二液混合容器に関する。
「従来の技術及び考案が解決しようとする課題」 異種の液状調剤を混合して使用するが、混合して保存
すると反応して劣化する等の不具合を生じるため、使用
直前に混合して用いるものが知られている。この種の液
は、従来別々の容器に収納され、使用時に第三の容器に
各液を注入混合して使用するのが一般的であるが、第三
の容器への移し替えに手間がかかり、又、液を攪拌する
にも面倒が伴う。
本考案は、極めて簡単な操作で二液の混合、攪拌、注
出を行うことが出来る二液混合容器を提供することを目
的とする。
「課題を解決するための手段」 口頸部5を起立した容器体2と、該容器体2に着脱自
在に装着させたスポイト状キャップ3とからなり、上記
スポイト状キャップ3は、上記容器体口頸部5外周に着
脱自在に嵌合させた第1嵌合筒7と、該筒7上に立設し
た第1周壁8内周より延設した第1内向きフランジ9内
周縁より容器体2内へ垂下させたスポイト筒10と、上記
第1周壁8外周に上下動可能且つ抜け出し不能に嵌合さ
せた第2嵌合筒12と、該筒12上端縁より延設した第2内
向きフランジ13内周縁より下方へ垂設した第2周壁14
と、該周壁14の外側に二重筒状に垂設するとともに、下
端面を上記第1内向きフランジ9上面に液密に当接させ
てなる第3周壁15と、上記第2周壁14の下端面開口を閉
塞するとともに、外周縁を第2周壁14内周に摺動自在且
つ、抜け落ち不能に嵌合させて装着した可動底壁17と、
該底壁17裏面より垂設するとともに、上記スポイト筒10
内周上部に周設した第1係止突起11内周に液密且つ摺動
自在に嵌合させ且つ下端外周に第2係止突起20を突設さ
せた第3嵌合筒19と、上記第2内向きフランジ13上に第
2周壁14上端面開口を被覆して設けた弾性ドーム21とか
ら構成し、上記第1周壁8と第3周壁15間の第1内向き
フランジ9に該フランジ上下を連通する第1連通口22
を、上記第2周壁14に該周壁14内外を連通する第2連通
口23を、上記第3嵌合筒19の第1係止突起11下方位置に
該筒19内外を連通する第3連通口24を各々形成し、上記
容器体2内に第1液6を、第1周壁8内に第2液25を各
々収納し、上記第2嵌合筒12を上昇させることにより第
3嵌合筒19を上昇させた際に上記第2係止突起20が第1
係止突起11を乗り越えるとともに、第3嵌合筒19を再び
下降させた際に各係止突起11,20が係合して第3嵌合筒1
9が下降しない様に構成した。
「作用」 第1図示の状態から第2嵌合筒12を回動させて上昇さ
せると、それに伴って第3嵌合筒19も上昇し、その第2
係止突起20がスポイト筒10の第1係止突起11を乗り越え
る位置まで上昇する。この際、第3周壁15下端面と第1
内向きフランジ9上面間の当接が解除され、一方、第3
嵌合筒19の第3連通口24が第1内向きフランジ9上方に
開口するため、第2周壁14内の第2液25は第2連通口23
より第1連通口22を通り、或いは第3連通口24を通り容
器体2内へ流入し第1液6と混合する(第2図A)。次
いで、第2嵌合筒12を回動下降させると、それに伴って
第2周壁14は下降するが、第3嵌合筒19はその第2係止
突起20が、スポイト筒10の第1係止突起11と係合して下
降せず、従って、第2図Bに示す如く、スポイト筒10よ
り第3連通口24、第2連通口23を通り弾性ドーム21内に
至る密閉した通路が形成され、スポイト機能を発揮でき
る構造となる。
混合液注出の際は、第1嵌合筒17の部分よりスポイト
状キャップ3を外して使用する。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、図中1
は二液混合容器を示す。該容器1は、容器体2と、液体
収納機能を有するスポイト状キャップ3とから構成して
いる。
上記容器体2は、胴部4より口頸部5を起立して構成
しており、胴部4内に第1液6を収納している。
又、スポイト状キャップ3は、上記口頸部5外周に第
1嵌合筒7を螺合させて、容器体2に着脱自在に装着さ
せている。また、第1嵌合筒7上に立設した第1周壁8
内周の上下方向中程より突設した第1内向きフランジ9
内周縁より第1容器体内にスポイト筒10を垂下させてい
る。このスポイト筒10の上端部は薄肉に構成し、該薄肉
部上方内周に第1係止突起11を周設している。また、上
記第1周壁8外周下部には螺条を施し、該螺条に第2嵌
合筒12内周を抜け出し不能に螺合させており、該嵌合筒
12上端縁より延設した第2内向きフランジ内周縁より下
方に第2周壁14を垂設している。又、第2周壁14の外側
には二重筒状に第3周壁15を垂設しており、その下端面
を第1内向きフランジ9上のリング状パッキン16上に液
密に当接させている。更に、上記第2周壁14の下端面開
口を閉塞させるとともに外周縁を第2周壁14内周に摺動
自在に嵌合させた可動底壁17を設けている。この可動底
壁17は、第2周壁14内周下端に等間隔に突設した複数の
突起18により抜け落ち不能に構成しており、その裏面か
らは第3嵌合筒19を垂設している。この第3嵌合筒19は
下部の肉厚を薄く構成し、この薄肉部分の外周を、上記
スポイト筒10の第1係止突起11内周に液密且つ摺動自在
に嵌合させており、外周下端より第2係止突起20を周設
させている。
又、上記第2内向きフランジ13上面より立設した嵌合
筒に下端を嵌着させるとともに、上記第2周壁14上端面
開口を被覆して弾性ドーム21を装着している。
又、上記第1周壁8と第3周壁15間の第1内向きフラ
ンジ9に該フランジ9上下を連通する第1連通口22を、
上記第2周壁14には該周壁14内外を連通する第2連通口
23を、更に、上記第3嵌合筒19の第1係止突起11下方位
置に、該筒19内外を連通する第3連通口24を各々設けて
いる。
上記の如く構成したスポイト状キャップ3の第2周壁
14内に第2液25を収納している。
「考案の効果」 以上説明した如く、本考案二液混合容器は、既述構成
としたことにより、スポイト状キャップの第2嵌合筒を
一旦上昇させた後下降させるだけの簡単な操作で二液を
混合させることが出来、又、混合後はそのまま容器を振
れば混合液の攪拌を行える。又注出に際しては、スポイ
ト状キャップをスポイトとして使用出来るため、二液の
混合、攪拌、注出を極めて容易に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は縦断面図、第
2図は混合操作を説明する説明図である。 2……容器体、3……スポイト状キャップ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】口頸部5を起立した容器体2と、該容器体
    2に着脱自在に装着させたスポイト状キャップ3とから
    なり、上記スポイト状キャップ3は、上記容器体口頸部
    5外周に着脱自在に嵌合させた第1嵌合筒7と、該筒7
    上に立設した第1周壁8内周より延設した第1内向きフ
    ランジ9内周縁より容器体2内へ垂下させたスポイト筒
    10と、上記第1周壁8外周に上下動可能且つ抜け出し不
    能に嵌合させた第2嵌合筒12と、該筒12上端縁より延設
    した第2内向きフランジ13内周縁より下方へ垂設した第
    2周壁14と、該周壁14の外側に二重筒状に垂設するとと
    もに、下端面を上記第1内向きフランジ9上面に液密に
    当接させてなる第3周壁15と、上記第2周壁14の下端面
    開口を閉塞するとともに、外周縁を第2周壁14内周に摺
    動自在且つ、抜け落ち不能に嵌合させて装着した可動底
    壁17と、該底壁17裏面より垂設するとともに、上記スポ
    イト筒10内周上部に周設した第1係止突起11内周に液密
    且つ摺動自在に嵌合させ且つ下端外周に第2係止突起20
    を突設させた第3嵌合筒19と、上記第2内向きフランジ
    13上に第2周壁14上端面開口を被覆して設けた弾性ドー
    ム21とから構成し、上記第1周壁8と第3周壁15間の第
    1内向きフランジ9に該フランジ上下を連通する第1連
    通口22を、上記第2周壁14に該周壁14内外を連通する第
    2連通口23を、上記第3嵌合筒19の第1係止突起11下方
    位置に該筒19内外を連通する第3連通口24を各々形成
    し、上記容器体2内に第1液6を、第1周壁8内に第2
    液25を各々収納し、上記第2嵌合筒12を上昇させること
    により第3嵌合筒19を上昇させた際に上記第2係止突起
    20が第1係止突起11を乗り越えるとともに、第3嵌合筒
    19を再び下降させた際に各係止突起11,20が係合して第
    3嵌合筒19が下降しない様に構成してなることを特徴と
    する二液混合容器。
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