JPH068042Y2 - 中蓋付き容器 - Google Patents
中蓋付き容器Info
- Publication number
- JPH068042Y2 JPH068042Y2 JP1987036317U JP3631787U JPH068042Y2 JP H068042 Y2 JPH068042 Y2 JP H068042Y2 JP 1987036317 U JP1987036317 U JP 1987036317U JP 3631787 U JP3631787 U JP 3631787U JP H068042 Y2 JPH068042 Y2 JP H068042Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mouth
- spout
- top wall
- neck
- inner lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案は中蓋付き容器に係る。
「従来の技術と考案が解決しようとする課題」 例えば、実公昭58-24843号公報記載の容器は、口頸部を
起立する容器体と、口頸部の上部外面に、内向きフラン
ジ状の頂壁外周縁から垂設した周壁下部を嵌着させ、ま
た、周壁の内面中間に係合突条を周設した注出キャップ
と、上記頂壁のフランジ孔内へ水密かつ取外し可能に嵌
合させた閉塞板の中央部から押下げ棒を起立し、また、
その閉塞板下面から垂設した棒部外面から複数の係合板
を放射状に突設し、それ等係合板の下面先端部を上記係
合突条上面へ、強制乗越え可能に係合させた中蓋とで形
成している。
起立する容器体と、口頸部の上部外面に、内向きフラン
ジ状の頂壁外周縁から垂設した周壁下部を嵌着させ、ま
た、周壁の内面中間に係合突条を周設した注出キャップ
と、上記頂壁のフランジ孔内へ水密かつ取外し可能に嵌
合させた閉塞板の中央部から押下げ棒を起立し、また、
その閉塞板下面から垂設した棒部外面から複数の係合板
を放射状に突設し、それ等係合板の下面先端部を上記係
合突条上面へ、強制乗越え可能に係合させた中蓋とで形
成している。
ところで、容器内に収納する収容物によっては、容器に
高いガスバリアー性が必要な場合があり、上記従来容器
では、注出キャップと中蓋とを不透過性の合成樹脂材に
より成形すれば、ガスバリアー性を向上させることがで
きる。
高いガスバリアー性が必要な場合があり、上記従来容器
では、注出キャップと中蓋とを不透過性の合成樹脂材に
より成形すれば、ガスバリアー性を向上させることがで
きる。
しかしながら、成形の容易性、コスト等の製作上の要請
を勘案して、広範囲な合成樹脂材の中から最適の成形材
料を選択できる方が、製作上極めて有利であるのに、上
記構成とした容器では、中蓋と注出キャップの成形材料
が共に限定され、製作上不利であった。
を勘案して、広範囲な合成樹脂材の中から最適の成形材
料を選択できる方が、製作上極めて有利であるのに、上
記構成とした容器では、中蓋と注出キャップの成形材料
が共に限定され、製作上不利であった。
本案は、容器体口頸部の上面を中蓋で密閉することで、
注出キャップを適宜の合成樹脂材で成形できるようにす
ると共に、中蓋と口頸部との間の密閉性が確実に保持さ
れるよう設けた。
注出キャップを適宜の合成樹脂材で成形できるようにす
ると共に、中蓋と口頸部との間の密閉性が確実に保持さ
れるよう設けた。
「課題を解決するための手段」 口頸部３を起立する容器体１と、上記口頸部３の上部外
面に着脱自在に嵌合させた外筒部８を頂壁７周縁から垂
設すると共に、該頂壁下面から、口頸部３の上部内面と
の間に間隙をあけて内筒部10を垂設し、該内筒部上端が
囲む頂壁部分に注出孔11を穿設し、また、頂壁７上面か
ら注出筒12を起立した注出栓６と、上記内筒部10外面
に、底壁15周縁から起立した装着筒16を気密かつ取外し
可能に嵌合させ、該装着筒上端に付設した外向きフラン
ジ17を口頸部３上端面と上記頂壁７下面部分との間に気
密に挟持させ、また、底壁15中央部から上記注出孔11を
通して注出筒12内へ押込み棒18を起立した、不透過性合
成樹脂製の中蓋14とで形成した。
面に着脱自在に嵌合させた外筒部８を頂壁７周縁から垂
設すると共に、該頂壁下面から、口頸部３の上部内面と
の間に間隙をあけて内筒部10を垂設し、該内筒部上端が
囲む頂壁部分に注出孔11を穿設し、また、頂壁７上面か
ら注出筒12を起立した注出栓６と、上記内筒部10外面
に、底壁15周縁から起立した装着筒16を気密かつ取外し
可能に嵌合させ、該装着筒上端に付設した外向きフラン
ジ17を口頸部３上端面と上記頂壁７下面部分との間に気
密に挟持させ、また、底壁15中央部から上記注出孔11を
通して注出筒12内へ押込み棒18を起立した、不透過性合
成樹脂製の中蓋14とで形成した。
「作用」 中蓋14は不透過性の合成樹脂材により成形されており、
しかもその中蓋14は注出栓６の下面に装着され、かつ該
注出栓を口頸部３に装着させた状態では、口頸部３上面
を閉塞するので、容器体内液体の漏出が防止されると共
に、容器のガスバリアー性が確保される。
しかもその中蓋14は注出栓６の下面に装着され、かつ該
注出栓を口頸部３に装着させた状態では、口頸部３上面
を閉塞するので、容器体内液体の漏出が防止されると共
に、容器のガスバリアー性が確保される。
使用時には、キャップ20を螺脱させ、かつ中蓋14と共に
注出栓６を口頸部３から一旦取外し、第２図が示すよう
に、押込み棒18を用いて注出栓６から中蓋14を押し外
し、注出栓６のみを口頸部３へ装着させる。
注出栓６を口頸部３から一旦取外し、第２図が示すよう
に、押込み棒18を用いて注出栓６から中蓋14を押し外
し、注出栓６のみを口頸部３へ装着させる。
「実施例」 １は容器体であり、胴部２上端から肩部を介して、上部
を小外径部とした口頸部３を起立し、その小外径部の上
端部外面に第１係合突条４を付設している。
を小外径部とした口頸部３を起立し、その小外径部の上
端部外面に第１係合突条４を付設している。
６は注出栓であり、該注出栓は、頂壁７周縁から垂設し
た外筒部８を有し、該外筒部の内面下端に付設した第２
係合突条９を既述第１係合突条４下面へ係脱自在に係合
させ、また、頂壁７下面から、口頸部３の上部内面との
間に間隙をあけて内筒部10を垂設し、該内筒部上端が囲
む頂壁部分に注出孔11を穿設し、更に、頂壁７上面か
ら、上部を斜め上外方へ拡開する注出筒12を起立してい
る。
た外筒部８を有し、該外筒部の内面下端に付設した第２
係合突条９を既述第１係合突条４下面へ係脱自在に係合
させ、また、頂壁７下面から、口頸部３の上部内面との
間に間隙をあけて内筒部10を垂設し、該内筒部上端が囲
む頂壁部分に注出孔11を穿設し、更に、頂壁７上面か
ら、上部を斜め上外方へ拡開する注出筒12を起立してい
る。
14は中蓋であり、該中蓋は、既述内筒部10外面に、底壁
15周縁から起立した装着筒16を気密かつ取外し可能に嵌
合させ、該装着筒上端に付設した外向きフランジ17を口
頸部３上端面と注出栓６の頂壁７下面部分との間に気密
に挟持させ、また、底壁15中央部から既述注出孔11を通
して注出筒12内へ押込み棒18を起立している。
15周縁から起立した装着筒16を気密かつ取外し可能に嵌
合させ、該装着筒上端に付設した外向きフランジ17を口
頸部３上端面と注出栓６の頂壁７下面部分との間に気密
に挟持させ、また、底壁15中央部から既述注出孔11を通
して注出筒12内へ押込み棒18を起立している。
20はキャップであり、頂壁21周縁から垂設した周壁22を
口頸部３の下部外面に螺合させ、また、頂壁21下面から
内外二重に周壁23,24を垂設し、内周壁23の下部外面を
注出筒12下部へ、かつ外周壁24の上部内面を注出筒12上
端部へ、それぞれ水密に嵌合させている。
口頸部３の下部外面に螺合させ、また、頂壁21下面から
内外二重に周壁23,24を垂設し、内周壁23の下部外面を
注出筒12下部へ、かつ外周壁24の上部内面を注出筒12上
端部へ、それぞれ水密に嵌合させている。
尚、上記中蓋14は不透過性の合成樹脂材により、かつ注
出栓６、キャップ20は適宜合成樹脂材により、それぞれ
成形する。
出栓６、キャップ20は適宜合成樹脂材により、それぞれ
成形する。
「考案の効果」 本案は上記構成とするものであり、中蓋14を不透過性の
合成樹脂材で形成すると共に、該中蓋の装着筒16を注出
筒６の内筒部10外面に気密かつ取外し可能に嵌合させ、
また、その装着筒16上端に付設した外向きフランジ17を
容器体口頸部３の上端面と注出栓６の頂壁７下面部分と
の間に気密に挟持させたから、口頸部３上面をガスバリ
アー性の高い中蓋14により密閉することができて、収容
物の品質を確実に保持できると共に、上記のように、中
蓋14の外向きフランジ17を容器体口頸部３の上端面と注
出栓６の頂壁７下面部分との間に気密に挟持させたか
ら、中蓋14と口頸部３との間の気密性を確実に保持する
ことができ、また、口頸部３上面を中蓋14により密閉し
たから、注出栓６を不透過性の合成樹脂材で成形するこ
とを要せず、よって、成形の容易性、コスト等を勘案し
て、広範囲な合成樹脂材から成形材料を適宜選択して、
注出栓６を成形することができ、製作上極めて有利であ
る。
合成樹脂材で形成すると共に、該中蓋の装着筒16を注出
筒６の内筒部10外面に気密かつ取外し可能に嵌合させ、
また、その装着筒16上端に付設した外向きフランジ17を
容器体口頸部３の上端面と注出栓６の頂壁７下面部分と
の間に気密に挟持させたから、口頸部３上面をガスバリ
アー性の高い中蓋14により密閉することができて、収容
物の品質を確実に保持できると共に、上記のように、中
蓋14の外向きフランジ17を容器体口頸部３の上端面と注
出栓６の頂壁７下面部分との間に気密に挟持させたか
ら、中蓋14と口頸部３との間の気密性を確実に保持する
ことができ、また、口頸部３上面を中蓋14により密閉し
たから、注出栓６を不透過性の合成樹脂材で成形するこ
とを要せず、よって、成形の容易性、コスト等を勘案し
て、広範囲な合成樹脂材から成形材料を適宜選択して、
注出栓６を成形することができ、製作上極めて有利であ
る。
第１図は本案容器を、一部を切欠いて示す側面図、第２
図は、注出栓と中蓋との斜視図である。 １…容器体、６…注出栓 14…中蓋
図は、注出栓と中蓋との斜視図である。 １…容器体、６…注出栓 14…中蓋
Claims (1)
- 【請求項１】口頸部３を起立する容器体１と、上記口頸
部３の上部外面に着脱自在に嵌合させた外筒部８を頂壁
７周縁から垂設すると共に、該頂壁下面から、口頸部３
の上部内面との間に間隙をあけて内筒部10を垂設し、該
内筒部上端が囲む頂壁部分に注出孔11を穿設し、また、
頂壁７上面から注出筒12を起立した注出栓６と、上記内
筒部10外面に、底壁15周縁から起立した装着筒16を気密
かつ取外し可能に嵌合させ、該装着筒上端に付設した外
向きフランジ17を口頸部３上端面と上記頂壁７下面部分
との間に気密に挟持させ、また、底壁15中央部から上記
注出孔11を通して注出筒12内へ押込み棒18を起立した、
不透過性合成樹脂製の中蓋14とでなる中蓋付き容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987036317U JPH068042Y2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 中蓋付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987036317U JPH068042Y2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 中蓋付き容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63144466U JPS63144466U (ja) | 1988-09-22 |
| JPH068042Y2 true JPH068042Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=30846608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987036317U Expired - Lifetime JPH068042Y2 (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | 中蓋付き容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068042Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5080175B2 (ja) * | 2007-08-30 | 2012-11-21 | 紀伊産業株式会社 | 詰め替え容器 |
| JP5368336B2 (ja) * | 2010-02-08 | 2013-12-18 | キユーピー株式会社 | キャップ付容器 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55108055U (ja) * | 1979-01-22 | 1980-07-29 | ||
| JPS5638467A (en) * | 1979-09-04 | 1981-04-13 | Canon Inc | Aluminum oxide composition for deposition |
| JPS588689U (ja) * | 1981-07-10 | 1983-01-20 | 株式会社シマノ | 自転車用クランク |
| JPS5824843U (ja) * | 1981-08-10 | 1983-02-17 | 株式会社サイコム | コンピユ−タと電動タイプライタとの結合装置 |
-
1987
- 1987-03-11 JP JP1987036317U patent/JPH068042Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63144466U (ja) | 1988-09-22 |
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