JPH0433247Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0433247Y2 JPH0433247Y2 JP1986060744U JP6074486U JPH0433247Y2 JP H0433247 Y2 JPH0433247 Y2 JP H0433247Y2 JP 1986060744 U JP1986060744 U JP 1986060744U JP 6074486 U JP6074486 U JP 6074486U JP H0433247 Y2 JPH0433247 Y2 JP H0433247Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- container
- mouth
- outward flange
- container body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 12
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 6
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 6
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は収納物を気密に密閉する気密容器に係
る。
る。
「従来の技術」
例えば特公昭47−12670号公報が示すように、
従来の気密容器は、容器体口部を膜状薄板で密閉
すると共に、又その口部にキヤツプを嵌合させて
いた。
従来の気密容器は、容器体口部を膜状薄板で密閉
すると共に、又その口部にキヤツプを嵌合させて
いた。
「考案が解決しようとする課題」
上記従来の場合は、容器体口部を膜状薄板で気
密に密閉すると共に更にその薄板上をキヤツプの
頂壁で覆うが、そのキヤツプ頂壁で容器体口部を
密閉できれば上記膜状薄板は設けなくともよいこ
ととなる。
密に密閉すると共に更にその薄板上をキヤツプの
頂壁で覆うが、そのキヤツプ頂壁で容器体口部を
密閉できれば上記膜状薄板は設けなくともよいこ
ととなる。
本案は容器体口部の密閉と、その口部開封後に
おける容器体口部の開閉とを共にキヤツプで行う
ことが出来るよう、又そのキヤツプにいわゆるバ
ージンシール機能をも持たせることが可能とした
ものである。
おける容器体口部の開閉とを共にキヤツプで行う
ことが出来るよう、又そのキヤツプにいわゆるバ
ージンシール機能をも持たせることが可能とした
ものである。
「課題を解決するための手段」
胴部3上端から肉薄の破断線6を介して口筒部
5を起立し、かつ該口筒部上端に第1外向きフラ
ンジ4を付設した合成樹脂製容器体1と、上記第
1外向きフランジ4上面へ、頂壁7周縁から垂下
する周壁8下端の第2外向きフランジ9を固着さ
せて上記口筒部5上面を気密に閉塞する合成樹脂
製キヤツプ2とからなり、上記キヤツプ周壁8の
外径を胴部3の上部内径とほゞ等しくした。
5を起立し、かつ該口筒部上端に第1外向きフラ
ンジ4を付設した合成樹脂製容器体1と、上記第
1外向きフランジ4上面へ、頂壁7周縁から垂下
する周壁8下端の第2外向きフランジ9を固着さ
せて上記口筒部5上面を気密に閉塞する合成樹脂
製キヤツプ2とからなり、上記キヤツプ周壁8の
外径を胴部3の上部内径とほゞ等しくした。
「作用」
第1図が示す状態から肉薄破断線6破断によ
り、該破断線上方の容器体口部5と該口部に固着
するキヤツプ2とを共に除去でき、該除去で容器
体1は開口する。又第3図が示すように、上記除
去部分を倒立させてキヤツプ周壁8を容器体胴部
3の上端部内面へ嵌合させることて容器体開口部
を閉塞できる。
り、該破断線上方の容器体口部5と該口部に固着
するキヤツプ2とを共に除去でき、該除去で容器
体1は開口する。又第3図が示すように、上記除
去部分を倒立させてキヤツプ周壁8を容器体胴部
3の上端部内面へ嵌合させることて容器体開口部
を閉塞できる。
「実施例」
1は合成樹脂製の容器体で、その胴部3の上端
からは、肉薄の破断線6を介して口筒部5を起立
し、かつ該口筒部上端には、外方へ張出した後に
下内方へ巻締めした第1外向きフランジ4を付設
している。
からは、肉薄の破断線6を介して口筒部5を起立
し、かつ該口筒部上端には、外方へ張出した後に
下内方へ巻締めした第1外向きフランジ4を付設
している。
上記容器体の上端部にはキヤツプ2を嵌合固着
する。該キヤツプは頂壁7周縁から周壁8を垂下
し、該周壁下端に第2外向きフランジ9を付設す
ると共に、その周壁8下端内周か既述口筒部5の
内面へ嵌合させるシール用筒壁8aを垂下するも
ので、第2外向きフランジ9は第1外向きフラン
ジ4上面へ溶着して固定させている。周壁8は、
第3図が示すように破断線6破断の後、口筒部5
付きのキヤツプ2を倒立させて胴部3の上部内面
へ嵌合できるよう、その周壁8外径を、胴部3の
上部内径とほゞ等しく設ける。該キヤツプ2も合
成樹脂製とする。
する。該キヤツプは頂壁7周縁から周壁8を垂下
し、該周壁下端に第2外向きフランジ9を付設す
ると共に、その周壁8下端内周か既述口筒部5の
内面へ嵌合させるシール用筒壁8aを垂下するも
ので、第2外向きフランジ9は第1外向きフラン
ジ4上面へ溶着して固定させている。周壁8は、
第3図が示すように破断線6破断の後、口筒部5
付きのキヤツプ2を倒立させて胴部3の上部内面
へ嵌合できるよう、その周壁8外径を、胴部3の
上部内径とほゞ等しく設ける。該キヤツプ2も合
成樹脂製とする。
「考案の効果」
本案は既述構成とするもので、胴部上端から起
立する口筒部5上端の第1外向きフランジ4上面
へ、頂壁7周縁から垂下する周壁8下端の第2外
向きフランジ9を固着させて容器体1の口部をキ
ヤツプ2で気密に閉塞させたから、従来のように
容器体口部を気密に閉塞する膜状薄板を設ける必
要がなく、又胴部3上端から肉薄破断線6を介し
て口筒部5を起立させたから、その破断線破断に
より容易に容器体を開口でき、又キヤツプ周壁8
の外径を容器体胴部3の上部内径とほゞ同径とし
たから、開口後は上記口筒部付きキヤツプを倒立
させて、そのキヤツプ周壁8を胴部3の上部内面
へ嵌合させることで容器体を閉塞することが出来
る。更に破断線6を破断した後は、容器体に対す
るキヤツプ2の向きを逆向きとして、そのキヤツ
プ周壁8を容器体胴部3の上部内面へ嵌合させな
ければ容器体を閉塞できないから、いわゆるバー
ジンシール機能を有することとなつて、悪戯等に
よる開蓋を防止できる。更に又口筒部5上端の第
1外向きフランジ4とキヤツプ周壁下端の第2外
向きフランジ9とは固着させてあるから、これ等
を利用することで、破断線6破断の際に口筒部お
よびキヤツプを持ち易く、よつて容易に破断する
ことが出来る。
立する口筒部5上端の第1外向きフランジ4上面
へ、頂壁7周縁から垂下する周壁8下端の第2外
向きフランジ9を固着させて容器体1の口部をキ
ヤツプ2で気密に閉塞させたから、従来のように
容器体口部を気密に閉塞する膜状薄板を設ける必
要がなく、又胴部3上端から肉薄破断線6を介し
て口筒部5を起立させたから、その破断線破断に
より容易に容器体を開口でき、又キヤツプ周壁8
の外径を容器体胴部3の上部内径とほゞ同径とし
たから、開口後は上記口筒部付きキヤツプを倒立
させて、そのキヤツプ周壁8を胴部3の上部内面
へ嵌合させることで容器体を閉塞することが出来
る。更に破断線6を破断した後は、容器体に対す
るキヤツプ2の向きを逆向きとして、そのキヤツ
プ周壁8を容器体胴部3の上部内面へ嵌合させな
ければ容器体を閉塞できないから、いわゆるバー
ジンシール機能を有することとなつて、悪戯等に
よる開蓋を防止できる。更に又口筒部5上端の第
1外向きフランジ4とキヤツプ周壁下端の第2外
向きフランジ9とは固着させてあるから、これ等
を利用することで、破断線6破断の際に口筒部お
よびキヤツプを持ち易く、よつて容易に破断する
ことが出来る。
第1図は本案容器の要部断面図、第2図はその
容器の分解斜視図、第3図は容器使用状態で示す
要部断面図である。 1……容器体、2……キヤツプ。
容器の分解斜視図、第3図は容器使用状態で示す
要部断面図である。 1……容器体、2……キヤツプ。
Claims (1)
- 胴部3上端から肉薄の破断線6を介して口筒部
5を起立し、かつ該口筒部上端に第1外向きフラ
ンジ4を付設した合成樹脂製容器体1と、上記第
1外向きフランジ4上面へ、頂壁7周縁から垂下
する周壁8下端の第2外向きフランジ9を固着さ
せて上記口筒部5上面を気密に閉塞する合成樹脂
製キヤツプ2とからなり、上記キヤツプ周壁8の
外径を胴部3の上部内径とほゞ等しくしたことを
特徴とする気密容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986060744U JPH0433247Y2 (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986060744U JPH0433247Y2 (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62171448U JPS62171448U (ja) | 1987-10-30 |
JPH0433247Y2 true JPH0433247Y2 (ja) | 1992-08-10 |
Family
ID=30893433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986060744U Expired JPH0433247Y2 (ja) | 1986-04-22 | 1986-04-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0433247Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5036017U (ja) * | 1973-07-27 | 1975-04-16 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4971335U (ja) * | 1972-10-03 | 1974-06-20 |
-
1986
- 1986-04-22 JP JP1986060744U patent/JPH0433247Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5036017U (ja) * | 1973-07-27 | 1975-04-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62171448U (ja) | 1987-10-30 |
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