JP2013230866A - 袋状容器用口栓および袋状容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】特別な操作を要することなく、キャップを落下させたり紛失することを確実に防止し、かつ、そのキャップが内容物の抽出を阻害することのない袋状容器容器口栓と、その口栓を備えた袋状容器を提供する。
【解決手段】スパウト3の首部32の内側に支持板を介してガイド棒を一体に形成し、支持板には袋状容器の内容物を通過させるためのゲート孔35を形成する一方、キャップ4の内側には、スパウト3の首部32にねじ込まれたときにゲート孔35を閉塞する閉塞部4cを設けるとともに、このキャップ4の頂板にはスパウト3の首部32にねじ込まれたときにガイド棒が貫通する貫通孔4bを形成し、キャップ4とスパウト3との間には、キャップ4のねじ戻し状態でキャップ4がスパウト32から離脱することを阻止する離脱阻止機構を設けることで、キャップ4を取り外すことなく内容物の抽出を可能とする。
【選択図】図2

Description

本発明は袋状容器に取り付けられ、その内部に収容された流動性の食品や化粧品ないしは薬品等を注出するための口栓と、その口栓を備えた袋状容器に関する。
例えば液体調味料や飲料等の流動性の製品を収容する容器として、近年、スタンディングパウチをはじめとする袋状容器が多用されている。このような袋状容器においては、袋状容器本体の縁辺にスパウトを融着した構造のものが採用され、その内容物に応じて、例えば空気との接触により劣化する内容物を収容するものでは、例えばスパウトに逆止め弁機能を設けたもの等が採用されているが、基本的にはスパウトの注出口を構成する首部の周囲に形成した雄ねじにキャップを着脱自在に被せた構造が採用されている(例えば特許文献1参照)。
このような袋状容器によれば、内容物をスパウトの注出口から注出するごとにキャップを脱着する必要があり、キャップを落として汚したり、紛失する可能性があるという問題があった。
ボトル等のキャップの落下や紛失を防止する技術として、従来、キャップに設けられる封緘リング(タンパーエビデントバンド)とキャップの間に連結帯を設け、この連結帯は封緘リングとキャップの双方に対して切欠き可能なスコアラインを介して連結し、この連結帯にはキャップと封緘リングとを結ぶ方向への切欠き部を形成するとともに、キャップと連結帯との周方向区分位置に、切欠き部のキャップの螺脱方向側の隣接位置に接続部を設ける一方、封緘リングと連結帯との周方向区分位置には、切欠き部のキャップの螺着方向側の隣接位置に接続部を設けた構造のものが提案されている(例えば特許文献2参照)。
この特許文献2に記載の技術によれば、容器を開封した後、キャップが連結帯を介してボトルの口頸部に固着している封緘リングに繋がった状態となり、使用中にキャップが落下したり紛失することを防止することが可能となる。
また、袋状容器のスパウトに被せられているキャップの落下や紛失を防止する技術として、従来、スパウト本体にフランジ部を形成し、そのフランジ部に切欠きを設ける等によりキャップの保持部を形成し、スパウトから取り外したキャップをそのキャップの保持部に保持するようにしたものが提案されている(例えば特許文献3参照)。
特開2004−67184号公報 特開2004−307006号公報 特開2007−204124号公報
ところで、封緘リングに連結帯を介してキャップを繋げる特許文献2に記載の技術は、内容物を注出すべく注出口が下向きとなるようにボトルを傾けたとき、連結帯を介してキャップが下方にぶら下がった状態となり、キャップが邪魔となって扱いにくいという問題がある。また、連結帯を介して2重に形成されたスコアラインを全て破断することは確実性に欠けるという問題もある。
一方、スパウトにフランジと切欠きを設けてキャップの保持部を形成する特許文献3の技術ではこのような問題はないものの、外したキャップを切欠きに装着し、内容物の注出後は切欠きからキャップを取り外してスパウトにねじ込む必要があり、使用者に余計な操作を強いるという問題がある。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたもので、特別な操作を要することなく、キャップを落下させたり紛失することを確実に防止することができ、しかも、そのキャップが内容物の注出を阻害することのない袋状容器用口栓と、そのスパウトを備えた袋状容器の提供をその課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明の袋状容器用口栓は、袋状容器に取り付けられる基部と、その基部から突出し、外周に雄ねじが形成された円筒形状の首部とからなり、上記基部には、袋状容器内の収容物を上記首部内に導くための流路が形成されたスパウトと、内周に雌ねじが形成され、上記スパウトの首部の雄ねじにねじ込まて当該首部の先端開口部を閉鎖するためのキャップとを有する袋状容器用口栓において、上記スパウトの首部の内側には、基端が当該首部の内周面に支持板を介して一体化され、当該首部の中心軸に沿って伸びてその先端が当該首部の先端から突出するガイド軸が設けられているとともに、上記支持板には、上記袋状容器内の収容物を通過させるためのゲート孔が形成され、上記キャップの内側には、上記スパウトの首部にねじ込まれた状態で上記ゲート孔を閉塞する閉塞部が形成されているとともに、このキャップの頂板部には、上記スパウトの首部にねじ込まれた状態で上記ガイド軸が嵌まり込み、かつ、ねじ戻した状態で開通する貫通孔が形成され、上記スパウトとキャップには、キャップをねじ戻した状態でスパウトから離脱することを阻止する離脱阻止機構が設けられていることによって特徴づけられる(請求項1)。
ここで、本発明においては、上記支持板のゲート孔は、上記ガイド軸の基端の周囲に複数個等配に設けられている構成(請求項2)を好適に採用することができる。
また、本発明においては、上記キャップの閉塞部は、当該キャップの頂板内面から突出する円筒形状の突起とする構成(請求項3)を採用することができる。
更に、本発明においては、上記離脱阻止機構として、上記スパウトの首部の先端に設けられた径方向に突出する突出部と、上記キャップの内周に形成された上記雌ねじのねじ山が干渉する機構とすること(請求項4)を採用することができる。
更にまた、本発明においては、上記スパウトの首部と上記キャップに形成されたねじを2条ねじとすること(請求項5)が好ましい。
一方、本発明の袋状容器は、請求項1〜5のいずれかの口栓を取り付けられていることによって特徴づけられる(請求項6)。
本発明は、スパウトの注出口を塞ぐためのキャップを、スパウトから取り外すことなく、袋状容器の内容物を注出することを可能とし、課題を解決するものである。
すなわち、本発明においては、スパウトの首部の内側に、その中心軸に沿うようにガイド軸を設ける。このガイド軸は、スパウトの首部の内周に一体に形成された支持板にその基端を支持するとともに、その先端は首部の先端から突出させる。また、支持板には、袋状容器の内容物を通過させるためのゲート孔を設ける。
一方、キャップには、スパウトの首部にねじ込んだとき、当該首部の内側の支持板に形成されたゲート孔を閉塞する閉塞部を設けるとともに、そのねじ込み状態で上記ガイド軸が嵌まり込み、かつ、キャップをねじ戻したときに開通する貫通孔を形成する。
そして、スパウトとキャップの間には、キャップをねじ戻した状態でスパウトから離脱することを阻止する離脱阻止機構を設ける。
以上の構成によれば、キャップをスパウトの首部にねじ込んだ状態では、スパウトに形成されているゲート孔がキャップの閉塞部で閉塞され、かつ、キャップの貫通孔はガイド軸が嵌まり込んで閉鎖された状態となる。その状態からキャップをねじ戻すと、ゲート孔が解放されると同時に、キャップの貫通孔が開通した状態となる。ただし、この状態においても、キャップは離脱阻止機構の存在によりスパウトに係合したままである。この状態でスパウトが下方に向くように袋状容器を傾けると、その内容物はゲート孔を介してスパウトの首部の先端開口側へと流れ、ガイド軸を伝ってその先端側に向かい、キャップの貫通孔から外部に流出する。つまり、本発明の構成によれば、キャップをスパウトから取り去ることなく内容物の注出が可能であり、しかも注出に際してキャップはスパウトの首部の中心軸上に位置してその頂板に形成された貫通孔を通じて内容物が注出されるため、キャップが邪魔になることがない。
袋状容器の施栓は、スパウトの首部の内側に設けた支持板に形成したゲート孔を、キャップに設けた閉塞部により閉塞することによって行われ、通常のキャップを用いた施栓、つまりスパウトの首部の先端開口部をキャップで閉塞する構造に比して、施栓状態で首部の内側を含めた容器内に留まる空気の量を少なくすることができるという利点もある。また、注出終了後に口栓を上向きにして袋状容器を適宜に圧迫することにより、容器内に留まる空気をなお一層少なくすることができる。
すなわち、袋状容器は、内容物の注出に従って容積が小さくなるため、基本的には内容物の注出時に内容物と外気との置換は生じないが、注出を完了して注出口を上向きにしたとき、袋状容器内に僅かに空気が入り込む場合がある。その場合、袋状容器を手で圧迫することにより、その空気を外部に排出することができる。首部の先端開口部をキャップで施栓する通常のキャップを用いた場合、容器内部の空気を外部に排出するためには、内容物が首部の先端までくるように圧迫しなければ容器内の空気を全て排出することはできず、内要物をこぼしてしまう虞がある。これに対し、本発明では、首部の内側に設けた支持板に形成したゲート孔をキャップに設けた閉塞部により閉塞することで施栓するため、袋状容器を圧迫してゲート孔の近傍にまで内容物がくるように圧迫することで容器内の空気が全て排出されるため、その操作時に内容物をこぼす虞がなく、その状態で施栓することで、容器内の空気を全て排出した状態で施栓することが可能となる。
また、請求項2に係る発明のように、支持板に形成するゲート孔は、当該支持板により支持されているガイド軸の基端の周囲に複数個等配に設けること、つまり一定の角度置きに複数個設けることが、内容物の注出動作がスムーズなものとなって好ましく、請求項3に係る発明の構成、すなわちキャップの頂板内面から円筒形状に突出する閉塞部との併用と相まって、容器の施栓を確実なものとすることができる。
本発明によれば、スパウトの注出口に被せられているキャップをねじ戻すだけで、そのキャップを取り去ることなく、袋状容器の内容物を注出することができ、袋状容器の内容物の注出時にキャップを落としたり紛失してしまうとこを確実に防止することができる。しかも、キャップをねじ戻すだけで、特に余分な操作をする必要がないため、使用者に負担をかけることもない。
また、スパウトの首部の内側に設けられてガイド軸を支持する支持板に穿ったゲート孔を閉塞することによって施栓するので、従来のスパウトの首部の注出口をキャップの頂板で閉塞することによって施栓する構造に比して、容器内に留まる空気を少なくすることができる。そして、内容物の注出後に袋状容器を少し圧迫するという操作を加えることで、首部を含めた容器内の空気を殆ど全て排出した状態で施宣することができる。
本発明の実施の形態の正面図である。 本発明の実施の形態の口栓の縦断面図である。 本発明の実施の形態のキャップを外した状態で示すスパウトの正面図(A)、平面図(B)および底面図(C)である。 本発明の実施の形態のキャップを外した状態で示すスパウトの縦断面図である。 本発明の実施の形態のキャップの形状、構造を表す図であり、(A)は縦断面図、(B)は平面図である。 本発明の実施の形態において内容物を注出する際の状態を示す断面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明を適用したスパウト付きパウチの正面図であり、図2はその口栓2の縦断面図である。
パウチ1はこの例においてスタンディングパウチであり、その上辺の角隅部に口栓2が設けられている。パウチ1の材料は特に限定されることのない公知の積層フィルムであり、例えば相互融着並びに口栓2に対する融着のための樹脂層を内層に、パウチとしての強度を担う樹脂層を外層に設けたり、あるいはそれに加えて、内容物に要求される機能を担う機能層を加えた積層構造のものを採用することができる。
口栓2は、スパウト3とキャップ4とからなる、いわゆるキャップ付きスパウトであって、その詳細構造を図2並びにに図3〜図5を参照しつつ説明する。図3はキャップ4を取り去った状態で示すスパウト3の構造説明図で、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は底面図であり、図4にはその縦断面図を示す。また、図5はキャップ4の縦断面図(A)および平面図(B)である。
スパウト3は平面視で菱形ないしは舟形をした基部31と、その基部31から突出して先端が開口する円筒形状の首部32とからなり、基部31の両側面はパウチ1の積層フィルムにより両側から挟み込まれた状態で融着されることにより、パウチ1に対して固定される。
首部32の外周には、後述するようにキャップ4をねじ込んで被せるための雄ねじ32aが形成されている。この雄ねじ32aは2条ねじである。基部31の内側には、パウチ1の内部と首部32の内側とに連通する流路31aが形成されており、パウチ1の内容物はこの流路31aを通って首部32の内側へと導かれる。
首部32の内側には、その軸線に沿ってガイド棒33が設けられている。すなわち、首部32の内周面に軸線に直交するように支持板34が一体に形成され、その支持板34の径方向中心に、ガイド棒33の基端33aが一体に形成されている。ガイド棒33の先端33bは、首部32の先端開口部32bを越えて外方にまで至っている。
また、ガイド棒33は、その基端33aと先端33bの間に段部33cが形成されており、この段部33cよりも先端33b側の直径は段部33cよりも基端33a側の直径よりも細くなっている。
支持板34には4個のゲート孔35が周方向等分に形成されている。具体的には、支持板34のガイド棒33の基端33aの外周に沿って、その周囲を4等分する位置関係のもとに4個の円弧状のゲート孔35が形成されている。
スパウト3の首部32の先端には、その外周に一周にわたって外方に突出する突出部36が形成されており、この突出部36は、後述するキャップ4の離脱阻止機構の一部を形成している。
キャップ4は、図5に示すように、その内周面にスパウト3の首部32の外周の雄ねじ32aに螺合する2条ねじの雌ねじ4aが形成されている。この雌ねじ4aは、上記したスパウト3の首部の先端外周に形成された突出部36とともにキャップ4の離脱阻止機構を形成するものであり、突出部36の外径は雌ねじ32aの山の径(内径)よりも大きく形成されている。
また、キャップ4の頂板の中央部には貫通孔4bが形成されている。この貫通孔4bの直径は、スパウト3の首部32の内側に一体形成されているガイド棒33の先端33b側の直径よりも僅かに大きい。
更に、このキャップ4の頂板の内側には、貫通孔4bを囲むように円筒状の閉塞部4cが突出形成されている。この閉塞部4cの肉厚の中央部分での直径は、スパウト3の首部32の内側に一体形成された支持板34に穿たれている各ゲート孔35の配設ピッチ円直径と略同一であり、また、この閉塞部4cの内径寸法は前記したガイド棒33の基端33a側の直径(外径)よりも僅かに大きい。
さて、キャップ4をスパウト3の首部32にねじ込んだ状態では、図2に示すように、スパウト3に形成されているガイド棒33の先端33b近傍がキャップ4の貫通孔4b内に嵌まり込んで当該貫通孔4bを封止し、かつ、キャップ4の閉塞部4cがスパウト3に形成されている支持板34に密着当接して4個のゲート孔35を密閉した状態となる。
この状態からパウチ1内の内容物を注出するには、キャップ4をねじ戻し、スパウト3の雄ねじ32aに対する雌ねじ4aの螺合を解除し、スパウト3が下方を向くようにパウチ1を傾ける。これにより、キャップ4は下方に移動するが、スパウト3の先端に形成されている突出部36がキャップ4の雌ねじ4aに干渉し、すなわち離脱防止機構が機能し、キャップ4はスパウト3から離脱して落下することなくスパウト3に係合した状態を保つ。この状態を図6に断面図で示す。この状態では、キャップ4はスパウト3の先端側へと移動しているため,閉塞部4cはスパウト3に形成されている支持板34から離れる結果、各ゲート孔35の密閉が解かれた状態となる。これにより、パウチ1内に収容されている内容物は、図6に矢印Gで示す経路を通って、すなわち、流路31aを介してゲート孔35を通過し、ガイド棒33を伝ってキャップ4の貫通孔4bを介して外部へと注出される。
以上の実施の形態において特に注目すべき点は、キャップ4をスパウト3から取り外すことなくパウチ1内の内容物を注出することができる点であり、これにより、内容物の注出に際して使用者はキャップ4をねじ戻してスパウト3を下に向けるだけで、キャップ4を外す必要がなく、キャップ4を落下させたり紛失してしまう虞が皆無となる。しかも、キャップ4を規定の位置に装着するといった操作も必要としない。また、スパウト3の雄ねじ32a並びにキャップ4の雌ねじを2条ねじとしているため、キャップ4のねじ戻しおよびねじ込みの操作が簡単であるという利点もある。
しかも,内容物の注出時にキャップ4はスパウト3の首部32に同心上に位置しているため、従来の提案のようにスパウト3からキャップ4が垂れ下がって流れを阻害することもない。
なお、以上の実施の形態においては、ゲート孔35を4個としてガイド棒33の周囲に等分に配置した例を示したが、ゲート孔の個数やその配置は特に限定されるものではない。しかし、以上の実施の形態のような配置とすることにより、ゲート孔35を通過した内容物がスムーズにガイド棒33に導かれ、貫通孔4bから偏りなく外部に抽出される。
また、キャップ4のスパウト3に対する離脱阻止機構についても、上記の実施の形態ではスパウト3に形成した突出部36とキャップ4の雌ねじ4aを利用したが、この機構についてもこの例に限定されることなく、要はねじ戻した状態のキャップ4がスパウト3から離脱しない機構であれば任意の機構を採用することができる。
1 パウチ
2 口栓
3 スパウト
31 基部
31a 流路
32 首部
32a 雄ねじ
32b 開口部
33 ガイド棒
34 支持板
35 ゲート孔
36 突出部
4 キャップ
4a 雌ねじ
4b 貫通孔
4c 閉塞部
5 封緘リング

Claims (6)

  1. 袋状容器に取り付けられる基部と、その基部から突出し、外周に雄ねじが形成された円筒形状の首部とからなり、上記基部には、袋状容器内の収容物を上記首部内に導くための流路が形成されたスパウトと、
    内周に雌ねじが形成され、上記スパウトの首部の雄ねじにねじ込まて当該首部の先端開口部を閉鎖するためのキャップとを有する袋状容器用口栓において、
    上記スパウトの首部の内側には、基端が当該首部の内周面に支持板を介して一体化され、当該首部の中心軸に沿って伸びてその先端が当該首部の先端から突出するガイド軸が設けられているとともに、上記支持板には、上記袋状容器内の収容物を通過させるためのゲート孔が形成され、
    上記キャップの内側には、上記スパウトの首部にねじ込まれた状態で上記ゲート孔を閉塞する閉塞部が形成されているとともに、このキャップの頂板部には、上記スパウトの首部にねじ込まれた状態で上記ガイド軸が嵌まり込み、かつ、ねじ戻した状態で開通する貫通孔が形成され、
    上記スパウトとキャップには、キャップをねじ戻した状態でスパウトから離脱することを阻止する離脱阻止機構が設けられていることを特徴とする袋状容器用口栓。
  2. 上記支持板のゲート孔は、上記ガイド軸の基端の周囲に複数個等配に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の袋状容器用口栓。
  3. 上記キャップの閉塞部は、当該キャップの頂板内面から突出する円筒形状の突起であることを特徴とする請求項2または3に記載の袋状容器用口栓。
  4. 上記離脱阻止機構は、上記スパウトの首部の先端に設けられた径方向に突出する突出部と、上記キャップの内周に形成された上記雌ねじのねじ山が干渉する機構であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の袋状容器用口栓。
  5. 上記スパウトの首部と上記キャップに形成されたねじは2条ねじであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の袋状容器用の注出口。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の口栓が取り付けられていることを特徴とする袋状容器。
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