JP5311011B2 - コック式注出口栓 - Google Patents

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本発明はバッグインボックスなどの液体包装容器用の注出用具に関し、バッグインボックスのバッグに取り付けられたスパウト部などの注出口部に簡単に密に嵌合でき、ハンドルの回転操作により内容液の小出し(注ぎ出し)や注出の開始、注出の停止を簡単にできるようにしたコック式注出口栓に関する。
一般にバッグインボックスなどに充填された内容液の注出には、従来からハンドルの回転操作による注出用具が使用されており、例えば、特許文献1に記載するような注出用口栓があり、コックの回転によりシリンダーを上下動させて、バッグ内の内容液の流出量をコントロールするようにしたハンドルの回転操作により注出の開始、注出の停止ができる注出用口栓などがある。
しかしながら、従来の注出用口栓は、内容液の流出量をコントロールするシリンダーを上下する螺旋状の溝、リブを、特に溝部分を独立の部品としていたため、注出用具の外形も大きくなっていた。
以下に、本発明に関連する先行技術文献を記載する。
特開2005−41543号公報
本発明は、バッグインボックスなどの液体包装容器用のコック式キャップである注出用口栓において、液体包装容器のスパウト部など注出口部に、簡単に密に嵌合でき、ハンドルの回転操作により、内容液の小出し(注ぎ出し)や注出の開始、注出の停止を簡単にでき、内容液の流出量(注出量)をコントロールするためのシリンダーを上下する螺旋状の溝、リブを一体の部品にすることにより、口栓の外形をコンパクトにして、取り扱いや注出、停止操作を円滑にできるようにするとともに、注出後に口栓の注出口先端(口元)に残る内容液の残留量を少なくし、口元からの注出直後の液垂れや注出後の暫く経過後における液垂れを防止することにある。
本発明の請求項1に係る発明は、液体包装容器の注出口部に嵌合する嵌合板部Aと、該嵌合板部Aに取付け支持された板面方向に平行な筒軸方向の筒体部Bと、該筒体部Bの上端開口部を覆い且つ筒体部Bの外周面に螺着するキャップ状回転部Cと、前記筒体部Bの筒内に嵌挿され且つ前記キャップ状回転部Cの天板部の下内面に自由回転可能に嵌着されたプランジャー部Dとからなり、前記嵌合板部Aと筒体部Bの下端開口部側の筒壁とは流出孔Eにて連通され、前記キャップ状回転部Cの筒体部Bに対して下降方向の回転によりプランジャー部Dは下降移動して、そのプランジャー部D先端部は筒体部Bの下端の開口部を、筒体部B下端の開口部より突出した状態で閉塞し、上昇方向の回転によりプランジャー部Dは上昇移動し、そのプランジャー部D先端部が筒体部Bの下端の開口部を開口して、該筒体部B先端の注出口より内容液を注出するようにしたコック式注出口栓であって、前記プランジャー部D先端部の下向き端面は、その曲率半径R面を備えている外周端縁から上方内側に窪んだ曲率半径R1の凹陥状面を呈して形成されていることを特徴とするコック式注出口栓である。
本発明の請求項2に係る発明は、上記請求項1に係るコック式注出口栓において、前記
プランジャー部D先端部の下向き端面に呈する凹陥状面の窪み深さが、0.5〜5mmであるコック式注出口栓である。
本発明の請求項3に係る発明は、上記請求項1又は請求項2に係るコック式注出口栓において、前記プランジャー部D先端部の下向き端面に呈する前記凹陥状面は、その下向き端面の外周端縁から上方内側に窪んだ凹陥状楕円面、凹陥状部分円面、凹陥状湾曲面を呈して形成されているコック式注出口栓である。
本発明の請求項に係る発明は、上記請求項1乃至のいずれか1項に係るコック式注出口栓において、前記プランジャー部D先端部は、前記開口部を閉塞した際に前記筒体部B下端の開口部より0mm〜1.5mm突出しているコック式注出口栓である。
本発明の請求項に係る発明は、上記請求項1乃至のいずれか1項に係るコック式注出口栓において、前記プランジャー部D先端部の下向き端面の外周端縁に形成された曲率半径R面の曲率半径R2が、0mm〜0.4mmであるコック式注出口栓である。
本発明のコック式注出口栓は、液体包装容器の注出口部に嵌合する嵌合板部Aに取付け支持した筒体部Bの上端開口部を覆うキャップ状回転部C(コック部分)を、該筒体部Bの外周面に螺着して設け、プランジャー部Dを、該キャップ状回転部Cの天板部の下内面に該キャップ状回転部Cに対して一体的に自由回転可能に嵌着するとともに、前記筒体部Bの筒内に嵌挿した構造から構成されている。そして前記嵌合板部Aと筒体部Bの下端開口部23側の筒壁21とは液体流路Hにて連通されている。
前記プランジャー部Dは、キャップ状回転部Cを筒体部Bに対して回転させることにより筒体部B内にて上昇又は下降移動して、筒体部Bの下端開口部23を、プランジャー部Dの先端に形成した閉鎖部43により開閉可能となっており、液体包装容器内の内容液を、その注出口部に嵌合した嵌合板部Aから、液体流路H、流出孔Eを通って筒体部Bの筒内に流入させて、該筒体部Bの下端の開口部から注出することができる。
そのため、内容液の流出量(注出量)をコントロールするためのプランジャー部Dは、キャップ状回転部C(コック部分)に一体的に自由回転可能に嵌着しているため、コック式注出口栓の全体の外形をコンパクトにでき、液体包装容器の注出口部への嵌合操作や開閉回転操作上の取り扱い、注出操作、注出停止操作を円滑に実現できる。
また本発明のコック式注出口栓の前記プランジャー部D先端部は、前記筒体部B下端の開口部23より突出した状態で、該開口部23を閉塞可能であり、該プランジャー部D先端部43の下向き端面43bは凹陥状面を呈して形成され、該下向き端面43bの外周端縁43cは、所定の曲率半径R面又は面取り形状面を備えている。そのためプランジャー部D先端部43を上昇動作させた開放状態の開口部23から、液状の内容物を注出してカップ等の注入用容器に注入した後に、該先端部43を下降動作させ、該開口部23を閉塞して注出を停止した際に、プランジャー部D先端部43の下向き端面43bに付着した液状の内容物は、その自重により直ちに、該下向き端面43bの凹陥状面から下方の外周端縁43cの方向に流下して、注入用の容器内に受け留められて、注出後の出口栓からの液垂れによる周辺の汚損を防止することができる。
また、開口部23を閉塞して注出を停止した際に、開口部23から突出するプランジャー部D先端部43の外周面や下向き端面43bに付着した液状の内容物は、下向き端面43bの外周端縁43cが鈍角よりも鋭角な方が残留し難い傾向があり、自重により直ちに該下向き端面43bの凹陥状面から下方の外周端縁43cに流下し到達した液状内容物は、その自重により直ちに該外周端縁43cから注入用の容器内に滴下して受け留められて、出口栓からの液垂れによる注出後の周辺の汚損を防止することができる。
そのため、本発明のコック式注出口栓による注入用容器内への注出により、プランジャー部D先端部の下向き端面43bや外周端縁43cに付着した液は、開口部23を閉塞して注出を停止した後において、直ちに注入用の容器内に収容することができ、液状内容物が下向き端面43bや外周端縁43cに残留し難くなり、注出後に注出口栓の注出口先端(口元)に残る内容液の残留量を少なくすることができ、注出直後の液垂れ現象や、口元からの注出直後の液垂れや注出後の暫く経過後における液垂れを防止することができ、液体包装容器の注出口部からの注出操作や開閉回転操作上の取り扱い、注出操作、注出停止操作を円滑に実現できる。
本発明のコック式注出口栓の実施の形態を、図面に基づいて以下に詳細に説明すれば、図1は、本発明のコック式注出口栓の正面部分断面図であり、液体包装容器の注出口部に嵌合する嵌合板部Aと、該嵌合板部Aに取付け支持された板面方向に平行な筒軸O方向の筒体部Bと、該筒体部Bの上端開口部22を覆い、且つ筒体部Bの外周面に螺着するキャップ状回転部Cと、前記筒体部Bの筒内に嵌挿され且つ前記キャップ状回転部Cの天板部の下内面に自由回転可能に嵌着されたプランジャー部D(ピストンシャフト部)とからなる。そして前記嵌合板部Aと筒体部Bの下端開口部23側の筒壁21とは液体流路Hにて連通されている。
図2は、本発明のコック式注出口栓における前記嵌合板部Aと、該嵌合板部Aに一体に取付け支持された板面方向に平行な筒軸O方向の筒体部Bの側面断面図、図3はその正面断面図である。液体包装容器の注出口部に嵌合するための嵌合板部Aの前面には、該嵌合板部Aの板面方向に平行な筒軸O方向に筒体部Bが、ブラケットA1を介して取り付け支持され、該嵌合板部Aから筒体部Bに亘って、液体流路Hが略水平方向(又は僅かに筒体部B方向に低く傾斜する方向)に貫設されている。
嵌合板部Aは、図2、図3に示すように、板状体11と、液体包装容器の注出口部(図示せず)内に密に嵌合する該板状体11に立設した環状板12と、必要に応じて該環状板12の外側に沿って所定の間隔(液体包装容器の注出口部の口管厚さ)を以て立設した外環状板13とから構成されている。
筒体部Bは、図1及び図2及び図3に示すように、筒壁21と上端の開口部22と下端の開口部23(注出口)とを備え、上端開口部22に対して下端開口部23の開口径は小径となっている。筒体部Bは、該上端開口部22側の筒壁21の外周に凸ネジ部24が螺設され、該上端開口部22側の筒壁21の内周面には、筒軸Oと直交する方向に環状段差部25が形成され、下端開口部23側の内周面26の内径に対して上端開口部22側の内周面27は大径になっている。また図1、図3に示すように、筒体部Bの下端開口部23側の筒壁21には、液体流路Hを介して嵌合板部Aに連通する流出孔Eが貫設されている
。また、下端開口部23の上方には、図2に示すように、段差状係止部23aが設けられている。
図4(a)はキャップ状回転部Cの正面断面図、図4(b)はプランジャー部Dの正面断面図であり、図5はキャップ状回転部Cにプランジャー部Dを一体的に自由回転可能に嵌着した正面断面図である。
キャップ状回転部Cは、図1、図4(a)に示すように、筒状のキャップ筒壁部31と該筒壁部31の上端を覆う天板部32と下端の開口部33とからなり、天板部32側の筒壁部31内周には、該天板部32に対して所定の間隔を以て環状突起部34が形成され、前記プランジャー部Dを嵌着するための嵌着空間部35を備えている。また嵌着空間部35より下側の筒壁部31内周には、前記筒体部Bの筒壁21外周に設けた凸ネジ部24と螺着する凹ネジ部36を備えている。なお、前記キャップ状回転部Cの筒体部Bからの回転による離脱を防止するための脱落防止手段が設けられ、例えば前記筒体部Bの最上端外周面と、該筒体部Bの外周に螺着される前記キャップ状回転部Cの最下端内周面には、凸ネジ部24と該凸ネジ部24に螺着する凹ネジ部36とから外れた位置に、互いに当接する離脱防止用の当接突起部(図示せず)がそれぞれ設けられている。
プランジャー部Dは、図1、図4(b)に示すように、筒体部Bの筒壁21内に嵌挿される所定の外径のシャフト部41(柱状部)と、該シャフト部41の上端に、その外径より大径であって、前記キャップ状回転部Cの嵌着空間部35内に嵌着するための環状嵌着部42(環状突起部)と、該シャフト部41の下端に、その外径より小径であって、筒壁21下端の開口部23を閉鎖するための閉鎖部43と、前記環状嵌着部42の下方に、前記筒体部Bの環状段差部25内に位置する環状の中間突起部44(プランジャー抜け止め部)と、シャフト部41の下端の閉鎖部43より上側に下方に向けて小径(閉鎖部43より大径)となるテーパー状部45とを備え、該テーパー状部45と閉鎖部43との間には段差部43aを備え、該テーパー状部45の外周面と筒体部Bの筒壁21の内周面との間には僅かな間隙部21bが形成されていて、また、シャフト部41の外周面と筒体部Bの内周面26とは互いに密着状態で摺動可能に周接しており、プランジャーD下端の前記テーパー部45は、筒体部B下端内周の流出孔Eに対して、間隙部21bを以て対峙している。
また、図1、図4(b)に示すように、前記テーパー状部45より上側のシャフト部41と、その下側のテーパー状部45との間には、必要に応じて段差部41aを備え、該段差部41aの外周を取り巻く筒体部Bの筒壁21の内周面には、図2に示すように、該段差部41aの外周と係合する段差状係止部21a(段差部41aの係止部21aに対する内接による液止め部)を備え、該段差状係止部21aの下側の筒壁21内周面は、該段差状係止部21aの上側の筒壁21内周面より僅かに小径となっている。
前記キャップ状回転部Cと、プランジャー部Dは、図5に示すように、キャップ状回転部Cの天板部32下面にある嵌着空間部35内に、プランジャー部Dの上端にある環状嵌着部42を嵌め込むことにより、一体的に自由回転可能に嵌着されている。なお、上記の注出口栓を構成するそれぞれ嵌合板部A、筒体部B、キャップ状回転部C、プランジャー部Dは、プラスチック製であることが好ましく、特にプランジャー部Dの材質は、筒体部B(少なくともその下端の開口部23側)の材質に対して僅か(比較的)に柔軟性を有していることが好ましく、また、キャップ状回転部Cの材質に対して僅か(比較的)に柔軟性を有していることが好ましい。たとえば、ポリオレフィン系プラスチックが使用でき、プランジャー部Dは線状低密度ポリエチレン(LLDPE)で形成し、他の部材は高密度ポリエチレン(HDPE)で形成することができる。
また、図1に示すように、本発明のコック式注出口栓の前記プランジャー部D先端部である閉塞部43は、前記筒体部B下端の開口部23より所定長さに突出した状態で、該開口部23を閉塞可能となっている。その突出長さd(筒体部B下端の開口部23下面よりプランジャー部D先端部43の下向き端面43bの外周端縁43までの長さ)としては、d=0〜1.5mm又はd=1.5〜2.0mm程度とすることができる。
また、前記プランジャー部Dの先端部43(閉塞部)の外周面の直径rは、図1に示すように、筒体部B下端の開口部23の内周面に十分密接して、該開口部23を閉塞封鎖する程度に、それに対応して設定することができるが、例えば、r=6〜15mm、又はr=15〜20mm程度が適当である。
また、図4(b)及び図4(c)のプランジャー部D先端部43(閉塞部)の拡大図、及び図4(d)のM部分拡大図に示すように、前記プランジャー部Dの先端部43(閉塞部)における下向き端面43bは、凹陥状面(凹陥状楕円面、凹陥状部分円面、凹陥状湾曲面)を呈して形成されており、また、該先端部43(閉塞部)の下向き端面の外周端縁43cは、所定の曲率半径R2 面又は(面取り形状面)を備えている。
前記プランジャー部D先端部43の下向き端面43bに呈する凹陥状面の窪み深さとしては、例えば、0〜3mm程度(0mmの場合は平坦面)が適当であり、また、前記プランジャー部D先端部の下向き端面43bに呈する凹陥状湾曲面の窪みの曲率半径R1 (0≦R1 )は、適宜に設定することができる。
また、前記プランジャー部D先端部43(閉塞部)の下向き端面43bの外周端縁43cに形成された曲率半径R面の曲率半径R2 としては、0〜0.4mm程度が、適当である。
本発明のコック式注出口栓は、図6(a)の全体側面外観図に示すように、筒体部Bの外周面に対してキャップ状回転部Cを矢印方向(右回転)に回転させることにより、図1に示すように、螺着している螺設部(ネジ部)24、36により、キャップ状回転部Cは下降移動し、該回転部Cに一体的に嵌着しているプランジャー部Dも下降動作する。そして、プランジャーD下端のテーパー部45は、筒体部B下端内周の流出孔Eに対して間隙部21bを以て対峙し、該プランジャーD下端のテーパー部45と閉鎖部43との間の段差部43a外周面は、筒体部B下端に設けた段差状係止部23aに密接するとともに、該プランジャーD下端の閉鎖部43の外周面は、筒体部B下端の開口部23内周面に密接して開口部23を閉塞(閉鎖)し、該開口部23からの液体内容物の注出を停止する。なお図6(a)において、Fは、液体包装容器(たとえばバッグインボックスのバッグ)であり、その側面部を示し、Gは容器Fの注出口部である。
一方、図6(b)の全体側面外観図に示すように、筒体部Bの外周面に対してキャップ状回転部Cを矢印方向(左回転)に回転させることにより、図1に示すように、螺着している螺設部(ネジ部)24、36により、キャップ状回転部Cは上昇移動し、該回転部Cに一体的に嵌着しているプランジャー部Dも上昇動作する。そしてプランジャーD下端のテーパー部45は、筒体部B下端内周の流出孔Eに対して間隙部21bを以て対峙し、該プランジャーD下端のテーパー部45と閉鎖部43との間の段差部43a外周面は、筒体部B下端の段差状係止部23aから離反するとともに、該プランジャーD下端の閉鎖部43の外周面は、筒体部B下端の開口部23内周面から離反して開口部23を開口(開放)し、開口部23から液体内容物の注出を開始する。
なお、本発明のコック式注出口栓の前記プランジャー部Dの上昇・下降移動におけるストローク長さは、本発明においては特に限定されるものではないが、図1に示すように、
例えば、下降動作における筒体部B下端の開口部23より所定長さ突出した状態のプランジャー部Dの外周端縁43cの下止位置から、上昇動作における流出孔Eの略中心位置の上止位置までのストローク長さS1 、又は下降動作における筒体部B下端の開口部23より所定長さ突出した状態のプランジャー部Dの外周端縁43cの下止位置から、上昇動作における流出孔Eの略上端位置までのストローク長さS2 に設定されていることが適当である。
本発明のコック式注出口栓の全体正面断面図。 本発明のコック式注出口栓における嵌合板部と該嵌合板部に取り付け支持した筒体部の側面断面図。 本発明のコック式注出口栓における嵌合板部と該嵌合板部に取り付け支持した筒体部の正面断面図。 (a)は、キャップ状回転部の正面断面図、(b)は、プランジャー部の正面断面図、(c)は、プランジャー部の先端部(閉鎖部)の拡大正面断面図、(d)は、そのM部分拡大正面図。 キャップ状回転部とその天板部下面にある嵌着空間部に嵌着したプランジャー部の正面断面図。 (a)は、本発明のコック式注出口栓の全体側面外観図、(b)は、その全体正面外観図。
符号の説明
A…嵌合板部
B…筒体部
C…キャップ状回転部
D…プランジャー部
E…流出孔
F…液体包装容器
G…容器注出口部
O…筒軸
S…液体注出方向
R1 …曲率半径
R2 …曲率半径
S1 、S2 …プランジャー部のストローク長さ
23…筒体部の開口部
43…プランジャー部先端部
43b…プランジャー部先端部の下向き端面
43c…プランジャー部先端部の下向き端面の端縁部

Claims (5)

  1. 液体包装容器の注出口部に嵌合する嵌合板部Aと、該嵌合板部Aに取付け支持された板面方向に平行な筒軸方向の筒体部Bと、該筒体部Bの上端開口部を覆い且つ筒体部Bの外周面に螺着するキャップ状回転部Cと、前記筒体部Bの筒内に嵌挿され且つ前記キャップ状回転部Cの天板部の下内面に自由回転可能に嵌着されたプランジャー部Dとからなり、前記嵌合板部Aと筒体部Bの下端開口部側の筒壁とは流出孔Eにて連通され、前記キャップ状回転部Cの筒体部Bに対して下降方向の回転によりプランジャー部Dは下降移動して、そのプランジャー部D先端部は筒体部Bの下端の開口部を、筒体部B下端の開口部より突出した状態で閉塞し、上昇方向の回転によりプランジャー部Dは上昇移動し、そのプランジャー部D先端部が筒体部Bの下端の開口部を開口して、該筒体部B先端の注出口より内容液を注出するようにしたコック式注出口栓であって、前記プランジャー部D先端部の下向き端面は、その曲率半径R面を備えている外周端縁から上方内側に窪んだ曲率半径R1の凹陥状面を呈して形成されていることを特徴とするコック式注出口栓。
  2. 前記プランジャー部D先端部の下向き端面に呈する凹陥状面の窪み深さが、0.5〜5mmである請求項1記載のコック式注出口栓。
  3. 前記プランジャー部D先端部の下向き端面に呈する前記凹陥状面は、その下向き端面の外周端縁から上方内側に窪んだ凹陥状楕円面、凹陥状部分円面、凹陥状湾曲面を呈して形成されている請求項1又は請求項2記載のコック式注出口栓。
  4. 前記プランジャー部D先端部は、前記開口部を閉塞した際に、前記筒体部B下端の開口部より0mm〜1.5mm突出している請求項1乃至のいずれか1項記載のコック式注出口栓。
  5. 前記プランジャー部D先端部の下向き端面の外周端縁に形成された曲率半径R面の曲率半径R2が、0mm〜0.4mmである請求項1乃至請求項のいずれか1項記載のコック式注出口栓。
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