JP7141293B2 - 混合容器 - Google Patents

混合容器 Download PDF

Info

Publication number
JP7141293B2
JP7141293B2 JP2018182262A JP2018182262A JP7141293B2 JP 7141293 B2 JP7141293 B2 JP 7141293B2 JP 2018182262 A JP2018182262 A JP 2018182262A JP 2018182262 A JP2018182262 A JP 2018182262A JP 7141293 B2 JP7141293 B2 JP 7141293B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
liquid agent
peripheral wall
slit
bottom wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018182262A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020050401A (ja
Inventor
光夫 古澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP2018182262A priority Critical patent/JP7141293B2/ja
Publication of JP2020050401A publication Critical patent/JP2020050401A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7141293B2 publication Critical patent/JP7141293B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Package Specialized In Special Use (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Description

本発明は、第一液剤が収容される第一容器と第二液剤が収容される第二容器とを備え、一方の容器から他方の容器に対して収容した液剤を移し替えることで、これらの液剤を混合させる混合容器に関する。
薬剤や飲料などの中には、二種類の液剤を混合することによって所定の効力や風味を生じさせるものがある。このような液剤を混ぜ合わせるにあたっては、例えば二種類の液剤のそれぞれを個別に収容した2つの容器を準備し、何れか一方の容器から他方の容器に液剤を移して、移し替え先の容器内で両液剤を混ぜ合わせることが行われている。
ところで液剤の移し替えにあたり、一方の容器の口部から他方の容器の口部に向けて液剤を流入させようとすると、口部の内径によっては、容器から注出させる液剤とこの容器に導入される空気との置換がスムーズに進まずに移し替えに時間がかかることがある。また液剤と空気との置換は素早く進むとしても、注出時に液剤が脈動して周囲に飛び散ることがある。
一方、特許文献1には、第一液剤が収容される第一容器には傾斜突片を有する中栓を装着し、第二液剤が収容される第二容器には口部内側に段部を設けた混合容器が示されている。このような混合容器によれば、第二容器の口部に第一容器の口部を挿入した状態で第一容器を引き上げれば、傾斜突片を段部に係合させて第二容器内で中栓を脱落させることができる。すなわち、第一容器の口部が第二容器の口部に挿入された状態で液剤を流出させることが可能であるため、容器の口部からの液剤の飛び散りを防止することができる。
特開平9-254988号公報
ところで特許文献1の混合容器では、第一容器を引き上げて液剤を流出する前に、第一容器の口部を第二容器の口部に挿入する必要がある。すなわち、第一液剤と第二液剤を混合させるにあたっては、2つの動作を必要としていて手間を要している。このため、液剤の移し替えが問題無く行えることは勿論のこと、その際の操作がより簡単になると更に好ましい。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、二種類の液剤を混合するにあたって、一方の容器に収容された液剤を他方の容器に対してスムーズに且つ周囲への飛び散り無く移し替えることができるうえ、操作も簡単になる混合容器を提供することを目的とする。
本発明は、第一液剤が収容される第一容器、及び第二液剤が収容される第二容器を備え、該第一容器及び該第二容器の何れか一方から他方に移し替えることで該第一液剤と該第二液剤を混合させる混合容器であって、
前記第一容器は、該第一容器の口部に保持され、第一底壁と第一周壁とを備えて有底筒状をなすとともに該第一周壁を貫く空気用スリット及び液剤用スリットを備え弾性変形可能であって、該第一周壁の一部が該空気用スリット及び該液剤用スリットよりも該第一底壁の逆側で該口部に対して固定されるバルブを有し、
前記第二容器は、該第二容器の口部に保持され、第二底壁と第二周壁とを備えて有底筒状をなす中栓を有し、該第二底壁は該第二容器の内部に通じる貫通孔を備え、該第二周壁は、前記バルブが該中栓に対向する姿勢で前記第一容器を保持するものであって、
前記バルブは、前記第一底壁から突出し、前記第二周壁で前記第一容器を保持した状態において前記中栓に当接して該第一底壁を該第二底壁から離間させるように弾性変形させて前記第一周壁における前記口部に固定された部位よりも前記第一底壁の側に位置する部位を引き延ばして、前記空気用スリット及び前記液剤用スリットを開口させる第一突起を有する、及び/又は、前記中栓は、前記第二底壁から突出し、前記第二周壁で前記第一容器を保持した状態において前記バルブに当接して該第一底壁を該第二底壁から離間させるように弾性変形させて前記第一周壁における前記口部に固定された部位よりも前記第一底壁の側に位置する部位を引き延ばして、前記空気用スリット及び前記液剤用スリットを開口させる第二突起を有する、混合容器である。
前記バルブは、前記第一突起を、前記第一周壁の内側に収まる長さで有するものであり、前記中栓は、前記第二突起を、前記第二周壁の内側に収まる長さで有するものであることが好ましい。
前記空気用スリットは、前記第二周壁によって前記第一容器が保持された際、前記液剤用スリットよりも高くなる位置に設けられることが好ましい。
本発明に従う混合容器では、第一容器の口部にバルブを設けるとともに第二容器の口部に中栓を設けていて、バルブが中栓に対向する姿勢で第一容器が保持されると、バルブに設けた第一突起、及び/又は、中栓に設けた第二突起によって、第一底壁を第二底壁から離間させるように弾性変形させて、空気用スリット及び液剤用スリットを開口させることができる。すなわち、2つのスリットが開口することによって、第一容器に収容した第一液剤(又は第二容器に収容した第二液剤)と空気との置換がスムーズに行われる。また第一容器は、有底筒状をなす中栓の第二周壁によって保持されていて、液剤は第二周壁の内側で移し替えられるため、第二周壁を越えて液剤が飛び散ることがない。更に、バルブを弾性変形させて空気用スリット及び液剤用スリットを開口させるには、有底筒状をなす中栓に対して第一容器を挿入するだけで済むため、簡単な操作で液剤を移し替えることができる。
また、バルブに設けた第一突起が第一周壁の内側に収まる長さであって、中栓に設けた第二突起が第二周壁の内側に収まる長さである場合は、これらの突起がバルブや中栓から突出していないため、邪魔になることがない。
そして空気用スリットが、第二周壁によって第一容器が保持された際に液剤用スリットよりも高くなる位置に設けられる場合は、高い位置にある空気用スリットからは、液剤よりも軽い空気が優先的に流れ、低い位置の液剤用スリットからは液剤が優先的に流れることになる。すなわち、空気と液剤との置換時において、空気が優先的に流れる経路と液剤が優先的に流れる経路が分かれるため、空気と液剤との置換をスムーズに進めることができる。
本発明に従う混合容器の一実施形態に関し、(a)は第一容器について例示する側面視での断面図であって、(b)は第二容器について例示する側面視での断面図である。 第二容器の中栓に対して倒立させた第一容器を挿入する状況について説明する図である。 図2の状態から更に第一容器を中栓に向けて押し込んで、空気用スリットと液剤用スリットを開口させる状況について説明する図である。 混合させた第一液剤と第二液剤を第二容器で保存する状況について説明する図である。
以下、図面を参照しながら本発明に従う混合容器の一実施形態について説明する。ここで図1(a)は、混合容器を構成する第一容器1について例示する図であり、図1(b)は、第二容器6について例示する図である。
図1(a)に示すように第一容器1は、第一容器本体2、支持部材3、バルブ4、シール材5で構成されている。
第一容器本体2は、概略円板状をなす底部2aと、底部2aの外縁部から立ち上がる円筒状の胴部2bと、胴部2bの上端部に連結するとともに胴部2bよりも小径になる概略円筒状の口部2cと、口部2cの外周面から径方向外側に突出する爪部2dとを備えている。また底部2a、胴部2b、及び口部2cの内側には、第一液剤を収容する第一空間S1が形成されている。
支持部材3は、口部2cを取り囲み、下部が大径であって上部が小径になる概略段付き円筒状の外周壁3aと、外周壁3aの上端部に対して一段低い位置から径方向内側に延在する天壁3bと、天壁3bの内縁部から口部2cの内周面に沿って延在するとともに下端部を径方向内側に突出させたフック3cとを備えている。また外周壁3aの上部における外周面には、周方向に間隔をあけて設けられる縦リブ3dが設けられている。そして外周壁3aの下部における内周面には、爪部2dに係合する凸部3eが設けられていて、支持部材3は第一容器本体2に係合保持される。
バルブ4は、全体的に有底筒状をなしていて、支持部材3によって口部2cに吊り下げ保持されるものである。本実施形態のバルブ4は、円板状になる第一底壁4aと、第一底壁4aの外縁部から起立してフック3cの内周面に沿って延在する円筒状の第一周壁4bと、第一周壁4bの上端部から径方向外側に向かって延在して天壁3bの上面に接するバルブフランジ部4cとを備えている。ここで第一周壁4bの外周面には、フック3cの下端部に係合する凹部4dが設けられている。更に第一周壁4bには、この第一周壁4bを貫く2つのスリット(空気用スリット4e、液剤用スリット4f)が設けられている。空気用スリット4eと液剤用スリット4fは、第一底壁4aに対して異なる距離で設けられている。なお、本実施形態においては、図1(a)に示すように第一底壁4aに対してより近い位置(図2に示すように第一容器本体2を倒立させた状態においてより高い位置)に設けられたものを空気用スリット4eと称し、第一底壁4aに対してより離れた位置(第一容器本体2を倒立させた状態においてより低い位置)に設けられたものを液剤用スリット4fと称する。そして第一底壁4aの中央部には、上方に向けて突出する円柱状の第一突起4gが設けられている。
ところで、第一容器本体2と支持部材3、及び第二容器6を構成する各部材は、比較的硬質の素材で形成されているが、バルブ4は比較的軟質の素材(例えばゴム、エラストマー、低密度ポリエチレン(LDPE)、或いは直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE)等)で形成されていて、弾性変形可能となっている。
そしてシール材5は、例えばアルミラミネートシートや合成樹脂製積層シートで形成され、支持部材3における外周壁3aの上端部に対して剥離可能に貼着されるものである。なお、シール材5を外周壁3aに貼着するにあたっては、例えば接着性シートを使用してもよいし、熱を加えてシール材5を外周壁3aに溶着させてもよい。なお、通常時においてはバルブ4の空気用スリット4eと液剤用スリット4fは閉じているため、第一容器本体2内への外気の浸入を有効に防止することができるが、シール材5を使用する場合は、更に有効に外気の浸入を防止することができる。
そして第二容器6は、図1(b)に示すように、第二容器本体7、中栓8、オーバーキャップ9で構成されている。
第二容器本体7は、概略円板状をなす底部7aと、底部7aの外縁部から立ち上がる円筒状の胴部7bと、胴部7bの上端部に連結するとともに胴部7bよりも小径になる円筒状の口部7cと、口部7cの外周面に設けられる雄ねじ部7dとを備えている。また底部7a、胴部7b、及び口部7cの内側には、第二液剤を収容する第二空間S2が形成されている。
中栓8は、全体的に有底筒状をなしていて、口部7cに装着されるものである。本実施形態の中栓8は、円板状になる第二底壁8aと、第二底壁8aの外縁部から起立して口部7cの内周面に沿って延在する円筒状の第二周壁8bと、第二周壁8bの上端部から径方向外側に向かって延在して口部7cの上面に接する中栓フランジ部8cとを備えている。ここで第二周壁8bは、図1(a)に示す支持部材3が挿入可能な内径で形作られている。また第二底壁8aの中央部には、上方に向けて突出する円柱状の第二突起8dが設けられていて、第二突起8dの周囲には、第二底壁8aを貫く貫通孔8eが複数設けられている。なお中栓8は、口部7cに第二周壁8bが軽圧入されて第二容器本体7に保持されているが、上方に向けて引き上げることで第二容器本体7から取り外すことが可能である。
オーバーキャップ9は、有蓋筒状をなし、中栓8を覆って口部7cに保持されるものである。本実施形態のオーバーキャップ9は、中栓8の上方に位置するキャップ天壁9aと、キャップ天壁9aの外縁部から下方に向かって延在する円筒状のキャップ外周壁9bを備えている。またキャップ外周壁9bの内周面には、雄ねじ部7dに係合する雌ねじ部9cが設けられている。
このような形態になる第一容器1と第二容器6によって第一液剤と第二液剤を混合させるにあたっては、第一容器1のシール材5を剥がすとともに第二容器6のオーバーキャップ9を取り外した後、図2に示すように、第一容器本体2を倒立させてバルブ4が中栓8に対向する姿勢で、第一容器本体2を中栓8に挿入する。本実施形態では、支持部材3に設けた縦リブ3dが中栓8の第二周壁8bに軽圧入されるように構成しているため、第一容器本体2の挿入を継続していくと、第一容器本体2は中栓8に保持される。また第一容器本体2の挿入を継続するに伴い、図示したように第一突起4gの先端が第二突起8dの先端に当接する。
そして第一容器本体2の挿入を更に継続していくと、第一突起4gは第二突起8dによって上方に向けて押圧されるため、図3(a)に示すように第一底壁4aは、第二底壁8aから離間するように弾性変形する。これにより、第一周壁4bが上方に向けて引き延ばされて、空気用スリット4eと液剤用スリット4fが開口する(図3(b)、(c)参照)。なお、図3(a)に示すように凹部4dにはフック3cが係合しているため、第一周壁4bにおいて引き延ばされる部位は、凹部4dよりも上方に位置する部分となる。このため、第一周壁4bが上方に向けて引き延ばされても、バルブ4が支持部材3から外れることはない。
そして空気用スリット4eと液剤用スリット4fが開口することによって、第一容器本体2の第一空間S1に収容された第一液剤は液剤用スリット4fから流出し、更に貫通孔8eを通過して、第二容器本体7の第二空間S2に流入する。一方、第二空間S2の空気は、貫通孔8eを経由して、開いた空気用スリット4eから第一空間S1に流入する。すなわち、空気用スリット4eと液剤用スリット4fの2つのスリットが開くため、第一空間S1と第二空間S2における液剤と空気の置換をスムーズに進めることができる。また本実施形態では、第一容器本体2を倒立させた状態で、空気用スリット4eは液剤用スリット4fよりも高い位置に設けられている。ここで第一周壁4bの内側では、第一液剤と空気の両方が存在する状態になるが、第一液剤よりも軽い空気は上方に向かって流れるため、第一周壁4bの空気は、液剤用スリット4fよりも高い位置に設けられている空気用スリット4eから優先的に第一空間S1に流入し、また第一空間S1の第一液剤は、液剤用スリット4fから優先的に流出する。すなわち、空気が優先的に流れる経路と第一液剤が優先的に流れる経路が分かれるため、第一空間S1と第二空間S2における液剤と空気の置換が、よりスムーズに進むことになる。
このように本実施形態では、第一容器本体2を挿入するだけの簡単な操作で第一液剤を第二容器本体7に移し替えて第二液剤と混合させることができる。また、第一容器本体2を倒立させただけでは空気用スリット4eと液剤用スリット4fは閉じているため、この状態で第一液剤が流れ出ることはない。そして第一液剤の移し替えは第一容器本体2を中栓8に挿入した状態で行われるため、第一液剤が周囲に飛び散ることもない。
そして、第二容器本体7に第一液剤を移し替えた後は、第一容器本体2を中栓8から取り外すとともに中栓8を第二容器本体7から取り外す。これにより、第一液剤と第二液剤を混合させた液剤を使用することができる。なお、混合させた液剤を保管する場合には、図4に示すように、当初使用していたオーバーキャップ9を第二容器本体7に装着すればよい。
以上、本発明について具体的な実施形態を示しながら説明したが、本発明に従う混合容器は上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に従う範疇で種々の変更を加えたものも含まれる。例えば本実施形態では、バルブ4に第一突起4gを設けるとともに中栓8に第二突起8dを設けたが、これらの突起の何れか一方を設けるようにしてもよい。なお、第一突起4gのみ設ける場合は、図示例よりも第一突起4gの長さを延長して、第一容器本体2を中栓8に挿入した際に、第一突起4gの先端が第二底壁8aに当接するようにすればよい。同様に、第二突起8dのみ設ける場合は、図示例よりも第二突起8dの長さを延長して、第二突起8dの先端が第一底壁4aに当接するようにすればよい。また上述した実施形態では、正立させた第二容器本体7に対して倒立させた第一容器本体2をセットするようにしたが、両者の位置関係を逆にして、正立させた第一容器本体2に倒立させた第二容器本体7をセットするようにしてもよい。なおこの場合は、第一容器本体2で混合させた溶剤を取り出せるように、支持部材3を口部2cから取り外せるようにすることが好ましい。
1:第一容器
2:第一容器本体
2a:底部
2b:胴部
2c:口部
2d:爪部
3:支持部材
3a:外周壁
3b:天壁
3c:フック
3d:縦リブ
3e:凸部
4:バルブ
4a:第一底壁
4b:第一周壁
4c:バルブフランジ部
4d:凹部
4e:空気用スリット
4f:液剤用スリット
4g:第一突起
5:シール材
6:第二容器
7:第二容器本体
7a:底部
7b:胴部
7c:口部
7d:雄ねじ部
8:中栓
8a:第二底壁
8b:第二周壁
8c:中栓フランジ部
8d:第二突起
8e:貫通孔
9:オーバーキャップ
9a:キャップ天壁
9b:キャップ外周壁
9c:雌ねじ部
S1:第一空間
S2:第二空間

Claims (3)

  1. 第一液剤が収容される第一容器、及び第二液剤が収容される第二容器を備え、該第一容器及び該第二容器の何れか一方から他方に移し替えることで該第一液剤と該第二液剤を混合させる混合容器であって、
    前記第一容器は、該第一容器の口部に保持され、第一底壁と第一周壁とを備えて有底筒状をなすとともに該第一周壁を貫く空気用スリット及び液剤用スリットを備え弾性変形可能であって、該第一周壁の一部が該空気用スリット及び該液剤用スリットよりも該第一底壁の逆側で該口部に対して固定されるバルブを有し、
    前記第二容器は、該第二容器の口部に保持され、第二底壁と第二周壁とを備えて有底筒状をなす中栓を有し、該第二底壁は該第二容器の内部に通じる貫通孔を備え、該第二周壁は、前記バルブが該中栓に対向する姿勢で前記第一容器を保持するものであって、
    前記バルブは、前記第一底壁から突出し、前記第二周壁で前記第一容器を保持した状態において前記中栓に当接して該第一底壁を該第二底壁から離間させるように弾性変形させて前記第一周壁における前記口部に固定された部位よりも前記第一底壁の側に位置する部位を引き延ばして、前記空気用スリット及び前記液剤用スリットを開口させる第一突起を有する、及び/又は、前記中栓は、前記第二底壁から突出し、前記第二周壁で前記第一容器を保持した状態において前記バルブに当接して該第一底壁を該第二底壁から離間させるように弾性変形させて前記第一周壁における前記口部に固定された部位よりも前記第一底壁の側に位置する部位を引き延ばして、前記空気用スリット及び前記液剤用スリットを開口させる第二突起を有する、混合容器。
  2. 前記バルブは、前記第一突起を、前記第一周壁の内側に収まる長さで有するものであり、前記中栓は、前記第二突起を、前記第二周壁の内側に収まる長さで有するものである、請求項1に記載の混合容器。
  3. 前記空気用スリットは、前記第二周壁によって前記第一容器が保持された際、前記液剤用スリットよりも高くなる位置に設けられる、請求項1又は2に記載の混合容器。
JP2018182262A 2018-09-27 2018-09-27 混合容器 Active JP7141293B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018182262A JP7141293B2 (ja) 2018-09-27 2018-09-27 混合容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018182262A JP7141293B2 (ja) 2018-09-27 2018-09-27 混合容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020050401A JP2020050401A (ja) 2020-04-02
JP7141293B2 true JP7141293B2 (ja) 2022-09-22

Family

ID=69995666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018182262A Active JP7141293B2 (ja) 2018-09-27 2018-09-27 混合容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7141293B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009083879A (ja) 2007-09-28 2009-04-23 Yoshino Kogyosho Co Ltd 二剤混合容器
JP2018070230A (ja) 2016-10-31 2018-05-10 株式会社吉野工業所 二剤混合容器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009083879A (ja) 2007-09-28 2009-04-23 Yoshino Kogyosho Co Ltd 二剤混合容器
JP2018070230A (ja) 2016-10-31 2018-05-10 株式会社吉野工業所 二剤混合容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020050401A (ja) 2020-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5819595B2 (ja) 詰め替え容器
JP5683356B2 (ja) 詰め替え容器
JP4596415B2 (ja) 注出栓
JP2007176577A (ja) 注出キャップ
JP5121144B2 (ja) パウチ用口栓、口栓付きパウチ、および包装体
JP7141293B2 (ja) 混合容器
JP4926674B2 (ja) 詰め替え用容器
JP2011131922A (ja) 詰め替え容器
JP2009179378A (ja) 注出キャップ
JP5961547B2 (ja) 詰め替え容器
JP5294722B2 (ja) 容器
JP5371665B2 (ja) キャップ付容器
JP5732378B2 (ja) 詰め替え容器
JP2010120658A (ja) スパウト閉栓キャップ
JP7330629B2 (ja) スポイト容器
JP2016008059A (ja) キャップ
JP5990484B2 (ja) 詰め替え容器
JP5978153B2 (ja) 詰め替え容器
JP6183846B2 (ja) 詰替え容器用栓体
JP7260240B2 (ja) ヒンジキャップ付き注出口
JP7246831B2 (ja) 注出キャップ
JP6240521B2 (ja) 詰め替え容器
JP2014162540A (ja) 詰め替え容器
JP6483475B2 (ja) 二剤混合容器
JP6448281B2 (ja) 2液混合吐出容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220413

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7141293

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150