JP2014162540A - 詰め替え容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内容物が収容される容器本体2と、容器本体2から容器軸O方向に沿った容器本体2の外側に向けて延在すると共に、本容器の注入口内に差し込み可能とされた注出筒3と、注出筒3に、径方向の外側に向けて突設された操作突片4と、を備え、操作突片4における径方向の外端部には本容器の注入口の開口端縁に係合するフック部21が形成され、注出筒3のうち、操作突片4との連結部分に対して周方向の両側から隣接する各部分に、破断可能な弱化部7が形成され、弱化部7は、注出筒3における操作突片4との連結部分から、容器軸O方向に沿って容器本体2の内側に向けて延びる。
【選択図】図1
Description
また、中栓の注出口を開封した後に、該中栓に対して本容器の口部を螺着するため、その螺合作業中に誤って詰め替え容器を倒すと、詰め替え容器内の内容物がこぼれ出るおそれがあった。
更に、中栓に本容器の口部を螺着する際には、該本容器を倒立姿勢にするため、本容器内に内容物が残留していると、該内容物がこぼれるおそれがある。従って、本容器内の内容物を使い切った後でないと、詰め替え作業を行い難かった。
また、容器本体と本容器とを容器軸方向に沿って相対的に接近移動させるまで、注出筒の内側は開放しない状態となっているので、詰め替え前の段階で容器本体内の内容物がこぼれることがない。しかも、詰め替え容器の開封と同時に内容物が本容器に詰め替えられるので、本容器を倒立姿勢にすることなく詰め替え作業を行うことが可能になり、本容器内の内容物が残留している場合であっても、内容物の詰め替え作業を行うことができる。
さらに、内容物は、注出筒の内部が径方向の外側に開放されることで本容器の内壁に向けて注出され易くなり、内容物が容器本体内で泡立ったり、跳ねたりするのを抑制できる。
また、弱化部が延在する方向と、詰め替え時に詰め替え容器と本容器とを相対的に接近移動させる方向と、が互いに一致しているので、詰め替え容器と本容器とを組み合わせた状態で、これら詰め替え容器と本容器とを容器軸方向に相対的に接近移動させたときに、弱化部に効率良く力が加えられることになり、優れた開封操作性を具備させることができる。
この場合、フック部と注入口の開口端縁との係合が、より確実に達成される。
突片本体20の他端部4bは、後述するが、フック部21(開口部)が本容器Aの注入口A1の開口端縁に係合(挟み込むように係合)したときに、注出筒3における一端部4aが連結する部位が注入口A1の内側に位置するように、下方に向けて延びている。
凹部5のうち、径方向の内端部5aから上方に延びシール部3Bの下端部に連なる部位5b(以下、上部位5bという)は、縦断面視で上に突の弧状を呈している。また、凹部5のうち、内端部5aから下方に延びる部位5c(以下、下部位5cという)は、縦断面視で直線状を呈している。
これら弱化部7は、上記連結部分から、容器軸O方向に沿って容器本体2の内側に向けて延びている。図示の例では、弱化部7は、注出筒3の容器本体2との連結部分の近傍まで延びているが、このような長さは、この例と異なるものであっても構わない。
また、弱化部7は容器軸O方向に沿って連続して延在しているが、断続的に点在若しくは延在させる等適宜変更してもよい。
なお、注出筒3における突片本体20の一端部4aが連結する連結部分が破断部分βの破断開始箇所となるが、突片本体20の他端部4bは、フック部21が本容器Aの注入口A1の開口端縁に係合したときに、上記一端部4aが連結する連結部分が注入口A1の内側に位置するように下方に向けて延びているので、破断開始直後の破断部分βから確実に内容液が本容器A内に注出されるようになっている。なお、本実施形態の詰め替え容器1では、図3に示されるように、弱化部7の破断が進行した場合でも、破断によって形成される破断部分βは全体的に注入口A1内に収容された状態となる。
しかも、詰め替え容器1の開封と同時に内容物が本容器Aに詰め替えられるので、本容器Aを倒立姿勢にすることなく詰め替え作業を行うことが可能になり、本容器A内の内容物が残留している場合であっても、内容物の詰め替え作業を行うことができる。
また、上記実施形態では、注出筒3が容器本体2に一体に形成される例を説明したが、注出筒3を容器本体2に着脱可能としてもよい。また、容器本体2はチューブ容器等の容器であっても構わない。
また、上記実施形態では、フック部21を略L字状に形成したが、この形状に限定されるものではない。例えば、フック部は、他端部4bから径方向外側に延びる部位のみでなるフランジ状のものであってもよい。この場合は、フック部が注入口A1の開口端縁に係合した際に径方向内側に向けた移動は規制され難くなるが、製造が容易となる。また、フック部は弧状のもの等であっても構わない。
2 容器本体
3 注出筒
4 操作突片
7 弱化部
21 フック部
A 本容器
A1 注入口
Claims (2)
- 本容器に詰め替える内容物が収容される容器本体と、
前記容器本体から容器軸方向に沿った該容器本体の外側に向けて延在すると共に、前記本容器の注入口内に差し込み可能とされた注出筒と、
前記注出筒に、径方向の外側に向けて突設された操作突片と、を備え、
前記操作突片における径方向の外端部には、前記本容器の前記注入口の開口端縁に係合するフック部が形成され、
前記注出筒のうち、前記操作突片との連結部分に対して周方向の両側から隣接する各部分に、破断可能な弱化部が形成され、
前記弱化部は、前記注出筒における前記操作突片との連結部分から、前記容器軸方向に沿って前記容器本体の内側に向けて延びることを特徴とする詰め替え容器。 - 前記フック部は、容器軸方向に沿って前記容器本体の外側に向けて開口する開口部を形成しており、当該開口部が前記注入口の開口端縁に係合することを特徴とする請求項1に記載の詰め替え容器。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016011140A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-21 | 株式会社吉野工業所 | 詰め替え容器 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH076132U (ja) * | 1993-06-30 | 1995-01-27 | 熊野油脂株式会社 | 液体容器 |
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2013
- 2013-02-27 JP JP2013037297A patent/JP5982300B2/ja not_active Expired - Fee Related
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