JP5851158B2 - 注出キャップ - Google Patents

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本発明は、例えば、一方の容器に充填された内容物を他方の容器に詰め替える際に用いられる注出キャップに関するものである。
詰め替えを行う手段としては、例えば、他の容器の口部に挿入される挿入口部を有し、この挿入口部の上部に切断可能な薄肉部を介してもぎり栓を設けるとともに、当該挿入口部を倒立させて他の容器口部に挿入したとき、当該倒立状態が維持されるように、口部内周面に弾性圧接する羽根部を設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特願2010−126220号公報
しかしながら、上述した従来のものは、筒体部の内側に形成された通路を通して内容物を取り出すときに、当該通路内での空気置換を行うことができない。このため、内容物を取り出すときに、内容物が大きく脈動することで吹き零れが生じ易くなる。
また、内容物を取り出すまでは、その未開封状態が維持されることが好ましいところ、その開封作業も容易であることが好ましい。
本発明の目的とするところは、筒体部の内側に形成された通路を通して内容物を取り出すときに、当該通路内での空気置換を容易に行うことができるとともに、注出通路及び空気置換通路の開封が容易な新規の注出キャップを提供することにある。
本発明は、容器の口部に固定される固定筒と、容器の口部上端に配置されるとともに固定筒に一体に設けられた天壁部と、当該天壁部から一体に起立してその内側に容器に通じる通路を形成する周壁で形作られた筒体部とを備える注出キャップであって、
筒体部の周壁は、内容物の注出通路を形作る注出通路輪郭壁と、空気置換路を形作る空気置換通路輪郭壁と、当該注出通路と空気置換通路とを通じさせる狭隘な隙間を形作る括れ輪郭壁からなるとともに、当該筒体部の先端部が周壁の上端に切断可能な連結部を介して連結された封止栓を構成し、空気置換通路輪郭壁は、天壁部を通って容器の口部に向かって延長される延長壁を有することを特徴とするものである。
筒体部としては、例えば、その横断面形状が括れを有する瓢箪形の周壁で形作ることができる。
延長壁は、その内周面が空気置換通路として機能するものであるが、当該延長壁の内周面を、パイプを保持する形状に形作れば、パイプを取り付けることによって、更に良好な空気置換を行うことができる。
また、天壁部には、筒体部から放射状に伸びる凸部又は凹部を設けることができる。更に、筒体部の内周面には、連結部を縦断するように軸線に沿って伸びる凹溝を形成することができる。
本発明では、筒体部は、内容物の注出通路を形作る注出通路輪郭壁と、空気置換通路を形作る空気置換通路輪郭壁と、当該注出通路と空気置換通路とを通じさせる狭隘な隙間を形作る括れ輪郭壁からなる周壁で形作られていることで、筒体部の内側に形成された通路を通して内容物を取り出すとき、当該通路内での空気置換を容易に行うことできる。このため、本発明によれば、容器を傾けて内容物を取り出すときは勿論、容器ごと倒立させた状態で内容物を取り出すときも、内容物が大きく脈動しないため、吹き零れも生じ難くなる。
加えて、筒体部の先端部には、封止栓が切断可能な連結部を介して連結されていることから、使用者が封止栓を引っ張る等の操作を行うだけの簡単な操作により、注出通路とともに空気置換通路を容易に開封することができる。
従って、本発明によれば、筒体部の内側に形成された通路を通して内容物を取り出すときに、当該通路内での空気置換を容易に行うことができるとともに、注出通路及び空気置換通路の開封が容易な新規の注出キャップを提供することができる。
本発明である、注出キャップの第1の形態を採用した詰め替え容器を一部断面で示す図である。 図1のA−A断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、図2のB−B断面図及びC−C断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、同形態の注出キャップの平面図及び底面図である。 同形態に係る詰め替え容器の開封状態を示す断面図である。 同形態に詰め替え容器を用いた詰め替え方法の一例であって、その詰め替え状態を一部断面で示す説明図である。 同形態に係る詰め替え容器を用いた詰め替え方法の他の例であって、その詰め替え状態を一部断面で示す説明図である。 本発明である、注出キャップの第2の形態を採用した詰め替え容器であって、開封状態を示す断面図である。 同形態に係る詰め替え容器を用いた詰め替え方法の一例であって、その詰め替え状態を一部断面で示す説明図である。 本発明である、注出キャップの第3の形態を採用した詰め替え容器を一部断面で示す図である。 図10のD−D断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、図11のE−E断面図及びF−F断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、同形態の注出キャップの平面図及び底面図である。 本発明である、注出キャップの第4の形態を採用した詰め替え容器を一部断面で示す図である。 図14のG−G断面図である。 (a),(b)はそれぞれ、同形態の注出キャップの平面図及び底面図である。 本体容器の一例である、ポンプ容器を示す側面図である。
以下、図面を参照して、本発明である、注出キャップの様々な形態を詳細に説明する。
図1中、符号1は、本発明の一形態であって、内容液Cが充填された詰め替え容器20に適用される合成樹脂製の注出キャップである。注出キャップ1は、詰め替え容器20の口部(以下、「詰め替え容器側口部」)21に固定される固定筒2と、詰め替え容器側口部21上端に配置されるとともに固定筒2に一体に設けられた天壁部3と、この天壁部3から一体に起立する筒体部4とを備える。
筒体部4は、その内側に容器に通じる通路Rを形成する。筒体部4は、図3に示すように、内容液Cの注出通路Raを形作る注出通路輪郭壁4aと、空気置換通路Rbを形作る空気置換通路輪郭壁4bと、当該注出通路Raと空気置換通路Rbとを通じさせる狭隘な隙間通路Rcを形作る括れ輪郭壁4cからなる周壁で形作られている。
詳細には、注出通路輪郭壁4aの内周面faは、曲率半径raで構成されていることで、注出通路Raの横断面形状をほぼ円形断面形状に形作る。また、空気置換通路輪郭壁4bの内周面fbは、曲率半径rbで構成されていることで、空気置換通路Rbの横断面形状をほぼ円形断面形状に形作る。更に、括れ輪郭壁4cの内周面fcも、曲率半径rcで構成されている。即ち、筒体部4は、その横断面形状が括れを有する瓢箪形の周壁で形作られている。
更に詳細には、曲率半径raは、曲率半径rbよりも大きな曲率半径で構成されている。これにより、注出通路Raの流路面積の方が空気置換通路Rbの流路面積よりも大きく確保されている。曲率半径rcについては、詰め替え容器(口部口径)の大きさ等に応じて適宜設定される。
また、筒体部4は、図4(a)に示すように、その先端部4dにより密封されている。先端部4dには、フランジ状の操作片4fが設けられている。また、筒体部4の先端部4dは、図2等に示すように、薄肉の連結部4eを介して連結された封止栓を構成する。連結部4eは、図3(b)に示すように、薄肉に形成されていることから、この連結部4eを切断することで、先端部4dを筒体部4から取り外すことができる。これにより、注出通路Ra及び空気置換通路Rbは、先端部4dを取り外すことで、一緒に開封することができ、その開口部Aの横断面形状も、図3(b)に示すように、括れを有する瓢箪形となる。
本形態では、連結部4eは、図5に示すように、空気置換通路Rbから注出通路Raに向かうに従って当該筒体部4の先端4tに向かって傾斜するように、筒体部4の全周に亘って設けられている。これにより、図5に示すように、筒体部4の先端側に注出通路Raの注出口Aaが配置されるとともに、この注出口Aaよりも後端側に空気置換通路Rbの空気置換口Abが配置される。なお、注出口Aaと空気置換口Abとの間は、隙間通路Rcの開口部Acで繋がっていることは言うまでもない。
また、先端部4dには、操作片4fが設けられている。操作片4fは、図示のように、筒体部4から突出するフランジからなり、補強リブ4gで強固に固定されている。操作片4fは、空気置換通路Rb側の連結部4e近傍に配置されている。これにより、操作片4fを先端4tに向かって押し上げると、連結部4eは注出通路輪郭壁4aに向かって切り離すことができる。なお、筒体部4の先端4tも、フランジで構成されていることで、操作片として機能させることができる。
また、本形態では、空気置換通路輪郭壁4bは、天壁部3を通って容器の口部に向かって延長される延長壁4b1を有する。これにより、空気置換通路Rbは、詰め替え容器20の口部21に配置される。延長壁4b1は、図4(b)に示すように、C字形の横断面形状を有する。また、天壁部3の裏面には、図2に示すように、口部21の内周面21fを密封保持する筒状のシール部3aが一体に垂下し、容器20の充填空間S20を、その横断面形状が括れを有する瓢箪形の通路R(Ra〜Rc)に通じさせる。
ここで、本形態に係る注出キャップ1付き詰め替え容器20を用いて、本体容器30に内容液Cを詰め替える作業工程を説明する。
本形態では、使用者は、図2に示す状態から操作片4f上向きに引き上げれば、先端部4dは、図3(b)に示すように、筒体部4から取り外すことができる。これにより、筒体部4には、その横断面形状が括れを有する瓢箪形の開口部Aが形成される。
図5に示すように、注出通路Raとともに隙間通路Rcを介して空気置換通路Rbを開封した後は、図6に示すように、本体容器30の口部31に筒体部4をあてがって容器20ごと傾ければ、注出通路Raと繋がる空気置換通路Rbを通して、通路R内での空気置換を行いつつ、注出通路Raを通して内容液Cを詰め替えることができる。
また、本形態によれば、図7に示すように、詰め替え容器20を倒立させた状態で、この筒体部4を本体容器30の口部31に挿し込んで、内容液Cを容器本体30に詰め替えることができる。この場合、天壁部3に、筒体部4から放射状に伸びる凸部3bを設けられているため、当該凸部3bは、口部31の上端と接したとき、その周方向の相互間が充填空間S30を外界に通じさせる空気置換路として機能する。このため、天壁部3に凸部3bを設ければ、筒体部4を倒立させた状態で挿し込んで、内容液Cを詰め替える場合に有効である。なお、凸部3bは、少なくとも1箇所に設ければよく、また、凸部3bは、凹部に置き換えても同様の作用効果を奏する。
上述のように、本発明では、内容液Cの注出通路Raを形作る注出通路輪郭壁4aと、空気置換通路Rbを形作る空気置換通路輪郭壁4bと、当該注出通路4aと空気置換通路4bとを通じさせる狭隘な隙間通路Rcを形作る括れ輪郭壁4cからなる周壁で形作られていることで、筒体部4の内側に形成された通路Rを通して内容液Cを取り出すとき、当該通路R内での空気置換を容易に行うことできる。このため、本発明によれば、容器20を傾けて内容液Cを取り出すときは勿論、容器20ごと倒立させた状態で内容液Cを取り出すときも、内容液Cが大きく脈動しないため、吹き零れも生じ難くなる。
加えて、筒体部4の先端部4dが封止栓として、切断可能な連結部4eを介して一体に連結されていることから、使用者が操作片4fを引っ張る等の操作を行うだけの簡単な操作により、注出通路Raとともに空気置換通路Rbを容易に開封することができる。
従って、本発明によれば、筒体部4の内側に形成された通路Rを通して内容液Cを取り出すときに、当該通路R内での空気置換を容易に行うことができるとともに、注出通路Ra及び空気置換通路Rbの開封を容易にできる。なお、本発明に従えば、括れを有する瓢箪形には、本形態のように曲線で構成されたものに限定されることなく、角形などの直線で構成されたものも含む。
また、本発明によれば、注出通路Ra及び空気置換通路Rbが、隙間通路Rcを介して通じていることで、延長壁4b1の内周面fbを、パイプを保持する形状に形作れば、図8に示すように、パイプ5を延長壁4b1に挿し込むことで嵌合保持できる。この形態の場合、パイプ5を通して容器20の充填空間S20内が外界に通じるため、筒体部4の内側に形成された通路R内での空気置換をより確実に実現できる。なお、図9は、本形態を採用した詰め替え容器20を倒立させた状態で、この筒体部4を本体容器30の口部31に挿し込んで、内容液Cを容器本体30に詰め替えた状態を示す。
また、図10〜13には、本発明の第3の形態を採用した詰め替え容器20である。なお、以下の説明において、他の形態と実質的に同一の部分は、同一の符号をもって、その説明を省略する。
本形態は、図11に示すように、空気置換通路輪郭壁4bの内周面fbの一部に凹溝4nを形成したものである。凹溝4nは、同図に示すように、連結部4eを縦断するように軸線Oに沿って天壁部3に向かって伸びる。また、凹溝4nは、図12に示すように、外向きに突出するとともに、その先端が先細りのV溝になるように形成されている。更に、凹溝4nは、図11及び図13に示すように、操作片4fと周方向(軸線O周り)に整列する位置に配置されている。
この場合、使用者が操作片4fに形成された開口部に指を通して上向きに引き上げれば、連結部4eのうち、凹溝4nが縦断する部分に応力が集中する。このため、凹溝4nを基点に連結部4eを容易に切断することができる。
なお、本形態のように、筒体部4の連結部(切断面)4eが空気置換通路Rbから当該筒体部4の先端に向かって傾斜する傾斜面に形成されていれば、注出通路Ra側を下向きにすることで内容液Cを取り出すときの案内となる。このため、操作片4fを、本形態のように、空気置換通路Rb側に配置すれば機能上有効である。但し、注出通路Ra側に配置することで、上方から引き下ろすことで連結部4eを切断することも可能である。この場合も、凹溝4nは、操作片4fの近傍(注出通路Ra側)に設けることができる。また、本形態では、先端4tを省略しているが、他の形態と同様に設けることもできる。
また、図14〜16には、本発明の第4の形態を採用した詰め替え容器20である。なお、以下の説明において、他の形態と実質的に同一の部分は、同一の符号をもって、その説明を省略する。
本形態では、延長部4b1は、図14に示すように、他の形態と同様、天壁部3の裏面から一体に垂下するとともに、図15に示すように、2つ割りの壁部としてなる。延長部4b1は、図16(b)に示すように、左右に対向配置されている。この場合も、延長部4b1は、詰め替え容器20の充填空間S20を外界に通じさせる機能を発揮する。また、パイプ5を配置する場合には、パイプ5は、2つの延長部4b1の間に嵌合保持できる。
なお、図17は、本体容器30の適用例であり、本体容器30には、液体噴出器40が取り付けられている。液体噴出器40は、口部31に固定されるベース41を有し、ステム42を介してヘッド43が設けられた既存のポンプであり、ヘッド43に設けられたノズル44を通して詰め替えられた内容液Cを取り出すことができる。なお、符号50は、ステム42に対して着脱可能に取り付けられたストッパであり、ステム42に対して着脱可能に嵌合保持される本体51と本体51を着脱させるための把持部52を一体に備える。
上述したところは、本発明の一形態を示したにすぎず、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。例えば、固定部2は、その内側にねじ部2aを有し、このねじ部2aが口部21に設けられたねじ部21aと合さることで、容器口部21に螺着させるものである。このため、本形態では、回り止め手段として、例えば、図1及び図4(b)に示すように、口部21に突起21bを設けるとともに、この突起21bを乗り越えて互いの相互間で挟持する2つの突起2bを固定部2の内側に設けている。これにより、口部21に螺着させたのち、注出キャップ1が軸線O周りに回転することを阻止する。
これに対し、本発明によれば、固定部2の内側に係合リブ2aを設け、この係合リブ2aが口部31に設けられた係合リブ31aと嵌合することで、固定保持することもできる。
また、詰め替え容器20は、保形性を有して変形し難いハードタイプの容器は勿論、変形及び復元の可能な可撓性を有するソフトタイプの容器、或いは、内層と外層の二層を有し内層が外層に対して剥離可能な剥離容器など、様々な容器に適用することができる。更に、本発明に従えば、各形態の構成要素は、各形態の相互間で転用することができる。
本発明は、容器の口部に固定される固定筒と、容器の口部上端に配置されるとともに固定筒に一体に設けられた天壁部と、当該天壁部から一体に起立してその内側に容器に通じる通路を形成する筒体部とを備える注出キャップであれば、様々なものに適用することができる。また、内容物も液体に限定されることなく、粉体等の流動体に適用できる。
1 注出キャップ
2 固定部
3 天壁部
3a シール部
3b 凸部
4 筒体部
4a 注出通路輪郭壁
4b 空気置換通路輪郭壁
4b1 空気置換通路輪郭壁延長部
4c 隙間通路輪郭壁
4d 筒体部先端部(封止部)
4e 連結部(切断面)
5 パイプ
A 筒体部開口部
Aa 注出通路開口部
Ab 空気置換通路開口部
Ac 隙間通路開口部
fa 注出通路内周面
fb 空気置換通路内周面
fc 隙間通路内周面
R 筒体部の内側に形成された通路
Ra 注出通路(通路R)
Rb 空気置換通路(通路R)
Rc 隙間通路(通路R)
ra 曲率半径(注出通路輪郭壁)
rb 曲率半径(空気置換通路輪郭壁)
rc 曲率半径(隙間通路輪郭壁)
20 詰め替え容器
21 容器口部
30 本体容器
31 容器口部

Claims (5)

  1. 容器の口部に固定される固定筒と、容器の口部上端に配置されるとともに固定筒に一体に設けられた天壁部と、当該天壁部から一体に起立してその内側に容器に通じる通路を形成する周壁で形作られた筒体部とを備える注出キャップであって、
    筒体部の周壁は、内容物の注出通路を形作る注出通路輪郭壁と、空気置換路を形作る空気置換通路輪郭壁と、当該注出通路と空気置換通路とを通じさせる狭隘な隙間を形作る括れ輪郭壁からなるとともに、
    当該筒体部の先端部が周壁の上端に切断可能な連結部を介して連結された封止栓を構成し、
    空気置換通路輪郭壁は、天壁部を通って容器の口部に向かって延長される延長壁を有することを特徴とする注出キャップ。
  2. 請求項1において、延長壁の内周面は、パイプを保持する形状に形作られていることを特徴とする注出キャップ。
  3. 請求項1又は2において、天壁部は、筒体部から放射状に伸びる凸部又は凹部を備えることを特徴とする注出キャップ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、筒体部は、その横断面形状が括れを有する瓢箪形の周壁で形作られていることを特徴とする注出キャップ。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、筒体部の内周面に、連結部を縦断するように軸線に沿って伸びる凹溝を形成したことを特徴とする注出キャップ。
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