JP2005343551A - 液体容器の注ぎ口構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 注ぎ口の狭い容器から液体を静かに排出して、少量だけ注ぐことができる液体容器の注ぎ口構造を提供するものである。
【解決手段】 液体容器1の注ぎ口4に、メッシュ14を張付けたリング12を取付け、このリング12の上面に通気口16を開口して、この通気口16に容器内側に向かって通気パイプ17を、その下端が液体容器1の首部6の下方まで延出するように取付け、液体2をメッシュ14から排出し、空気5を通気パイプ17から容器内部に取入れて静かに注ぐことができるものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液体容器の注ぎ口構造に関するものである。
図8に示すように、ペットボトルなどプラスチック容器1に入っている飲料や、液体調味料、油などの液体2をコップ3などの小さな容器に移す時に、プラスチック容器1を傾けるとボコボコという音をたてながら、脈打つて注ぎ口4から離れた位置に注がれるため、コントロ−ルが難しく、こぼしてしまうことがある。特にコンロを使用してフライパンなどで加熱調理をしている時に、容器から直接油を注ぐと、飛び跳ねてしまい火災になる危険性もあった。
一般に2リットル程度の大型のペットボトルの注ぎ口2は、容積に比べて注ぎ口4が狭く、図9(A)に示すように液体2が注ぎ口4から出ると、図9(B)に示すように同量の空気5が容器1内に入る。注ぎ口4が狭いため、液体2の流出と空気5の流入が交互に行われるため、ボコボコという音をたてながら、脈打つて注がれる。このため、跳ねて注ぎ口4から離れた先に注がれてしまう問題があり、少量だけコップ3に注ぐのが難しかった。
本発明は上記問題を改善し、注ぎ口の狭い容器から液体を静かに排出して、少量だけ注ぐことができる液体容器の注ぎ口構造を提供するものである。
本発明の請求項1記載の液体容器の注ぎ口構造は、液体容器の注ぎ口に、メッシュを張付けたリングを取付け、このリングの上面に通気口を開口して、この通気口に容器内側に向かって通気パイプを、その下端が液体容器の首部の下方まで延出するように取付けたことを特徴とするものである。
本発明の請求項2記載の液体容器の注ぎ口構造は、液体容器の注ぎ口を形成した首部に取付けられた円筒体と、この円筒体の上部に、着脱自在に嵌合して前記注ぎ口を密閉するキャップとが一体に連結され、前記円筒体の上部の注ぎ口に、メッシュを張付けたリングを取付け、このリングの上面に通気口を開口して、この通気口に容器内側に向かって通気パイプを、その下端が液体容器の首部の下方まで延出するように取付けたことを特徴とするものである。
本発明に係る請求項1記載の液体容器の注ぎ口構造によれば、通気パイプを上にして液体容器を手に持って傾けると、内部の液体はメッシュを通って排出され、同時に空気は通気口から通気パイプを通って内部に流入し、空気との交換が行なわれて静かにコップに注ぐことができる。
この時メッシュは、排出される液体の抵抗となって、編み目が液体によって塞がれて空気が流入しにくい状態となり、空気は抵抗の少ない通気パイプを通って液体容器内に流入する。断面積の狭い首部では、液体と空気の流路が隔離されているので、衝突して乱流が発生することがなくスムースに排出され、コントロールが容易で、少量だけコップに注ぐ場合に効果的である。
また請求項2記載の液体容器の注ぎ口構造によれば、キャップをワンタッチで外すことができ、キャップを外してから液体容器を傾けると、内部の液体はメッシュを通って排出され、同時に空気は通気口から通気パイプを通って狭い首部の先の広がった部分から流入するので静かに注ぐことができる。
液体容器を傾けた時に、跳びはねることなく静かに注ぐことができる液体容器の注ぎ口構造を実現した。
以下本発明の実施例を図1ないし図4を参照して詳細に説明する。図1はペットボトルやガラス瓶などの液体容器1の注ぎ口4に、注ぎ口キャップ10を取付けた状態を示すものである。この注ぎ口キャップ10は図2および図3に示すように、外周に段部11を形成したリング12の上面にハート形の開口部13が形成され、このリング12の裏面にメッシュ14が取付けられ、更にこの裏面を押えワッシャ15で押えてメッシュ14が挟持されている。
またリング12の開口部13の横には、通気口16が開口され、ここに通気パイプ17が挿着されている。この通気パイプ17の下端は図1に示すように液体容器1の首部7の下方の広がった部分まで延出するように形成されている。この注ぎ口キャップ10は図1に示すように、ねじ山7を形成した首部6の注ぎ口4に、リング12の段部11を嵌合させて取付ける。
前記メッシュ14としては例えばテトロンやナイロン、レーヨンなどのプラスチック繊維や、ステンレスや真ちゅうなどの金属繊維で形成されたものを使用することができ、液体容器1に封入される液体2の種類により最適なものを選定する。
またメッシュ14の編み目は、排出される液体2の抵抗となって、編み目が液体2によって塞がれ、空気が流入しにくい大きさが必要である。また液体2の粘度や乾燥後のメッシュ14に付着する状態も考慮し、例えば醤油などの場合には、おおよそ20〜50#の比較的編み目の粗いものが好適で、使用後にキャップを外して水洗いできるものが良い。また天ぷら油の場合には20〜50#、清涼飲料水の場合には30〜50#、アルコールなど粘度が低いものに使用する場合には50〜70#の編み目の小さいものが好ましい。
通気パイプ17の材質については、プラスチックや金属製など種々の材質のものを使用することができるが、封入する液体2に対して反応しないことが必要である。また通気パイプ17の長さは、液体容器1の首部6の下方まで延出する長さが必要であり、余り長すぎても効果は変わらない。2リットルのペットボトルの場合には3〜5cm程度が良い。
また通気パイプ17の内径、つまり断面積は、開口部13の断面積により調整するが、開口部13の断面積の12〜25%程度が良い。開口部13に比べて通気パイプ17の断面積が少ないと空気の吸い込みが少なく、また断面積が広すぎると通気パイプ17からも液体2が排出されてしまい効果が少なくなるからである。
上記構成の注ぎ口キャップ10を取付けた液体容器1から、コップ3に液体2を注ぐ時には、図4に示すように通気パイプ17を上にして液体容器1を手に持って傾ける。内部の液体2はメッシュ14を通って排出され、同時に空気5は通気口16から通気パイプ17を通って内部に流入し、空気との交換が行なわれて静かにコップ3に注ぐことができる。このためコントロールが容易で、大容量のペットボトルから少量だけコップ3に注ぐ場合に効果的である。
つまりメッシュ14は、排出される液体2の抵抗となって、編み目が液体2によって塞がれて空気5が流入しにくい状態となり、空気5は抵抗の少ない通気パイプ17を通って液体容器1内に流入する。断面積の狭い首部6では、液体2と空気5の流路が隔離されているので、衝突して乱流が発生することがなくスムースに排出され、排出量のコントロールも容易である。
図5および図6は本発明の他の実施例を示すもので、液体容器1の注ぎ口4を形成する首部6に、プラスチック製の円筒体18が被せられている。またこの円筒体18の上部に連結片19でキャップ20が連結されて一体に形成され、このキャップ20が円筒体18の上部に着脱自在に嵌合するようになっている。
また円筒体18には段部21が形成され、上面のリング12に楕円形状の開口部13と、通気口16が開口されている。更に開口部13と通気口16を囲むように環状突起22が突設されている。また前記キャップ20の内側には、前記環状突起22の内径とほぼ等しい外径の環状突起23が突設されて、キャップ20を閉じた状態で注ぎ口4をシールするようになっている。
またキャップ20の内側には図6に示すように、内筒25が挿着され、この上面に前記リング12と同形状のリング26が形成され、両開口部13、13の間にメッシュ14が挟持されている。また通気口16には通気パイプ17が取付けられ、この下端は液体容器1の首部6の下方まで延出するように形成されている。
この液体容器の注ぎ口構造は、キャップ20をワンタッチで外すことができ、キャップ20を外してから、通気パイプ17を上に向けて液体容器1を傾けると、図4と同様に内部の液体2はメッシュ14を通って排出され、同時に空気5は通気口16から通気パイプ17を通って首部6の先の広がった部分から流入し、狭い首部6で空気5と衝突することなく交換が行なわれて静かに注ぐことができる。
図7は本発明の他の実施例を示すもので、液体容器1として、薬品や油、燃料などを収納する角型の金属缶の注ぎ口4に、図2に示す注ぎ口キャップ10と同様のものを取付けたものである。この金属缶は首部6が短いので、通気パイプ17はこれよりやや長い程度で良い。特に大容量の金属缶は注ぎ口4も大きくなるが、液体2の排出状態は、空気を吸い込む通気パイプ17の内径により規定されるため、金属缶を傾けた時に少量ずつ排出することができる。
本発明の実施例による液体容器の注ぎ口構造を示す断面図である。 図1の注ぎ口キャップを示す斜視図である。 図2の注ぎ口キャップを示す断面図である。 注ぎ口キャップから液体が排出されている状態を示す断面図である。 本発明の他の実施例による液体容器の注ぎ口構造を示す斜視図である。 図5の注ぎ口構造を示す断面図である。 本発明の他の実施例による金属缶に注ぎ口キャップを取付けた状態を示す断面図である。 従来の液体容器から液体をコップに注いでいる状態を示す正面図である。 従来の液体容器から液体が排出される状態を示す説明図である。
符号の説明
1 液体容器
2 液体
3 コップ
4 注ぎ口
5 空気
6 首部
7 ねじ山
10 注ぎ口キャップ
11 段部
12 リング
13 開口部
14 メッシュ
15 ワッシャ
16 通気口
17 通気パイプ
18 円筒体
19 連結片
20 キャップ
21 段部
22 環状突起
23 環状突起
25 内筒
26 リング

Claims (2)

  1. 液体容器の注ぎ口に、メッシュを張付けたリングを取付け、このリングの上面に通気口を開口して、この通気口に容器内側に向かって通気パイプを、その下端が液体容器の首部の下方まで延出するように取付けたことを特徴とする液体容器の注ぎ口構造。
  2. 液体容器の注ぎ口を形成した首部に取付けられた円筒体と、この円筒体の上部に、着脱自在に嵌合して前記注ぎ口を密閉するキャップとが一体に連結され、前記円筒体の上部の注ぎ口に、メッシュを張付けたリングを取付け、このリングの上面に通気口を開口して、この通気口に容器内側に向かって通気パイプを、その下端が液体容器の首部の下方まで延出するように取付けたことを特徴とする液体容器の注ぎ口構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013049446A (ja) * 2011-08-30 2013-03-14 Yoshino Kogyosho Co Ltd 注出キャップ
WO2023085794A1 (ko) * 2021-11-10 2023-05-19 주식회사 엘지에너지솔루션 원통형 이차전지에 전해액을 주입하는 주액기 입구 구조물

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