JP6340727B2 - 詰め替え容器 - Google Patents
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Description
また、中栓の注出口を開封した後に、該中栓に対して本容器の口部を螺着するため、その螺合作業中に誤って詰め替え容器を倒すと、詰め替え容器内の内容物がこぼれ出るおそれがあった。
さらに、中栓に本容器の口部を螺着する際には、該本容器を倒立姿勢にするため、本容器内に内容物が残留していると、該内容物がこぼれるおそれがある。従って、本容器内の内容物を使い切った後でないと、詰め替え作業を行い難かった。
また子供や高齢者等の力の弱いものであっても容易に開封できるように、閉塞板の抜栓がスムーズに行われることが望まれていた。
本容器に詰め替える内容物が収容される容器本体と、容器本体から容器軸方向に沿った容器本体の外側に向けて延在すると共に本容器の注入口内に差し込み可能とされ且つ先端部に注出口が形成された注出筒と、注出口を閉塞すると共に注出口の開口周縁部に破断可能な弱化部を介して連結された閉塞板と、本容器の注入口部の開口端縁に係止可能なフック部と、閉塞板から注出筒の径方向外側に略U字形状に配置されてフック部に連結される操作突片と、注出筒の上端部の少なくとも一部を注出口よりも上方に延出させた延長突部と、を備える詰め替え容器であって、閉塞板を含む注出筒の上端面を、注出筒の内方に向かって徐々に陥没する湾曲面で形成したことを特徴とする、と云うものである。
また、容器本体と本容器とを容器軸方向に沿って相対的に接近移動させるまで、注出口は閉塞板によって閉塞されているので、詰め替え前の段階で容器本体内の内容物がこぼれることもない。
さらに、本容器を倒立姿勢にすることなく、未開封の詰め替え容器を倒立姿勢にして詰め替え作業を行うので、例えば本容器内の内容物が残留している場合であっても、この内容物をこぼすことなく詰め替え作業を行うことができる。
また、閉塞板を含む注出口の上端部を、周縁部から中央部に向かって徐々に陥没する湾曲面で形成することにより、閉塞板を容易に抜栓することができる。
また大きな破断力が不要となるため、子供や高齢者等の力の弱いものであって閉塞板の抜栓をスムーズに行うことができる。
(詰め替え容器の構成)
図1に示すように、本実施形態の詰め替え容器1は、本容器A(図7〜図9参照)に詰め替える図示しない内容物が収容された有底筒状の容器本体2と、容器本体2の口部2aに装着される注出口部材9と、を備える。注出口部材9が形成する注出筒3は、本容器Aにおける円筒状の注入口部A1の内径よりも細身に形成され、注入口部A1内に差し込み可能である。この注出筒3を注入口部A1内に差し込んだ状態で、詰め替え容器1から本容器Aへ内容物の詰め替えがなされる。
なお、操作突片5は、最上部5bよりも高く延長突部43が起立することで、操作突片5の特に最上部5bに対する上方からの外力が加わることを規制する。
次に、詰め替え容器1から本容器Aに内容物を詰め替える際の手順について説明する。
まず、図7に示すように、未開封の詰め替え容器1を上下反転して倒立姿勢とし、この詰め替え容器1の注出筒3の先端部(図7では下端部)を、同図に示す正立姿勢の本容器Aの注入口部A1に上方から挿入する。このとき、注出筒3の延長突部43がガイドとなり、注出筒3を注入口部A1に挿入し易い。
なお、支点突起51は、支点として機能するために平坦壁部42の上端部46であって操作突片5の突片リブ5aに向かって起立設している。支点突起51を正面視した形状は、図2に示すような矩形平板状のものだけではなく、円柱状や角柱状のものでも構わないが、その先端の断面形状は上記のようにR形状が好ましい。また、支点突起は1個だけではなく、複数設けても構わない。
ここで、傾斜辺4cに設けられた弱化部30が延びる方向と側辺4bに設けられた弱化部30が延びる方向とは同じではないが、側辺4bと傾斜辺4cとの接続部分4eを湾曲状の弱化部30aで連結したことにより、破断が進む方向が緩やかに切り替わるようになり、一度の作業でスムーズに破断させることが可能となる。
例えば、上記実施例では、閉塞板4を含む注出筒3の上端面3A断面の湾曲面を略シリンドリカル凹面状(又は略円筒凹面状)として説明したが、上端面3A全体が注出筒3の内方に向かって徐々に陥没するクレーター状であってもよい。
また切り残し部31があれば閉塞板4等の本容器内への脱落が確実に防止されるが、切り残し部31をなくして閉塞板4の全周を破断するように構成してもよい。
2 : 容器本体
2a : 口部
3 : 注出筒
3a : 注出口
3A : 注出口の上端面
4 : 閉塞板
4a : 底辺
4b : 傾斜辺
4c : 側辺
4d : 頂点
4e : 接続部分
4A : 閉塞板の上端部(下端部)
4B : 閉塞板の底部(頂部)
5 : 操作突片
5a : 突片リブ
6 : 連結部
7 : 突片本体
7a : 突片本体の先端部
9 : 注出口部材
10 : 装着筒
11 : 筒部
13 : フランジ部
13a: フランジ部の上面
14 : シール筒
21 : フック部
21a: 下方延出部
21b: 底壁部
21c: 外壁部
22 : 内側面
23 : 外側面
24 : 外壁内側面
30 : 弱化部
31 : 切り残し部
33 : 接続部
41 : 湾曲壁部
42 : 平坦壁部
43 : 延長突部
44 : リブ
44a: 変位上面
46 : 上端部
51 : 支点突起
A : 本容器
A1 : 注入口部
O : 容器軸
Claims (6)
- 本容器(A)に詰め替える内容物が収容される容器本体(2)と、該容器本体(2)から容器軸(O)方向に沿った該容器本体(2)の外側に向けて延在すると共に該本容器(A)の注入口(A1)内に差し込み可能とされ且つ先端部に注出口(3a)が形成された注出筒(3)と、該注出口(3a)を閉塞すると共に該注出口(3a)の開口周縁部に破断可能な弱化部(30)を介して連結された閉塞板(4)と、前記本容器(A)の前記注入口部(A1)の開口端縁に係止可能なフック部(21)と、前記閉塞板(4)から前記注出筒(3)の径方向外側に略U字形状に配置されて前記フック部(21)に連結される操作突片(5)と、注出筒(3)の上端部の少なくとも一部を注出口(3a)よりも上方に延出させた延長突部(43)と、を備える詰め替え容器であって、
前記閉塞板(4)を含む注出筒(3)の上端面(3A)を、注出筒(3)の内方に向かって徐々に陥没する湾曲面で形成したことを特徴とする詰め替え容器。 - 注出筒(3)の上端部の延長突部(43)とは反対側の位置に、操作突片(5)の下面に向かって突出する支点突起(51)を起立設すると共に、該支点突起(51)の先端部の断面形状をR形状とした請求項1記載の詰め替え容器。
- 操作突片(5)の下面に、支点突起(51)に係合する突片リブ(5a)を湾曲状に付設した請求項2記載の詰め替え容器。
- 操作突片(5)の一端部である連結部(6)を、閉塞板(4)上の延長突部(43)に最も近づく側に位置する弱化部(30)近傍に形成した請求項1乃至3のいずれか一項に記載の詰め替え容器。
- 閉塞板(4)を、注出口(3a)の開口周縁部に接続される底辺(4a)と、該底辺(4a)の両端から前記底辺(4a)に対して略垂直に延びる一対の側辺(4b)と、該一対の側辺(4b)から互いに接近する方向に斜めに延びる一対の傾斜辺(4c)とを有し、該一対の傾斜辺(4c)が互いに交わる点を頂点(4d)とする略ホームベース状に形成すると共に、弱化部(30)を、前記底辺(4a)を除く各辺(4b,4c)に沿って形成し、且つ前記側辺(4b)と前記傾斜辺(4c)との接続部分(4e)を湾曲状の弱化部(30a)で形成した請求項1乃至4のいずれか一項に記載の詰め替え容器。
- 閉塞板(4)と操作突片(5)との連結部(6)を、前記閉塞板(4)の頂点(4d)近傍に設けた請求項5記載の詰め替え容器。
Priority Applications (1)
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ID=55228113
Family Applications (1)
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2014
- 2014-06-30 JP JP2014134302A patent/JP6340727B2/ja active Active
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