JPH07277400A - 容器の蓋 - Google Patents

容器の蓋

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JPH07277400A
JPH07277400A JP6069820A JP6982094A JPH07277400A JP H07277400 A JPH07277400 A JP H07277400A JP 6069820 A JP6069820 A JP 6069820A JP 6982094 A JP6982094 A JP 6982094A JP H07277400 A JPH07277400 A JP H07277400A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体高純度薬品及び一般の化学薬品等が貯
留された容器へのホースの接続及び切り離しの容易化及
び安全化を図る。 【構成】 容器1の開口部1aに取り付けられる蓋本体
21の上面側に凹部22を形成する。凹部22を構成す
る底部22aに、内部に流体通路26を有するプラグ部
23を上方へ突出させた状態に一体的に設ける。内部に
流体通路42を有しかつプラグ部23に接続可能なソケ
ット10に、アダプタ8を介してホース9を接続する。
容器1の開口部1aに取り付けた蓋本体21のプラグ部
23にソケット10を接続することにより、容器1にホ
ース9を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体高純度薬品及
び一般化学薬品を貯留する容器の開口部に取り付けられ
る蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体降順度薬品及び一般化学
薬品は、これら薬品に十分耐え得る容器内に貯留されて
いる。従来より、この種の化学薬品は、生産工場にて前
記容器に充填され、この容器に形成された開口部に蓋を
嵌め込んだ状態にて搬出される。そして、この容器に貯
留された液体を使用する場合には、図4に示すように、
容器1の開口部1a、1aに嵌め込まれていた蓋を取り
外して、管路2が接続された蓋体3及び前記管路2のな
い蓋体4をそれぞれ取り付け、図5に示すように、蓋体
3、4に形成されためねじ部5へアダプタ6の一端部を
ねじ込み、さらに、アダプタ6の他端部に、既製のプラ
グ7を接続し、このプラグ7に、アダプタ8を介してホ
ース9が接続されたソケット10を接続した状態にて、
ポンプPによって容器1内の液体を管路2を介して蓋体
3に接続されたホース9へ送り出していた。また、この
とき、容器1内が負圧とならないように、他方側の開口
部1aに接続したホース9から清浄な空気を取り入れて
いた。なお、図5中符号11は、蓋体3、4と容器1の
開口部1a、1aとのシールを行なうOリングである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な接続の仕方にあっては、その接続部に複数の接続部品
を使用しなければならず、このため、その接続作業に多
大な手間及び時間を要していた。また、接続箇所が多い
ため、液漏れの恐れが高く、さらには、容器1に取り付
けたプラグ7が容器1の外周から突出してしまい、輸出
用規格(UL規格)に不適合となってしまうという問題
があった。また、この接続部を引っ掛けて、接続箇所を
破損させてしまったり容器1を転倒させて貯留されてい
る液体を流出させてしまう危険性もなしとはしないもの
であった。
【0004】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、極めて容易にかつ安全に接続及び切り離しを行な
うことができるとともに容器からの突出による障害のな
い容器の蓋を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の容器の蓋は、高純度薬品及び一般化
学薬品を貯留する容器に形成された開口部に、ホースを
接続するための容器の蓋であって、前記開口部に取り付
けられる蓋本体に、前記ホースが接続されたソケットが
接続可能なプラグ部が一体に設けられたことを特徴とし
ている。また、請求項2記載の容器の蓋は、請求項1記
載の容器の蓋において、前記プラグ部が、筒状に形成さ
れた流体通路を有する主筒体と、この主筒体の内部にて
摺動可能に設けられ、前記ソケットによって前記主筒体
の後端部方向へ押圧されるバルブと、このバルブを前記
主筒体の先端部方向へ付勢する付勢手段と、前記主筒体
の先端部に形成され、前記付勢手段によって付勢される
バルブが当接されて前記流体通路を閉塞する弁座とを具
備してなり、前記バルブが前記ソケットの接続によって
前記付勢手段の付勢力に反して押圧され、前記流体通路
が開口されることを特徴としている。
【0006】さらに、請求項3記載の容器の蓋は、請求
項1または請求項2記載の容器の蓋において、前記蓋本
体に、その上面側に凹部が形成され、前記プラグ部は、
前記凹部の底部から上方へ突設されてなることを特徴と
している。また、請求項4記載の容器の蓋は、請求項3
記載の容器の蓋において、前記プラグ部の先端部が、前
記蓋本体の上面よりも下方に位置されてなることを特徴
としている。
【0007】
【作用】そして、請求項1記載の容器の蓋によれば、容
器の開口部に蓋本体を取り付け、この蓋本体に設けられ
たプラグ部へソケットを接続させることにより、容器と
ホースとの接続が行なわれる。また、請求項2記載の容
器の蓋によれば、ソケットを接続すると、このソケット
によってバルブが付勢手段の付勢力に反して後端部方向
へ押圧され、主筒体の流体通路が開口される。さらに、
請求項3記載の容器の蓋によれば、プラグ部とソケット
との接続を解除することにより、プラグ部とソケット部
との接続箇所からホース内に残留していた液体が流出す
ると、この液体がプラグ部を伝わって蓋本体の上面側に
形成された凹部内に貯留される。また、請求項4記載の
容器の蓋によれば、プラグ部の先端部が、蓋本体の上面
よりも下方に位置されているので、このプラグ部の先端
部が突出することによる障害が防止される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の容器の蓋の実施例を図によっ
て説明する。図1において、符号21は、蓋本体であ
る。この蓋本体21には、その上面側に凹部22が形成
されており、この凹部22の中心には、凹部22を構成
する底部22aから上方へ突出されたプラグ部23が一
体に設けられている。また、蓋本体21の下面側には、
管路2が螺合されるめねじ部24が形成されており、こ
のめねじ部24へ前記管路2がねじ込まれて接続されて
いる。
【0009】次に、前記プラグ部23の構成及び構造を
説明する。符号25は、内部に流体通路26が形成され
た主筒体であり、その先端部70は、蓋本体21の上面
よりも下方側に位置している。また、この主筒体25の
内部には、先端部近傍に、Oリング28が取り付けられ
たバルブ27が摺動可能に設けられており、このバルブ
27には、Oリング28よりも後端部側に、バルブ27
の内部と外部とに連通する流路31が形成されている。
【0010】また、バルブ27の後端部には、スプリン
グ32が嵌め込まれており、このスプリング32によっ
て、前記バルブ27が主筒体25の先端方向へ付勢さ
れ、バルブ27の先端部近傍に設けられたOリング28
が、主筒体25の先端部に形成された開口部26aの弁
座33に当接されて流体通路26が閉鎖されるようにな
っている。なお、符号34は、主筒体25の流体通路2
6に嵌め込まれて前記スプリング32を係止するストッ
パである。また、主筒体25の外周面には、円周方向へ
亘って形成された環状の係止溝35が形成されており、
この係止溝35には、プラグ部23へソケット10を接
続した際に、後述する施錠ボール59が係合するように
なっている。
【0011】次に、上記構造のプラグ部23へ接続され
るソケット10の構成及び構造を説明する。符号41
は、内部に流体通路42が形成された主筒体であり、こ
の主筒体41の内部には、バルブ43が摺動可能に設け
られている。このバルブ43の先端部には、押圧突起4
4が形成されており、この押圧突起44が、主筒体41
の開口部42aから突出されている。また、バルブ43
の先端部近傍には、Oリング45が取り付けられてお
り、このOリング45よりも後端部側には、バルブ43
の内部と外部とに連通する流路46が形成されている。
【0012】また、バルブ43の後端部には、スプリン
グ47が嵌め込まれており、このスプリング47によっ
て、前記バルブ43が主筒体41の先端方向へ付勢さ
れ、バルブ43の先端部近傍に設けられたOリング45
が、主筒体41の先端部に形成された開口部42aの弁
座48に当接されて流体通路42が閉鎖されるようにな
っている。なお、符号49は、主筒体41の流体通路4
2に嵌め込まれて前記スプリング47を係止するストッ
パである。また、主筒体41の先端部側には、凹部51
が形成されており、この凹部51に、前記プラグ部23
の主筒体25が嵌合されるようになっている。この凹部
51の内面側には、Oリング52が嵌め込まれており、
凹部51に前記プラグ部23の主筒体25を嵌合させた
際に、プラグ部23の主筒体25の外周面へ密着され、
凹部51の内周面とプラグ部23の主筒体25の外周面
とがシールされるようになっている。
【0013】また、主筒体41の外周には、スリーブ5
3が摺動可能に設けられており、主筒体41の先端部に
設けられたストップリング54によって主筒体41の先
端部からのスリーブ53の脱落が防止されている。この
スリーブ53には、その先端部近傍における内面側に突
起部55が形成されており、この突起部55と主筒体4
1の外周面に形成された段部56との間には、スプリン
グ57が設けられている。そして、このスプリング57
によってスリーブ53が、主筒体41の先端部方向へ常
に付勢されている。
【0014】また、主筒体41の先端部近傍には、円周
方向へ間隔をあけてすり鉢状の孔部58が形成されてお
り、この孔部58には、施錠ボール59が設けられてい
る。そして、前記スリーブ53を主筒体41の後端部方
向へ移動させた状態にて、施錠ボール59が主筒体41
の凹部51の内面側へ出没可能とされ、スリーブ53が
スプリング57の付勢力によって先端部側へ移動された
際に、スリーブ53の突起部55によって施錠ボール5
9が内面側に押圧されて、その一部が凹部51から突出
された状態に維持されるようになっている。また、主筒
体41の後端部には、めねじ部61が形成されており、
このめねじ部61には、ホース9が接続されたアダプタ
8が螺合されるようになっている。
【0015】また、図2において、符号62は、容器1
の他の開口部1aに、清浄な空気を容器1内に取り込む
ためのホース9を接続する際に用いられる蓋本体であ
り、上記蓋本体21の管路2が取り付けられるめねじ部
24を具備しない以外は、上記蓋本体21とその構造が
同一であるので、同一構造部分に同一符号を付して説明
を省略する。
【0016】次に、上記構成の容器の蓋を用いて容器1
へホース9を接続する接続作業を、図3を参照して説明
する。まず、容器1の開口部1a、1aにねじ込まれた
蓋を取り外し、この開口部1a、1aへ蓋本体21、6
2をねじ込んでそれぞれ取り付ける。なお、蓋本体21
を取り付ける際には、蓋本体21に固定された管路2
を、開口部1aへ挿通させてから開口部1aへねじ込み
固定する。このようにすると、管路2の端部が、容器1
の底部近傍位置となるように、容器1の開口部1aに蓋
本体21が固定される。この状態において、アダプタ8
を介してホース9が接続されたソケット10を、蓋本体
21、62のプラグ部23へ接続させる。ここで、ソケ
ット10をプラグ部23へ接続させる場合、まず、ソケ
ット10のスリーブ53を、主筒体41の後端部側へ、
スプリング57の付勢力に反して移動させ、この状態に
て、ソケット10の凹部51へプラグ部23の主筒体2
5を嵌合させる。
【0017】この状態において、スリーブ53の移動を
解除させると、このスリーブ53がスプリング57の付
勢力によって主筒体41の先端部方向へ移動され、スリ
ーブ53の内面側に形成された突起部55によって施錠
ボール59が内面側へ押圧され、その一部が凹部51内
へ突出され、プラグ部23の主筒体25の外周面に形成
された係止溝35へ係合し、これらプラグ部23とソケ
ット10との確実な接続状態が確保される。このように
すると、ソケット10のバルブ43の先端部に形成され
た押圧突起44が、プラグ部23のバルブ27の先端部
に当接し、これらバルブ27、43同士が、互いに押圧
されて、それぞれスプリング32、47の付勢力に反し
て主筒体25、41の後端部方向へ移動される。
【0018】これにより、主筒体25、41の開口部2
6a、42aがそれぞれ開口され、主筒体25、41の
それぞれの流体通路26、42同士が、バルブ27、4
3に形成された流路31、46を介して連通した状態と
なる。上記のようにして、それぞれ容器1の開口部1a
にホース9を接続した状態にて、一方のホース9に設け
られたポンプPを駆動させると、容器1内の液体が、管
路2を介してホース9へ引き込まれる。なお、このと
き、他方のホース9から容器1内に清浄な空気が引き込
まれ、容器1内の負圧が解消される。
【0019】ここで、本実施例の容器の蓋によれば、蓋
本体21、62に形成されたプラグ部23へソケット1
0を接続するだけで、ホース9を容器1の開口部1aへ
接続することができ、容器1の開口部1aにホース9を
接続するために、多数の接続部品を用いる従来の接続の
仕方と比較して、その接続作業を大幅に簡略化させるこ
とができる。また、接続箇所を大幅に少なくすることが
できるので、接続箇所からの液漏れの危険性を低減させ
ることができ、しかも、容器1からの接続部分の突出高
さを低くすることができ、実験室等における作業の妨げ
を低減させることができるとともに、作業中に、接続部
分を引っ掛けてこの接続部分を破損させたりあるいは容
器1を転倒させて液漏れを生じさせるようなことがな
く、安全性を大幅に向上させることができる。
【0020】また、蓋本体21、62の上面側に形成さ
れた凹部22を構成する底部22aにプラグ部23が形
成されているので、例えば、ホース9を取り外すべく、
プラグ部23とソケット10との接続を解除した際に、
僅かに流れ出すホース9内の液体が、プラグ部23を伝
わって凹部22内に溜まるため、僅かに流れ出したホー
ス9内の液体による床面の汚染、損傷を防止することが
できる。さらに、蓋本体21、62に一体に設けられた
プラグ部23は、その先端部70が蓋本体21、62の
上面位置よりも下方側に位置しているので、この蓋本体
21、62を開口部1aへ付けても、プラグ部23が容
器1の外周から突出することはなく、したがって、輸出
用規格(UL規格)に適合させることができる。なお、
上記実施例の蓋本体21、62に設けられたプラグ部2
3及びこのプラグ部23に接続されるソケット10の具
体的な構成及び構造は、実施例に限定されることはな
い。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の容器の
蓋によれば、下記の効果を得ることができる。請求項1
記載の容器の蓋によれば、蓋本体に一体に設けられたプ
ラグ部へソケットを接続するだけで、ホースを容器の開
口部へ接続することができ、容器の開口部にホースを接
続するために、多数の接続部品を用いる従来の接続の仕
方と比較して、その接続作業を大幅に簡略化させること
ができる。また、接続箇所を大幅に少なくすることがで
きるので、接続箇所からの液漏れの危険性を低減させる
ことができる。
【0022】請求項2記載の容器の蓋によれば、単にプ
ラグ部へソケットを接続することにより、極めて容易に
プラグ部のバルブを付勢手段の付勢力に反して主筒体の
後端部方向へ押圧して主筒体の流体通路を開くことがで
きるので、蓋本体へのホースの接続作業の作業性をさら
に向上させることができる。請求項3記載の容器の蓋に
よれば、蓋本体の上面側に形成された凹部を構成する底
部にプラグ部が形成されているので、例えば、ホースを
取り外すべく、プラグ部とソケットとの接続を解除した
際に僅かに流れ出すホース内の液体が、プラグ部を伝わ
って凹部内に溜まるため、僅かに流れ出したホース内の
液体による床面の汚染、損傷を防止することができる。
請求項4記載の容器の蓋によれば、プラグ部の先端部が
蓋本体の上面よりも下方に位置されているので、プラグ
部が蓋本体から突出されることによる各障害、つまり規
格に対する不適合、あるいは作業中に、プラグ部を引っ
掛けてプラグ部を破損させたりあるいは容器を転倒させ
て液漏れを生じさせるようなことがなく、安全性を大幅
に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の容器の蓋の構成及び構造を説
明する容器に取り付けられた蓋本体及びソケットの断面
図である。
【図2】本発明の実施例の容器の蓋の構成及び構造を説
明する容器に取り付けられた蓋本体及びソケットの断面
図である。
【図3】本発明の実施例の容器の蓋による容器へのホー
スの接続状態を説明する容器に取り付けられた蓋本体及
びソケットの断面図である。
【図4】容器へのホースの接続状態を説明する容器の概
略断面図である。
【図5】従来の容器へのホースの接続構造を説明する接
続部分の分解側面図である。
【符号の説明】
1 容器 1a 開口部 9 ホース 10 ソケット 21、62 蓋本体 22 凹部 23 プラグ部
【手続補正書】
【提出日】平成7年3月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体高純度薬品及び一般化学
薬品は、これら薬品に十分耐え得る容器内に貯留されて
いる。従来より、この種の化学薬品は、生産工場にて前
記容器に充填され、この容器に形成された開口部に蓋を
嵌め込んだ状態にて搬出される。そして、この容器に貯
留された液体を使用する場合には、図4に示すように、
容器1の開口部1a、1aに嵌め込まれていた蓋を取り
外して、管路2が接続された蓋体3及び前記管路2のな
い蓋体4をそれぞれ取り付け、図5に示すように、蓋体
3、4に形成されためねじ部5へアダプタ6の一端部を
ねじ込み、さらに、アダプタ6の他端部に、既製のプラ
グ7を接続し、このプラグ7に、アダプタ8を介してホ
ース9が接続されたソケット10を接続した状態にて、
ポンプPによって容器1内の液体を管路2を介して蓋体
3に接続されたホース9へ送り出していた。また、この
とき、容器1内が負圧とならないように、他方側の開口
部1aに接続したホース9から清浄な空気を取り入れて
いた。なお、図5中符号11は、蓋体3、4と容器1の
開口部1a、1aとのシールを行なうOリングである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高純度薬品及び一般化学薬品を貯留する
    容器に形成された開口部に、ホースを接続するための容
    器の蓋であって、 前記開口部に取り付けられる蓋本体に、前記ホースが接
    続されたソケットが接続可能なプラグ部が一体に設けら
    れたことを特徴とする容器の蓋。
  2. 【請求項2】 前記プラグ部は、筒状に形成された流体
    通路を有する主筒体と、この主筒体の内部にて摺動可能
    に設けられ、前記ソケットによって前記主筒体の後端部
    方向へ押圧されるバルブと、このバルブを前記主筒体の
    先端部方向へ付勢する付勢手段と、前記主筒体の先端部
    に形成され、前記付勢手段によって付勢されるバルブが
    当接されて前記流体通路を閉塞する弁座とを具備してな
    り、 前記バルブが前記ソケットの接続によって前記付勢手段
    の付勢力に反して押圧され、前記流体通路が開口される
    ことを特徴とする請求項1記載の容器の蓋。
  3. 【請求項3】 前記蓋本体には、その上面側に凹部が形
    成され、前記プラグ部は、前記凹部の底部から上方へ突
    設されてなることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の容器の蓋。
  4. 【請求項4】 前記プラグ部は、その先端部が、前記蓋
    本体の上面よりも下方に位置されてなることを特徴とす
    る請求項3記載の容器の蓋。
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